2017年09月16日

母と子の剣道日誌(214)気剣体を一致させるには…?

約一年前に書いた母と子の剣道日誌(123)初段に向かって打て!(5)審査直前に、やっと手ごたえが。の中で、私は「打つコツがわかったような気がする」と私は書いていました。

確かに、この後から、面に当たる確率は以前よりも高くなったと思っています。
ですが…
いざ、試合稽古の時になると、なかなか「一本」が取れないのです。


一本が取れない…というのは、全く当たってないわけではないのです。
自分では「ばっちり当たった!」と思っているのに、審判(といっても部内の方ですが)に一本と認めてもらえない、のです。
いったい、何が不足で一本にならないのだろう…と、最近ずっと悩んでいました。


もうすぐ秋の大会なので、先日の大人稽古は試合稽古でした。
しかしやっぱり、当たっているのに一本にならなかった、と思った事が何回かあって。


先日の日曜の稽古が終わった後、大人担当のN先生に、どこが悪いのか聞いてみました。
すると
「確かに、打突部位に当たってる時はあるんだけど、気剣体が一致してないんだよね」
と。

「基本稽古の時はちゃんと打ててるんだけど、試合になると固くなっちゃって、姿勢が悪くなってるんですよ。
稽古の時に打つような感じで、試合でも打つようにするといいと思いますよ」

「あとは、打ち切ってないんだよね。打って止まっちゃうのは良くないね。もっと思い切っていかないと」



う〜ん、なるほど、”気剣体の一致ができてない”のか…。
あとは、”打ち切る”か…。


なるほどね、と思って、その次の稽古から、それを意識するようにしました。
打った後に抜けるように心がけたり、残心を取るように気を付けたり…。
それでもやっぱり、私が打ったものは一本にならなかったのです。


いったい、何を意識すれば「気剣体が一致」するのだろうか?
悩みは深まるばかりでした。



その次の水曜日の稽古の時のことです。

「神戸のおばちゃん剣士」KDさんが、ひさしぶりに来てくれました。
なんでも、しばらくずっと体調を崩していたそうで…。
まだそんなに調子は良くないのだそうですが、それでも来るなんて、KDさん、ホントに剣道がやりたいんだなと思いました。

私なんかは、自由稽古の時は、疲れて足が動かなくなるとつい休んでしまうのですが、KDさんは、時間いっぱい、他の剣友会の段位の高い男性などとも立ち合っているのです。
いろいろお忙しいようで、稽古回数はそんなに出て来れてはいないのですが、出てきた時はかなりがんばっています。そのバイタリティとチャレンジ精神には、私はとてもかないません。


その日の大人の自由稽古の時間の最初に、KDさんと基本稽古をやりました。
この日は子供が少なかったせいで、子供稽古の時間に大人も一緒にけっこうがっつりやったので、体慣らしはもう必要ありません。

切り返しをお互いやった後
「はなずきんさん、何かやりたいことありますか?なんでもお付き合いしますよ」
とKDさんが言ってくれたので
「気剣体が一致してない、というのをどうにかしたいんです」
と、これまでの経緯の説明をしました。

「じゃあ、面を打ってみてください」
とKDさんに言われ、地稽古に近いような状態で、お互い間合いを取り合ってから面を打ってみました。

「どこがマズイんですかね?」
「そうですね〜、足が先に出てないんじゃないですか。
当てよう、と思うあまりに、手が先に出てしまって姿勢が前のめりに崩れているんです。
”まず足から”を意識して、もう一度やってみてください」


「足から出る」稽古は、基本稽古ではいつもやっています。
でも、そういえば…いざ、地稽古や試合稽古になると、そこがすっぽり抜けていたかも…。
なまじ、手を引きつける癖が治って面が当たるようになった、と思っていたせいで、足がおろそかになっていた、のでしょうか。


今度は”足から”を意識して、やってみました。


「そうですよ、はなずきんさん。今の感じですよ!」


最初に構えた時の立ち姿勢については、私もいつも気をつけてはいました。
できるだけ前傾しないよう、まっすぐ立つように心がけていたのですが…
いざ打つ瞬間になった時に、手だけを出してしまっていた、ということでしょうか。

その後しばらく「足から」を意識して、KDさん相手に稽古させてもらいました。
なるほど、確かに…意識しない時よりは、姿勢がマシになった気がします。


そうか、そうだったのか!
言われてみれば「すごく基本的なこと」だったのです。
前はそれをかなり意識してやっていた時期があったのですが、最近すっぽり忘れていたようです。
そういうの、自分ではなかなかわからないものなんですね。



「KDさん、ありがとうございます。いい事、教えていただきました。
初段受審の直前の稽古でも、KDさんには的確なアドバイスをもらって本当に助かったのですが、今回もまたKDさんに助けられた気がしますよ

「いやいや、私なんてそんな、大したこと言ってないですよ。(←いつも超謙遜するキャラです(笑))
でも、はなずきんさんのお役に立てたのなら、良かったです」



その後、私との稽古を終えたKDさんは、「頼りになる弟」IDさんと立会いをしてがんばっていました。


私は時間が中途半端になってしまったのと、ちょうどいい相手が空いていなかったので、それで自由稽古を終えて、体育館の上の窓を閉めに行ったのですが…
窓のある位置からは、みんなが稽古しているのがよく見えるのです。


この人たちはみんな、剣道が好きでやりたくて、ここにわざわざ来て、がんばってるんだよね。
やる気のある人が、がんばっている光景を見れるのは、嬉しい。
そう感じる私も、本当に剣道が好きなんだなあ…
ここで剣道ができて、幸せだな。

…そう、思いました。


そろそろ、大人稽古は終わりの時間です。
私の大好きな黙想をするために、早く窓閉めを終えて下に戻らないと。


そして、整列、着座のあと…
SZ先生が
「姿勢を正して…、黙想ーツ!!」
と、張りのある掛け声をかけます。


私、SZ先生のこの掛け声、特に好きなんです。
大人稽古の時間にしか聞けない、ひそかな楽しみです。


今日も、楽しくて、ためになる稽古だったな。
KDさん、本当にありがとう。
…そう、黙想の時に考えていました。



いつも当ブログへお越し頂きありがとうございます。
当ブログは現在、人気ブログランキングに参加中です。
皆様からの応援が更新の励みとなります。
下記のリンクをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 格闘技ブログ 剣道へ
にほんブログ村

posted by はなずきん at 14:06 | Comment(0) | 親子で剣道4剣友会編(二段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする