2017年09月09日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その12)七合目救護所の「山のお医者さん」

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その11)朝食、そして出発 より続いています。

トモエ館から約15分で、七合目の救護所に到着しました。
救護所の建物はプレハブっぽい簡易なつくりです。

030_2.JPG

この救護所のすぐ上が「鎌岩館」という山小屋です。
救護所は急な岩場の横にさりげなくあるので、気を付けていないと気づかず通り過ぎてしまいそうな場所です。


建物の入り口のドアの横のチャイムを鳴らすと、大学生とおぼしきお姉さんが出てきました。
ここは千葉大学医学部に業務委託されているそうで、OBのお医者さんとボランティアの学生さんで運営しているそうで、24時間営業?なのです。
しかも、診察は無料なのです。


私たちが救護所に着いたのは、朝の6時半くらいでした。
お姉さんに”娘が膝が痛いと言っている”、という事情を話しまして…
とりあえず中の診療室に入れてもらいました。

七合目救護所のページ

すると、奥の部屋から若い男性が出てきました。
この人がドクターなのかな?
男性は娘に、どこがどのように痛いのか、いつ登り始めていつどこに到着したのかなど質問しています。
娘はよく理解していなかったので、半分くらいは私が答えましたが。
また、足を実際触ってどこが痛いかも確かめています。

昨日貼った湿布が効いたのか、ここに来た時点では娘はそんなに痛がってはいませんでした。
ただ、このまま歩き続けたらまた痛くなるかもしれない、と思い、テーピングなどをしてもらえないだろうか?と思ってここにかかったのだ、ということを説明しました。


一通りいろんな事を答えた頃…
奥の部屋から年配の男性が出てきました。
朝早い時間だったので、まだお休みだったのでしょうが、起きてきて下さったようです。

ヒゲを生やしていて、優しそうだけど、いざという時は厳しそうな、いかにも「山のお医者さん」という雰囲気の先生です。
この先生、山が好きなのかも?と思いました(^^)

おそらくさっきの若い男性は医学生で、こちらがドクターなのですね。

診療室はわりと狭い部屋なのですが、ドクターが机の前に座っていて、あと周囲に学生と思われる男性が二人、女性がふたり立っていて(勉強のためなのでしょう)、学生さんだけで診察室はぎゅうぎゅうです(笑)


「山のお医者さん」は、娘の足を動かしたり、触ったりして診てくれました。
そして、私に
「今はほとんど痛くないようだし、これから降りるということなので、そんなに膝に負担はかからないはずです。
特に何もしなくても大丈夫だと思いますよ」

と言いました。

「降りる途中でまた痛くなったら困るので、テーピングなどしてもらえないかと思ったのですが…」
「私は整形外科が専門じゃないので、テーピングがきちんとできるわけじゃないですし、
ここから降りるのはそんなにキツイ道ではないので、このままでいけると思います。
ここはどちらかというと、救命的な措置をする施設なので、テーピングもないんですよ」


私がテーピングのテープを持っている事は説明したのですが、先生はやはり必要ないのでは?という判断でした。
この時は、そうなのかな?とちょっと疑問に感じたのですが、いかにも百戦錬磨みたいな先生がそう言うので、きっと大丈夫なんだろうと思いました。


朝早く診察して下さったお礼を丁寧に言って、診療所の外に出ました。

診療所の玄関がとても狭かったので、私の靴ヒモを結ぶのは診療所のすぐ外でやっていたのですが、その時、先生が診療所の中から外の雲海を眺めに出てきました。

「今日はご来光は見えましたか?」
「はい、ラッキーなことに、きれいに見えました!」
「そうでしたか、最近見えてなかったようなので、良かったですね。」

そこで私が靴ひもを結んでいる間、ちょっと話をしたのですが…
昨日はずっと雨だったので、低体温症で診療所に来た方が多かったとのことでした。

五合目から七合目に登るまでの間に低体温になってしまうとは…
私は、登っている時は暑くてしょうがなかったのですが(笑)


この方たちは、夏の登山シーズンの間、2泊3日くらいで交替のペースでここを運営しているようです。
(本人に聞いた内容ではなく、ネットで調べました)
全くのボランティアでやられているようで、頭が下がる思いです。



そして…実際のところ、七合目から降りるのはたいした事はなかったです。
いわゆる「須走」の下山道は、かなり膝に来るようですが…。
(八合目以上から下山するのは登山道とは違う”下山道”があるのです。
七合目までだと、登ってきた道を下りるしかないのですが)

娘の膝も下山時は痛くなったりはしなかったので、先生の言うことは間違いなかったのでした!


救護所のみなさん、朝早くからお世話になりました!

(続く)


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posted by はなずきん at 23:42 | Comment(0) | 登山&トレッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする