2017年09月05日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その11)朝食、そして出発

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その10)七合目から見るご来光! より続いています。


ご来光を見た後、まずは朝食です。
昨日の夕食の時点で、お弁当をもらっていたので、それをトモエ館の食堂でいただきます。

これがお弁当です。
おこわの上に塩鮭、卵焼き、おしんこが入っています。
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ごはんはおこわだったので、味付けもしっかりしていて、冷めていても美味しかったです。
夕ご飯は量が足りないと思いましたがσ(^_^;)朝ごはんはこれで十分な量でした。

食堂でお弁当を食べるみんな。
お茶一杯はセルフサービスでもらえます。二杯目は有料(100円)です。
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朝食後、娘が「ペットボトルで透かして太陽を見ると、太陽がいっぱい見える!」というので、主人が試してみています。私もやってみましたが、確かに太陽が何個も見えました。
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5時半頃の雲海の様子。まだ、すっきりキレイに見えてます。
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さて、この日、これからどうするかですが…

昨日、膝が痛いと言っていた娘は、朝になったら痛くなくなったとは言っています。
そして娘は高山病の頭痛もなくなったということでした。

しかし、主人は一晩寝ても、まだ頭痛がしているとのこと。
主人はおそらく、上に行ったらさらに高山病の症状が悪化するのではないかと思いました。

そして娘も、これから頂上まで登ったら、また膝の調子が悪化しそうな気がしました。
昨日の後続パーティーのゆっくりペースから考えても、今日中に頂上まで登って降りるのはかなり無理がありそうです。

なので、上に登るのはあきらめ、今日はこのまま下山することにしました。
しかし、娘が降りる途中でまた膝が痛くなると困るな…と思い、いちおう七合目の救護所まで行って診てもらうことにしました。

登山(といっても下る一方ですが…)の身支度を終え、出発前にトモエ館の前で記念写真です。
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私は長袖アンダーシャツの上に、綿麻のシャツを着ています。
でも結局、登り始めたら暑くて、上のシャツは脱いでしまいましたが。
あと、頂上に行くなら寒くなるので、クライミングパンツの下にスポーツ用の吸水速乾のタイツを履く予定だったのですが、この日は下るだけなので、下にタイツははきませんでした。

ただ、タイツは寝巻代わりに、寝ている時にはいていました。
山小屋で泊まる時にどういう服装で寝るべきか、行く前に悩んだのですが、結果的には「2日目に着るアンダーシャツとタイツを寝巻代わりにする」ことで問題ありませんでした。
登山ウェアと別に寝巻を持って行ったのではかさばりますからね!

ちなみに、夜、寝袋で寝ている時はほとんど寒くありませんでした。
夕方の寝入りばなだけはちょっと寒くて、保温用のダウンジャケットも重ねて、靴下をはいて寝ていたのですが…
夜中にふたたび寝る時は靴下もダウンも脱いで、寝袋に入っているのでちょうど良かったです。

夜に起きた時は、それにプラスしてレインウェアの上着を着ていました。
ご来光の時はさらにクライミングパンツをはいていましたが、待っている間ちょっと寒かったので、ダウンも着ればよかったと思いました。


さて、身支度を整え、荷物を詰めて、いよいよ出発です。

救護所は、七合目トモエ館のすぐ上で、目視できる距離です。
しかし、そこまでは、がっつり岩場を登らねばならなかったのでした…。

トモエ館の横から上を見ると、救護所は見えています。真ん中の茶色い建物です。
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もう、雲がだいぶ出てきていて、ご来光の時のすっきり感はなくなりつつありました。


トモエ館から救護所に登る岩場。
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写真に映っているのは外人さんのパーティーです。
外国人登山客の間では、「金剛杖」(木の杖)で登り、登山途中で焼印を押してもらうのがブームのようで、かなりの外国人が金剛杖を持っていました。


トモエ館から救護所までは、だいたい15分くらいで到着しました。
距離はほとんどないのですが、傾斜がわりと急な岩場なので慎重に登らざるを得なくて、わりと時間がかかったのでした。

(続く)

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2017年09月04日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その10)七合目から見るご来光!

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その9)七合目トモエ館の夜 より続いています。


早朝4時…
スマホの目覚ましが鳴り、私が一番最初に起きましたが、家族はまだ寝ています。
家族の中で身支度に一番時間がかかるのは私なので、まずは自分だけ起きて、トイレに行って、コンタクトをはめて、着替えて、化粧をしていました。
私の場合、化粧といっても、日焼け止めを塗って眉を描くだけですが。


ところで、私はふだんはわりとトイレの回数が多いほうです。
我慢しようと思えばできないことはないのですが、ためたままにしておくのがなんとなく気持ち悪いというか…
でも、ここのトイレは一回につきチップ100円(宿泊客のみ)ですし、使えば使うほど環境に負担をかけてしまうわけなので、そんなに気軽に使うわけにもいきません。

でも最初に寝る前にも行ったし、次に目が覚めた時と、また寝る前にも行ったので、夜だけで3回も使ってしまいました。
朝起きた時にも行って、出かける前にも行ったので、合計5回です。
富士山にはどこでもトイレがあるというわけではないので、ある時に行っておかないと…と思うと、どうしても回数が多くなってしまいました。
トイレ代も馬鹿にならないなあと思いました…。


私が身支度を終えた頃、家族が起きてきました。
さっさと着替えて、ひと足先に外の様子を見に行った主人が、興奮ぎみに

「今日はご来光、見えそうだよ!
今、すごいキレイだから、早く来たら


と私と子供を呼びに来ました。
ご来光…つまり日の出は5時頃、とのことでしたが、私は4時半頃に、起きてから初めて外に出ました。


おお〜。確かに、これは日の出が見えそうな感じです。
眼下には一面の雲海が広がっていますが、上のほうはすっきりとして雲がほぼありません。
まだ星も見えていましたが、もう薄明るくなっていたので、そんなにいっぱいは見えませんでした。
これは4時半頃の様子です。
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まだ周囲は暗く、上にある山小屋の灯りが見えます。
あのあたりがひとつ上の山小屋と、救護所のようです。
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トモエ館の前に出て、ご来光を待つ宿泊客たち。
左上のほうに見えている明るい点は、金星です。
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トモエ館の前にある温度計。夜明け直前の気温、約10度です。
思ったほど寒くありませんでした。(頂上はもっと寒かったでしょうね〜)
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私は薄い長袖プラス雨具の上着を着ていただけですが、思ったより日が出るまでの時間が長くて体が冷えてしまったので、ダウンも着ておけばよかったと思いました…。
でも、そこまで寒くはなかったです。


次第に周囲が明るくなってきました。これは4時52分撮影です。
積乱雲が見えているのですが、オレンジ色に光ってキレイです。
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だいぶ明るくなってきたからそろそろか…と思ったのですが、案外いつまでも太陽は出てきません。
雲が多かったせいで、太陽が出てくるのにちょっと時間がかかったようです。

だんだん周囲が明るくなってきて
「そろそろ出るか?」
と、何回も思ったのになかなか出てこないので、みんなで
「出る出る詐欺だね」
とか言って笑っていました。


だいぶ山肌が明るく見えるようになってきました。
でも、まだ太陽は出ていないのです。
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ご来光を撮影しようと待ち構えている長男。
長男はいちおう写真部なので、がんばって一杯写真を撮っていました。
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5時7分頃…
やっと、出てきました…!!
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ご来光の瞬間、待っている人たちから拍手が起きました…!


昇ってきた太陽は、みるみるうちに明るくなって、まぶしくて、すぐに太陽のほうは見られなくなってしまいました…。

ご来光を撮影したり見たりしている人たち。
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私は以前に富士山に登った時も、八合五尺のあたりからご来光を見ていますが、うちの子供たちはもちろん、「雲海から登る太陽」の光景を見るのは初めてです。


実のところ、今回は、正直、子供たちは富士登山には乗り気でなかったのです。
運動はみんなやや苦手だし、根性もないですし(笑)
でも、ふだんはできないような体験をさせてあげたかったので、あまり行きたそうではなかった子供たちも連れてきたのですが…。

雨の中の登山は大変でしたが、やればできるんだ、という自信もついたでしょう。
いつも文明社会の恩恵に浸っている子供たちに、ふだんよりは不自由な山小屋体験もさせることができましたし。

そして、なにより、ご来光には子供たちはとても感動したようで、

「これが見たくて、富士山に登る人がこんなにいるんだね。」
「ここまでがんばって登ってきてよかったな〜」

と口々に言っていました。


やっぱり、多少嫌がられても、子供たちを連れて来て良かったです。


ここしばらく、昨日までは七合目ではご来光は見られていなかったそうなので、この日は見られて本当にラッキーでした。
太陽が昇ったらまもなく、その熱のせいで雲ができてしまったようで、この後しばらくしたら曇って周囲はほとんど見えなくなってしまったのでした。


ご来光を堪能した後…
さて、朝ごはんです。
山小屋に入って、昨日の夜に配られたお弁当を食べようとしていましたが、外で雲を眺めている次男と雲海の対比が良かったので、パチリと一枚。

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これが、今回の富士登山の、ベストショットです!

(続く)

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2017年09月03日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その9)七合目トモエ館の夜

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その8)七合目トモエ館の様子 より続いています。


前回の話で書き忘れていましたが、トモエ館には宿泊者用の洗面所はありません。
おそらく他の山小屋もそうだと思いますが。
トイレには手を洗う水道がありますが、そこでの洗面や歯磨きは禁止でした。

歯を磨く時は、山小屋のトイレの裏(外です)で自分のペットボトルの水を使って磨いて、すみっこのほうにうがいした水を出して下さいと言われました。
すぐ横を、登山する人たちが登って行く中で歯磨きしているのは、微妙に居心地が悪かったです(笑)



さっさと家族みんなが寝てしまい、やる事がなくて19時頃寝た私ですが…
そんなに眠かったわけでもないので、眠りが浅くて、何度も目が覚めてしまいます。
私はふだんは寝つきはいいほうなのですが、さすがに寝るのが早すぎたのではないでしょうか。


その間に、いつの間にか起きていた娘が、食堂のほうに行っていたようだ…というのはなんとなくわかっていたのですが…

何度も目が覚めて、もういい加減、夜中だろうな?と思って、スマホの時計を見たら…

…まだ、夜の10時でした…。


ええー?ほんとに、この時間?もう12時は過ぎてると思ったのに…。
でも、眠くないので寝られません。
とりあえず起きて食堂のほうに行きました。


すると、娘が食堂にいました。
そして山小屋のお姉さんが「さっき、娘さんが売り子を手伝ってくれてたんですよ」と言うのです。
なんでも、外を通る登山客にチャイを売っていたらしいのです(笑)

夜、目が覚めてしまった娘が、食堂に来て山小屋のお姉さんといろいろ話をしていたら、登山客が来たので、お姉さんがチャイを売り始めたので、それを手伝うことにした、のだそうです。
こんな夜に、山小屋でチャイを売っている小学生なんて…珍しいのでは〜?(笑)

なんと、手伝ってくれたお礼に、貴重なチャイを飲ませていただいたんですって!
そして「将来、働きに来てね!山小屋は人手不足なんです」とスカウトされていました(笑)


そして、私のほうですが…おなかがすいてしょうがありません。
夕ご飯の時点でも足りないな、と思っていたのですが、寝てしまえばいいや…と我慢していたのですが…
やっぱり、全然足りてなかったんですよねえ。

私はふだんは夜はお腹がすいても食べないようにしているのですが、今日はかなりカロリー消費したはずですし、明日も歩くわけなので…この時は、食べておいたほうがいいのではないかと思いました。


山小屋のメニューに「おしるこ」があったので、食べたいと思い、個室に財布を取りに行ったら…
どうも、長男と次男は起きているようです。
「お母さんと〇〇(娘)、おしるこ食べるけど、あんたたちもなんか食べる?」
と聞いたら
「食べる食べる!」
と二人とも飛び起きてきました。


やっぱりみんな、早く寝すぎたんでしょうね。
でも、主人だけは朝までずっと寝ていました。
主人は眠りが浅くて時々起きていた、とは言っていましたが。


これが七合目トモエ館の食事のメニューです。
運び上げる労力を考えると仕方ありませんが、かなり高いです〜!
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ひとり1個頼むと高いので、私と長男がおしるこを分けて、次男と娘が「ぺヤングソースやきそば」を分けることに。
ぺヤングソースやきそばを買うと、山小屋の人がかやくとお湯を入れて、3分経ったらお湯を捨てた状態で渡してくれるので、ソースを混ぜて食べます。

やきそばを食べる次男と娘。ふだん食べるより、とても美味しく感じたそうです!
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ちなみに次男は、長袖の吸水速乾ウェアの上に、中学校の体操着を着ています。
吸水速乾ウェアと吸水速乾タイツは安いのを買いましたが、他は体操着とレンタルウェアで済んで助かりました。
子供には、一回の登山のためにオシャレなウェアなんて揃えてられません〜。


そして私と長男のおしるこですが…
出されたものを見て唖然。
す、すくない…!!
小さい紙コップに、うすーい汁と、底のほうに小豆の粒が数個しか…

一杯全部飲んだとしても、缶のおしるこ(よく自販機で売っている…)のボリュームの1/4くらいの感じです。
ええ、これで、400円ですか〜?
いくら山小屋とはいえ、これはコスパ悪すぎです〜。
全く!おなかにたまりません。
600円出してぺヤングにすればよかった…。


私と長男は、全然、おなかが満たされなかった(むしろ、刺激されておなかがすいた)ので、自分で持参したカロリーメイトを食べることにしました。

カロリーメイトの箱がふくらんでいます。
気圧が低くて中の袋がふくらんでいるせいですね。
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中の袋がパンパンになっています。中身のカロリーメイト本体はそのままでしたが。
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私たちが食堂にいた時は、山小屋で休憩するお客さんがほとんどいなかったので、山小屋のお姉さんといろいろ話をしていました。
夜間でも登っている人はけっこういるので、時々外を登山客が通り過ぎては行きましたが。

雨で平日なのに、けっこう登っている人は多いんですね…と言ったら、それでも今日はかなりすいているほうなのだそうです。
ということは、土日は相当人が多いってことですよね…。



私が山小屋のお姉さんと話をしていたら、娘が突然「膝が痛い!」と言い出しました。

登っている時も、六合目後半あたりから膝が痛い、とは言っていたのですが、しばらく休んだら治るかなと思っていたのですが…

娘はいつも痛みに対して大げさで、どうでもいいようなケガや筋肉痛を「怪我した〜」「痛い〜」とか言って見せてくるので、またその類か…と思ったのですが、どうも今回はわりと本気で痛いようです。
膝の筋肉か腱の使いすぎで炎症が起きているのかもしれません。

山小屋のお姉さんが「すぐ上に救護所がありますよ。連れて行ってみては?」と言ってくれたのですが、夜の暗い中、救護所までのけっこうな岩場を、膝が痛いと言っている娘を登らせるのは無理ではないかなと思いました。


あ、そういえば…こんなこともあろうかと「百合油」という民間薬を持ってきていました。
それと、私の肋間が痛くなった時のために、湿布も余分に持ってきていたのです。

百合油というのは、香港でよく使われている「万能薬」です。
お土産でもらったのですが、使ってみたらけっこういろんな事に効くので、気に入っています。
虫さされ、頭痛、筋肉痛、皮膚炎、鼻づまり、などなど、用途が広いのですよ。

娘はふくらはぎのあたりも疲れているようだったので、まずは百合油を足全体に塗って、特に痛いと言っている膝には湿布を貼りました。
娘は寝相が悪く、固定しないとはがれてしまいそうだったので、湿布は持ってきていたテーピングで固定しました。

百合油も湿布もけっこう効いたようで、娘は翌朝にはほとんど痛みはなくなっていました。
こういう用途に使うとは思っていなかったのですが、テーピングも湿布も、持ってきていて良かったです。



しかし、山登りするからには、外科的な手当の知識はきちんと学んだほうがいいなあ、とこの時も思いました。剣道の合宿の時もそう思ったのですが…。
合宿から帰ってから申し込んだ、テーピングの講習会はもうすぐなので、行ってきます。



やっと娘に湿布をつけ終わり…
雨はもうやんでいたようなので、星は見えないかなあ、と外に出てみたのですが、雲が厚くて見えませんでした。
前に富士山に登った時には、星がたくさん見えすぎて、星座が探せないくらい見えていたのですが…

私は高校の時に地学部だったので、旅行に行った時などは必ず星空を見るのですが、今まで一番良く見えたのが、富士山に登った時でした。
西表島でも満天の星が見えましたけど、富士山のほうが見えっぷりがすごかったです。
今回は天気が悪くて見えなくて残念でした。


私と子供たちが再び部屋に戻って寝たのは、夜の12時くらいのことでした。

(続く)


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2017年09月02日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その8)七合目トモエ館の様子

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その7)七合目トモエ館に到着! より続いています。


濡れ物を脱いで、袋に入れ終わったら、まず宿泊料金を払います。
朝早く出る人も多いので、先払いなのです。

曜日によって宿泊料が違うのですが「平日・日曜・休日の2食付」に該当するのでひとり7,800円でした。
たまたま個室が空いていたのでそこになったのですが、個室を希望したわけではないので、個室料金はかからなかったようです。

泊まる部屋に案内してもらいます。
私、肝心の部屋の写真を撮り忘れていましたが…。
こちらにトモエ館の部屋の紹介があります


このトモエ館は、建物の片側はすべて個室になっていました。
反対側にも部屋があったようですが、そちらのほうは見ていません。

私たちが泊まったのは、5人用の個室でした。
個室、といっても、巨大な二段ベッドのようなつくりです。
入口はカーテンで仕切られています。
天井が低いので立つことはできません。広さは畳3畳分くらいでしょうか…?

私たちは下の段に泊まりましたが、上の段にも泊まっている人がいました。
床には毛布のようなものが敷いてあり、そこに寝袋が人数分置いてあります。

個室内には専用の電燈と、ハンガーが設置してありました。
濡れ物を干して乾かしたかったので、私が持参した洗濯ヒモを張って、いろいろぶら下げました。

前にも書きましたが、リュックって、防水カバーをかけただけではしっかり防水できないのですね。
リュックに入れていた衣類がしっとりしてしまっていたので、明日着るものも乾かさないといけなかったのです。次回は、きちんとビニール袋に入れてからパッキングしないと…。

洗濯ヒモはとても重宝しました。個室でないところだとそういうものを干せるのかどうか不明ですが、小さい洗濯物ハンガーなどがあると役立つのではないかと思いました。



私たちが泊まった個室は、他に5ブースあったようです。(よく見ていないのですが)
そしてその部屋の隣に、トイレがあり、個室が3つあり、男性用の小便器も区切られたところにあったようです。
トイレは中からも外からも使えるように、扉が部屋側と外側のふたつ、設置されています。

ここのトイレは再利用水の水洗でしたが、水の色は茶色です。
そして、拭いた紙は流さず、トイレ内のゴミ箱に入れるようになっています。
山小屋のトイレにしては清潔感があり、かなりキレイなほうだと思いますが、においはそれなりにしていて、部屋のほうまでにおいは来ていました。

宿泊客以外は一回200円のチップ制ですが、宿泊客は一回100円でいいとのことでした。

個室は最終的にはひとつを除いて埋まっていたようです。
私たちの上は若い人の団体のようでしたが、隣は英語圏の方のファミリーでした。



そうこうしているうちに4時半になり、夕食の時間です。
夕食は、入口入ってすぐの、食堂部分で食べることになっていました。


夕食の前に、山小屋の方(ご主人かな?)から挨拶がありました。

明日の出発スケジュールについてのアドバイスと、小屋で売っているものの案内などがありました。
また最近、ずっと天気が悪くてご来光が見られていないが、明日は見られる可能性がわりとあること、見られることをお祈りしています、と、丁寧なあいさつでした。

富士山の山小屋は、時期や小屋によっては「横柄だった」というような感想をネットで見たりしますが、このトモエ館の従業員さんはとても感じが良かったです。
七合目の小屋だし、悪天候でわりとすいていたから、というのもあるかもしれませんが。

夕飯はハンバーグカレーです。昼もカレーでしたけど(笑)
山小屋の夕飯はどこもほとんど、カレーなんだそうです。
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味はまあ…普通です(笑)
そして、量は少し足りなかったです…。

水が貴重な山小屋では、ご飯の時も無料のお茶は1杯のみです。
二杯目からは100円、だったかな?(値段はうろ覚えです)


山小屋のご主人が宣伝していた、トモエ館限定のクリームパンです。
ふもとにあるパン屋さんで毎日焼いて、運び上げているのだとか。
八合目トモエ館では、同じ形で中身はあんこの、あんぱんが売っているそうです。
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ひとつ買って、家族で分けて食べました。
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クリームがたっぷり入っています。
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味はまあ…普通です(笑)
悪くはないのですが、300円出すか…と言われると…
まあ、山小屋値段ですよね。


夕ご飯のカレーとクリームパンを食べても、ビミョーにおなかがすいていました…。
何か追加で食べようかとも思ったのですが、山小屋の食事はけっこうなお値段だったので、あきらめたのですが…。



ところで、七合目のトモエ館は、富士山で一番新しい山小屋なんだそうですが、本八合目のトモエ館は江戸時代からあるのだそうです。
下の写真の食事メニューの後ろにある「札」は、「富士講」といって、富士山を崇拝する人々によって組織された講社の人たちが納めていった札です。

富士講は、富士山へ登拝し修行することを目的としていて、お金を積み立てて登りに来ていたのだそうです。
ここに飾ってあったのは、大正から昭和初期くらいのものだったようですが、富士講は江戸時代からあり、現在でも残っているところがあるそうです。
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夕ご飯の後、明日の打ち合わせをしました。
とりあえず、明日のご来光(5時頃だそうです)は小屋から見ることにして、
その時に元気があれば、もうちょっと上を目指して登ってみる。
無理そうなら、そのまま下山する、ということにしました。


部屋に戻った私たち家族は…
私をのぞいて、みんなさっさと寝てしまいました。まだ18時より前なのですが…。
よっぽど疲れていたのでしょうか?


私は眠くなかったので、荷物整理やらブログ用のメモを書いたりしていましたが、みんなが寝てしまってやる事がないので、19時過ぎに寝ることにしました。


ところで、私はブログ用にメモをしておこう…と思って、登山前にウエストポーチに入るようなサイズの小さいメモ帳を買ったのですが、「防水メモ帳」というのにしてみたのです。

アピカ レインガードメモ SW59BN A7 青 -
アピカ レインガードメモ SW59BN A7 青 -

これは、防水にしておいて本当に良かったです。
ウエストポーチ部分に入れていたので、けっこうしっとりしてしまったのですが、全然ページも破れたり傷んだりせず、ふやけたりもしていませんでした。
アウトドアに持って行くメモにはいいですね、これ。

(続く)

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2017年09月01日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その7)七合目トモエ館に到着!

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その6)ひたすら登る、六合目〜七合目花小屋まで より続いています。

天気が悪かったのではっきりとは見えませんでしたが、花小屋からトモエ館は目視で見ることができる距離なのです。ただし、登るのはほぼ岩場で、けっこう急な道です!

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でも、目標が見えているのでさほどキツイとは感じませんでした。
ポールを短くして使い、滑らないように、一歩一歩を確かめながら登っていきます。
あまり大股で登ると、その場では行けても後に疲れるので、多少回り道でも小幅な足運びのルートを選びながら登りました。

花小屋のひとつ上の「日の出館」の前はスルーして、トモエ館に向かいます。
花小屋からトモエ館までは、私たちは10分ほどで到着しました。

岩場を登った先に…
見えた〜!!七合目トモエ館です。
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トモエ館は、本八合目にもありますが、私たちが宿泊したのは七合目のトモエ館です。

到着して、すぐにトモエ館の人に「予約はしていないのですが、宿泊したいのですが」と話をしました。
すると、泊まれる空きがあるかどうか調べてくれて、泊まれますと言われ、まずは中に入って休んでいいとのこと。

ただし、ブロアー(空気が噴き出すドライヤーみたいなもの)で、雨を弾き飛ばしてから中に入って下さいと言われました。
これをやってもらうと、あっという間に体についていた水分が飛んで、面白いです!
なるほど〜、ブロアーってこんな使い方もするのね、と思いました。

これは、後から到着した娘がやってもらっているところです。
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そして、中に入って、濡れたものをまず脱いで下さいと言われました。
ひとりに一つ、濡れものを入れる袋を貸してくれたので、もしかして乾かして返してくれるのかな?と思ったのですが、そういうわけではありませんでした(^_^.)
濡れたまま部屋に入らないように、ということのようですね。

トモエ館内で、濡れたものを脱いでいる長男。
ずっと雨の中を登ってきたので、雨がしのげる場所でゆっくり座れるだけで幸せでした(笑)
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ところで…
私は今まで、こんなにずっと雨が降る中で登山をしたことはありませんでした。
普通、雨の日にわざわざ登山なんかしないですし…。
でも、そんなにザーザー降りでなかったからというのもありますが、レインウェアや登山靴がしっかりしていたせいか、思っていたほど大変ではありませんでした。
雨でない時に比べれば体力を消耗している気はしますが、雨でも案外登山はできるんだなあ、と思いました。

ただ…私の帽子はアウトドア用で撥水効果はあり、最初のうちは雨をはじいてくれていたのですが、さすがに最後のほうは水分を吸ってぐったりした感じで、雨除け効果が薄くなっていました。
レインウェアのフードをかぶると雨ははじいてくれますが暑いですし、こういう時は雨専用のしっかり防水した帽子があったほうが楽かな、とは思いました。
でも、こんなに雨の中を登ることは、めったにないでしょうけどねえ。



また、私は富士登山の2週間ほど前に、ちょっと風邪気味で、咳がひどい日が数日あったのですが…
咳と鼻水以外はほとんど症状はなかったのですが、その時に咳をしすぎて、肋間(胸)の筋肉?を傷めてしまったようなのです。

痛いのがなかなかひかず、その時に剣道の稽古に出たら、やっている時は痛くなかったのですが、稽古後に悪化してしまいました(^_^.)
咳をするともちろん痛いし、腹筋運動もできないくらい痛くなってきたので、もしかして骨にヒビでも入った…?と思って、整形外科で診てもらいましたが、骨には異常はないので、筋肉の炎症が起きているのではないかと言われました。

湿布をもらって貼り、富士山も控えているので剣道の稽古を1週間ほど休んだのですが、なかなか治らず…
整体に行ったら、腹筋が肋骨につながっている部分に炎症が起きているようだと言われました。
整体に行ったおかげで、多少は痛みが和らぎましたが、富士山に登る日もまだちょっと肋間は痛かったのです。


しかし、重いリュックをしょっていたにも関わらず、登っている時は痛いことを忘れていました。
「トモエ館」に到着して、リュックを降ろした途端に…「あ、そういえば、ここ痛いかも」と思い出したのです。
結局、登山中は痛みが悪化することはなく、その後数日したらほぼ痛くなくなり、剣道の稽古にも復帰できました。
今でも押すとなんとなく痛いのですが、剣道の稽古をしても、腹筋をしてもほぼ影響はないので、まあ治ったと言っていい状態なのかと思います。

しかし、咳ごときでここまで痛くなるとは…
軽い風邪でも気を付けないといけないですねえ。



さて、話を戻しまして…
トモエ館は、売店がわりと充実しています。
ここより上の山小屋の売店は見ていないからわかりませんが、七合目の花小屋はほんのちょっとしか売っているものがなかったですが、トモエ館は食べ物も装備もお土産も、けっこういろいろ売っていました。

トモエ館の販売、休憩スペース。
食べ物を買った人は中で食べられるようです。
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チャイ、カップヌードル、クリームパンなどが売っています。
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ペットボトルや酸素、お菓子なども売っています。
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私たちが到着して10分後くらいに、娘と主人が到着しました。
後続の二人は、私たちが10分で登った距離を、20分かけて登ってきたわけで…
この調子では、この日はこれ以上、上のほうには行くのは無理だったでしょうね。


何はともあれ、なんとか全員、七合目まではやってこれました。
夕ご飯はなんと4時半から(早い!)ということだったので、まずは泊まる部屋に入って荷物整理をします。


(続く)

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