六合目から七合目へ、雨の中登ります。
五合目から六合目までは比較的ゆるやかな傾斜でしたが、六合目からは少し傾斜がきつくなりました。
このあたりの道は、石まじりの土を、ところどころ木の板で止めてあるという感じで、わりと道幅はあります。ただ止まっている時なら、5人くらいは横に並べる感じでしょうか。
ジグザグに作られている登山道をひたすら登って行きます。
私と長男、次男がだいたいひと固まりになって登っていました。
私はとにかく暑かったのですが、長男は雨で体が冷えていたようです。
レンタルしたレインウェアの防水が、長男の分だけは効いていなかったせいもあるのかな?
そしてその後を、大幅に遅れて長女と主人がふたりで登っていました。
途中で休んで待っていてもなかなか現れません…。
下のほうを見下ろしてみましたが、霧で何も見えません…。
霧と言うより、雲の中を歩いていたのだと思います(^_^.)
五合目から六合目までよりは、六合目からのほうが傾斜がきつくなったので、登るのもちょっとしんどいです。すごく辛いわけではないのですが、楽ではありませんでした。
私は六合目の半ばあたりで、左足のかかとが靴ずれを起こしつつあったので、一旦靴を脱いでばんそうこうを貼りました。
登山道のはじっこのほうで、小雨の降る中、靴を脱いで靴下をぬいで…とやっていたので、貼りづらかったです〜。幸い、ばんそうこうを貼ったらそれ以上は痛くなりませんでした。
ところで…
登山の途中で補給するために持って行ったのは、水500mlとソルティライチ500ml。
あと、飴や氷砂糖、お菓子、アミノ酸ゼリー飲料です。
雨で物の出し入れがしづらかったのもあって、登山途中ではお菓子はあまり食べませんでした。
何回か氷砂糖を食べたのと、六合目の半ばくらいでアミノ酸ゼリー飲料を飲みました。
そんなに疲れた、おなかがすいたとは感じていなかったのですが、アミノ酸ゼリー飲料は思ったより「効いた」ように思います。飲んでみたら美味しく感じて、パワーが充電された感じでした。
おなかがすいたと思っていなくても、補給は必要ですねえ。
水分は休憩のたびにちょこちょこ飲んでいましたが、気温が低かったせいか、私は最初に飲み始めたソルティライチを半分ちょっとしか消費しないで七合目に到着したのです。つまり、500mlも飲まなかったのですね。
登山のアドバイス本などには「1人につき2リットルくらい持って行ったほうがいい」とか書いてありますが、ものすごく晴れている日ならともかく、涼しめの日は1リットルもあれば十分なのではないかと思いました。
頂上まで行くならもう少し必要になるのでしょうが、重い荷物を無理にしょっていくより、足りなくなった時に山小屋で買い足したほうが楽な気がします…。
山小屋で水系を買うと高いので、割高にはなりますが。
六合目をスタートしたのが13時30分頃。
六合目から七合目までは、山小屋などの施設は一切なく、登っても登っても同じような道が続きます。
後続を待つためにけっこう休憩を入れていたのでゆっくりペースでしたが、15時頃、やっと七合目の一番下の山小屋が見えてきました。
しかし、そこに行く前にはけっこうな岩場が立ちはだかっています!
富士吉田登山ルートを五合目から登り始めたら、最初に遭遇する岩場です。
もうすぐ上に山小屋が見えているし、岩場はそんなに長い距離ではないので、さほど苦労しないで登ることができました。
七合目の一番下にある山小屋「花小屋」に、15時15分頃、やっと到着しました!!
六合目から七合目の一番下まで、1時間45分ほどかかっています。
登山案内では所要時間「60分」とありますが、倍近くかかってしまいました。
この「花小屋」は、建物の中に入って休憩することができません。
泊り客のみしか中には入れないようですが、売店では食べ物などを売っています。
また、山小屋の前に設置されたベンチで休むことはできます。
花小屋前のベンチに座って、お疲れの長男、次男。
私たちより15分ほど遅れて、花小屋下の岩場を登ってくる長女と主人が見えました。
主人たちと合流したのが、15時30分頃。
先行していた私・長男・次男パーティーは、まだ体力的には余裕がありましたが…
娘と主人は、かなり疲れているようで、主人は高山病で頭も痛いようです。
今日のうちに八合目まで登るのはまず無理でしょう。
なので、今日は七合目で泊まることに決めまして…。
しかし花小屋は七合目の一番下なので、もう二つ上の「トモエ館」まで行って泊まることにしました。
まだ疲れ切っている主人と娘を置いて、先行パーティーが先にトモエ館に行って泊りの手続きをしておくことにしました。
(続く)
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