2017年02月09日

母と子の剣道日誌(152)次男と、大人稽古。

先週の水曜日の稽古の時のことです。

最近、大人稽古に参加している中学1年のRS君。
この日も子供稽古が終わり、大人稽古に参加しようとしていました。

うちのやる気のない次男(笑)は、いつもは水曜日の稽古しか出ていません。
日曜日の朝は全然起きる気がないのです。(とか言って、ゲームをしたい時は早起きしてたり…もう〜)
しかし「辞めたい」と言っていた次男を「水曜日の稽古だけでいい」という条件付きでやらせているので、まあこれは良しとしています。
次男は水曜日も、子供稽古が終わると、大人稽古に出る私を尻目にさっさとひとりで帰っています。
(主人が次男と私を時間を違えて迎えに来てくれているのです)

先週の水曜日は、珍しく中学1年男子が3人揃っていました。
RS君と、うちの次男と、夏合宿で見事スイカを割ったMS君。
MS君は「ママ先生」IZさんの息子でもあります。

そしてこの日はいつもなら、子供稽古が終わった後に次男を迎えに来る主人が来れなかったので…
RS君も大人稽古に出ることだし、次男もMS君も一緒に参加させることにしたのです。


その時私はIZさんと、役員の引継関係の話をしていました。
なので、ほぼ初めての大人稽古参加で、何したらいいのやら…って感じの中学生3人には「自分たちでメニューを考えてやりなさい」という感じで放置していたのですが…


最初のうちは切り返し、面打ちなどの基礎稽古をしていたものの、それが終わったら何すれば?という感じで、なんだかウダウダしている3人。
私もIZさんも忙しかったので、ほっておいたのです。
見学していたRS君のお母さんが「他に大人がいるんだし、稽古つけてもらいなさいよ」と言っていたのですが、やっぱり気がひけたようで…
結局「ウダウダ」のまま稽古の時間が終わってしまいました。


最後の「礼」の後、大人担当のN先生が中学生3人のところにやってきました。
子供たちは、N先生は知っていますが、実際に直接教えてもらったことはほぼありません。
N先生が子供たちを直接指導したのは、夏合宿の時くらいでしょうか…。


「君たちさ、大人稽古の時間に出て偉いと思ってるんだけど…
なんで俺のところ、来なかったわけ?
いつ来るかと待ってたんだけどなあ」

えー、でも〜って感じで、顔を見合わせる3人。

「せっかく大人稽古の時間にいるんだし、大人はいっぱいいるんだし、かかって来なさいよ。
そのほうが絶対ためになるから。
次回も出るんだろ?
いや、来るよな。必ず俺のところに来なさいよ」

と念を押されて、しぶしぶうなずく3人。

次男は「たまたま迎えが来なかったし、他の中学生もいたから」出ただけで、次回来るつもりなどなかったと思うのですが(笑)
出なさいと強制されたほうがむしろ出やすいと思うので、この言葉をいただけたのはありがたかったです。


さて、その翌週…つまり昨日。

「今日は大人稽古、出るんだよね」と、次男を連れて稽古に行きました。
ところが…、残りの中学1年のふたりが出てきていません。

MS君は、インフルエンザでお休み。
この日は、他にもインフルエンザで休んでいる子が何人かいました。
どうやら、市内の学校で流行っているようです。

RS君は、連絡はなかったのですが(特に休みの連絡の必要はないのです)結局来ませんでした。
がんばりやのRS君が稽古をサボるとは思えないので、きっとインフルエンザか何かでしょう。


自分ひとりだけが大人稽古に出ることになり、ビミョーな表情の次男。
でも、これは次男の「悪い癖」を直すいい機会でしょう。

まずは、私と一緒に「すり足の稽古」をしました。

次男はすり足の時、いつも頭が上下してしまっています。
今さら…かもしれませんが、すり足については、中学生ともなるとなかなか注意されないので、悪い癖がそのままついてしまっていました。
警察の時にだいぶきっちり習ったはずなんですけど、忘れちゃってるんでしょうね。
大人と違って子供は「ここが悪いから直そう」なんてことには積極的ではありませんし。

次男の「上下動」の原因はなんだろう…と観察してみたら、足の裏が地面から離れてしまっているからのようです。
そもそも、足の裏で重心をかける部分が間違っていました。
剣道のすり足の時は、両足とも重心をかけるべきは「指の付け根のあたり」で、かかとはやや浮かさなければならないのですが、次男はかかとがついている時もあったりして、時々足が浮いていました。

それはちょっと前から注意していたのですが、なかなか直っていないようでした。
子供稽古をやっている時は、個人的に注意をする時間はなかなか取れないのです。
あんまり稽古中に親が教えるのも良くないと思い、ふだんは私が元立ちで相手をした時以外に教えることはほとんどないのですが…やはり、それでは細かいところの注意は行き届かないようです。
家でも口頭では注意していたりしたのですが、家では「実地稽古」はできないですし。

ふだんはじっくり基本を直す機会があまりないので、この時は私とマンツーマンで、注意点を教えて何度かやらせたら、とりあえずこの時はできました。
癖になっているものなので、ずっと意識しないとまた戻ってしまうと思いますが、一回正しいやり方を教えたので、今度は軽い注意で済むでしょう。


そして次は、ふたりで面をつけて基礎稽古です。

次男は、中学に入ってから打ちはだいぶ強くきれいになってきたのですが…
問題は、なんとなく振りが遅いことです。だから、なかなか有効打突が取れないのです。

いろいろ原因があるのだと思いますが、そばで見ていたMK先生が「打った後の左足の引き付けを早くしたほうがいい」と教えてくれました。

切り返し、面打ちをやって…
「面打ちの後の体当たりの時は、竹刀を寝せすぎず、手が胸につかないようにすること」
「体当たりの前にぴょんと跳ねて飛んでしまっているので、すり足で前に来ること」
などを注意しました。

あと、一番の課題は、私も苦労した「小さい面」です。

私が教えたわけではないのに、なぜか以前の私と同じような「打つ前の余計な手の引き付け」をしてしまう次男。
以前「打ち方がそっくり」と言われて「そんな事、似なくていいのに…」と思いました。

私は1年かけてやっと直したわけですが、次男もこれは直さなければいけないと感じていました。


次男は小さい面を打つ時、右手だけを引きあげるようにして打ってきます。
この打ち方だと、相手ががら空きなら当たりますが…
相手には「打つ」ということがわかってから当たるし、手が手前に来ているので、近い間でないと当たりません。だから、たいていよけられてしまうのです。

「右手だけを引きあげるのではなく、肩から腕全体でひきあげて打つこと」
「大きい面を小さくしたような感じで、手を伸ばして当てるように打つこと」
を意識させて、何度もやらせました。

最初のうちは「自分の打ち方の、何がいけないのか」よくわからなかったようです。
「なんで今までの打ち方じゃいけないわけ?」
と不満そうな顔をしていました。

私も、前はよくわかってなかったので、次男の気持ちはわかります。
明らかに「めんどくせ〜」って顔をしている次男に

「私は、どの先生にも、これは直せって言われたんだよ。
直したらちゃんと当たるようになったんだから、あんたも直さないと、初段取れないよ!」
と言って、小さい面の稽古を続けさせました。

そうして、何度かやっているうちに、少しコツがつかめたようです。
さすがに中学生だし、私よりは呑み込みがいいんじゃないでしょうか。
まあ、しばらく癖は抜けないとは思いますが…初段受審までに直るといいのですが。

でも、直ったらきっと面が相手に当たるようになって、少しは楽しくなるんじゃないかと思うのですよ。
今の私がそうですから。


とりあえず、私が教えるべき事はだいたい教えたので、
「じゃあ、次はN先生のところに行きなさい!約束したでしょ」と言ったら
「え〜…、」としり込みしている次男。
「N先生には、合宿の時に教えてもらって面白かったでしょ。絶対役に立つんだから、稽古つけてもらいなさい」と言って連れていきました。

こわごわながらも、N先生に稽古をつけてもらった次男。
私はその時は他の先生に稽古をつけてもらっていたので、あんまり見ていなかったのですが…

車で帰る時に次男に「N先生に何言われた?」って聞いてみたら
「相手が打ってきた時に、竹刀で受けてよけるなって言われた」
「打ちに行ったら、当たらないと思っても途中でやめずに打ち切れと言われた」

「竹刀で受けてよけるな」は、私が行きの車の中で次男に言っていたことだったりします。
やっぱり、同じ事言われたじゃん!(笑)
(私がN先生に習っている内容にもとづいて注意しているのだから、当然かと思いますが)

「確かに、面白かった。役に立ったと思う」

とも言っていたので、私に言われるより、身になったかと思います。
私が言っていることは、正しいことだとは思っているのでしょうが、親に言われた事はなんとなく聞きたくないものなのでしょうね。

そういえば、先日「ギャグ炸裂」Oさんから「N先生が、次男君の稽古の様子を見て、”あの子はいい物持ってるなあ”ってほめてましたよ」と聞いたのです。
どの部分をさしてそう言ってくれたのかわかりませんが、さすがN先生、直接教えているわけではない子供のこともよく見ていてくれるんだなと感心したのでした。


先週、「大人稽古に参加したらファミチキ買ってあげる」と約束していたので、帰りに次男とファミマに寄ったのですが…
次男が買ったのはなぜか「バナナ」と「コーラ」でした。
バ、バナナって…。
そりゃ、確かに次男の好物なんですけど、ふつうコンビニでバナナ買うかなあ?

値段を知らずに買ってあげたのですが、さりげなく高かったです。
3本で250円…、うちがスーパーで買うバナナの3倍くらいしてるじゃないの。
ファミチキなら180円なのに…(ってたいして変わらないか)。
さすがにでかくて美味しそうではありましたが…

そして「やっぱり、バナナとコーラじゃ寒いな…、チキン買えば良かった」と言いながら、
それでもバナナを美味しそうに頬張る次男。
次男が好きなものを食べている時は、本当に幸せそうなのですよね。


めんどくさがりやの次男が、これから毎回大人稽古に出るかどうかはわかりませんが、
4月以降は(初段審査前なので)RS君と一緒に、日曜の大人稽古にも参加させよう、と思った私でした。
N先生の稽古はきっと次男の役に立つことでしょう。


今回は珍しく「母と子」の話題でしたね!(笑)
posted by はなずきん at 14:01 | Comment(6) | 親子で剣道4剣友会編(二段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする