2016年11月19日

ミニマリストの精神を生活に取り入れる(その2)ミニマリスト肯定派になった理由。

ミニマリストの精神を生活に取り入れる(その1)ミニマリスト否定派だった私。より続いています。


それまで否定していた「ミニマリスト」の考え方は、
実は私になじみやすいものなのかも…と感じ始めた私。


私は筆子さんのブログを読んだことで、「物減らし、そして余計な決断減らし」をもっと進めたい!と感じて、いろんなものを捨て始めました…。


ただひとつ、私にとっては残念なことに、筆子さんはファッションにはさほどこだわりがなくて、服の数もものすごく絞りこんでいるので、「おしゃれを楽しみつつ服を減らす」という観点では、筆子さんのブログはあんまり参考にはなりませんでしたが(^_^.)



我が家が2年前にリフォームをする際、仮住まいに引っ越してまた戻ってきたので、その時にだいぶ物を捨てて厳選したのですが、それから2年経ち「使うだろう、使いたい」と思って部屋に配置したものでも、この2年間ほとんど使ってないものがいくつかあることに気づきました。
いや、今までも気づいてはいたのですが、めんどくさくて、なんとなく放置してきてしまったのですよね。


もともと「無駄なものはいらない」合理的な私は、「明らかに使ってない、これからも使わないだろう」というものは簡単に捨てられるのですが、「使おうとずっと思ってたけど使えてない」手芸用品は、捨てるのにちょっと躊躇がありました。

娘が幼稚園の頃は、通園カバンを始め、いろいろなものを作る必要があったのですが…
最近は手芸をすることはほとんどなく、いつでも使えるようスタンバイしているミシンも、服の裾上げや修理に使うだけで、以前集めたレースやらチロリアンテープやらは、ただずっと残っているだけでした。
使おうと思えば使える…でも、結局忙しくて手をつけていないままになってる。


…いや、そうじゃないよね。
時間がある時でも、やっぱり使う気にならないから、放置されてたんだ。
ということを今回はっきりと認識しました。


2年間もほとんど触らず放置している、ということは、今の私は、時間があったら手芸じゃなくて他の事をやろうと思っているってことなのだと。


最近、老眼というほどではないのですが、以前よりは近い場所に焦点が合わなくなってきて、針の穴に糸を通すのもやや大変になってきていますし、物作りそのものにも以前ほど情熱がありません。
なので、手芸みたいな細かい作業は進んでやりたいという感じではなくなっています。

子供が本当に小さくて暇がない時は「いつか時間ができたらやろう」とずっと思っていたけれど、以前ほど時間がないわけではない「今」になっても、結局手をつけていないのです。

だからその「いつか」は今後は来ないだろう、と思いました。


私はレースなどの素材は木製の糸巻に巻いたり、並べてかごに入れたりして、見た目も可愛くきれいに整理して保存してありました。
自分が使いたくて集めたものだけに、もったいない、かわいいのになあ、まだ使えるのになあ、という思いもあって…そのせいでずっと取ってあったわけですが、他人に譲るにしては、もはや黄ばんでしまっています。
洗えば黄ばみは取れるでしょうが、この膨大なレースを全部洗って干してアイロンかけて…、そんなことはやっていられません。
なので、心を鬼にして?ひたすらゴミ袋に放り込むことにしました。

以前は不用品はフリマやオークションで処分することが多かったのですが、そういう方法は手間も時間もかかるし、いらないものを一定期間取っておくのは、場所がもったいない、ということを考えると、捨てるほうがいいと割り切りました。

まだ使えそうなものをゴミ袋に放り込んでいくのは、ちょっと心がチクチクする思いでしたが、ごっそりと手芸用品を捨てて…そして空いた棚のスペースに、今まで別の場所に微妙にはみ出ていたものを入れることができたのです。
そのおかげで、その部屋の見た目もすっきりして、使いたいものをすぐ使える場所に置くことができて、部屋の使いやすさがだいぶ向上したのでした。



また、娘が三線の教室をやめてからも、ずっとその三線が壁にかけてあったのですが…
教室をやめた当初は私がちょこちょこ弾いていたものの、最近数か月は手に取ってすらいませんでした。
今回、捨てようかな、どうしようかな…と思ったのですが、弾いてみたらやっぱり楽しいのです。楽器を演奏するのは、運動した時のすっきり感のようなものがあるなと思いました。
なので、三線は残すことにしました。
しかし、他のいらないものを捨てたことで、「三線はまだ私には必要なんだ」とあらためて思うようになったのか、最近はまた、たまに手に取って弾くようになりました。


物を捨てることによって、逆に「残しているものの重要さ」に気づくこともできた、というわけです。


こうして私はいらない物をさらにどんどん捨てていきました。

しかし、我が家にはミニマリストからはほど遠い、片付け嫌いな家族が4人もいます(笑)。
私が外出して戻ってくると、子供や主人が出したものは出しっぱなしになっていて、部屋がごちゃごちゃになっているような有様です。言えばなんとか片付けますが、自主的に片づけるのはほぼ見たことがありません。

うちには3人子供がいますが、特に一番下の娘は、どうでもいい物をため込むのが大好きで…
しばらく経てば捨てはしますが、それまでの間は、ほとんど見てもいないくせに、やたらと同じものをいっぱい飾っていたりします。


本当はそんなものも全部捨ててしまいたいところですが、基本的に「他人のものは勝手に捨てない」ことにしています。片付けなさいと何回言ってもリビングにずっと放置されているものは捨てますけれども。

また、今のところ私は、ミニマリストの象徴的な「何もない部屋」に住みたいとは思っていないので、「極限まで物を絞り込む」ところまではせず、「使ってないもの、使わなくても済むもの」を捨てる、できるだけ新しい物を増やさないようにする、だけにとどめています。


もともと物を買う時は吟味して買っているだけに、そんなに山のように捨てるものがあったわけではありませんが、それでも45リットルのゴミ袋にして20袋くらいの物は捨てたでしょうか。
まだ、手をつけていない所もちょっと残っていますが、私だけが管理しているものに限れば、9割はいらないものを捨て終わりました。


以前なら、同じものを複数個持っていた場合、「使っているものだし、ストックとして取っておこう」と考えていたのが、「ひとつあれば十分なものなら、ひとつにして後は処分しよう」と考えるようになりました。

家具は全く捨てていないので、ぱっと見た目は、捨て始める前とそんなに部屋の印象は変わっていません。
それでも、棚や引出しの中はだいぶすっきりして、前よりも物が取り出しやすくなりました。
家具の上などにちょこちょこと置いてあったものも、しまうスペースができたのでしまうことができました。
同じ家具の配置でも、以前よりなんとなくすっきり感が出た感じがします。


この「すっきり感」を体感したので、物を減らすこと自体に大きなメリットがあることがわかりました。
なので、最初に「ミニマリスト」という概念を聞いた時の私の「否定的な印象」は、今はほぼ消えています。



「あんなに物がないなんてやりすぎだ、おかしい!」って思っていたのに、実際に自分でやってみないとわからないものですね。といっても、私はそこまで物を減らしたわけではありませんが…。
少なくとも家族と暮らしている間は、「いわゆるミニマリストのレベル」までに物を減らすってことは、私はないと思われます。


ミニマリストの中には、断捨離をしすぎて、かえって家族との関係がギスギスしてしまった、という方もいるようです。
もともとは「生活を今より居心地良くしたい」という発想から始めたことのはずなのに、自分以外の他の家族は全然居心地が良くない…というのでは、本末転倒になってしまいます。


なので、我が家は我が家でできる範囲内…つまりミニマリストではない家族が、居心地良いと感じられるレベルで「すっきり」させていこうと思っています。


(続く)
posted by はなずきん at 22:19 | Comment(0) | ミニマリズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする