2016年10月12日

母と子の剣道日誌(113)どうなるの!?創立記念大会(その2)こんなにいろいろ考える事あるの!?

母と子の剣道日誌(112)どうなるの!?創立記念大会(その1)より続いています。


OBの出席者が決まり、まずは試合をどのような形式でやるのか決めないといけません。
剣道の試合は、参加人数が多い場合はトーナメント、少ない場合はリーグ戦でやることが多いのですが、今回はOBで試合に出られる方はあまりいなくて、ほとんどが現役だったので、大人も子供もすべてリーグ戦をやることになりました。

小学校低学年の部、高学年の部、中学生の部、成人女子の部、成人男子の部、の合計5部門です。
本当は「高校生の部」も予定していたのですが、参加者がひとりもいなかったのです。なので、せっかく銘板を貼り替えたトロフィーもひとつ余ってしまいました(笑)。


成人男子の部は参加者が多い(11名)ので、全体を3分割して、A,B,Cリーグを作り、それぞれのリーグの勝者でまた決勝リーグをやるという形になりました。


成人女子の部の参加者は現役5名、OB1名の合計6名です。
でもその中に、私と、もうひとりの役員SGさん、そして事務局のIZさんが入っているのです。
この3名とも今回の大会運営の中枢に関わっているわけで…

試合に出るのにあまり積極的でないSGさんは「私は試合に出なくても、お手伝いでいいんですけど」と言っていたのですが、IZさんが「OBが参加してくれるから、相手する女子が少ないと申し訳ないので、出て下さい」と。
そんなわけで、結局3人とも試合に出ることになったわけです。


現役のあとふたりのうち一人は、市民大会で優勝したNIさん。
そしてあと一人は、二段を持ってるのに、最近あまり稽古をしていないNHさんでした。
NHさんはお子さん(小学6年男の子、1年の女の子)をやる気にさせようと思って剣道を始めた方で、全くの初心者からスタートして、ストレートで二段まで取ったのに、最近は「もう、自分の剣道はいいかなと思って」と、元立ちに時々立つ程度で、大人稽古には出ていませんでした。

NHさんは女子らしいきれいな剣道をするのですが、あんまりファイトを燃やすタイプではないようで…。
「試合の時ってどう打って行ったらいいかわからなくて…はなずきんさんやSGさんはガンガン打ってきてスゴイな〜って思うんだけど、私はつい待っちゃうんだよね。打って行かなきゃ勝てないのにね〜。」
そんなNHさんもあまり試合には出たくなさそうでしたが、人数が少ないから…とIZさんに言われて出る事にしたようです。


実は、当会の部内試合でもこれだけ成人女性が揃う事は珍しくて…
今書いたように、ふだん、私以外の成人女性は、あまり試合に出たがらないんです。
成人男性のほうはみんな、やる気満々なんですけど(笑)

市民大会優勝のNIさんは、試合には出ますが、日曜の大人稽古に出ている事が少なく(勤務時間の関係で、稽古の時間あたりは寝ているそうです(笑))私はあまり一緒に稽古したことがないのです。

IZさんは先生なので子供たちの面倒を見ていることが多く、大人稽古には出ていますが、練習試合などに出てくる事はあまりありません。
部内試合では成人男性の中に私だけが入ってやっている事が多いので(もちろん、全然勝てません!)、今回の記念大会では、男性よりは私に実力が近い女子相手で試合ができるのを、私はちょっと楽しみにしていました。


全ての試合数を合計すると94。
二つ試合場を作るので、一つの試合場で50試合弱をやることになります。
試合時間を考慮して、午前に小学生と中学生、午後に成人女子と男子の試合をやることにしました。


大会のプログラムも、SZ先生は当初は作る予定はなかったようなのですが…
試合表などもあるし、式次第なども来賓の方にわかったほうがいいだろう、ということで、わりと直前に作ることになり、SZ先生が大急ぎで作っていました。

リーグ表を作ったのもSZ先生なのですが、プログラムに載せる原稿があちこち微妙に間違ってて…
リーグ表を作るのはけっこう大変なのでミスがあるのは無理もないのですが、訂正をお願いしても直してなかったり、訂正依頼のメールを読んでなかったり(^_^.)
SZ先生と一緒に事務作業をするのは、確かにけっこう大変でした(笑)


開会式の進行は、一般的な大会のように、
選手入場→開会のことば→会長挨拶→来賓紹介→試合上の注意 としたのですが、
後から「太鼓はいつ叩くの?誰がやるの?」とSN先生からツッコミが入り…

そう、そんなことはどこの剣道大会のプログラムにも書いてありませんが、剣道の開会式と閉会式といえば必ず太鼓が入るものなのでした!
(きちんとした道場では、稽古開始の最初と最後に叩いていたりします)

いつもの部内試合ではそんなことはしていないので(いつも使っている小学校の体育館には太鼓はありませんし)「太鼓を叩く」という手順があるのを、役員一同、気づいていませんでした。
今回の会場は武道館なのでもちろん太鼓は置いてあります。そして「開会のことば」と「会長挨拶」の間に太鼓が入るということになり、大学生エースのW君が太鼓を叩くことになりました。
これ、叩く回数や間隔が決まっているようなのですが、私も詳しくは知らないです。
ブログを書く時に調べてみたのですが、いくつか説があってよくわかりませんでした(^_^.)



あとは、大会の時に保護者にいろいろとお手伝いをしてもらわなければならないのですが…
まずは、大会に来られるかどうかを私がメールで保護者に確認をしました。


そして、会場設営をどのようなレイアウトにするのかはSZ先生が考えてきたのですが、来賓は誰が前に座ってもらうのか、どういう順番で座ってもらうかなども考えないといけないという事に気づき、そのあたりでまたひともんちゃくです。
また、係員(時間を計ったりスコアをつけたりする人)が使う机、いす、掲示板なども準備しなければなりません。
それを考えたうえで、机といすが何個必要かなど決めるわけです。

ちなみにSZ先生は市の剣道連盟の役員なので、市大会のプログラム作成に関わったことがあるようで、会場レイアウト図はきちんときれいに作成されていました。


そして、大会当日の審判、係員などを、保護者や先生が担当するわけですが、試合に出る保護者はその時は審判も係もできないわけで…(大会に参加するうちの、半分くらいの保護者が試合に出るのです)
そのあたりも考慮しながら、また新人の保護者はベテランの保護者と一緒になるようにと考えながら、係を割り振りました。


ふだん、部内試合をやる時も似たような事は考えているのですが、そんなに時間の制約があるわけでもないので、試合表と賞状は事前に作っていますが、あとはその場にいる人が会場設営をして、空いている人が係をやる…というような感じでやっていました。
しかし、今回は来賓もいらっしゃるし、武道館を借りている時間も決まっているし、試合の数も多いので、事前に係の割振りを決めておかないと混乱してしまいます。
こんなきっちり決めるのは初めてだったので、漏れがないかなどにも気を遣いました。


用意するものも、試合に使うさまざまな用具(たすき、審判旗、タイマー、ホイッスルなど)はもちろんですが、賞状(筆ペンも!)、トロフィー、救急箱などなど、けっこういろいろあります。


また今回は記念大会だったので、ずっと倉庫にしまいこまれていた当会の「旗」を飾ろうと出してきたのですが…
そういう旗があるというのは聞いていて、箱があるのは確認していたのですが、きちんと出して見たことがありませんでした。
優勝旗のようなものかと思っていたら、シンプルな無地に会の名前が書いてあるものでした。きちんと染めで作ってあり、周囲には房がついています。
旗をかける棒がついており、三脚もついていて、三脚に立てて設置することができるようになっていました。

中に入っているものから察するに、相当古いもののようでしたが(たぶん昭和の頃?)まだ見た目はキレイで使えそうだったので、私がアイロンをかけてから持っていくことになりました。
でも、房の部分がぐちゃっとなっていたりしたので、濡らして整えて、ほどけていた糸を縛ったり、壊れかけていた箱を補修したりと細かい手間がかかりました。


最近「出すのがめんどくさいから」という理由でずっとその旗は出されていなかったようですが、出して飾ってみると設置もそんなに大変ではなく、案外立派で見栄えすることがわかったので、今度から部内試合でも出してみようかな…と思いました。


また、記念写真を最後に撮影するのですが、これはいつも当会のブログの写真を撮影してくださっている、A先生(最近転勤してしまったのですが、今回の大会には出てきて下さるので)にお願いすることに。



しかし、ふだん、何気なく市の大会など出ていましたけれども、試合の形式や試合場の割振りを考えるだけでも相当大変です。
私は市民大会に行ったり出たりという事なら6−7回はあるし、会場係も1回やったし、会場設営の手伝いも2回行きましたが、いざ運営する側になってみると、もっとたくさん考えることがあるのだなと思いました。

プログラムを作ったりメダルを用意したり、記念品の手拭いを用意したり…来賓を招いたり、写真を撮ったりなど、手配しなければならない事は本当に多いんですね。
大会を企画したり、準備する剣連の方達は本当に大変なんだな…、とあらためて思いました。



大会のほうだけで、これだけいろいろ考えなければいけないことがあるのに、大会の後にやる懇親会も想像より考えるべきことが多いのがわかってきて…
その話は次回に続きます。

(続く)
posted by はなずきん at 08:47 | Comment(15) | 親子で剣道3 剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月11日

母と子の剣道日誌(112)どうなるの!?創立記念大会(その1)準備始動までのあれこれ

この話は当剣友会の「総会」が行われた今年の3月にさかのぼります。


私はその総会をもって役員(副会長)になったわけですが…。
その席上、メイン指導をしているSZ先生がこう言いました。

今年度、当会の40周年記念大会をやろうと思っています。

…実は、2年前が40周年だったんだけど、忘れてたんですよね〜」


なぬ?本当は創立42年なのに、今年40周年記念大会をやるんですか…?
「忘れてた」ってところが、SZ先生っぽいですσ(^_^;)


SZ先生は、剣道の教え方がユニークです。
子供の興味をひきつけるような教え方をするし、教え方が上手いので、私は好きな先生なのですが、かなり忘れっぽく、前言ったことや言われたことを忘れたり、勘違いしていたりすることがよくあります。
天然系と言いますか、思い付きで行動することが多くて、一部役員経験者からは「一緒に仕事すると大変!」と言われていました(汗)。


30周年の時は、いつも稽古をしている小学校の体育館で試合をやって、お母さんたちが家庭科室を借りておにぎりを作って配った…という程度だったようなのですが…
しかしなにぶん、12年も前のことですから、それを経験している保護者はほとんどいません。たったひとり、一番下の子が中学3年生で、上にもう成人したお子さんのいるNTさんだけがその時のことを知っていました。


40周年記念大会については、SZ先生が壮大な構想を練ったようで(笑)
「今回は市の武道館借りて、OBをたくさん呼んで、大会と懇親会をやりたいんですよ」と言っていました。


それを聞いた前役員の方が、総会の後で新役員の私たちに
「そんな大々的にやるとしたら、ホテルとかで懇親会やったりするんでしょ?場所押さえるのも早くしないとできないよね〜」
というので
「じゃあ、SZ先生をつついて、早めに決めたほうがいいですか?」
「SZ先生のことだから、もしかしたらそのまま忘れちゃうかもしれないよ。
大会なんてやると役員さん大変だし、そのままそっとしておいたら?」
と言われ、こちらからは何も触れずにいこう、ということに(笑)。


それからずっと、そのことについては何の音沙汰もなかったので…
SZ先生、忘れてるのかな、それともやる気がなくなったかな?と思っていたのですが…。


7月のある日、SZ先生が一枚の書類を持って私のところにやってきました。
「はなずきんさん、大会の時の武道館、場所取ったから。この日でやりますね」と。
それは武道館を借りる許可の書類で、10月のとある日が「大会」として予約されていました。


ええっ、いきなり場所取ってきたんですか!?
いつにするとか、何をやるのかとか、他の人は事前に何も聞いてないんですけど〜?


案の定、あともう一人のメインのSN先生が、その日は都合が悪いと後でわかり…
(せめて先生同士、相談してから場所取ってください〜)
結局、日を変えてまた予約を取り直したんです(汗)


が…SZ先生、忘れてたわけじゃなかったんですね…、

やっぱりやるのか!?40周年記念大会。


それからSZ先生とSN先生、事務局のIZさん(女性で先生でもあります)、役員3名を交えて、大会に向けての打ち合わせが始まりました…。


まずは参加人数がどのくらいなのか把握しないといけませんが…。
他の剣友会の方は呼ぶのかとか、どこまで声をかけるのかでまずひともんちゃくです。
案の定、SZ先生はそんなに細かいところまでは考えてなくて、SN先生やIZさんからいろいろ突っ込まれて(笑)最終的には現役+OBの方限定にすることになりました。
大会の試合内容にしても、どういう部門に分けてやるのか(子供や大人など、どう分けるのかなど)をまず決めないといけません。
何回かの打ち合わせでようやく概要が決まり、IZさんが過去の名簿をかき集めて、往復はがきをOBの方に出すことになりました。


IZさんがこのハガキの文面を考えるのもまた一苦労だったようで…
大会に来る方、と一口に言っても、試合に出るのか出ないのか、剣道をやっていた人なのかただの保護者なのか、お昼ご飯はどうするのか、懇親会は参加するのか…などなど、
いろいろ確認することが多いし、OBなので失礼があってはいけないし、はがき一枚にわかりやすく収めるのに苦労したようです。


お昼もお弁当を頼むということは決まったのですが、お金は取るのかとか…
記念に手拭いを作って配ることは決まっていたのですが、これもどこまで配るのかとか、無料で配るのかどうかなど…。
会の会計にそんなに余裕がない事もあり(思い付きですから予算なんて組んでませんでした)、お弁当は希望者のみ頼み、代金は実費徴収、手拭いは記念なので無料で配ることになりました。
でも、この手拭いが見込みより高いお値段になりまして…、会の財政、ややギリギリです…。


唯一の30周年経験者、NTさんからもアドバイスを受けつつやっと文面が決まりました。そして宛名書きを見学の保護者にお願いしてハガキを出したのが7月の終わりです。
なんとか一段階、準備が進みましたが、参加者が決まったら、まだまだやる事はあります!


その間にも、私はトロフィーの準備をしたりしていました。
会に置き去りにされた?昔のトロフィーがいっぱい残っているのですが、残しておいても飾る場所もないので、銘板を付け替えて今回の大会用に使ってしまおうということで…
10年以上前のであろう、かなり古いトロフィーを会の倉庫から発掘してきましたが、案外キレイで、これをトロフィーや記念品などの専門店である徽章屋さん(っていうのがあるんですね〜。初めて知りました)に出して、磨きをかけて銘板を付けなおしてもらいました。

私がそのトロフィーを持って行ったら、担当の方が「これ、以前に僕がつけた銘板ですよ」って言ってて…何年前からこの店に頼んでたんでしょうね!?


手拭いは、本当は先生OBの方に原版の揮毫(筆で字を書いてもらうこと)をお願いする予定でしたが、ご病気で書けないとのことで、30周年の時の原稿を出してきて、「40」と数字を変えて作ることに。
最初は今ある手拭から原版をつくるか、と言っていたのですが、副会長のファイルの中にその原稿が入っていたので、それを使ってやることになりましたが、武道具屋さんへの手配はSZ先生がやって下さいました。


そして、ハガキが8月後半に返ってきて、出席者の集計をして、本格的に準備が始動し出したのは、9月に入ってからのことでした。

(続く)
posted by はなずきん at 14:36 | Comment(0) | 親子で剣道3 剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月10日

母と子の剣道日誌(111)後輩ができて、嬉しい〜(T_T)

当会の水曜日の子供稽古の後は、大人稽古の時間です。
といっても、先生がいて教える…というわけではなく、体育館が開放されていて、誰でも剣道をやりたい人なら来て稽古をしていい、という時間になっているのです。
別にやるのは大人でなくてもいいのですが、夜も遅いので、たいてい大人しかいません。

当市は一般男性のレベルが非常に高いのですが、他の剣友会の強い方もその時間にいらして良く稽古していたりします。そうそうたるメンバーで、私なんかはとても相手できるレベルではない、って方が多いのですが…。

その中に、前にも何度か書いたことのある二刀流剣士、MRさんがいらっしゃいます。
そして、MRさんに教えを乞うために、二刀流の大学生剣士HG君もよく来ていました。

HG君は、当市の近くの某大学の剣道サークルに所属しているそうなのですが、7月頃に、HG君が大学の剣道サークルのメンバーを4〜5人くらい連れてやってきたことがありました。
それも、大人稽古の時間ではなく、子供稽古の時間にです。

水曜日の子供稽古の時間は、子供がメインではあるのですが…
初心者の大人は、子供に混じって教わることもよくあります。
剣道サークルの大学生たちも、「体験入会」ということで、それに混じって教わっていきました。

HG君は高校時代から剣道をやっているそうで、けっこう実力があるのですが、剣道サークルの他のメンバーは大学から始めたという初心者が多いようでした。
そしてどうも、剣道サークルにはきちんと剣道を教えられる先生がいないような感じで、そのため当会で習いたいということで、来たようでした。

#ちなみに当会の大人専属のN先生は、この大学の元体育教師であり、剣道部の元顧問なのです。


実は、初心者の大人に対してイチから教えてくれる剣友会というのは、そんなに多くはないらしいです。
希望すれば初心者の、子供の保護者が教わることはできる…くらいのところはまあありますが、当会のように、大人の初心者から始めた人がかなり多い…というところはちょっと珍しいようです。
ここまで大人が増えたのはわりと最近のようですが。

現在の当会は(先生なども含めると)子供より大人の人数のほうが多いのです。
日曜日なんか、元立ち(受けて側)が多すぎて、子供は休む暇がなくて大変そうです(笑)


普通は、大学生から剣道を始めるとしたら、だいたい大学の剣道部に入るわけです。初心者の大学生や社会人を教える剣友会、というのはそんなにはないのではないかと…。
うちは「老若男女、経験あるなしを問わず、誰でも剣道をやりたい人ならOK」な会なので、大学生初心者の彼らもウェルカムなのですが、今までは当会の大人会員はほとんどが保護者か、学生は剣道経験者ばかりで、初心者で大学生、という人はほとんどいなかったのではないでしょうか。


体験入会後、すぐに夏休みに入ってしまったためなのか、体験入会をした感触で入らなくてもいいやと思ったのか、その後はその大学生たちはやってきませんでした。
が、9月に入ってから、その中の一人、AY君が入会届を持ってやってきたのです。


AY君は大学一年生で、大学から剣道を始めたようで、まだ級も持っていません。これから1級を受けるそうです。
剣道サークルの実態は詳しく聞いていないのですが、きちんと剣道を教えられる先生はいなくて、経験者がメインで教えているという感じなのかなと想像していますが…。
AY君は防具をつけたりはできていますが、細かい所作ができていなかったり、面打ちもまだあまり上手ではなく、切り返しもまだ習っていないようでした。
子供稽古では、高校生以上の人は元立ちをやる事が多いのですが、AY君はまだ子供のほうに入れられています。(私も入会したての頃はそうでした)

AY君は背は高いのですがかなり細っこくてひょろっとした感じで、打ちも気合い声もまだ弱くて、正直あまり強そうではありません(汗)。
でも、教わる姿勢は素直だし、頼まなくてもいろいろ手伝ってくれるし、可愛い好青年なのです。


しかし、大学生だから大人のつもりで扱っていたのですが、よく考えてみると、AY君はうちの長男と4つしか違わないではないですか…。
私は晩婚晩産なので、48才にして長男はまだ中学3年ですが、AY君くらいの子供がいても全然不思議はないんですよねえ。


すでにAY君は何回か稽古に来ています。
先日ふと、私が入会して以降、私より初心者の大人が来たのは初めてだということに気づきました。(当会では高校生以上は大人の扱いになってます)
私より後から入会してきた大人はけっこういるのですが、みなさんリバ剣(以前剣道をやっていて、復帰すること)の方で…。入会時から二段とか三段の方がほとんどなんですよね。


私は、当会では、大人の中では「常に一番下」の立場だったのですが…
やっと「先輩」になれる日が来た、ということなんですよね!?


剣道の稽古の最初と最後には、必ず一列に並んで正座、礼などをします。
前には先生が座り、それと向かい合う形で生徒が座るのですが、
実はこれ、並ぶ順番が決まっていまして、上座側に段位が高い方が並ぶことになっています。(子供は学年順ですが。)
子供が前列、大人が後列に並ぶのですが、当会の大人の中では一番初心者だった私は、当然いつも一番下座側に並んでいたわけです。


入会して1年半の間、ずっと一番端だった私より下座側に、AY君が並ぶことになり…
(私は1級は持っているので、AY君よりは上の立場なんです)
そういえば私がやっと1級を取った時も、一足先に1級を取った同期のSGさんと同列に並べることがじんわり嬉しかったのですが、
今回は、微妙な差でも私のほうが上なんだ、ということがなんだかとても嬉しくてですね…。


それは、自分が立場が上になってエラそうにしたいとかではなくて(笑)
全くの初心者から、後輩ができるくらいまではがんばったんだな〜、ということが、です。


そして、まだ面打ちもあまりしっかりとはできていないAY君を見ていて、以前の私もこんなんだったんだろうな…、それに比べたら今は前よりはできてるんだな…、とあらためて思いました。
私自身、全然上手くなった気はしていないのですが、(実際、他の方に比べると下手だと思っていますが…)それでも前の自分よりはだいぶできるようになってるんだ、と。


AY君は若い男性ですから、しばらく経ったら私は抜かされてしまうかもしれませんが…
それでも「後輩」ができたことがすごく嬉しい私なのでした。


AY君、これからも続けて来てくれるといいなあ。

posted by はなずきん at 15:09 | Comment(0) | 親子で剣道3 剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

母と子の剣道日誌(110)やっぱり楽しかった、市民大会(その6)祝勝会&壮行会

母と子の剣道日誌(109)やっぱり楽しかった、市民大会(その5)男性4段以上の部は…から続いています。


さて、大会が終わり…
夕方からは、祝勝会を兼ねた、A先生の壮行会を行うことになっていました。


母と子の剣道日誌(106)やっぱり楽しかった、市民大会(その2)あちらもこちらも子供の試合!で書いていますが、小学校3年生で銅メダルをとったKE君のお父さん、A先生は、10月から転勤で休会となってしまうので、その壮行会なのです。


A先生は先生の中では若手で、当会の指導者となったのは私が入会した頃だったようです。
A先生のお祖父さんはなんと道場主なんだそうで…子供の頃からずっと剣道をやっていて三段を取っていましたが、大人になってからは離れていたそうです。
私が入った前年にお子さんが入って、その時はA先生自身はやる気はあんまりなかったそうなのですが、見ていたらやりたくなって「リバ剣」されて、それからはのめりこんでしまい…
体重を10キロ落として体を作りこんで…その年にはなんと市民大会初参加にして優勝したそうです。
それから四段に合格されて、当会の指導者になったということでした。

私が入会した頃、A先生の奥様がよく「主人が剣道にのめりこみすぎて、休日も家族の相手を全然してくれないんです」と嘆いていましたっけ。
奥様と知り合った頃も、結婚してからも、A先生は剣道は全くしていなかったそうなので、A先生の家が剣道一家だということは知らなかったそうです…。(お祖父さんは道場主ですが、お父さんはやっていなかったそうなので)


和気あいあいとしているけど、ちょっとゆるくなりがちなうちの会にあって、A先生は引き締め役で、子供がだらだらしているとバシっと叱ってくれたりしていました。
でもふだんは本当によくそれぞれの人を見ていてくれて、丁寧かつ的確にその人に合うアドバイスをしてくれるのです。
A先生のアドバイスはわかりやすくて覚えやすくて、私にもとても役に立っています。

例えば、よく「打った後、左足の引き付けを早くしなさい」と言われますが、それを具体的に
「打った後の三歩目が最速になるようにと意識するといいんですよ」とか。
また、打った時にスナップを効かせると「いい音」がして、一本を取ってもらいやすいのですが、私は「当たっているけど音がしない」らしいのです。
「どうすればいい音が出るようなスナップの効いた打ちができますか?」とA先生に聞いたら
「打った瞬間の手首の使い方が大事で、”水銀体温計の温度を下げるようなあの動き”が必要なんです」など、ユニークな例えで教えてくれたり。


剣道の稽古って主に全体指導が多くて、個別に詳しく教えてもらえる時間はあまり多くはないのですが、A先生はひとりひとりがきちんとできるまで繰り返し教えてくれたりして、本当に助かりました。


私が合宿で肉離れを起こしてしまい、よろよろ歩いている時も、心配して肩を貸してくれたり、荷物を持ってくれたり、何かと気を遣ってくれて、その優しさがありがたかったです。
入会して一年半の間、どれだけお世話になったかわかりません。


ここ数年ほぼ更新されていなかった、当会のHPも、A先生がブログを始めてから活気づきました。
A先生は写真が趣味だそうで、高そうな一眼レフでいい写真を撮ってくださっていました(笑)
写真の腕前もいいのですが、ブログの文章も当会らしく、和気あいあいとしている感じが伝わってくる感じでした。
今年、入会者が多かったのはブログのおかげかも…と思います。



それに加えて、A先生の奥様も本当にいい方で…。
やや毒舌気味で(笑)、物事をすっぱり言うタイプの方なのですが、みんなが言いづらいような事を率先して言ってくれている気がしました。
見学している時も、新しいお母さんに率先して声をかけて、「困ってることはないですか」と聞いてくれていました。
大人稽古の時間に、親の稽古が終わるまで待っているお子さんの面倒を見てくれていたり。
私がいろんな仕事を抱えていると、さりげなく手伝って下さったり。

私が稽古をお休みする時に、メールでA先生の奥様にやる事をお願いしたら、返信をいただいて、その時に
「なんでもできる事はやるのでどんどん使って下さいね。はなずきんさんの負担が軽くなりますように!」
って書いてあって。

役員は3人いても、副会長という役割上、また出席率が高い私に仕事が集中しているのが現状なのですが…
いろんな方から役員の仕事について厳しいご意見をいただく事が多い中で、A先生の奥様の心遣いが本当に心に沁みて、涙が出そうになりました。


私がこまこまとやっている備品の整理についても、「はなずきんさんがわかりやすく、使いやすく整備して下さっているんですよ〜」とA先生に奥様が説明していて、よく見てくれているなあと思いました。


A先生の転勤は突然決まったことらしく、私もそれを知ったのは夏合宿の時でした。
A先生も奥様も、当会にとって(私にとっても)大切な方だったので、本当に残念でなりません…。
数年したら戻ってこられるということではありますが…。


そんなA先生の壮行会で、先生への記念品は会から出すことになっていましたが、(名入れの革ツバにしました)奥様は”会員”ではないので、会からは記念品は出さないとのこと。
でも、私としては奥様にもお礼の気持ちを示したい…と思って、個人的にお礼のお菓子を買って、お手紙を書いてお渡ししました。


壮行会では、私はA先生の後ろに座っていたので、A先生に「いなくなっちゃうなんて寂しいです〜」とお酒をつぎにいったら、剣道の技術的なアドバイスをいろいろと熱く語ってくれました(笑)
A先生は、本当にみんなに剣道が上手くなってほしいって思ってるんだなあ…、とありがたく感じました。


A先生はもう転勤されたそうですが、奥様たちはまだこちらに残っていて、週末はこちらに戻ってきているようで、時々顔を出して下さいます。
でも、もう少ししたら、奥様とお子さんも転勤先に引っ越してしまうので、当分来られないでしょう。
今度行う、当会の創会記念大会に来て下さるのが最後なのかなあ…。本当に、残念です。


壮行会で書いた色紙には「A先生が戻ってくるまで、お待ちしてます!」と書いた私です。
それまで続けていられたら、そしてもう少し上手くなって迎えられたらいいなあ。


飲み会には、女子優勝の金メダリスト(笑)NIさんも来ていました。
NIさんは、稽古に出てくる回数はあまり多くはないので、そんなに話す機会がなかったのですが…
まだまだ若いNIさん、会社での恋バナなども聞かせてもらい、若さがいいなあ〜♪と思いました(笑)


相変わらず、盛り上がり過ぎてかなり長引いちゃった宴会でしたが…(いつも、店の人に早く出て下さいと言われてしまいます(笑))
A先生とのお別れを感じて心中しんみりしつつも、
剣道の話が思い切りできる飲み会は楽しかったです。



しかし、次の大会では、私も一勝くらいしたいなあ。(^_^.)



「やっぱり楽しかった、市民大会」編、これにて完結です。
posted by はなずきん at 10:45 | Comment(0) | 親子で剣道3 剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

母と子の剣道日誌(109)やっぱり楽しかった、市民大会(その5)男性4段以上の部は…

母と子の剣道日誌(108)やっぱり楽しかった、市民大会(その4)男性三段以下の部、まさかの!?から続いています。


私の試合が午後の部の一番最初にあったもので、お腹が重くなりすぎないよう、お昼のお弁当は半分残していました。
でも、おなかはすいていたので、自分の試合が終わったら残り半分を食べようと思っていました。

女子の部では、自分の試合が終わってからもNIさんが決勝まで行っていたので目が離せず、男性の三段以下の部でもOMさんが勝ち進んでいたのを見ていたので時間の余裕がなく、そしてまたすぐ男性四段以上の部が始まってしまい…
四段以上の部も見たい試合目白押しで、いったいいつお弁当の残りを食べればいいのか…、と悩みながらの観戦です(^_^.)
#私、食い意地が張ってるもので、どうしても食べられない時以外は「食べない」という選択肢はありません(笑))


さて、一般男性の四段以上の部が始まりました。

四段以上の部の出場者は6人ですが、うち4人は当会の指導者(先生)です。
そして残りのふたりの「生徒」のうち、W君(四段)は当会では唯一の現役大学生です。
いや、実はあと一人、大学4年生の男性がいるのですが、就職活動などで忙しいようで全く出てきておらず、私はほとんど稽古するのを見たことがありません。
W君は大学では剣道部には入っていないそうですが、なかなかの腕前で、当会の「生徒」の中では彼が一番上手くて強いかもしれません。

W君は一回戦を難なく勝ち進み、二回戦目は、昨年の個人戦では優勝をしている強豪N剣友会の二刀流剣士MRさんとの試合です。
私がMRさんのファンなのもあり、この試合は見逃せません!
ワクワクしながら観戦です♪


W君とMRさんの試合、両者なかなか譲りません。
お互いが一本を取った状態で、延長戦に入りました。
W君はかなり上手いとは思っていましたが、前回優勝のMRさん相手にここまでやるとは!

もともとの試合時間は3分なのですが、延長になると、どちらかが一本取らないと終わりません。
そうこうしているうちに、試合時間は5分を越えました。

と…、向こうの試合場で、警察官のMK先生の試合が始まっています!
み、見たい〜!でも、こっちの試合も最後まで見たい〜!
仕方ないので、目の前のW君対MRさんの試合を動画撮影しながら、自分の目ではMK先生の試合のほうを見ているという、器用なことをしていました(笑)。


とうとうW君の試合時間は10分になり…ふたりともけっこう動くタイプなのですが、両者ともにさすがに疲れが見えてきたかな…と思った頃、居ついてしまったW君の面をMRさんがとらえました!
試合終了です。

残念ながらW君は負けてしまいましたが、昨年の優勝者にここまで互角に戦うとは、やるなあって感じです。
試合が終わって戻ってきた二人とも、顔を真っ赤にしてさすがに苦しそうでした。
「試合時間、10分超えてましたよ!」と声をかけたら、MRさんが「ええーー、そりゃ疲れるわけだ」と言ってました。

実はこの後、MRさんは二回戦で負けてしまったのです。昨年の優勝者が二回戦で負けてしまうとは…
みんな「W君が疲れさせたせいじゃないの?」と言っていました(笑)



さて、その間、MK先生は一回戦を勝っていましたが、一本取られて取り返して、その後一本取っての勝利です。
私はMK先生にはかなり期待していて、もっとスイスイ勝つだろう、と思っていたので、意外に苦戦している?という印象でした。


そして初エントリーの「若き消防士」MFさんの試合が始まりました。
MFさんは小さい頃からずっと剣道をやっているそうで、四段を持っています。
ちょっと前までは、職場の剣道部でバリバリやっていたそうなのですが、今は119番を受ける部署に異動してしまい、そこには剣道部がないのでしばらく稽古をしていないのだそうです。

そこで子供を当会に入れて、自分でもやることにしたのだそうですが、仕事が忙しくて、ほとんど稽古には出られておらず…お子さんを連れては来るのですが、子供稽古が終わると仕事があるといってすぐ帰られてしまうので、ほぼ毎回稽古に出席している私でもMFさんが稽古するのは数回しか見た事がありません。
まして、試合なんて見るのは、私以外の当会のみなさんも初めてだと言っていました。



MFさんの初戦の相手は、強豪N剣友会の方でした。
どちらもなかなか一本が入りません。
もうすぐ試合時間が3分になろうという時、相手の方がMFさんに「突き」を入れてきました。それは決まらなかったのですが、MFさんはその後すぐに「突き」をやり返したのです!

その様子を見ていた「理想の上司」EBさんいわく「あれは、突きをやられて腹が立ってやり返したんですよ。負けず嫌いだな〜、MFさん(^_^.)」と。
実際、後で聞いてみたらやっぱりそうだったということでした。
MFさん、ふだんはにこやかなんですが、勝負ではけっこう怒りっぽい方のようです(笑)

「突き」を入れられる、ということは、ど真ん中が空いている…つまり油断しているということで、他の技を入れられるよりも腹が立つようなんですよね。

結局この試合は延長になり、試合時間が6分を過ぎたところで、MFさんは面を取られて負けてしまいました。残念!



さて…「現役警察官」MK先生の二回戦の相手は、強豪N剣友会の方です。
しかしMK先生は調子が出てきたのか、この試合は二本取ってすんなり勝っていました!

そして三回戦の相手は前回準優勝された方です。
これはお互い一本も取らずに延長戦になり、そこから面を決めて勝利です。
この時点で銅メダルが確定しました!


さて…ここまで目が離せず、お弁当を食べずに見ていた私ですが…
MK先生の次の準決勝の試合は、すぐにはできないようです。
トーナメントで対戦する相手がいる片方のグループの試合が進んでいなかったからです。


次のMK先生の試合は、幸い私たちの控場所のすぐ近くの試合場です。
よし!お弁当の残りを食べるなら今しかない!と思いました。
MK先生の試合が始まったら見えるような場所で(でも、目立たないように隅っこで座って)私はお弁当の残りを食べ始めました。


そして私がまだ食べている時に、準決勝が始まってしまいました。
MK先生が勝つだろうというつもりで、次の試合はしっかり見ようと、準決勝を観戦しつつお弁当を食べ終わったのですが…
残念ながら、この試合、MK先生が負けてしまったのです。


戻ってきたMK先生は、悔しそうに
「負けちゃってすみません。ひさしぶりなんで、今回はこのくらいで勘弁してください」と言っていました。
それを聞いていたMK先生の息子さんKT君は
「お父さん、どんどん勝つって言ったのに、負けちゃったじゃん!」
と不満そうです。
#KT君は初心者で、まだ試合には出ていません。


いやいや、でも、十分勝っていただきました…。
一般男性のレベルが高い当市で銅メダル獲得はけっこう大変なことですから。
男性は強豪N剣友会以外の方でも、けっこう強い方が多いのですよ!
でも、次回はもっと期待しちゃいますが(^^)


大人の部では、女性三段以下、男性三段以下、男性四段以下でメダルがもらえたのです。
しかもひとつは「金」ですから、今回はかなり華やかな戦績です♪
自分が勝ったわけではないですが(笑)表彰式で、我が会の名前が読み上げられるのは嬉しいものですね!


自分の戦績はイマイチでしたが、当会のみなさんの活躍で、とても楽しかった秋季市民大会となりました。


(まだ、つづきます!)

posted by はなずきん at 01:12 | Comment(0) | 親子で剣道3 剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする