2016年06月16日

母と子の剣道日誌(88)私の戦いのテーマ曲「いつか」

前回に引き続き、私の「戦いのテーマ曲」3つのうち最後のひとつをご紹介します。

斉藤由貴の「いつか」という曲です。

この曲は、正確に言うと「私の戦いのテーマ」というよりは、
「私が剣道というものに向かうためのテーマ」というべきでしょうか…。



私が斉藤由貴を好きになったのはいつ頃だったでしょうか…
世間より一足遅れてて、「スケ番刑事」ももう終わっていたかと思います。
あんまりテレビを見ない私なので、好きな芸能人はかなり少ないのですが、斉藤由貴はその少ないうちの一人です。はっきりと覚えていないのですが、高校三年の時に付き合った人が、斉藤由貴が好きだったのがきっかけだったような気がします。

でも、本人そのものが好きというよりは、歌が好きだったんですよね。
透明感のある歌声や、斉藤由貴本人のイメージが感じられる歌詞が好きでした。

それもメジャーな「初恋」「卒業」とかじゃなくて…
二枚目のアルバム「ガラスの鼓動」の「月野原」とか、
あとカルピスのCMに使われていた「予感」などから好きになって…。
一時期は全部アルバムを揃えていて、斉藤由貴の歌の同人誌まで出しちゃったほど好きでした(笑)。



今はそこまでは熱は入っていませんが…
この「いつか」は、主人がこの曲を特に好きなこともあって、よく聞いていました。


もともと好きな曲でしたが、私が剣道を始めた時にこの曲を聞いて…
ああ、これは私の心境にぴったりだなあ、って思ったのです。


私は45歳、未経験で、体力もさほどなく、運動神経もいいわけではないのに、無謀にも剣道を始めてしまったわけですが…
好きで始めただけに、自分の「できなさ加減」に落ち込んだことは何度もあります。

最初に剣道を習い始めた時は、子供しか教えないはずの警察でただ一人の大人として教わっていたので、何かと風当たりもありました。
そして先生は私が必死に努力している部分はほめてくれず、できない事を言われてばかり。
「私なんかが今から剣道をやるなんて、無理だったのかな」という言葉が頭をかすめたのは、一度や二度ではありません。

そんな時にこの曲を聞いて、やっぱり逃げちゃだめだ、と自分を奮い立たせていました。


「いつか」歌詞


この曲の歌詞は、自分の生まれ育った街を離れ、自分の夢を叶えるためにどこかに向かった人の心境…のように書かれています。
私自身には、そういった経験はありませんけれども…。
でも、剣道という未知のものに挑戦している自分の心境には、しっくり来る歌詞でした。
ちなみに、この歌詞は、斉藤由貴自信が作詞しています。


「走りだせ 走り出せ 決めたのは 自分自身だから
一人きり 一人きり 寂しい顔は 見せずに行くよ さよなら」

「美しく 美しく 風に立て 大空に向かえ
追いかけろ 追いかけろ 生きてる限り 止められないよ この夢」

「時にはこの心 壊れてしまうほど 
傷つき果てて 泣きくれる夜があるとしても
負けないで 負けないで 確かなもの ひとつもなくても
信じたい 信じたい 他の誰とも 比べられない自分を」


人があまりしない事をするからには、何かしら風当たりは来ます。
そういうのは比較的、気にならないほうの私ではあるのですが…
それでも時々、へこんでしまうこともあるのです。
そんな時にこの曲を聞きます。

「強く」ではなく「美しく」というところがいいのですよね。


そして、試合前にも、自分の「初心」と「道のり」を思い出すために、聞いたりします。

私は「剣士」になりたくて剣道を始めて、弱いながらもそのはしくれになれたのだ。
いろいろ辛い想いもしたけれど、それを乗り越えてここまで続けてきたのだ。
今でも剣道を好きで続けていられることは幸せなことなのだ、とあらためて思うのです。

自分を支えてくれた人たちにお礼を言いたい。
がんばってきた自分に「よくやった」「これからもがんばろう」と言いたい。

この曲は、そんな気持ちを思い起こさせてくれます。



今回、調べてみて知ったのですが、この曲、東日本大震災の復興支援ソングとして使われているのですね。
辛い時でも、前を向いていこう…と感じさせる曲なのでしょう。

ぜひ、聞いてみてください。



posted by はなずきん at 00:43 | Comment(4) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする