2016年06月09日

母と子の剣道日誌(79)二回目の1級審査。(その5)結果発表と、みんなの反応と。

母と子の剣道日誌(75)二回目の1級審査。(その1)事前にゴタゴタありすぎ!
母と子の剣道日誌(76)二回目の1級審査。(その2)審査開始までにも、いろいろと。
母と子の剣道日誌(77)二回目の1級審査。(その3)いよいよ、審査開始
母と子の剣道日誌(78)二回目の1級審査。(その4)一次審査&二次審査
から、続いています…。


さて、閉会式が始まり…
まずは二次審査の結果発表です。
形は上手くできたので、まず落ちないだろう、と思っていて、ここはそんなに心配していませんでしたが…
形稽古は、丸1年やってましたからね!大人の1級受審者としては経験長いですから(笑)。
運動神経がほぼ関係ないので、こちらのほうは自信あったんです。

でも、微妙にひとつ剣をかわす向きを間違えていたようで、審査が終わった後から知らない男性(剣連の方だったのかな?)に指摘されましたが(笑)あがってて間違えちゃったんでしょうね…。
1級の場合はひとつふたつのミスはけっこうあることなので、それで不合格にはならないでしょうけれども。


二次審査の結果は「全員合格」でした。
んー、形はかなりできてない子が一人いましたが(うちの剣友会の子の相手だったので、うちの子のほうがかわいそうだなーと思って見てました)、あの子も合格なのか?と思いましたが…、
前回もけっこう怪しい子がいたと思いますが、どうも形で落とすことはほぼないような印象です。


その後、審査員さんから
「全員合格ではありますが、以下の番号の人は、立ち合いで竹刀がきちんと振れていませんでした。ただ相手に竹刀を当ててるだけなので、きちんと振り上げ、しっかり振り下ろすように稽古してください。この方達は、初段まで相当がんばってほしいです」
と言われて、10人くらいの番号が読み上げられたでしょうか…。
自分の番号が呼ばれるんじゃないかとドキドキでしたが、呼ばれなかったので、ほっとしました。

あと、木刀の形のほうも
「木刀の握り方が悪かった人がいます。右の小指をしっかりかけて木刀を握るように。また右の人差し指を伸ばさないように」と、上手くできていなかった数名の番号が呼ばれました。
こちらも私の番号が言われなくてよかったです…。
この時に、審査員さんが、私が貸した木刀を使って説明をしていました。

実は、私の前にいた大学生さんが形審査の時に、まさにその「小指をかけずに握って」いたので、「小指も一緒に握ったほうがいいですよ!」って教えたのですが、それがちょっとは役に立ったようだとほっとしました。(もちろん、その大学生さんは、番号を呼ばれていませんでした)



閉会式が終わり、自分の荷物のある場所に戻ろうとしたら、さきほどの市の剣道連盟の方が木刀を返して下さる時に「合格、おめでとうございます」とにこやかに言われました。
どうも、私が2回めの受審である、ということを、剣連の方がみなご存知だったようで…。
だからさっきも木刀を貸す時に、名指しで呼ばれたのでしょう。他の受審者はみな1回めですから、すでに名前を知ってる私のほうが借りやすかった…ってことなのでしょうか。


そのすぐ後に、なんと市の剣連の会長さんからも声をかけられました。
私は会長さんを大会や審査などで何度も拝見したことはありますが、こちらが壇上で話をしている会長さんを見ていただけで、直接話をしたことはなかったので、びっくりしました。
剣道連盟の会長といえば、大会や審査の賞状に、名前が入っているような立場の方ですから。

会長さんはこの間出稽古に行った会の所属の方だったのですが、先日うちの会がお邪魔した時にはいらっしゃいませんでしたので…。
でも、会長さんは、前回の審査も今回の審査も私の立ち合いを見ていてくださったのでしょう。


「合格おめでとうございます。今日は良かったですよ!満点でした」
(いやいや、あんまりできてなかったぞ!?と内心思いましたが…、)
「どうもありがとうございます。」
「初段審査もがんばってください」


こんな大人の超初心者の私が、剣連の会長さんから直接激励していただくとは…!
この日の立ち合いは「満点」ではなかった気がしますが、前回の受審時からかなり努力をしていたのは確かなので、それについて認めていただいた「努力賞」だと思っていいのかな、と…。



それから、荷物のあるほうに戻ったら、うちの会の先生たちが待っていました。
いつも子供や私を教えてくれている、SN先生が、私の手を取って「おめでとう」と言ってくれました。
SN先生は本当にいい方なのですが、この時も心から「良かった」という表情をしていたので…本当に私のことを心配してくれていたのだな、と感じて涙が出そうになりました。

他の先生や保護者も、口々に「おめでとう」「良かったね」と言ってくれました…。
しかし、たかが1級合格くらいで、これだけ喜んでもらえる人もそういない、でしょうね。(笑)


ただ、やはりうちの会の先生方には、今回の私の立ち合いは「満点」ではないと映っていたようです。
良かった部分もほめていただきましたが、「打った後に首をかしげる癖がついていて良くない」と言われました。いつも打突が入らないので、そういう癖がついちゃってるみたいで…、
「例えきちんと入ってなくても、自信満々で抜けるようにしなさい」と言われました。

水曜日に子供を教えるメイン担当のSZ先生は、審査直前の稽古で「技を入れる必勝法」を教えてくれたのです。その稽古内容は私にとってけっこう役に立ったのですが、審査当日にそれを生かせたかどうかは微妙でして…。
「初段受審に向けて、基本を見直しましょう」と言っていました。

そう、まだ課題は山積みです。初段審査まであと半年しかありません。
私が半年後に初段に合格するとはちょっと思えないのですが(汗)、それでもできるだけそれまでに向上できるよう…秋の受審向けてがんばりたいと思っています。



審査が終わって、防具を片付けていたら、審査の組で一緒だった大学生女子が3人、私のところにやってきまして…3人できちんと正座して礼をして「どうもありがとうございました!」と言ってくれました。
おそらく、先生に「ご挨拶してきなさい」と言われたのかと思いますが、それでも嬉しかったです。

若いってだけでもカワイイものですが、実際にもけっこう可愛い子たちでした。
「こちらこそ、ありがとうございました。形もしっかりやっていただいてとても良かったですよ。
みなさん合格して良かったですね!これからもがんばってくださいね」と伝えました。



母と子の剣道日誌(80)二回目の1級審査。(その6)「お待ちしていました」の理由(わけ)
に続きます。
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2016年06月08日

母と子の剣道日誌(78)二回目の1級審査。(その4)一次審査&二次審査

母と子の剣道日誌(75)二回目の1級審査。(その1)事前にゴタゴタありすぎ!
母と子の剣道日誌(76)二回目の1級審査。(その2)審査開始までにも、いろいろと。
母と子の剣道日誌(77)二回目の1級審査。(その3)いよいよ、審査開始
から、続いています…。


一次審査の立ち合いが始まりました。

礼から蹲踞にかけては、堂々とできたと思います。
「始め!」の合図とともに、気合い声を出しました。
(ここが重要だ、と先生たちはみなそう言います)

相手は剣道歴の浅い大学生たちですが、さすが体育系の人たちだけあって、動きは悪くありません。
けっこうがんばってるなあ、と思いました。

でも、なんか間合いがうまくつかめません…、
心配していた通り、剣道をいつもやっている人とは打ってくるタイミングが違って、こちらが打ってもなかなか有効打突が入りません。

こっちが打った小手が入ったかな?さっき打った面は微妙だな…、と思っていましたが、
そんなに立ち合いは長い時間ではなく、相手が打った「面」が私にまあ入ったかな?という時に、「やめ!」の声がかかりました。

うーん、どうなの、これ…、と思いましたが…
すぐに次の立ち合いが始まります。

前の立ち合いがそんなに長い時間ではなかったのに、ちょっと息が切れています。
やはり、緊張していたからでしょうかね…。

次の立ち合いも、やっぱりちょっとやりづらく…
うーん、入ったの?どうなの?って感じでしたが、
そこそこの時間で「やめ」がかかりました。


正直、有効打突が取れたかというと…、
試合だったら、一本取ってもらえないような打突しか打てなかった気がします。
あまり満足のいく立ち合いではありませんでした…。


私達で立ち合いの審査が終了だったので、いったん自分の荷物のところに引き上げて、面を取って審査の結果を待ちます。

私がトイレに行って戻ってきて、垂を付けなおしていたらもう発表ということで「木刀を持って集合してください」と呼ばれました。
受験者が多かったわりには、すぐに審査結果の発表なんですね。


一次審査の結果は…「全員合格」でした。
正直、前回の審査基準と同じだとしたら、今回も私は不合格な気がするし…、
私以外にも「うーん、どうなの?」って人が何人かいましたが…。

6月の審査は、よっぽどのことがない限り、全員合格になるのかなあ、というのが正直な感想です。
冬の審査との基準の違いに納得いかない気持ちはありますが、また落ちたくはなかったですから…とりあえず、ほっとはしました。



一次審査の合格発表後、すぐに、二次審査が始まります。

今度は一次審査の組とは違い、受審番号順に二列に並べ、向かい合った二人が「形」の相手となります。
一回に5−6組を同時に審査するので、全体を4回に分けての審査でした。

二次審査の形稽古は、私は一年間しっかり練習してきたので、自信はありました。
前もけっこうできてない子がいましたが、受かってましたし…。

まず、審査員に見えないところで、座礼をします。
それから、審査員の前に並んで、係員の掛け声に合わせて「形」をします。

形は、あらかじめ掛かり手も受け手も出す技が決まっていて、
例えば「小手、面」という技なら、掛かり手は必ずその順番に技を出し、受け手はその動きに合うように刀や動きを合わせていきます。
一見、簡単そうに見えるのですが、刀をどの方向から降ろすかとか、何歩歩いて間合いをいつ合わせるかとか、細かいことが決まっていて、案外覚えるのは大変でした。


相手が間違っていたり下手だったりすると、こっちもやりづらいのですが、
私のお相手の大学生さん、けっこうしっかりやってくれていました。

子供相手だったりすると、お互いの「間」があまり合わないこともあるのですが、
(子供は、相手の様子を見ないで勝手にやってる子も多いです…)
さすが大学生、私と技のタイミングを合わせて落ち着いてやってくれています。先生にしっかり指導されてきたんだろうな、と思いました。
ほんの少し間違いがありましたが、私も一回ミスしたので、お互いさまです(笑)

組んだ相手とお互い「掛かり手」「受け手」の双方をやって、終了です。
また、戻って座礼をしまして。
私達が一番最後だったので、審査はすべて終了となりました。


正直なところ、小中学生は形の出来はけっこう怪しい感じの子も多かったですね。
うちの会は、けっこう形稽古に時間を割いているので、小学生6年になるとみんな形はきちんとできているのですが、警察だと1級審査の前にちょこっと練習するだけなので、あまりできていない子が多かったです。警察の子は、試合はかなり強いんですけどねえ。


二次の「形」の審査が終わり、受審者のみんなが木刀を置くために、自分の荷物のところに一旦戻ろうとした時です。かなり遠くのほうから「はなずきんさん!」と剣道連盟の係の方から声をかけられました。


えっ…、なんかしたかな、私…、
とドキドキして呼ばれた方のほうに行ったら
「この後の講評の時に木刀を使うので、木刀を貸していただけますか?」
と。

あ、それだけのことね…、とほっとして、木刀をお貸ししたのですが…
他のみんなも木刀を持っていたのに、わざわざ遠くから名指しで呼ばれたのは、1級審査を受けた中で大人が私しかいなかったから?
微妙に不思議でしたが、この疑問の答えも、あとでわかることになります…。



母と子の剣道日誌(79)二回目の1級審査。(その5)結果発表と、みんなの反応と。に続きます…。
posted by はなずきん at 00:03 | Comment(0) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

母と子の剣道日誌(77)二回目の1級審査。(その3)いよいよ、審査開始

母と子の剣道日誌(75)二回目の1級審査。(その1)事前にゴタゴタありすぎ!
母と子の剣道日誌(76)二回目の1級審査。(その2)審査開始までにも、いろいろと。
から、続いています…。


いよいよ1級審査の開始です。

最初は「審査についての説明」ということで、まず整列をします。
今回は受審者は男女合計36名でしたが、
だいたい、同じような年齢ごとにまとめて、一列4−6名くらいにして並べていました。

この「列」を審査のひと組とします。

例えば、101から105で一列だったのですが、
まず、101と102が2人で立ち合いをします。
次に102と103が立ち合い→103と104→104と105→最後に105と101
という順番になるわけです。

女子は全部で10名で、127-133が高校生以下、134-136が大学生(体育教師の卵)、137が私です。
なので、127-133の6名で一組(ひとり欠席だったので、番号とはずれています)、134-137の4名で一組となり、私と組んだ3名は全員大学生でした。

一次審査は立ち合いのみです。
前回は立ち合いの前に「切り返し」があったのですが、今回からなくなっていました。
2級以下は切り返しがありますが、初段にはないので、初段の内容に合わせたということなのでしょうか。
一次審査が終わったら、一次審査の合否の発表があります。

その後、一次審査の合格者は木刀を使った「形」の二次審査を行います。
(「形」は正確には「木刀による剣道基本技稽古法」というものです。)

上記のような審査のやり方の説明が市剣連の方からあり、それが終わってから審査員の先生方が入場して、開会式が始まりました。


剣道は、行事ごとでは何かと「開会式」がつきものなんですよね。
稽古でも行事でも「正面に礼」「先生に礼」は、必ずやります。
大会だったら君が代斉唱がありますが、さすがに審査の時はそういったものはありませんでした。
開会式では、審査員の先生から注意や激励があって、すぐに審査開始となりました。


ちなみに警察の行事では、けっこう「署長」がよくいらして訓話をしたりということがあります。
何かの行事で、稽古をつけていただいたのが副署長だった(かなり強い方でした)、と後で知ってびっくりしたこともあります。
署長クラスの方が来る時は、ふだんの稽古では歌を歌っているような先生が(笑)、緊張して「失礼のないように!」って感じだったので…やっぱり警察は上下関係の厳しい組織なのだなと感じていました。
警察では、犯罪者に対して組織的に素早く対応しなければならないのですから、上の命令は絶対、というのは当然ともいえますけれども。

私は警察の行事や組織に興味があったので、わりと楽しんでいましたが、警察で剣道を習っていると何かと堅苦しい行事に参加させられるので、そういう雰囲気が苦手な方は警察で習うのはやめたほうがいいですね(笑)。警察はやはり、普通の剣道の会以上に、お堅い感じはありました。


さて、話がそれてしまいましたが…

まずは一次審査、立ち合いを行います。
受験番号順に、2人組で、お互い試合のように打ちこんでいきます。

私は順番は一番最後なので、待っている間に前のほうの立ち合いの様子を観察していました。
昨年6月の次男の受審の時も見に来てたので、見るだけも含めたら今回で3回目でしたね。


立ち合いの時間はだいたい1分〜2分くらいなのですが、組によって「やめ!」がかかるまでの時間が違います。
審査員をした方の談によると、礼をしてから蹲踞、「始め!」の合図から最初の打ちを見れば、実力のほどはほぼわかるそうです(汗)。
きちんと形ができているかどうかは、すぐに判断がついているようですが、お互い有効打突に近いものが入るまで、見ているようでした。
つまり、上手い人ほど、立ち合いが終わるのが早いのです。もたもたとして打てていないと、「やめ!」までの時間が長いです。

「やめ!」の合図がかかると、審査員の先生方が、何やら書類にいろいろ書きこんでいます…、


前回書いた通り、1級審査は小学6年生以上でないと受けられません。(地方によって微妙に違うようですが)
つまり、一番若いのは、6年生の3月生まれの子で…そこから生年月日順に並べて受審番号を振っています。
男子は小学生10人くらい、あと中学生数名、大学生(部活っぽいです)7〜8名といった感じでした。
女子は小学生6名、大学生(大学の体育教職課程の子)3名、そして私でした。
学生ではない受審者は、男子を含めても私だけのようでした。


立ち合いを見ていると、大半の小学生は上手いのですが、時々「私より下手かも?」って子もいまして…さらに中学生以上は剣道を始めてすぐの子も多そうで、玉石混交って感じです。
有効打突が入ってた…のかな?というちょいと怪しい人も数人いました…。


私と一緒の大学生女子たちは、2年生だそうです。
体育の先生になる子たちなのですが、剣道は1年の授業ではちょっとしかやっておらず、2年に入ってから審査のためにある程度やった、という感じのようです。
中学の体育は現在、武道が必修なので、先生は剣道の1級を取っておかないといけないのでしょう。


「体育の授業でやった」という程度ですから、もちろんあんまり防具付けなども慣れていません。
そばにおそらくその子たちを教えている先生、と思われる女性がいて、ちょこちょこ着装を直しにきていたりしました。
他にも何人か、剣友会のお母さん?先生?というような方がいて、審査を受ける人をチェックして細かい部分を直してあげていたりしました。

私も時々「ヒモ、中に入っちゃってますよ」とか「上着がたるんでますよ」とか教えてあげていました。
剣道って、そういう細かいところがウルサイのですよ。


母と子の剣道日誌(78)二回目の1級審査。(その4)一次審査&二次審査
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posted by はなずきん at 00:21 | Comment(0) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

母と子の剣道日誌(76)二回目の1級審査。(その2)審査開始までにも、いろいろと。

母と子の剣道日誌(75)二回目の1級審査。(その1)事前にゴタゴタありすぎ!より続いています…。


さて、級審査が行われる市の武道館に、車でやってきた私。
駐車場に入ったらば…、あれ、全然、スペースが空いていません!!

ここの駐車場はわりと停める場所は多いし、1級審査の時間よりけっこう早めに来たつもりだったので、大丈夫だろうと思っていたのですが…
午前中に2級以下の審査があったのと、子供向けの剣道教室があったせいでしょうか?

とりあえず、駐車スペースではないはじっこに車を停めて、武道館の人にどうしたらいいか聞いてみようかとそちらに向かったところ、パパ剣友の「稽古中毒」SZさんと、中1の昨年リーダーの息子さんRS君にばったり会いました。
ちょうど子供向けの剣道教室が終わったところだったようです。
「車、出しますか?」と聞いたら「今から出ますよ」と言われたので…
あー、よかった。これで駐車スペースが確保できました。


車を停めて、武道館に向かったら、うちの剣友会の子供たちがぞろぞろ駐車場のほうにやってきました。
2級以下の審査会に出た子たちが、そのままその後の剣道教室に出たそうで、かなりいっぱいいます。
(先生からみんな出なさい、と言われたそうです)

うちの会の人とあちこちで立ち話しながら、武道館に到着しました。
一昨日話を聞いてもらった役員さんもいて「大変でしたね、がんばってくださいね」と声をかけてくれました。

そして、先生たちも大勢いたのですが、みなさんが私に声をかけに来てくれました。
やっぱり、心配だったのでしょうね…。(汗)


お叱りをうけた旧役員さんともちらっと会いました。
第一声で「いろいろごめんなさいね!審査、がんばってくださいね」と言われました。
さすがに、審査直前に怒ったのはまずかった、と後で思ったのかもしれません(笑)。

いやほんと、このタイミングで怒るのは勘弁してほしかったですよ…、
そこは私は言いませんでしたけど…、



会場について周囲を見回したら、前一緒だった、警察の人たちも何人か会場にいました…
って…、うちの家族をいじめていたお母さんもいるじゃないですか。
その人がいるせいで雰囲気が悪くて、息子がそれに嫌気がさしてやめたようなものなのですが。

そうか、あそこの息子、今年6年生になったんだっけ…、
6年生にならないと1級審査が受けられないので、小さい頃から剣道をやっている子は、6年生になると受審しにくるのですよね。
警察(東京)の場合は、2級以上は警察内で級審査をやっています。
だから剣道連盟の審査は受けに来ないのですが、1級は剣道連盟のものを取らないと、次の初段審査が受けられないので、そこだけ受けるのです。
そのお母さんと目が合うといつもにらまれるので、この日はできるだけ近寄らないようにしました…、


なんか微妙に、いろいろついてないような気がしますが、気にしない気にしない…、


さて、準備をして垂と胴をつけて、受付に行って名前を言いました。

すると、受付の、市の剣連の人が名簿にチェックしながら
「はなずきんさんですね。お待ちしていました!」と言うのです。
「えっ、待たれていたんですか!?」
なんで??時間に遅れたわけでもないのに…、と思いながら、垂にチョークで受験番号を書いてもらいましたが…。こう言われた理由は、後でわかることになります。


1級受審者は、101番から始まり、男子年齢(若い)順→女子年齢順 で審査が行われます。
男子は101-126番まで、女子は127-137番で、私は一番最後の137番で、前回同様、私が一番後ろでした。

ちなみに私の直前にいたのは、市内にある大学の体育教師の卵たち(女性3人)で、大学2年生だと言っていました。
つまり、大人の女性の初心者(1級受けるレベル)は、市内には今ひとりもいないってことなんですね…。
前回もうちの会以外の大人女性はいませんでした。年配の女性で剣道を始める人はいないわけじゃありませんが、かなり少数派ではあるのでしょう。

うちの会の受審者は、私とあと小学6年生の二人でした。



母と子の剣道日誌(77)二回目の1級審査。(その3)いよいよ、審査開始に続きます…。
posted by はなずきん at 07:04 | Comment(0) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月05日

母と子の剣道日誌(75)二回目の1級審査。(その1)事前にゴタゴタありすぎ!

1月に1級審査に落ちてからというもの…

(詳細は母と子の剣道日誌(62)1級審査を受けてきましたに書いてあります)


それから半年間、私は必死に稽古してきました。
剣友会の稽古はほぼ毎回出席、自由参加の水曜日の大人稽古も、ほぼ全部出ていました。
家でも週に2−3日はランニング、素振りをしていました。

が…、そこまでがんばったのに、果たしてどれほど上達したのか…?

前よりは「振り」は良くなった気がしますが…、
相変わらず、有効打突が取れることが少ないのです。

審査直前の、審査を模してやった稽古でも…
1級や初段を受ける(けっこう強い)小学生が相手だったから、というのもありますが、
めったに有効打突が取れませんでした。

稽古ならちゃんと面は入るのに、試合形式になった時に面を狙っても、相手の竹刀に当たってしまいなかなか入りません。
おそらく、打つタイミングが悪い…つまり「機会をとらえていない」のでしょう。

しかも前回はあった「切り返し」が、今回は1級審査の内容に入っていませんでした。
私みたいな、基本に忠実にやろうとするタイプは、むしろ切り返しがあってくれたほうが、まだアピールができるという気がするのですが…。



そんな状態で二回目の1級審査に挑むことになっていて…全然、自信はありませんでした。
私はもともと楽観的なほうなのですが、今回ばかりは「落ちられない」というプレッシャーがすごかったのです。自分一人のことならまだしも、私が何度も落ちたら、教えていただいている先生にとっても困ったことでしょうし。



絶好調だとしたって上手くいくかどうかわからない、という状態なのに…
よりによって審査2日前に、剣友会の旧役員さんからお叱りをいただいてしまいました。
詳しくは書けませんが、私のやっている役員の仕事のやり方について、だいぶキツク注意をされたのです。

なんのために剣道も、役員の仕事も、一生懸命やってきたんだろう。
そりゃ、勝手に判断していろいろやってしまった私も悪かったのかもしれませんが…
私は会を良くしようと思ってやっていた事なのです。
一生懸命やればやるほど、怒られるなんて。


…正直、かなりへこみました。
役員も、今の会もやめたい、とまで思いました。

でも、一緒に役員をやっている人や、前役員の方に話を聞いてもらったりして…
今までの方針と私のやり方が違う、ということのようなので、従わざるを得ません。
私の気持ちはともかく、やり始めた以上、ここで投げ出すわけにはいかない…。



肚の中ではあまり納得はいっていませんでしたが、お叱りをいただいた方にはメールで全面的に謝罪をしました。次週も大会ですし、ゆっくり話ができることがなさそうだったので。
「怒られたまま」のメンタルの状態で審査に挑みたくなかったのです。
いちおうそれで、少し気持ちが落ち着きました。


その後も、自分が座右の銘にしている言葉を、筆ペンでいつも持ち歩いているノートに書いてみたりとか…、
とにかく気分をフラットに持って行こうと努力しました。

審査当日の朝、メールに返事が来ていて、いちおう納得していただいた感じだったので、ほっとしたのですが…



審査当日の朝は、いつも通りの時間に起きました。
起きるなり、ふだんあんまりかけない音楽を聞いていたら、子供に「何聞いてるの?」と聞かれました。
実は、「私の戦いのテーマ」にしている曲を聞いていたのです。

「戦いのテーマ」は3曲あって、2曲はかなりマイナー曲なので紹介してもしかたないような気がしますが、
あと1曲は「パシフィック・リム」のメインテーマなんです。

「パシフィック・リム」というのは、数年前に公開された外国の特撮映画です。
突然太平洋に現れるようになった「怪獣」に対して、沿岸諸国は環太平洋防衛軍 (PPDC) を設立して、怪獣迎撃用の巨人兵器イェーガーで怪獣と戦います。
その映画のテーマがこれなのですが、カッコイイんですよ〜。

主人公たちは、けっこう「背水の陣」で戦いに挑むので、曲もやや悲愴感があります。
でも、それでもやるしかない!って感じの覚悟も表現されてて…。
私は、剣道の試合の前にはよく聞いてます。



外国の怪獣映画?特撮?と見る前はあまり期待していなかったのですが、話もまあまあ面白かったです。
この音楽を聞いて気分が盛り上がって、よし、今日はやるぞ、って気分になっていたのですが…、


すると「今日は稽古は別の場所ですか?」という、新人さんからの問い合わせが来たりして。
ちょっと前に入ったばかりで、お子さんは級審査の対象ではない方だったのですが、いつもの体育館に行ってみたらみんないなくてびっくりしたようです。
級審査日は稽古は休み、というのはお便りには書いてあったのですが…。
私が悪いわけじゃありませんが、なんか申し訳ないことしたな〜って気分になってしまいました。




さらに、学校の宿題をやるのに嫌気がさしたうちの娘がぐずりだしました…、

金曜、土曜とさんざん遊んでいて、宿題をやっていなかった娘に、土曜日の夜に「宿題やらないと、明日は遊んじゃダメだからね!」と言っておいたのですが…
算数の苦手な娘(小4ですが、かなり中身は幼いです)は、いっぱいある算数の宿題にややパニック状態。
いっぱいって言っても、プリント一枚ですから、たいした量じゃないんですけど…ちょうど苦手な部分だったので、いっぱいあるような気分になっていたようです。

私は、この日の朝は、娘に関わるような余裕はなかったので、特に宿題をやれと言ったわけではありません。
でも、昨日「やらないと遊んじゃダメ」と言っていたのを思い出したのでしょう。自主的に宿題を始めてよしよし、と思っていたら…、
本人にとっては難しい問題の内容だったようで、急に「宿題やりたくない、学校行きたくない」と言い出しました。
言うだけならまだしも、泣き虫の娘はビービー泣きながらの訴えです。かなりうっとおしいです。


「宿題やだ〜、学校も行きたくない〜」「じゃあ、やらなくていいよ」「でもそしたら怒られる〜」「学校行かなければ怒られないでしょ」「そしたらお父さんに怒られる〜」「お父さんには怒らないように言っとくから」「それでもやだ〜」「じゃあ、やればいいじゃないの」「それもやだ〜」
と、私が何を言っても(言わなくても)泣き叫ぶ始末。
それにイライラした次男が、さらに横からギャーギャー言ってくるし。

いつもだったら「宿題はやりなさい」というところですが、今日はとにかく、静かにしてて欲しいんですよ…、
正直、宿題なんてどうでもいいから、泣き叫ぶのをやめてくれ!って感じです…。



ぎゃんぎゃん泣いていた娘が、部屋でこもっていたところに、しばらくして友達が遊びに来て…
それで娘が外に出かけて行ったのでほっとしましたが…





…もう、気分は最悪です。


せっかく今までの「嫌な事」を振り払おうとしていたのに、
またこんなゴタゴタした気分で審査に行くなんて…、
ちょっとあんまりすぎです。


幸い、審査まではまだ時間があります。
なんとか気分を変えようと、竹刀袋に竹刀と木刀を入れて背負って、近所の神社に向かいました…。


そこは地元のお祭りをするような神社なのですが、かなり小さいし、正直ふだんは人気もほとんどなく、さびれています。参拝している人もほとんどいません。
由緒はかなり古いようで、ご神木はけっこう大きいのですが…。


でも、幼稚園への往復の途上にあるので、子供が幼稚園に通っている頃はよくお参りしていました。
最近は参拝はたまにしか行きませんが、娘がお祭りのお囃子を習いに毎週通っていて、その送り迎えで行くことがあります。でも、近所の人が連れて行ってくれるので、私は月に1回くらいしか送迎には行っていませんでしたが。


神社の境内についたら、人がひとりいましたが、拝礼が終わったところですぐにいなくなりました。

私もまずは参拝をしました。
でも今日の合格は祈らず(前回、祈ったのですが効果なかったので(笑))、とにかく心が平静な状態で受審できますように、とお願いしました。

その後、誰も来る気配がないようなので、木刀を持ちだして形の稽古を始めました。


大きい神社では「奉納試合」とかありますが…
ここでそんなことやる事は、ないでしょうねえ。
私も家の前や公園では素振りをしたことありますが、神社の境内でやったことはなかったですよ(笑)。


でもこの日は勝手にひとりで、「木刀による剣道基本技稽古法」をやりまして…
(これは、1級審査でやる内容です)
おかげで、少し気分が落ち着いてきました。
神社の境内だから、という効果もあったでしょうし、そもそも形稽古をする事自体に、心を鎮める効果がある気がします。


「木刀による剣道基本技稽古法」の「掛かり手」と「元立ち」の両方の練習を終えて、まだ誰も来なかったので、
今度は竹刀を出して、今日のウォーミングアップのつもりで軽く素振りをしました。




素振りを終えて…さて、ここの神様は誰だったかな?と、神社内にある石碑を見に行って…
そういえば前にも見たことがあったけど、忘れていたのですが、ここの神様は四柱(と数えます)いらして、そのうち二柱がなんと、鹿島神宮と香取神社の神様だったのです。
鹿島神宮と香取神社、といえば、戦いの神様が祀られているとして、武道とは縁の深い神社なのです。

ただの偶然ですが、なんだかそれで「よかったなあ」って気になったのです。
型稽古の効果もあり、だいぶ気持ちがおさまった気がします。



いろいろとまあ、ゴタゴタありましたが…、
これでなんとか落ちついた状態で審査に挑むことができそうです。


なんか、試練多すぎじゃないの!?って思っちゃいましたが…。



さて、家に戻って防具などを準備して、軽くお昼を食べて。
着替えも持ち物も全部準備が終わったけど、まだ、行くのは早すぎる気が…、
でも気持ちがそわそわとして落ち着きません〜!
とりあえず剣道漫画を読んでみたりして…、

第一回目の1級受審の時は、ここまで緊張してなかったです…。
だって「基本ができてればいいというなら、まず受かるだろう」と楽観していたのですから。
でも思っていたより審査基準が厳しくて、落ちてしまったわけです。

しかし落ちるほうが珍しいのは確かで…、周囲に1級を落ちた人はいません。
今回は二回目だし、剣道を始めて3年になろうとする私が、また落ちるわけにはいかない…、そう思うと余計緊張してしまいます。

そうこうしているうちに、やっと時間になりました。
ちょっと早いような気がしますが、家にいても落ち着かないのでもう行くことにしました。
いよいよ市の武道館に向かいます!


「母と子の剣道日誌(76)二回目の1級審査。(その2)審査開始までにも、いろいろと。」に続きます…。
posted by はなずきん at 20:22 | Comment(4) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする