2016年06月12日

母と子の剣道日誌(84)大会前に、考えていること

いよいよ今日が市民大会です。

普通、プログラムは大会当日に配られるのですが、私は役員なので、試合で掲示する選手カードを作成するために、ちょっと前に試合の組み合わせ表をもらいました。

今回は団体戦です。
組み合わせ表を見て、なんかうちの会、今回くじ運悪いかも…、と思いました。
子供も大人も、しょっぱなから強豪に当たってるチームが多いのです。

私は「一般女子」(高校生以上の女子全部)のくくりで出場します。
当会では一般女子のチームがA,B,Cと3つあるのですが、私はBチームです。
Bチームは、先鋒が私とほぼ同経験のSWさん、中堅が私、大将が2段を持っているNHさんです。
当会での初心者を集めたチームですね。

トーナメント表を見たらば…
Aチームが、一回戦でいきなり昨年の優勝チームと当たってるのです(T_T)
そして、その勝者と私達Bチームが対戦することになっているのです。
どっちと当たっても勝ち目、薄いです…いや、薄いなんてもんじゃなさそうですが。

う〜む…、これは厳しい組み合わせですよ…。
「勝とう」と思うのは無謀な気がします。
でも…、あっけなく負けたくはないです!


同じチームのSWさんも役員で、選手カードの作成をするので、同じトーナメント表を見ました。
カードの作成について話していた時に、この組み合わせはあんまりだよね〜って話が出て…
SWさんが「もう、逃げ出したいです」と言ってました。(笑)


じゃあ、私はどうかというと…、案外、楽しみにしているんです。

この間の一級受審は「落ちられない」というプレッシャーが相当かかっていたので、それに比べたらたいしたプレッシャーはないんですよね。

私くらい初心者であれば、試合は「負けても別に誰も不思議に思わない」でしょう。だったら気楽なものです。相手が圧倒的に強いってことは、負けたとしても、万が一にでも一本でも取れたら大金星じゃないかと。
(なんて自分に都合のいいように考えているのでしょうか(笑))
とりあえず、瞬殺だけはされないよう、がんばりたい…とは思います。


そう、今、なんだか強い人とやりたい気分なのです。
「1級合格」と「八段見学」で何かスイッチが入ったのでしょうか…?
私自身は、最近強くなったわけでもなんでもなく…1級審査の立ち合いも、ぱっとしませんでしたけれども。


ただ、強い人と対峙してみたい!という気持ちが出てきたのです。
八段の先生があまりに凄かったので、「スゴイ人とやるとどんな感じなんだろう」という興味ですかね。
でも、稽古ならともかく、試合だとやられる一方…って気もしますが…、
けれど、試合だと相手もいちおう本気を出してくれるわけで…その空気の中にいたい、というか。

あれ、なんか私、武士道シックスティーンの主人公みたいな事言ってますね(笑)
自分が勝ちたいわけじゃないの?

いや、…勝ちたい気持ちもあるんですよ。
どうやったら少しは勝機があるのか考えてみてはいるのですが、
経験が少なすぎて、どうしたらいいのか、よくわからないのです。
でも、そういうのを考えるのもけっこう楽しいんですよね。

実際に試合に出た時には、考えた事を実行するような余裕があるとはとても思えないのですが(笑)
なんだか今は、もっと稽古したい、もっと試合したい、って思ってます。


最近、なんだか体に力がみなぎっている気がするんです。
稽古のない日はランニングをすることが多いのですが、いつも走るコースに一か所、ちょっときつい坂道があっります。ちょっと前まではその坂道をあとちょっとで登りきれる、ってところで息が切れて、つい歩いてしまうような感じだったのですが…
ここ最近は、走ったまま坂道の上まで登り切れるようになったのです!
登り切ってから「あれ、今日は苦しくない?」と気づいて、ちょっと嬉しかったですね。


もっと上手くなりたいです。
体力と時間があるなら、毎日だって稽古したい気分、です。


ただ、やる気があるわりには、実力はまだまだ低レベルな感じなんですが(笑)
とりあえずは、ひとつずつ、できない事をできる事にしていきたい、です。


やっぱり好きなんですよね…剣道。


今までそんなに熱心には見学していなかった、成人男子の試合も、前より興味が強くなってて…
自分の会以外の知り合いも増えたこともあって、どの人がどんな戦いっぷりなのか見てみたいのです。
大会の係の仕事が落ち着いていたら、見に行きたいです。
大会、楽しんできます!
posted by はなずきん at 00:08 | Comment(2) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

母と子の剣道日誌(83)八段の先生の稽古を見てきました!(後編)

母と子の剣道日誌(83)八段の先生の稽古を見てきました!(前編)
母と子の剣道日誌(83)八段の先生の稽古を見てきました!(中編)
から続いています。


稽古会が終わって、参加していたうちの会の先生たちが防具を置いてあるほうに戻ってきました。
先生たちが防具を片付けている間、一緒に話をしていたのですが…

「はなずきんさん、稽古会を見学してどうでしたか?」
「いやー、すっごい楽しかったです!」
「そうなの…?いや、珍しいねえ、女性でそんなに剣道好きな人って。
 はなずきんさん、面白い人だねえ〜」
「剣道の立ち合い見ていると、燃えちゃうんですよ〜!
 しかし、Y先生、すごかったです。見学させていただいた甲斐がありました」
「そうでしょう?僕なんか、立ち合いでかすりもしなかったんですよ。
 Y先生、相手の打ちをほんの竹刀1本分くらいでかわしているんですよ。」
「へええ〜…、そうなんですか…。」

そこでしばらく、周囲の先生方と一緒に、YN先生の凄さについて盛り上がって話していました(笑)。



その後、帰り際に駐車場にいた私に、当会の大人自由稽古によく来ているHDさんが、話しかけてきてくださいました。

「今回、YN先生が八段に合格した後に初めて稽古をつけてもらったのですが、ちょっと前の八段合格前に立ち合いした時と全然オーラが違っていて、凄く強くなっていたんですよ」と。
「同じ方なのに、合格前と後じゃ違うんですね…?」
「ええ、本当にはっきりわかるくらい、違ってましたよ」
「そんなものなんですか…」

このHDさん、いつもお見かけしている方でしたが、全くお話をしたことがありませんでした。
なんか強くて恐そう…とまた私は勝手に思い込んでいたのですが(笑)この日はHさんから私にわざわざ話しかけてくれたのです。私が同じ会の先生たちと、YN先生が凄い!と話していたのを横で聞いていらしたのでしょう。
私は勝手に敬遠してたのですが、HDさんは私のことは認識していただいてたんですね(汗)。


ずっと「高嶺の花」だと思っていた、よその会の高段者の方達と、最近ちょっとずつお話する機会が増えてきて、嬉しいです。強い方のお話は、聞いていて本当に面白いですから。
私はさっぱり上手くなってない気がしますが、地道に稽古に出ているおかげで顔を覚えていただいているのだとしたら、がんばっている甲斐もあるというものです。
憧れの方々の「稽古仲間」になれているのかどうかはわかりませんが、これからも頑張ろうっと。


今回八段の方の稽古を見て、剣道って奥深いんだなあ、という認識が前より強くなりました。
立ち合いを見ているだけでも私は楽しいのですが、たとえ低レベルでも(笑)自分でやっているからこそ、強い人の凄さがなおさら分かるのかなという気がします。

剣道を始めたばかりの頃は、高段者の試合って、全然動かなくてなかなか打ちこまないし、見ていて何が楽しいんだろう…?って思っていたのですが、今はその凄さが少しはわかるようになってきたということでしょうか。



実は、前回私が1級審査に落ちた時の審査員の中に、八段(当時七段)のYN先生がいたということが、さっきわかりました…。
たまたまメールの整理をしていて、1級審査に落ちた時に、私とうちの会のSN先生とでやりとりしたメールを見つけたのですが…
その中に、YN先生から私への伝言が書いてあったのです。
「合格、不合格は紙一重でした。諦めずに次回もう一度挑戦してください」と。

私は、審査員の方が前回審査に落ちた私の事を気にしていた、ということは覚えていましたが、それを言って下さったのがYN先生だった、ということは記憶していませんでした。


私はそんな事をすっかり忘れてて、「八段の方が見たい」というだけの理由で、今回の1級審査合格後に合同稽古会を見学していたわけですが…、これも何かの縁なのでしょうか。
私とYN先生では、まさに天と地ほどレベルが違いますけれど…
こんな凄い方と、同じ「剣道」というものでつながっていて、一初心者の私のことを気にかけてくれていた…と知って、なんだか嬉しいです。

そうか、今度の市民大会ではYN先生にお会いできるかもしれません…。
まだ言葉を交わしたこともありませんが、私の事を覚えてくれているのなら…前回落ちた時に、激励してくれたお礼を言いたい、と思っています。



剣道って、小学生だろうが主婦だろうが、全日本選手だろうが、十級だろうが八段だろうが…
剣道をやっている限り、同じ稽古の場に立てば剣を交えることができる、というのがいいところなのではないでしょうか。

もし、私が稽古会に参加してお願いすれば、YN先生にだって相手していただけるはずなのです。
たださすがに、あの場に混ざる実力も度胸もまだありませんけれども…、いつか、機会があれば掛からせていただきたいかな…。
でもせめて、私が初段以上になってから、ですかねえ。(笑)




私、強い方と剣を交えて「一足一刀」になった瞬間の緊張感が…、大好きです。
(一足一刀とは、一歩前に出て一振りで相手が打てる距離のことです。)

例え基本稽古の面打ちであっても、強い人は構えただけで十分気迫があります。
それを感じると身震いしそうになります。いえ、怖くて、じゃなくて、嬉しくて、なんです。
力が対等でなくても、稽古なら、強い方と一対一で直接対峙できる…それがたまりません。
強い人にきれいにスパーンと技を入れられると、鳥肌が立ちそうになります。

ブログに綴っているだけでも、そんな時の事を思い出して脈拍が上がってる私…ヘンですかね〜?(笑)


私、剣道を始めたばかりの頃よりも、今のほうがさらに剣道が好きになっているようです。


自分の「できなさ加減」は、いつも思い知らされています。
どんなにがんばっても、たいしたレベルにはならないだろう…ともわかっています。
でも、見ているだけでは味わえない「快感」を、知ってしまったからでしょうか。

下手なのはわかってるのに…それでも剣道は、やめられそうにない、です。

posted by はなずきん at 06:02 | Comment(0) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母と子の剣道日誌(82)八段の先生の稽古を見てきました!(中編)

母と子の剣道日誌(80)八段の先生の稽古を見てきました!(前編)より続いています…。


さて、いよいよ合同稽古会が始まりました。

YN先生は、なんとまだ40代なんですよ!八段としては相当、お若いです。
この稽古会は、高段者の先生が元に立ち、稽古をつけてもらいたい人が並んで順番に稽古をつけていただく形式です。元に立っているのは7〜8段の方で、6段以下の方がかかっていく感じです。

剣道は3段以上で指導者になれます。6段以上なら普通はほぼ「先生」であって「生徒」って感じではないのですが…
これは市内トップレベルの方々が集っているような稽古会ですから、とても私は入れません(汗)


でも、「稽古中毒」パパ剣士SZさんは二段ですが、いつもこの会に参加されているようです。
審査当日の午前中は、ここ武道館でやっていた子供の剣道教室に息子さんと参加されていて、終わったら別の剣友会で稽古して、また合同稽古会に戻ってきたようです。
飲み会の時ですら、SZさんは座ってても竹刀を振ってる動きをしていたり(笑)、とにかく剣道が楽しくて、強くなりたい気持ちが強いのでしょうね。すごい熱意です…
私はそこまではできてませんが、気持ちはわかります!私も体力や素質がもっとあれば、SZさんみたいにやってるかもしれません。
私はもともと体力がないので、あんまりがんばりすぎると、体のほうが壊れそうなんですよね…(笑)


さて…私はYN先生を見に来たわけなので、ほとんどの時間、YN先生の立ち合いを見ていました。

YN先生は、お相手に対峙した時にほぼ、動いていませんでした。足も、剣先も。
普通、あまり足を動かさない高段者の方でも、剣先はわりと「中心を取ったり、相手の動きを見るために」動かすものなのですが…YN先生の剣は、ピクピクとも動いてない感じです。

高齢の高段者の方を見ていると、あまり足を動かさない方が多いです。
相手の動きが読めるので、無駄な動きが必要ない、という理由もありますが、やはり体力や筋力の問題もあってあまり動けない、という事もあるようです。
でも、YN先生は八段としてはかなりお若い方ですから、動けないわけではないのです。
ただどっしりと中段で構えているだけでも、攻撃する隙がほぼないので、動く必要がない、といった感じなのでしょうか。

うちの会の六段のSZ先生がかかっている稽古を見ていましたが、全然歯が立ってない、って感じです。
打っても打っても、ほんのちょっとの動きでさばかれてしまって打突が入らないのです。
YN先生は全身に鉄板が入っているかのように、どっしりとほとんど動かず立っているのですが、相手が打ちにかかってきた瞬間に、ものすごい速さで剣を振って…あっ、という間に相手が打たれてしまっています。

手も足も体も、あらゆる動きに全然、ぶれがありません。
体幹が強いのでしょう。
剣豪とはこんな方のことを言うのでしょうか。

私の横で稽古を見ていたご老人が(おそらく高段の経験者でしょう)「さすが八段、無駄打ちが全然ないねえ」と隣の方と話していたので、つい何を話しているのかと聞き耳を立ててしまいました…、
できれば話に入れて欲しかったのですが(笑)ぼそぼそっと話していてよく聞こえず、入る機会を失ってしまいました…。

稽古会は1時間くらいで、最初は八段の方をちょっと見たら帰ろうかな、くらいに思っていたのですが…あまりに凄かったので、つい最後まで見てしまいました。
他の高段者の方も、八段の方ほどではありませんが(笑)、やっぱり上手くてカッコイイですしねえ。


稽古会に参加していた女性は三人しかいませんでしたが、中にYN先生の奥様(六段)もいらしていて…、
さすがいつもご主人を相手しているだけあって、堂々と立ち合ってはいますが、やはり女子と男子の力の差は感じました。
でも、女性としては相当な強さですよ。都大会でも上位入賞されるような方なので、こんな方と大会で当たったら、勝てるわけありませんね(笑)。
でもちょっと、立合ってみたいかも…瞬殺されちゃう気がしますが。


母と子の剣道日誌(83)八段の先生の稽古を見てきました!(後編)に続きます。
posted by はなずきん at 01:02 | Comment(4) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

母と子の剣道日誌(81)八段の先生の稽古を見てきました!(前編)

1級審査の日のことですが…
審査終了後に、同じ場所で市剣連主催の「合同稽古会」が開催されていました。

これは定期的に開催しているもので、大人なら誰でも参加可能なようですが、実際に出ているのは高段者の先生が多いようです。
参加者のラインナップを見ると、一番上は八段(!)、一番下でも二段でほとんど男性だし、とても私が混ざれるレベルではなさそうなので、もちろん出たことなどありません。
この日は審査が終わった後、その「合同稽古会」の見学をさせてもらったのです。


なぜ自分が稽古をつけてもらうわけでもなく、わざわざ見学をしたのか?と言いますと…


当市の最強団体、N剣友会の八段のYN先生の稽古を見てみたかったからなのです。
この方は八段に最近合格された、当市唯一の八段受有者です。私は市剣連のホームページで、八段合格者が出た、という記事を読んで興味を持ったのです。

私はYN先生のことは今まで名前しか知らず、稽古や試合を見たことがありませんでした。
六段、七段以上くらいになると、市民大会にはほとんど出場しません。そのくらいの高段者の方はたいてい、大会では役員や審判などをされていますので、同じ会でないとなかなか試合を見る機会がないのです。

でも、市の剣連のHPでチェックしたら、YN先生は合同稽古会にはいつも出ていらっしゃるようでした。
次の合同稽古会は、1級審査後に同じ場所で行われるようなので、ちょうどいいや、と思って、そのまま居残って見学をする事にしたのです。


ところで、剣道の八段って、どのくらいスゴイ資格なのかご存じでしょうか。
今の剣道段位では最高位なのですが(以前は十段まであったそうです)審査の合格率、なんと平均で1パーセント。
年に4〜5回ほど日本の各地で八段審査が行われますが(東京、京都が中心で、年により開催地は微妙に違うようです)、昨年は八段の受信者数3852人中、合格者は24人でした。昨年は1パーセントどころか、0.6パーセントしか合格してないですね…、

これは司法試験より難しい、日本一合格率の低い、難易度の高い試験と言われているのです。

七段の先生は、けっこうお見かけしますが…(それでも決して多数ではないですが)
八段の方は私は見たことがありません!
当市でもYN先生が合格されるまでは、ひとりもいなかったのです。



ここで剣道の段位のシステムについて簡単に解説しますが、
剣道の段位を取るのは、四段以上はかなり難しいと言われています。

並の運動神経の人が、それなりに一生懸命稽古を続けていけば、三段まではなんとか取れると言われています。が、四段以上は、それにプラスした何か…がなければ合格できないようです。

そもそも、初段は13歳以上にならないと受審することができません。どんなに上手くても、です。
そして初段合格後、1年しないと、二段は受けられません。段が上がれば上がるほど、間に置かなければならない年数が増えていきます。
全日本剣道連盟のページに↓こう書いてありますが…

初段 一級受有者で、満13歳以上の者
二段 初段受有後1年以上修業した者
三段 二段受有後2年以上修業した者
四段 三段受有後3年以上修業した者
五段 四段受有後4年以上修業した者
六段 五段受有後5年以上修業した者
七段 六段受有後6年以上修業した者
八段 七段受有後10年以上修業し、かつ、年齢46歳以上の者


三段まではがんばればなんとか取れる、といっても、そこまでに最低でも3年はかかるわけです。
それも定期的に一生懸命稽古したら、の話であって、決して楽に取れるわけではありません。
私くらいのレベルだと、一生懸命稽古したところで、三段もおぼつかない感じがします…、
さらに四段以上を取ろうと思ったら、才能とやる気プラスかなりの稽古年数と努力が必要でしょう。

最短で取ったとしても、七段を取れるのは34歳。
でも、34歳で七段の方なんて、ほぼいないです。市レベルで優勝されるくらいの強い方でも、六段、七段は、数回は落ちるのが普通です。
うちの剣友会のS先生は、六段を6回目で合格されていましたが、そのくらいかかるのも決して珍しいほうではありません。

以前の警察のH先生は、30代後半で七段でしたから、それでもかなり早いほうだったのでしょうね。
そして46歳以上にならないと、八段は受審できません。


しかし…七段の方だって、相当の技量なんですよ。
その方達が10年以上修業したうえで受審して、それで1パーセントしか受からないって…、どれだけ厳しい基準なんでしょうか!?



当市に八段の方が誕生した、と知ってから、Youtubeで八段審査の動画を検索してみました。
その先生とは違う方でしたが、合格者の審査の立ち合いの動画があったので見てみました。

いや、スゴかったですね…、合格者と対しているお相手も七段なわけですが、相手のほうは合格者の気迫にびびっていつの間にか後ろに下がってしまっています。
七段の人が思わず下がっちゃうって、どれだけ迫力あるんでしょうか…。
そして合格者の方の剣さばきの早くて正確なこと!
いやなるほど、こんなレベルなら八段に合格するわけだ、と納得です。


それで、ますます興味が出てきたので、「実物」の八段の方の稽古をぜひ見てみたい!と思いまして…
今回、稽古会を見学させてもらうことにした、というわけなのです。


母と子の剣道日誌(82)八段の先生の稽古を見てきました!(中編)に続きます。
posted by はなずきん at 00:02 | Comment(0) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

母と子の剣道日誌(80)二回目の1級審査。(その6)「お待ちしていました」の理由(わけ)

母と子の剣道日誌(75)二回目の1級審査。(その1)事前にゴタゴタありすぎ!
母と子の剣道日誌(76)二回目の1級審査。(その2)審査開始までにも、いろいろと。
母と子の剣道日誌(77)二回目の1級審査。(その3)いよいよ、審査開始
母と子の剣道日誌(78)二回目の1級審査。(その4)一次審査&二次審査
母と子の剣道日誌(79)二回目の1級審査。(その5)結果発表と、みんなの反応と。
から続いています。



ところで、帰り際に駐車場で、うちの会の先生に聞いたのですが…

どうやら、前回私が「1級審査をギリギリで落ちた」という事が、市剣連内で話題になっていた、のだそうです。そりゃまあ、この年で初心者で始めたうえに、1級審査を落ちる人なんてほとんどいないでしょうから、目立ったのでしょうけれど…。
そんな理由で有名人になってるとしたら、あんまり嬉しくないですが…(笑)

私が落ちた審査の時の審査員だった先生から、うちの剣友会の先生に
「あとほんの少しで合格だったのだけど、審査で当たった相手が強くて有効打突が入らなかったのでしょう。運が悪かったですね。今度こそ合格させたいので、ぜひ受審させてください。
落ちた事で剣道をやめたりしないよう、気持ちのフォローもしてあげてください。」
と頼まれていたのだそうです…。
うちの会の先生は、今回の審査が終わるまで、この内容は私には伝えないほうがいいと思って言わなかったのでしょうね。

そもそも1級を2回受審する人なんて、数えるほどしかいないのですが…
(普通、めったに落ちませんから(笑))
それだけに、私はしっかり剣連の方々に覚えられていたようなのです。
あと少しで合格しそう、という人を落としたからには、また受審しにきてくれないと困る、と思われていたのでしょうか。

ああ、それで受付の時に
「お待ちしていました」
と言われたんだ…!


やっと、謎が解けました。





いや、それにしても、審査が終わったらどっと疲れが出ました…、
立ち合いなんて1回につきほんの1分くらいだったのに、なぜか上腕が筋肉痛になっていました。
緊張して、変なところに力が入っていたのでしょうか…。

審査が終わってみてはじめて、だいぶ心が軽くなっている、ということに気づきました。
やっぱり、今度は落ちるわけにはいかない、というプレッシャーがかなりかかっていたんですね…、


来週は市の大会があるのですが、このプレッシャーに比べたら、試合くらいどうってことないや、って気になっています(笑)
私はある意味負けても当たり前なので、大会のほうはそんなにプレッシャーはない…と思います(笑)。でも、ぜひ勝ちたいですけどね!


内容はともかく、合格したことには、心からほっとしました〜。


そういえば、1級に合格したから、次回の形稽古から「日本剣道形」をやらせてもらえるのですね。
正直なところ、前回1級を落ちた後に「木刀による剣道基本技稽古法」を剣友会の稽古でやっている時は、微妙に恥ずかしかったというか情けなかったというか…。
一緒にやっているのは全員子供で、他の大人は全員「日本剣道形」をやっているのに、私だけ「1級落ちました」と宣言しているようなものですからね…。

でも、恥ずかしかろうがなんだろうが、1級に合格するまではしっかりやらなければいけないんだ、と、その気持ちを脇に置いて形稽古に参加していました。

一足先に1級に受かった次男が「日本剣道形」をやっているのを見て「いいなー」と指をくわえて見ていたので、憧れの練習です…!
6月末に三段以下の審査会があるので(私はそれは受けられませんが)1級以上の人は(もはや、うちの会の大人で級を持ってない人はいないです)しばらくその稽古をやるはずですから…楽しみです!



昨日、私が合格してから初めての稽古がありました。
いろんな方に「おめでとう」と言っていただけました。
大人を指導いただいているN先生にも、ずっと私のことを気にかけて下さっていた会長Y先生にも、ご報告に行きました。
ふたりともすでにご存じで「当然でしょう」みたいな事を言ってくださいました。

N先生は
「今で充分秋の初段も受かりますよ。今日からもう練習しましょう」
と笑いながらおっしゃていました。

Y先生は
「前回も受かるレベルだったと思うけれど、落ちた事で辛い思いをしたり、それで必死になってやった事はこの先のためのいい経験になったと思うよ。これからもがんばりなさい。」
と言って下さいました。

そう、落ちたことでものすごいプレッシャーはあったけど…
それでもがんばろうとしていた気持ち、必死に稽古した事はきっとプラスになったはずです。
今すぐには、結果は出ないかもしれませんが…まだまだ、がんばろう。



「二回目の1級審査。」はこれにて、完結です。
ただ、審査の後の別の話もありまして…まだ、話は続きます(笑)
posted by はなずきん at 03:03 | Comment(0) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする