2016年06月17日

母と子の剣道日誌(89)前会長は、本当に凄い方でした。

私のブログに何度も名前が出ている、当会の前会長Y先生。

母と子の剣道日誌(71)ありがたき、会長の恩にも書いていますが…


いつも、私や他のみんなを良く見ていて、的確に励まして下さる方なのです。
本当にいい人だな、尊敬すべき人だ、とはずっと思っていましたが…


先日の「瞬殺反省会」で、SN先生からY先生のことを聞いたのですが…
あらためて、凄い人だったのだ、と感動しました。

Y先生は72歳、SN先生は56歳なので、同じ先生でも「師弟」くらいの関係になるのですが…
SN先生は、Y先生から直接昔のことを聞いたわけではなく(Y先生は自分から、苦労したという話はほとんどしないのだそうです)Y先生と同年代の先生から聞いたことだそうなのですが…


Y先生は、高校に進学したかったのですが、家庭の事情で中卒で就職せざるを得なかったそうです。
しかしどうしても大学に行きたくて、働きながら大学検定試験を受けて、なななんと、日本一難しいT大学に入ったのだそうです。

それだけでもかなりスゴイですが、卒業後は別の大学の教授になったそうです。Y先生、元大学教授とは、知りませんでした…。
その間に奥様と結婚したのですが、奥様は二人のお子さんを産んでから、病気になってしまったそうです。
それからはほぼ寝たきりに近い状態だったそうで、Y先生は奥様の介護をしながら、ふたりのお子さんを育て上げたそうです。


その間、いつどうやって剣道をしていたのか…、という事は聞きそびれたのですが、現在は七段をお持ちですし、市の剣道連盟の参与にもなられています。
そんな大変な生活の中で、どうやって稽古を重ねて七段を取ったのか…、
私には想像を絶するような苦労と努力があったのではないだろうか…
そして本当に、剣道が好きだったのだろうな、と思いました。


Y先生は稽古に出てくる回数もあまり多くはありませんでしたし、飲み会などもたまにしか来られませんが…。奥様の事があるから、だったのですね。
私はてっきり、奥様は年を取ってから体調を崩されたのかと思っていましたが…、40年も前からそういう状態だったのだそうで。


先日、子供たちと出稽古に行った時、奥様と散歩しているY先生をお見かけしました。
出稽古先の近くにお住まいがあるようで、時々散歩しているそうで。
私はその時は、そこまで奥様のお具合が悪いとは知らず…ああ、仲のいいご夫婦なのだなあ、くらいにしか思っていなかったのですが…
以前はとても散歩できるような状態ではなかったそうなのですが、最近少し良くなって歩けるようになったらしい、とSN先生がおっしゃっていました。
そういえば、ここ最近はたまに稽古にもいらしています。


そんな大変な状況だったんだ…。


Y先生のふだんの言動からは、そんなに苦労した面影は見えないのです。
あえて出すものではない、と考えておられるのか、ご本人にとっては「苦労ではない」のか…。
ついグチグチ言いたくなってしまう私には、とても真似できない姿勢です。

そんな生活を続けていてなお、私たちのことを気にかけてくれている…
SN先生いわく「Y先生の事を悪く言う人を聞いたことがない」と。

もともと私はY先生には、非常に恩義を感じていましたが、
今回の話を聞いて、本当に凄い人だと思いました。




私は今まで生きてきた中で「この人に出会った事で自分が変わった」という方が何人かいます。
Y先生は、そのうちの一人だろうと思います。
先生の言葉がなかったら、私は剣道を続けられていなかったかもしれない…。

Y先生と私は、実際にお話しした回数も稽古した回数も、数えるほどしかないのです。
なのに、本当にいつも、Y先生からいただく言葉は、私にとっては宝物のように感じます。

剣道をやっていて、Y先生に出会えて…良かったな、と思います。
とても私ごときが見習えるようなレベルではないのですが、
せめて、気にかけていただいた分、剣道をがんばる事が…
剣道とともに生きてきたであろうY先生への恩返し、になるでしょうか。



先日の水曜日の自由稽古に、Y先生は来ていらっしゃいました。
Y先生の前を通りかかったら、「はなずきんさん」と呼び止められて…

「初段、秋に受けるんでしょう。がんばってくださいね。
1級に落ちた事は悔しかったかもしれないけど、今度は受かったし、悔しい思いをした事で、これから先もがんばっていけるよ」と。

Y先生は、私なんかよりずっと、いろんな悔しい思い、思い通りにならない生活をしてきたに違いありません。だからこそ、こんな風に言えるのでしょう。
そして本当にこの人は、みんなのことを気にかけてくれているんだな、と思いました。


そしてその後に、稽古をつけていただいた時には、こう言っていました。

「あなたは本当に剣道が好きなんだから、50、60までやるでしょう?
だから今慌てて”小さい面”を打とうとしなくていいんですよ。
伸び伸びと、ゆったりと、大きな面を打っていけば、そのうち”大きい気持ちで、小さい面”が打てるようになるんだよ。
そんなつもりで、やっていくといいよ」


この時、Y先生の面越しの顔を拝見していたら、脳裏にはこの間SN先生から聞いた、Y先生の苦労話を思い出してしまい…
なんだかありがたくて、じわーっとしそうになりながら、聞いていました。


やっぱり、Y先生には感謝しかありません。
この会に移ってきてからずっと、どれだけ私の気持ちを支えてもらったかわかりません。


これからも、Y先生がお元気でいる限り、稽古をつけていただきたい、と思ったのでした…。

posted by はなずきん at 02:07 | Comment(0) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

母と子の剣道日誌(88)私の戦いのテーマ曲「いつか」

前回に引き続き、私の「戦いのテーマ曲」3つのうち最後のひとつをご紹介します。

斉藤由貴の「いつか」という曲です。

この曲は、正確に言うと「私の戦いのテーマ」というよりは、
「私が剣道というものに向かうためのテーマ」というべきでしょうか…。



私が斉藤由貴を好きになったのはいつ頃だったでしょうか…
世間より一足遅れてて、「スケ番刑事」ももう終わっていたかと思います。
あんまりテレビを見ない私なので、好きな芸能人はかなり少ないのですが、斉藤由貴はその少ないうちの一人です。はっきりと覚えていないのですが、高校三年の時に付き合った人が、斉藤由貴が好きだったのがきっかけだったような気がします。

でも、本人そのものが好きというよりは、歌が好きだったんですよね。
透明感のある歌声や、斉藤由貴本人のイメージが感じられる歌詞が好きでした。

それもメジャーな「初恋」「卒業」とかじゃなくて…
二枚目のアルバム「ガラスの鼓動」の「月野原」とか、
あとカルピスのCMに使われていた「予感」などから好きになって…。
一時期は全部アルバムを揃えていて、斉藤由貴の歌の同人誌まで出しちゃったほど好きでした(笑)。



今はそこまでは熱は入っていませんが…
この「いつか」は、主人がこの曲を特に好きなこともあって、よく聞いていました。


もともと好きな曲でしたが、私が剣道を始めた時にこの曲を聞いて…
ああ、これは私の心境にぴったりだなあ、って思ったのです。


私は45歳、未経験で、体力もさほどなく、運動神経もいいわけではないのに、無謀にも剣道を始めてしまったわけですが…
好きで始めただけに、自分の「できなさ加減」に落ち込んだことは何度もあります。

最初に剣道を習い始めた時は、子供しか教えないはずの警察でただ一人の大人として教わっていたので、何かと風当たりもありました。
そして先生は私が必死に努力している部分はほめてくれず、できない事を言われてばかり。
「私なんかが今から剣道をやるなんて、無理だったのかな」という言葉が頭をかすめたのは、一度や二度ではありません。

そんな時にこの曲を聞いて、やっぱり逃げちゃだめだ、と自分を奮い立たせていました。


「いつか」歌詞


この曲の歌詞は、自分の生まれ育った街を離れ、自分の夢を叶えるためにどこかに向かった人の心境…のように書かれています。
私自身には、そういった経験はありませんけれども…。
でも、剣道という未知のものに挑戦している自分の心境には、しっくり来る歌詞でした。
ちなみに、この歌詞は、斉藤由貴自信が作詞しています。


「走りだせ 走り出せ 決めたのは 自分自身だから
一人きり 一人きり 寂しい顔は 見せずに行くよ さよなら」

「美しく 美しく 風に立て 大空に向かえ
追いかけろ 追いかけろ 生きてる限り 止められないよ この夢」

「時にはこの心 壊れてしまうほど 
傷つき果てて 泣きくれる夜があるとしても
負けないで 負けないで 確かなもの ひとつもなくても
信じたい 信じたい 他の誰とも 比べられない自分を」


人があまりしない事をするからには、何かしら風当たりは来ます。
そういうのは比較的、気にならないほうの私ではあるのですが…
それでも時々、へこんでしまうこともあるのです。
そんな時にこの曲を聞きます。

「強く」ではなく「美しく」というところがいいのですよね。


そして、試合前にも、自分の「初心」と「道のり」を思い出すために、聞いたりします。

私は「剣士」になりたくて剣道を始めて、弱いながらもそのはしくれになれたのだ。
いろいろ辛い想いもしたけれど、それを乗り越えてここまで続けてきたのだ。
今でも剣道を好きで続けていられることは幸せなことなのだ、とあらためて思うのです。

自分を支えてくれた人たちにお礼を言いたい。
がんばってきた自分に「よくやった」「これからもがんばろう」と言いたい。

この曲は、そんな気持ちを思い起こさせてくれます。



今回、調べてみて知ったのですが、この曲、東日本大震災の復興支援ソングとして使われているのですね。
辛い時でも、前を向いていこう…と感じさせる曲なのでしょう。

ぜひ、聞いてみてください。



posted by はなずきん at 00:43 | Comment(4) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月15日

母と子の剣道日誌(87)私の戦いのテーマ曲「Heart Goes On」(後編)

母と子の剣道日誌(82)私の戦いのテーマ曲 「Heart Goes On」(前編)より続いています。

そして…
ハートキャッチプリキュアの、最終回の前の回で…
この「Heart Goes On」、もう一度登場します。


プリキュアの主人公ふたりのお姉さん的存在の「キュアムーンライト」(ゆり)は圧倒的に強く、いつも主人公ふたりを助ける立場ですが…
敵に取りこまれている悪の博士は、ゆりの父親である植物学者だったのです。

行方不明になった父が敵であると知り、ずっと会って話をしたかったゆり。やっと会え、父親にかかっている悪の呪縛は解けて「自分の弱い心のせいで、悪にとりこまれてしまった」と告白します。
ところが、その後、危機一髪のゆりを助けるために、父親は死んでしまうのです。
いつもは冷静ですが、この時ばかりは怒りに燃えて我を失うゆり。
恨みの心で敵を攻撃しますが、それを主人公のつぼみが止めるのです。


恨みの心で攻撃しても、相手からは憎しみしか返ってこない。
悲しみの連鎖は、誰かが歯を食いしばって止めなければいけない、と…。
最初はみんなを頼って守られているばかりの「史上最弱のプリキュア」だったつぼみが、この時は、今まで守っていてくれていたゆりを叱るのです。

ゆりは、つぼみの言葉で本来の心を取り戻しました。
「私たちは、憎しみではなく、愛で戦いましょう」

…そういって、二人でプリキュアに変身します。

そして流れるのが、この曲なのです…!
もう、このシーン、何度繰り返して見ても鳥肌が立ってしまいます。




いやー、本当にこの話は、素晴らしい回でした。
「お子様向けアニメ」と侮ってはいけない、と思いましたよ…。

ただ、ここだけ見ても、良さはイマイチ伝わらないかも…、
それまでの40話以上の蓄積があったからこそ、この主人公たちの成長と信頼感の形成が伝わるからです。


一話一話は「幕の内弁当」的な内容でありながら、少しずつ成長して変わっていく主人公たちの変化をきめ細かく描いているこのアニメ、かなり秀逸な出来だと思います。
全体の話の構成もしっかりしているし、キャラ設定も生きているし。長いシリーズの話にありがちな「ダレ」もあまりありません。主人公たちだけでなく、敵キャラの内面もなかなかよく描けていて、憎めない存在でした。

この手の子供向けのアニメって、主人公たちの言う「いいセリフ」は「取ってつけたようなきれいごとだよね。言うだけならなんとでも言えるよね」って感じてしまうものが多いですが(特に最近のディズニー系とか…)、この話はそれまでの蓄積もあり、セリフの内容にも説得力があって、納得しながら見ることができました。

主人が好きなアニメを私が好きになる事はたまにしかないのですが(私のほうが、かなり好きの範囲が狭いのです)このアニメは主人と二人で、盛り上がりながら見ていました。
「プリキュア」そのものにはこれっぽっちも興味のない、兄ふたりもけっこう見ていたので、やはり面白いと感じていたのでしょう。

BGMもかなり良くできているので、サントラまで持っています。
私が今まで見たアニメの中で、トップ10の出来に入るといっていいでしょう。


これがあまりにも良かったので、そのほかのプリキュアも見てみましたが、ここまで良くできているのはこの作品だけかなと思いました。
これは、他の作品とスタッフがかなり違うのだと思います(^_^.)


って、曲の話じゃなくて、プリキュアの話になっちゃいましたね(笑)
でもこの話のバックボーンがあるからこそ、よけいこの歌が心に響くのです。



そしてこの歌とは関係ありませんが、私はこのハートキャッチプリキュアのメンバーのひとり「いつき」が大好きです。
いつきは、ふだん男装をしている(学ラン姿)実は女の子の生徒会長なのですが、家が空手の道場で、体を壊して跡を継げない兄の代わりに、男として生活していたのでした。
学園の生徒はいつきは女子だと知っているのですが、強くて優しくてカッコイイので女子生徒のファンも多いのです。転校してきたばかりのつぼみは最初は女の子だとは知らず、密かに憧れていたのですが…女子だとわかってがっくり、という。

本当は可愛いものが好きなのに、カワイイ服も着たいのに、それを表に出してはいけない…と思い、部屋の押し入れにひそかにカワイイグッズを隠し持っているいつき。
このいつき、子供の頃は男になりたい、と思っていた私と似ている部分がないでもないのです(笑)

空手道場の跡継ぎ、という設定だけあって、変身後もめちゃくちゃ強いですし、初めてプリキュアに変身した時の、自分のカワイイ姿に喜んじゃってるような部分もまたよくて。
変身後は冷静で強くて、美しくて。私もこんな風に戦えれば、という憧れのキャラだったりします。
まあ、私はこんなにカワイイ衣装で戦いたいわけではありませんけれども(笑)。


さて、長々とオタクな話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
あと1曲は、ここまでオタクな歌ではないのですが(^_^.)次回紹介します。

(まだ続きます!)
posted by はなずきん at 00:22 | Comment(0) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月14日

母と子の剣道日誌(86)私の戦いのテーマ曲 「Heart Goes On」(前編)

母と子の剣道日誌(75)二回目の1級審査。(その1)事前にゴタゴタありすぎ!で、ちょっと書きましたが。

私には「戦いのテーマ」にしている曲が3曲あります。
この間は1曲だけご紹介したのですが、やっぱり残りの2曲もいい曲なので、紹介しようと思いました。


ひとつは「Heart Goes On」という、「ハートキャッチプリキュア」の挿入歌です。

えっ、プリキュア??…あの、女の子向けアニメ〜?
って思われた方、多いのでは…(笑)



うちの娘、小学4年生だというのにいまだプリキュアを見ています。
正直、内容的には小学校低学年くらいの感じですが…

でも実は、我が家でプリキュアを最初に見始めたのは主人でして…。(今は娘以外、見てませんが)
その時、最初に見たのが「ハートキャッチプリキュア」なんです。

主人は音楽に合わせて踊るキャラを見るのが好きなんですが…
ハートキャッチプリキュアのエンディングは、それの先駆けの存在です。
(その前のプリキュアでも踊ってましたが、ハートキャッチのエンディングは出来が良かったのです)
今でこそ、アニメの主題歌に合わせて踊るアニメキャラの映像は珍しくもなんともありませんが、当時はまだそういうものは少なかったのです。



私と主人、実は大学のアニメ研で出会っています。
ええ、二人ともオタクなんです。(笑)
主人なんか、いちおうその方面の仕事でお金をもらっていたこともある、プロのオタク(笑)ですから…
今は別の仕事がメインで、プロオタクのほうは開店休業状態ですけれども。


ただ…、私がアニメがそこまで好きかというと…いや、実はさほど見てないんですよ。
いくつかすごく好きな作品はありますが、アニメ全般が好きなわけではありません。しかも、私の好きな作品は、ほとんどがマイナーなものなんですσ(^_^;)
まして、子供ができてからは時間もないし、今時のアニメにはあまり興味もわかず、ほとんど見ていませんでした。


変わり者の両親に似た変わり者の息子ふたりも、およそ一般的なアニメには興味を示さなくて…ワンピースとかナルトとか、全く見た事ありません(笑)
我が家の中では一番フツーな娘が、プリキュアとポケモンをいつまでも見ています。



私は高校時代は漫研だったので(私も下手な漫画を描いていました)、本当は大学でも漫研に入りたかったのですが、私の入った大学の漫研はあまり熱心に活動をしていませんでした。
アニメ研のほうが自主製作アニメを作ったりと活発に活動していたので、こちらのほうが楽しそう、と思って入ったのです。

そんな環境で、周囲に濃〜いアニメファンがたくさんいたので、知識はそれなりにありますが…
やっぱり、私はそんなにアニメ全般が好きなわけではないんです。そして主人も、アニメに関してはさほど濃くありません。主人も高校時代は漫研で、好きなものはむしろ特撮系なのですが、私と同じような理由でアニメ研に入ったのです。
ほぼ自分から見ることがない私と比較すれば、主人のほうがアニメを見ていますが、オタクとしては「あんまり見てない部類」と言ってもいいくらいかと思います。



さて、前置きが長くなりましたが…
ハートキャッチプリキュアを主人が見始めた時、私は正直「プリキュアねえ〜」って思いながら横目で見ていただけでした。もう本放映は終わっていて、ケーブルテレビの再放送で見ていました。

話の中身も正直「幕の内弁当」な感じで、毎回似たような展開で似たような敵が出てきて、プリキュアに変身してやっつけるだけだよね、と思って見ていました。

でも「今までの弱い自分を変えたい」と思う主人公、
それを受けて変わって行く奔放な友達、
それを見守るうちに閉ざしていた心を徐々に開いていく先輩…

そういう部分はしっかり描かれていたんですよね。
でもこの手の典型的な話だよねえ、というくらいのつもりで見ていたのですが、
前半パートの終わりの会、主人公たちの中学校の文化祭の会を見た時…
ああ、なるほど、このアニメはこういうところが描きたかったのか!とわかって、感動しました。

その話で流れていた曲がこの「Heart Goes On」なのです。



【第36話 みんなが主役!私たちのステージです!!のあらすじ】

文化祭で主人公たちの「ファッション部」はファッションショーをやることになりました。
例年は文化祭の舞台のトリは、軽音楽部がライブをやることになっているのですが、今年はファッションショーがトリとなったので、そのことを謝ろうと軽音楽部を訪れた主人公たち。

ところが、軽音楽部では、ボーカルの二人が「ライブに出たくない」と言い出していました。
ファッションショーが話題になっているおかげで、例年より相当観客数が多くて、びびってしまっていたのです。
なんとかボーカルの二人を励まして舞台に向かわせますが、そこにプリキュアの敵が現れ、ボーカルの二人の弱い心を取りこんで「デザトリアン」という怪獣にしてしまいます。

もちろんライブは中断してしまいます。
主人公たちが変身して戦って勝利し、無事ボーカルのふたりも戻ってきますが…
すでにライブをやるはずの時間は終わってしまっていたのです。
そこで、ファッションショーとライブを合同でやることにして、ショーは大成功に終わりました…。



この時、軽音楽部のふたりが歌う曲が「Heart Goes On」なのです。

歌詞の内容は、プリキュアの主人公ふたり、そしてボーカルの二人、の事なのでしょうね。
歌詞


この歌詞の主旨は「友達と一緒だから、がんばれる」という内容なのですけれども…
プリキュアってもともと、「友達」がテーマのアニメなので。

この回では、今まで主人公ふたりが築いてきた心の絆、関わってきた周囲の人たちの支え、それがあってこそ、ショーが成功したのだ…というところが話の主題になっています。
「話ごとに出てくる、ただの脇役」と思っていた、今までの出演者もほぼみんな登場して、その人たちと主人公たちとの繋がりが、話の重要なファクターになるのです。
今まで「幕の内弁当」と思っていた部分が、ここにつながるのか!とわかって、そこで私は「このアニメ、すごいかも」と思ったんですよね。

でも私は「友達」の部分ではなく、いくつか自分の心境にヒットする歌詞があって、そこが気にいっています。

「頼りないキモチ抱えてここにいるけど 後には引けない
がんばった日々を信じて 一歩踏み出そう」

「例え立ちすくんでも あきらめない 逃げない」

「Heart Goes On 何一つ無駄にしない
涙きらり 種もひらり いつか花が咲くよ」


私には、なんでも一緒にやるような、親しい友達はいません。
だから「(特定の)友達と一緒だからがんばれる」ということはあまりないのですけれど(笑)
でも、自分を支えてくれている人たち全部が、そうなのだ、という気持ちでこの曲を聞いています。


後編 に続きます)
posted by はなずきん at 06:24 | Comment(0) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

母と子の剣道日誌(85)戦い済んで、日が暮れて…

大会が終わりました。

私の試合は、あっけなく終わってしまいました。
なにせ相手は強豪N剣友会の、都レベルの大会に出るような方でしたから。

私はいつも打ちにいってはあっという間に打たれちゃうので、
今回は、ちょっと待ってみようかな…と思ったのですが、
全然攻める機会がつかめないまま、打たれて終わりでした(笑)。
試合時間、1分くらいしかなかったんじゃないですかねえ〜。

今回は試合前の緊張はあまりありませんでした。
負けた事自体は悔しくないのですが、あまりに何もできなかったので、もっとやりたかったなあ…。
疲れる暇さえありませんでしたよ〜(笑)


でも、大会自体はすごく楽しかったのです。
懐かしい警察のメンバーにも会えましたし。(私をいつも睨む意地悪な人はいませんでした!良かった〜)。
でも、警察ではお隣で稽古していた、私の憧れのK郎君の妹さん、小学3年生の泣き虫Rちゃんに「誰?」って言われてしまいました(笑)
2年間一緒に稽古してたのに、1年も会ってなかったら忘れられちゃうのか…、さすが子供。

ちなみに今年K郎君は高校生になったのですが、剣道の強い某私立高校に進学したそうです。
って、この間出稽古で行ったところでしたよ。私達が行ったのは、同じ大学の道場でしたが。
どんな剣道青年になったのか、見たいなあ…。


あと、警察で一緒だった、うちの次男の元同級生RM君は、剣道部のある市立中学に入学しました。
市の代表に選ばれるくらいのRM君は卒業式でも卒業アルバムでも、将来の目標を「剣道日本一になること」って断言してたんですよ。やる気があって素晴らしいです♪
なので学区通りの中学に行った次男とは学校が違ってしまい、大会でひさしぶりに会ったのですが…
なんでも4月に足指を剣道で骨折して、ずっと剣道部にも出られてなかったそうなんですよ!なのに大会に出て来てて…大丈夫?って思いましたが…大丈夫だったのかな(笑)
残念ながら試合は見られなかったのですが、前より背も伸びて、精悍な感じになっていてカッコ良かったなあ。



今回は私は大会の係(スコア付け)をやっていたのと、自分の試合もあったので、あまり他の人の試合が見られなかったのはちょっと残念だったのですが、同じ会場の係の別の会の方とも少し親しくなれて良かったです。


あと、一番楽しみにしていた二刀流剣士MRさんの試合が、自分の係の会場で行われたので堪能しました〜(笑)。
MRさんのチームは残念ながら準優勝だったのですが(優勝できなくて残念、っていうレベルなんですよね)、いやー、もう、見ていて楽しくて…というか入れこみすぎてドキドキして、苦しいくらいでして。
見ているだけでもアドレナリン出てるな〜と思います。(笑)
しっかり試合の動画を撮ってきたので、家でも堪能させていただきます♪
二刀流独特の構えが、ほんと、カッコイイんですよねえ〜。
でも、やっぱり直接見ている時のほうが緊張感のある空気が伝わってきていいのですが…。


それ以外の男子の試合も、かなり迫力がありまして。
係をしていながらも、自分の試合より緊張して、手に汗握って食い入るように見てしまいました。
以前より、私の剣道への入れこみ度が上がってきたせいでしょうか…?



ところで、うちの会のパパさん剣士たちは…、
大会後に「瞬殺反省会」(という名の飲み会)をすることになりまして…(笑)

まあ、つまりあまりみなさん、芳しくない成績だったのです。
団体戦だと、段位関係なく組みますから、かなり強い相手と当たっちゃうんですよね。
そりゃー、学生時代からずっと剣道続けていた人たちと同レベルになるのは、なかなか難しいですよ。



「瞬殺反省会」には、私も参加しました!(私も瞬殺されましたし!(笑))
他のママさん達も誘われたのですが、みなさんお子さんがいるので来れず、女性は私ひとりでしたが…
(私は最初から、飲み会があるかな?と思って、夕飯は子供が食べられそうなものを準備しておいたのです)
いやー、これが楽しかったのなんのって。

夜6時過ぎから会がスタートして、8時半くらいに次の場所に移って、10時半頃まで飲んでいたのですが…
その間、みなさんず〜っと剣道の話をしてました!(笑)

私は剣道の話がしたくてしょうがなかったので、このうえなく楽しかったです。
もっともっと話したかったくらいですが。


「瞬殺反省会」メンバーは、男子団体戦に出た10人のうちの8人プラス私でした。

先日「母と子の剣道日誌(72)私の「剣友」たち」でご紹介した「理想の上司EBさん」「アスリートHSさん」「稽古中毒SZさん」「ギャグ炸裂OMさん」はもちろんいらしていましたが…

あとはSN先生、A先生と。
あとブログに書いたことがありませんでしたが、現在、先生では出席率ナンバーワンの壮年剣士、SG先生。


そして期待の新星、IDさん。
IDさんのお子さんは、小学生の男の子の兄弟です。今年初め(1月頃)から当会に入っていました。
(その上にもお姉ちゃんがいますが、剣道はやらないそうです)

IDさんは高校の時に剣道をやっていて、二段まで持っているのですが、自分は「子供のお付き合い程度」で、そんなに一生懸命やるつもりはなかったそうです。
私から見ても、最初のうちは「そんなに熱心ではなさそう」って感じでした。

が…、大人稽古に出ているうちに、当会の熱心なパパ剣士さん達に影響されて、だんだん楽しくなってきたそうなんですよね。
そういえば最近は、IDさんは日曜日の大人稽古の出席率も良くなったし、水曜日の夜の自由稽古の時間にも時々いらしてるなあ、と私も思っていました。でも、大会に団体の一員としてエントリーされたからしっかりやらないと、と思っているのかな〜くらいの認識だったのですが…。
ところが、昨日の飲み会では「水曜日にどうしても出たくて、月火の仕事を一生懸命がんばって、水曜日は早く帰って参加するようにしているんです」と言っていたのです。

そ、そうだったのか!
そんなにやる気になってたんですね〜!

大会では、数十年ぶりの試合というわりには、かなり善戦してるなあと思って見ていたのですが…
でも、負けてしまったのですが「それがすっごく悔しくて」とおっしゃっていました。
うんうん、いいなあ、この「悔しさ」。
本気でやっていたからこそ、悔しいんですよね。

「なんでもっと、学生の時にやっておかなかったのかなあ、って今さら思いますよ」というIDさんに、
SZさんが「いや、今だからこれだけやりたくなるんでしょ。俺も学生の時は、やらされてる感ハンパなかったですからね」と。

IDさんは優しげな…正直言うと少し頼りなさげな(すみません)パパさんで、やんちゃな兄弟ふたりにも怒っているのをあまり見た事がないのですが、いざ稽古で対峙するとけっこう迫力があって上手くて、ちょっとイメージが変わったんですよね。
しっかり基本ができてる、いい剣道をされてるなと思っていました。
そんなにやる気になってたなんて…「剣道馬鹿仲間」が増えて、嬉しいです!


昨日の飲み会では「みんな、こんな年から初めて、こんなに入れこんでやってるなんて、異常だよね」とSN先生が笑っていました。
「みんな、ほんと個性的だよね。こんなに楽しく剣道をやってくれるなんて、俺も嬉しいよ」ともおっしゃっていました。


私が「剣道をしているみなさん、ほんとカッコイイですよ!私は、剣道をしているだけで評価アップ。稽古着着てるともっと評価アップ。高段者だともっと評価アップなんですよ(笑)」と言ったら、みなさんに「えー、本当ですか?なんで!?」と言われました(笑)



そうそう、憧れの八段剣士、YN先生の話が出たのですが…
なんと昔、子供が小さい頃は、当会に子供を連れて出稽古に来ていたそうです。
自分とは違う先生に鍛えて欲しかった、ということだったらしく。
その子は今、めちゃくちゃ強い大学生になっていて、昨日もチームで優勝していました。

だからSN先生は、YN先生とまあまあ親しいらしいのです。
私が「YN先生の話を聞きたいです!お願いします!」と頼み込んだので、いつかお会いさせていただけるかもしれません(笑)。




役員の仕事が(精神的に)大変なのは確かなのですが(汗)
こんな楽しい会をやめるなんて、私にはできそうにありません。
剣道馬鹿のパパさんたち、本当にみなさんいい人ばかりなんです。
一緒に剣道できてよかったなあ、と思います。

それはそれ、これはこれ、で、割り切って役員の仕事を全うし、私はここで剣道を続けたいな、と思った「瞬殺反省会」なのでした…。


posted by はなずきん at 09:32 | Comment(10) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする