2016年05月28日

母と子の剣道日誌(74)子供たちの出稽古…そして私も。

いつも、稽古には、市内のとある小学校の体育館を使っています。
2か月前には使用予約をしているのですが、先日、急に小学校の都合で、2週間後の水曜日は使えなくなった、という連絡がありました。

稽古場所の確保は副会長の仕事なのですが、けっこう大変なんですよ。
2か月前に小学校のスケジュールを確認して、体育館が使えない日があれば、武道館や他の体育館などの予約をします。
それも必ず取れるとは限らないので、ひとつだめなら次…とか、電話しなければいけなかったり、確保できるまでドキドキです。

しかし今回みたいに急に使えなくなる事はちょっと珍しいのですが…
2週間後では、これから取れる場所などありません。

先生に相談したところ、急遽、水曜日に稽古をしている他の市内の団体に、出稽古に行くことになりました。
私が今の会に入ってから、会として子供たちが出稽古に行くのは初めてのことです。
次男も連れて私も一緒にお邪魔させていただくことにしました。


出稽古先のH剣友会は、いつもの小学校から少し離れた中学校の体育館のクラブハウスで稽古をしています。
クラブハウス、というのは、小さいホールみたいなところなのですが…
体育館に比べるとかなり狭く、剣道の試合場が1面しか取れないくらいの大きさです。少しでも広く使うために、防具の袋などは廊下に置いていました。

その中に、たぶんいつもの倍くらいの人数が入って稽古していたのです。
しかも、なぜか窓閉めてたんですよね…、けっこう暑かったです。

※後から聞いたのですが、冷房がついている施設なので、ある程度暑くなれば冷房を入れるそうなのですが、この日はそこまで温度が上がらなかったそうです…。でも人の熱気でかなり暑かったですよ〜。


会が違えば、やることも微妙に違います。
場所が狭いせいでしょう、子供の時間と大人の時間は分かれていて、子供の時間には、大人はほぼいないようです。でも、この日は私とあと数人の当会の大人は、元立ちとして入れていただきましたが。

H剣友会は、始める前に「道場訓」を子供みんなで唱和します。
準備運動も、うちの会とはけっこうやる事もかけ声も違いましたね。

そう、そして座る時に竹刀を右に置くのです。
立ちあがる時に、竹刀を左に持ち替えます。これは、真剣の時の作法なのですが…。
警察の時も「右置き」でしたが…一般的には、左に置く会のほうが多いのではないでしょうか。

私と次男が警察から今の会に移ってきた当初は、つい右に竹刀を置いてしまって、「あ、間違っちゃった」っていうことがしばらくありました。
だから、ひさしぶりに「右置き」をして、なんだか懐かしいなあと思いました。


準備運動の後の素振りは、子供ひとりずつが「1から10まで」数えて、全員が終わるまでやりました。
子供は16人くらいいたので、160回連続の素振りです…。
しかもうちの会の素振りより振るスピードが速い〜!
ただでさえ、子供は大人より振るスピードが速いのに(竹刀も短いですし)、これはきつかったです。
私、最後のほうはスピードがついていけてませんでした(汗)。
まだ全然体力の戻ってない次男も、筋肉痛になったと言っていました。


その後は面をつけて、大人が元立ちになって、子供に切り返しや基本打ちをさせます。
狭いので、あんまり勢いよくいくわけにいきません。警察の道場も狭かったので、こんな感じでしたが。
いつもの体育館では、思い切り打って抜けていけるのですが、あれは恵まれた稽古環境なんだなあ、とあらためて思いました。

その後は大人元立ち、子供がかかる地稽古です。
面をつけてから稽古が終わるまで30分くらいだったと思いますが、ほぼノンストップで元立ちをやっていたので、けっこう疲れました…。暑いし〜。

うちの会とはだいぶ違うメニューだったので、なかなか新鮮でした。
先方の会のいろんな子の相手もできて、なかなか面白かったです。
狭いのと暑いのにはちょっと疲れてしまいましたが、出稽古もたまにはいいなあと思いました。



子供稽古が終わったら、次は大人だけの稽古です。

出稽古先のH剣友会の方と、うちの会の方に加えて、いつも当会の水曜日の出稽古に来ている方達も、数名いらしていました。
H剣友会では、中学生以上は「大人稽古」の時間に来るようで、中高生が3人ほど入っていました。
(うちの会では、中学生は子供の扱いです。)

大人稽古には、うちの会からもパパママ剣士は来ていなくて(子供稽古に参加していたパパ剣友Hさんは、子供と一緒に帰ってしまいました…)あと先生が2名いらっしゃっただけです。
私みたいな初心者は、H剣友会の方も出稽古の方にもいません。
「H剣友会は、女性はいらっしゃらないんですか?」と先方の先生に聞いたら、以前はいたけれど今はいない、ということでした。

大人稽古に参加していたのは全部で12名くらいだったでしょうか…。
中高生以外は、4段以上くらいの高段者ばっかりです〜。
中高生の子たちも全部男の子で、けっこう強い子ばっかりでしたし…。明らかに、私だけが弱い感じです(笑)。
って今気づいたけど、この時は私が紅一点だったのですね!?まあ、そんなに華やかな「紅」ではありませんけれども。



そして、稽古は「回り稽古」でした。
「回り稽古」とは、2人組んで稽古して、それが終わったら一人ずつ右にずれて、というようにして、次々に違う人と当たるようにしていく稽古のことです。

回り稽古は、一回の時間は2分程度ですが、自由稽古と違って途中で休むことができません(汗)。
大人稽古の時は、きつかったら抜けてもいいですよ、と言われているんですが…でも、自分がいなくなって奇数になると待つ人ができちゃうので申し訳なくて…なかなか抜けづらいのですよ〜。

最初は基本の切り返し、面打ちなどをやった後、地稽古に入りました。
地稽古では、よく当会の自由稽古にいらしている、二刀流剣士のMRさんと組むことになりました。


Mさんのことは「「小さい面」の特訓!?」とか「次男、主人、私…と、剣道。」に書いていますが…

MRさんは教えるのが上手い方なので、稽古をつけてもらいたいな…、と思いながらも、他の剣士さんにも人気なので(組みたくて待っている方がけっこういるのです)自由稽古の時に、こちらから声をかけるのはためらってしまいます。
前回、二刀のレクチャーを受けてから後も、一回も稽古をお願いした事はありませんでした。

が、今回は「回り稽古」なので、必ずいつかは当たるという…
なので今日はMさんと組めて、ラッキー!って思いました。
なんといっても、私の憧れの剣士さんですので。(笑)

今回は二刀ではなく、一刀に持ち替えて相手をしてくれました。
(相手が上級者の時は、二刀で稽古されていました)


最初は普通に地稽古(試合のように自由に打ちこんでいく稽古)をしていましたが、途中から私への「指導」になりました。
「はなずきんさんは、面を打つ前の振り上げの時に、肘が外に開いてしまってますね。
肘が外に開いているから、打つ前に引きつけるような形になってしまうんです」

そういえば、最初に稽古をつけてもらった時もそう言われていたのでした…
という事は、帰ってからブログを読み返していて気づいたのですが。

「肘を開かないようにするためには、肘の内側の部分が常に”上”に向くようにしておくといいです」

あっ、これって、警察の時のH先生がいつも言ってた事じゃない!
今の会ではそう教える先生がいなかったので、忘れていましたが…。
そうか〜、そこを意識できてなかったから、引きつけてしまう癖がなかなか治らなかったのか…。
ほんの数分の指導でしたが、とても役に立ちました。今度こそ、忘れないようにしよう。

しかしMRさんと対峙すると、本当に迫力があります。
余裕しゃくしゃく、場数踏んでる、って感じなのがまた…カッコイイっ!
しかも教え方も的確かつ丁寧で、これなら他の剣士さんにも人気があるわけですよ。


その後当たった、MRさんと同じ強豪N剣友会のIさんという方にも、丁寧に基本を教えていただきました。
この方には、私は初めてお会いしたような気がしますが…。
前にも書きましたが、N剣友会の方って(すごく強いところなので)コワい方が多いんじゃ?なんて勝手に思い込んでいた私ですが、Iさんもにこやかに教えて下さる方で…なんだ、いい人多いんだなあ、とN剣友会のイメージがまた良くなった私でした(笑)。


地稽古をひとり二分間、というのを何回やったでしょうか…、トータルでは30分くらいだったと思いますが、全く休みがなかったので、途中、かなりきつかったです。
私が下手なおかげで?時々「指導」が入って、休み休みできたので、なんとか最後まで抜けずにやりきれました。

整列して、面を外したら、もう汗だらだらです〜。しばらく汗が止まりませんでした。
でも、やりきった!って感じで、気持ちいい「黙想」ができました。



稽古が終わってから、MRさんにあらためてお礼を言いに行きました。
(剣道では、指導をいただいた方には、後でお礼を言って助言をいただく事になっています)

その時に「もうすぐ市民大会ですよね。」と言われて、
大会ではMRさんの試合が見られるんだ、ということに気づきました。
といっても、私、今回は大会の係員をやることになっているのです。係員をやるのは初めてのことです。
試合場で、記録や計時などをするはずで、MRさんの試合を見に行けるかどうかわかりませんけれども…、でも、観たいなあ〜。自分の係の会場で試合をやってくれたら見られるんですが。


今回の出稽古も、なかなか楽しかったです!
急にいつもの体育館が使えなくなっちゃって困るなあ、もう〜、って思ってましたが、こういうのを「怪我の功名」というのでしょうかね。


素振りが多かったせいか、いつもより肩が痛かったですが、その疲労感さえも心地よく感じた出稽古、なのでした。

posted by はなずきん at 22:10 | Comment(0) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする