2016年05月28日

母と子の剣道日誌(74)子供たちの出稽古…そして私も。

いつも、稽古には、市内のとある小学校の体育館を使っています。
2か月前には使用予約をしているのですが、先日、急に小学校の都合で、2週間後の水曜日は使えなくなった、という連絡がありました。

稽古場所の確保は副会長の仕事なのですが、けっこう大変なんですよ。
2か月前に小学校のスケジュールを確認して、体育館が使えない日があれば、武道館や他の体育館などの予約をします。
それも必ず取れるとは限らないので、ひとつだめなら次…とか、電話しなければいけなかったり、確保できるまでドキドキです。

しかし今回みたいに急に使えなくなる事はちょっと珍しいのですが…
2週間後では、これから取れる場所などありません。

先生に相談したところ、急遽、水曜日に稽古をしている他の市内の団体に、出稽古に行くことになりました。
私が今の会に入ってから、会として子供たちが出稽古に行くのは初めてのことです。
次男も連れて私も一緒にお邪魔させていただくことにしました。


出稽古先のH剣友会は、いつもの小学校から少し離れた中学校の体育館のクラブハウスで稽古をしています。
クラブハウス、というのは、小さいホールみたいなところなのですが…
体育館に比べるとかなり狭く、剣道の試合場が1面しか取れないくらいの大きさです。少しでも広く使うために、防具の袋などは廊下に置いていました。

その中に、たぶんいつもの倍くらいの人数が入って稽古していたのです。
しかも、なぜか窓閉めてたんですよね…、けっこう暑かったです。

※後から聞いたのですが、冷房がついている施設なので、ある程度暑くなれば冷房を入れるそうなのですが、この日はそこまで温度が上がらなかったそうです…。でも人の熱気でかなり暑かったですよ〜。


会が違えば、やることも微妙に違います。
場所が狭いせいでしょう、子供の時間と大人の時間は分かれていて、子供の時間には、大人はほぼいないようです。でも、この日は私とあと数人の当会の大人は、元立ちとして入れていただきましたが。

H剣友会は、始める前に「道場訓」を子供みんなで唱和します。
準備運動も、うちの会とはけっこうやる事もかけ声も違いましたね。

そう、そして座る時に竹刀を右に置くのです。
立ちあがる時に、竹刀を左に持ち替えます。これは、真剣の時の作法なのですが…。
警察の時も「右置き」でしたが…一般的には、左に置く会のほうが多いのではないでしょうか。

私と次男が警察から今の会に移ってきた当初は、つい右に竹刀を置いてしまって、「あ、間違っちゃった」っていうことがしばらくありました。
だから、ひさしぶりに「右置き」をして、なんだか懐かしいなあと思いました。


準備運動の後の素振りは、子供ひとりずつが「1から10まで」数えて、全員が終わるまでやりました。
子供は16人くらいいたので、160回連続の素振りです…。
しかもうちの会の素振りより振るスピードが速い〜!
ただでさえ、子供は大人より振るスピードが速いのに(竹刀も短いですし)、これはきつかったです。
私、最後のほうはスピードがついていけてませんでした(汗)。
まだ全然体力の戻ってない次男も、筋肉痛になったと言っていました。


その後は面をつけて、大人が元立ちになって、子供に切り返しや基本打ちをさせます。
狭いので、あんまり勢いよくいくわけにいきません。警察の道場も狭かったので、こんな感じでしたが。
いつもの体育館では、思い切り打って抜けていけるのですが、あれは恵まれた稽古環境なんだなあ、とあらためて思いました。

その後は大人元立ち、子供がかかる地稽古です。
面をつけてから稽古が終わるまで30分くらいだったと思いますが、ほぼノンストップで元立ちをやっていたので、けっこう疲れました…。暑いし〜。

うちの会とはだいぶ違うメニューだったので、なかなか新鮮でした。
先方の会のいろんな子の相手もできて、なかなか面白かったです。
狭いのと暑いのにはちょっと疲れてしまいましたが、出稽古もたまにはいいなあと思いました。



子供稽古が終わったら、次は大人だけの稽古です。

出稽古先のH剣友会の方と、うちの会の方に加えて、いつも当会の水曜日の出稽古に来ている方達も、数名いらしていました。
H剣友会では、中学生以上は「大人稽古」の時間に来るようで、中高生が3人ほど入っていました。
(うちの会では、中学生は子供の扱いです。)

大人稽古には、うちの会からもパパママ剣士は来ていなくて(子供稽古に参加していたパパ剣友Hさんは、子供と一緒に帰ってしまいました…)あと先生が2名いらっしゃっただけです。
私みたいな初心者は、H剣友会の方も出稽古の方にもいません。
「H剣友会は、女性はいらっしゃらないんですか?」と先方の先生に聞いたら、以前はいたけれど今はいない、ということでした。

大人稽古に参加していたのは全部で12名くらいだったでしょうか…。
中高生以外は、4段以上くらいの高段者ばっかりです〜。
中高生の子たちも全部男の子で、けっこう強い子ばっかりでしたし…。明らかに、私だけが弱い感じです(笑)。
って今気づいたけど、この時は私が紅一点だったのですね!?まあ、そんなに華やかな「紅」ではありませんけれども。



そして、稽古は「回り稽古」でした。
「回り稽古」とは、2人組んで稽古して、それが終わったら一人ずつ右にずれて、というようにして、次々に違う人と当たるようにしていく稽古のことです。

回り稽古は、一回の時間は2分程度ですが、自由稽古と違って途中で休むことができません(汗)。
大人稽古の時は、きつかったら抜けてもいいですよ、と言われているんですが…でも、自分がいなくなって奇数になると待つ人ができちゃうので申し訳なくて…なかなか抜けづらいのですよ〜。

最初は基本の切り返し、面打ちなどをやった後、地稽古に入りました。
地稽古では、よく当会の自由稽古にいらしている、二刀流剣士のMRさんと組むことになりました。


Mさんのことは「「小さい面」の特訓!?」とか「次男、主人、私…と、剣道。」に書いていますが…

MRさんは教えるのが上手い方なので、稽古をつけてもらいたいな…、と思いながらも、他の剣士さんにも人気なので(組みたくて待っている方がけっこういるのです)自由稽古の時に、こちらから声をかけるのはためらってしまいます。
前回、二刀のレクチャーを受けてから後も、一回も稽古をお願いした事はありませんでした。

が、今回は「回り稽古」なので、必ずいつかは当たるという…
なので今日はMさんと組めて、ラッキー!って思いました。
なんといっても、私の憧れの剣士さんですので。(笑)

今回は二刀ではなく、一刀に持ち替えて相手をしてくれました。
(相手が上級者の時は、二刀で稽古されていました)


最初は普通に地稽古(試合のように自由に打ちこんでいく稽古)をしていましたが、途中から私への「指導」になりました。
「はなずきんさんは、面を打つ前の振り上げの時に、肘が外に開いてしまってますね。
肘が外に開いているから、打つ前に引きつけるような形になってしまうんです」

そういえば、最初に稽古をつけてもらった時もそう言われていたのでした…
という事は、帰ってからブログを読み返していて気づいたのですが。

「肘を開かないようにするためには、肘の内側の部分が常に”上”に向くようにしておくといいです」

あっ、これって、警察の時のH先生がいつも言ってた事じゃない!
今の会ではそう教える先生がいなかったので、忘れていましたが…。
そうか〜、そこを意識できてなかったから、引きつけてしまう癖がなかなか治らなかったのか…。
ほんの数分の指導でしたが、とても役に立ちました。今度こそ、忘れないようにしよう。

しかしMRさんと対峙すると、本当に迫力があります。
余裕しゃくしゃく、場数踏んでる、って感じなのがまた…カッコイイっ!
しかも教え方も的確かつ丁寧で、これなら他の剣士さんにも人気があるわけですよ。


その後当たった、MRさんと同じ強豪N剣友会のIさんという方にも、丁寧に基本を教えていただきました。
この方には、私は初めてお会いしたような気がしますが…。
前にも書きましたが、N剣友会の方って(すごく強いところなので)コワい方が多いんじゃ?なんて勝手に思い込んでいた私ですが、Iさんもにこやかに教えて下さる方で…なんだ、いい人多いんだなあ、とN剣友会のイメージがまた良くなった私でした(笑)。


地稽古をひとり二分間、というのを何回やったでしょうか…、トータルでは30分くらいだったと思いますが、全く休みがなかったので、途中、かなりきつかったです。
私が下手なおかげで?時々「指導」が入って、休み休みできたので、なんとか最後まで抜けずにやりきれました。

整列して、面を外したら、もう汗だらだらです〜。しばらく汗が止まりませんでした。
でも、やりきった!って感じで、気持ちいい「黙想」ができました。



稽古が終わってから、MRさんにあらためてお礼を言いに行きました。
(剣道では、指導をいただいた方には、後でお礼を言って助言をいただく事になっています)

その時に「もうすぐ市民大会ですよね。」と言われて、
大会ではMRさんの試合が見られるんだ、ということに気づきました。
といっても、私、今回は大会の係員をやることになっているのです。係員をやるのは初めてのことです。
試合場で、記録や計時などをするはずで、MRさんの試合を見に行けるかどうかわかりませんけれども…、でも、観たいなあ〜。自分の係の会場で試合をやってくれたら見られるんですが。


今回の出稽古も、なかなか楽しかったです!
急にいつもの体育館が使えなくなっちゃって困るなあ、もう〜、って思ってましたが、こういうのを「怪我の功名」というのでしょうかね。


素振りが多かったせいか、いつもより肩が痛かったですが、その疲労感さえも心地よく感じた出稽古、なのでした。

posted by はなずきん at 22:10 | Comment(0) | 親子で剣道2 剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

「服を買うなら、捨てなさい」も読んでみました。

前回のブログ”「フランス人は10着しか服を持たない」を読みました”に書いていますが…
この本を読んでからワードローブの整理がしたくなり(というか、すぐしたのですが)、やはりちょっと前から気になっていた「服を買うなら、捨てなさい」という本も買って読んでみました。

服を買うなら、捨てなさい -
服を買うなら、捨てなさい -


最近こういう「捨てる」系の本も、ワードローブの整え方の本もよく出ていますが、
この本が他の本とひと味違うのは

「服は少なくていい(というか、少ないほうがいい)」
「似合わないイマイチ服を着回しのために着るくらいなら、同じ組み合わせの気に入った服を何度も着たほうがいい」

と断言していることでしょう。
そのあたりの見解は「フランス人は10着しか本を持たない」とほぼ同じと言ってもいいでしょう。
ただ、この人はスタイリストだけあって、ざっくりとした話ではなく、「どういう服を捨てたらいいのか」「何を揃えればいいのか」を、かなり切り込んだところまで書いています。


ワードローブをこうしたほうがいい…という本はけっこう出ていて、本屋で立ち読みした事はよくあります。でも、私にはあまり参考にならないなあ、と思うことがほとんどだったので、購入したことはありませんでした。
しかしこの本のレビューをネットで見てみたら、かなり役に立った、参考になったという人が多かったので興味を持ったのです。


ざっくりこの本の目次を紹介しますと…

第1章 おしゃれな人ほど、少ない服で生きている
第2章 無駄服を増やす、さまざまな罠
第3章 いらない服とすっきりお別れする方法
第4章 理想的なワードローブ大検証!
第5章 買い物に出かける前に
第6章 買っていい服、ダメな服
第7章 おしゃれは「トレンド」から「スタイル」へ
第8章 これからも、ずっと素敵でいるために


全体的に、すっぱり、すっきりとした切り口の話が多く、今まで「服を売るほう」の立場側だったとは思えない潔さがあります。具体的に服をどう着ればいい、というよりは、どういう気持ちや用途で服を着るのか、選ぶのか…という話が中心でしょうか。


ただ、もともとワードローブをかなり厳選している私にとっては、この本の内容の8割はすでに実践済みで、あと1割は「これは実践できない、私には合わない」と思う事でした。
そして残りの1割が「うん、これは私もやったほうがいいな」という事でした。
つまり9割の見解は私と一致したということで、納得しながら読んだということです。

でも、一般の方は服選びについて、ここまで真剣に考えている方は少ないのではないかなと思います。
「オシャレにしたくていっぱい服を持っているのに、自分に合う服が何なのか、どう揃えればいいのかわからない」という人には、とても参考になる「目からうろこ」の指南本ではないでしょうか。



本の冒頭で一番笑って、かつなるほどと思ってしまったのが
「日本女子は、バリエーションの呪いにかけられている」というくだりでした。

「バリエーションの呪い」とは「女子は、毎日違う服を着ていかなければならない」という思い込みのことです。

この著者の主張は、おしゃれな人、とは「毎日服が違う人」ではなく「ダサい服を着ない人」だと。
毎日「前と違うように」と考えてイマイチなコーディネイトで行くくらいなら、「ばっちり決まっている特定のコーディネイト」を何度も着て行ったほうがいい、というのです。

「男性なら毎日同じスーツでもなんとも思われないのに、なぜ女子だけが同じ格好をしてはいけないと思われるのか」…うん、確かにそうですよねえ。


「バリエーションの呪い」…うん、この呪いは私にもかかっていました(笑)
いかに服を「着回し」て、同じ服を新鮮なコーディネイトに見せるか…。
「これだとこの間と変わらないな〜」なんて毎日頭をひねってとっかえひっかえしていたものですが…。
これは、この本を読んで「そうかあ、そうだよね」って思い直しました。

まあ、そうはいっても、本当に毎日のように同じ服だったら、いくら好きな服でもあまりにも変化がないというか、着ていてつまらないですけれども。
「毎日同じ場所で同じ仕事をしている」人でなければ、その日の予定によって違うスタイルになるわけですし。

そして、私はたぶん人並み以上に服が好きなので、ある程度のバリエーションはないとつまらないんです。
私のはおしゃれというよりは、コスプレに近い物がありますからね。
あ、コスプレっていうのは、奇抜な格好をするって意味じゃないですよ!その場やその日のテーマにあった服を着たいってことです。


でも「バリエーションを増やすために、おしゃれ度を下げるイマイチな服を取っておくくらいなら、捨てなさい」という意見は、全くその通りだと思いました。
実際に着てみたら微妙に使いづらいけど、せっかく買ったんだからなんとかして着まわしたい…そう思って、使用頻度が少ない服も取ってあって、なんとか工夫して「そこそこ」な感じで着ていたりしました。

でも「一生懸命がんばって良く見えるようにコーディネイトしないと着れない」ってのは、すでに私に合ってないってことですよね。
確かに、そんな服はないほうがいいのかも。
…と納得して、「バリエーションの呪い」が解けました!(笑)
そして、その場で着る頻度の少ない服を何着か処分しました。

うん、これで、ちょっと前に比べてもだいぶワードローブがすっきりしました。



が、この方が提案している「理想のワードローブ」は…
私にはちょっと合わないなあ、と思いました。

ワンシーズンの服の量として、

「普段履きの靴 2−3足」
「トップス 10−13枚」
「ボトムス 3−4枚」
「ジャケット、カーディガンなどの羽織もの 2枚」

冬はこれに加えてアウターが1、2枚。
ジーンズやブーツ、スニーカー、バレーシューズなどを足してもいい、とありましたが…。

靴2−3足はともかくとして、
ボトムスやトップスの数は、私にはどう考えても少なすぎます。
それはたぶん私が、気温の変化に敏感だからでしょうかね。
私、普通の人が、すごく暑い日に長袖やジーンズを着てたり、涼しい日にノースリーブだの半袖を着ていたりするのが全く理解できないくらい、気温に応じて服を変えているのです。
そうしないと寒かったり暑かったりで不快なのです。

私はいつも、その日の最高気温と最低気温を確認して、その温度変化に対応できる組み合わせを考えているので、重ね着になる事が多いのです。だから、こんな服の数ではとても対応できません。

ボトムスにしても、定番のものだけなら3−4着でもいいでしょうが…、
スカートもパンツもガウチョパンツも履きたい私は、もうちょっといろんな形や柄のものが着たいです。
それぞれ無地、柄、その日の気温や用途にあった丈や形などを考えると、10着はないと足りません。

そしてこの本は、基本的に50代以上向けだからなのかもしれませんが、
「靴は高くて履き心地のいいものを少数で」というのはわかるのですが「3万〜5万のものを」と言われると…、
いいものを手入れしながら長く使えばいい、ということですが、ワンシーズンの靴に9万円〜15万円ですか…、
その値段を出すなら、3年〜5年は使うという前提なのでしょうか。
それにしても、働いている人ならともかく、普通の専業主婦に出せる金額ではありません。

服の方は「毎年自分に合わせてアップデートしたほうがいい」とあるのに…
靴だって毎年微妙に形は変わるわけですし、服が変われば合う靴も変わるわけで。
私は、ほんの数年前に「この靴、高いけどいつか絶対欲しい!」(でも、買えませんでした)って思ってた靴、今の服には合わないような気がするので、そんなに欲しくないんですよ。

だからいくら「ファッションの要」の靴といえど、1足3万円は出せないですね。
私は洋服に比べたら、靴にはまあまあお金をかけていますし、履き心地はかなり重視しますが、それでもせいぜい2万円が限度(それはかなり高いほう)です。この本の提案とは質も金額のレベルも違いますね〜(^_^.)


あと「1〜2万円の革の手袋」とか…、いや、使いませんよ私、革の手袋なんて。
私はカジュアルファッションがほとんどだから、合いませんしねえ。


「2〜3万以上のストール」
確かにストールはいろんな意味で便利です。温度調節にも使えるし、ファッション的にも感度の高いアイテムだし。でも、2〜3万ですか!?
まあ、厳選すれば、いろんな服に合わせることのできるものがあるかもしれませんが…
ストールって服の着こなしを大きく左右するアイテムなので、ある程度の数が欲しいところで。
ひとつ2万もしたら、1シーズンに一枚も買えやしません。


「5千円以上のタイツや、1万円以上の下着」
いや、全然必要ないです。そもそもタイツはほとんどはかないので…
私がタイツをはくのは、冬、スカートをはく時だけなので、年に数回程度しか使いません。
ぴったりした下着も化繊の下着も苦手なんで、着られないし。


著者は「ここにお金をかけるかどうかが、おしゃれな人とそうではない人の分かれ目」と断言されていますが…
少なくとも、私の経済感覚からはちょっとかけ離れてます。
「高級なものこそふだん使いしなさい」と言うのはまあ、わからないでもないですが、
なんか、金額も必要なアイテムも「働く女性」基準って感じがします。
まだ小学生の子供がいる専業主婦が、革の手袋をする機会なんて…ないですよ。


まあ、そもそも私、自分の年代向けのファッション誌を見て「これを着たい」って思った事、全然なくて…。
だいたい、自分の年齢マイナス10歳くらいに提案されている服のほうがしっくり来ます。

ここで「痛い若作りの人」と思われないかと思って言い訳しておきますと(笑)、本当に私には同年代向けの服は合わないんですよね…、試着しても「なんかよけい老けて見えない?」って感じる事が多いです。
自分の見た目からしても、精神年齢も含めても、同年代向けの服はあまり私を良く見せてはくれない気がします。

で、この本は50代向けなので、この本の提案するファッションに40代後半の私が納得するわけはないんですよね。私が持っているのは、アラフォーくらいに似合う服がほとんどですから。
スーツなどのきちんとした格好はあまり好きでないので儀式の時以外はほぼ着ませんし、ふだんに着る服は、天然素材の服でないと気持ち悪いんです。

だからこの本で「買いなさい」と言っているアイテムは、まず私は買わないでしょうね。
具体的なアイテムを選ぶにあたっては、私には参考にならなかったですが…


「無理に苦手分野に挑戦しなくてもいい」とか「欠点を隠すより、好きなところを磨いていけばいい」という提案は、「呪い」にかかっている人にとっては「目からうろこ」の意見なのではないでしょうか。


このあたりの話は、ファッションに限った事ではないかもしれませんね…。
何かと「周囲の目」を気にする日本人にとっては、「自分主体」「合理的」な考え方がなかなか難しいのではないかと思いますが…。
片付け本が流行るのも「自分探し」につながる事だからなのかもしれませんね。
そういう意味で、これは画期的かつわかりやすい提案本ではないかな、と思います。


かくいう私は、自分主体で合理的すぎるので、周囲から浮くことが多いんですけどね(笑)。



最近は経済的な問題もあって「単価が安い服」に走り過ぎていた気がするので、これからはもうちょっと「数を減らして、少し高い服」(あくまでも少しですが!)を買おうかなあ、と思いました。
「バリエーションの呪い」が解けた私は、前ほどたくさん服を揃える必要はないのですから。

posted by はなずきん at 22:14 | Comment(4) | ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

「フランス人は10着しか服を持たない」を読みました

最近、剣道の話題一辺倒でしたが(笑)ひさしぶりのファッションの話題です。

昨年あたりから話題になっていた「フランス人は10着しか服を持たない」という本。
ずっと気になっていましたが、ブックオフで安く売っているのを見かけて、買って読んでみました。

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~ -
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~ -


洋服選びの事以外も含めて、フランス人の「質の良い」ライフスタイルについて書かれた本で、なかなか面白く読みました。

私はフランス人ほど豊かな人生は送っていない気がしましたが(笑)、フランス人のライフスタイルは、私の目指す方向性と似ていなくはないな…と思いました。
実際にフランス人の知り合いがいるわけではないので、あくまでも「伝聞による推測」ですが、フランス人の個人主義的なところは私にも通じるものがあります。

「人からどう見られるかをあまり気にしない」とか
「自分のありのままを受け入れる」とか
「自分に何が似合うか、何が自分を良く見せるかを考えて服を選ぶ」とか。

そう、私、日本人としてはやや異端な性格なんですよね…。
周囲に合わせようって気が薄いですから。
でも、波風を起こしてまで自分を通そう、というほどではないですけどね〜。

おそらく、生まれつきなうえに、それが許される環境だったからなのでしょうけれども、
小さい頃から「みんながこう言っているからこうしたほうがいい」とか「みんなが持っているからあれが欲しい」などと感じた事がほとんどありませんでした。
あくまでも主体は「自分」です。
今でも、たとえ100人中99人が「×」と答えていても、残り一人の自分が「〇」と思えばそれを選ぶほうです。



まあ、それはさておき…
ファッション大好きな私がこの本で一番興味をひかれた内容は「10着しか服を持たない」部分でした。
本に書いてあることを要約すると、

「フランス人は、自分に似合う、お気に入りの上質の服を少数、頻繁に着まわす」
「週に何度も同じ服を着るのは普通。みんなそうだから、人からおかしいと言われる事もない」
「誰もが自分に似合う服、自分を表現できる服を選ぶように育てられている」


という感じでしょうか。
ただ、10着といっても、あくまでもこれは「その季節のトップス、ボトムスの合計」数です。
季節ごとに入れ替えはありますし、コートや小物、下着などは含みません。


これを読んで感じたのは「うちの(私以外の)家族は、まさにそんな感じじゃない?」という事でした。
みんな、気に入った少数の服しか着ません。週に何度同じ服を着ても気にしてません。
長男なんか、ズボンは全部同じ形の色違いだし、トップスはTシャツのみで、柄も5種類くらいしかありません。
洗濯の都合もあるので、さすがに「10着」では足りませんが、うちの子供が(3人とも)その時々に着ている服は20着もないのは確かです。

私は本来は、子供にももっとお洒落をさせたいのですが、みんなそんな意欲がないし、経済的余裕もあまりないので、私以外の家族はまあいいや…ってことでそうなっています(笑)。
だから、家族がおしゃれかというとあまりそうではありませんけれども…。
でも、それぞれその子らしい服、ではあるような気がします。


この本の著者は、学生の時、ホームステイ先のマダムに「そのセーターはあなたに似合わない」とズバッと言われて衝撃を受けます。それは友達からもらったセーターで、さして気に入っていたわけではないけど、高いブランドの服だし…と着ていたものでした。
マダムは「その服は質はいいけど、その色はあなたに似合わない。誰でも、自分を良く見せる服を選ぶべき」とアドバイスをしてくれました。
それで作者は「自分で着ていないもの、気に入らないものは、高くてももったいなくても着る必要はない。着ないものを取っておくとせっかくのお気に入りの服が隠れてしまうので、処分するべき」という事に気づきます。


この手のことは、最近流行りの「片付け本」とか「ワードローブ選び」の本にもよく書いてありますし、「自分に似合う服選び」については私はすでに実践している事なので、私としてはそんなに新鮮な話ではありませんでしたが…。
ただ、服の枚数については、私もちょっと考え直すところがありました。


私が持っている服は、うちの家族に比べると圧倒的に多いですが、全然着ていない服、というのはほぼありません。
買う時には必ず試着して、見た目、実用面とも、相当吟味してから買います。
自分に似合わないと思ったら絶対買いません。
どの服もそこそこ着ていますし、実際の生活の中で着てみたら自分の用途に合わなかった!とか、体型が変わって合わなくなった、というような場合は、わりと躊躇なく処分することが多いです。

ワードローブもおととしのリフォームの際に、選びやすいようにオープンタイプにしました。
だから今着られる服は一目瞭然になっていて「何があるかわからなくて着ない」とか「持っている服と同じようなものをまた買ってしまった」というような事もほとんどないです。

だから私のワードローブは問題なし、と思っていたのですが、この本を読んでからもう一度眺めてみると…


年に数度しか着ていないものが、少数ですがありました。
これはつまり「かなり気に入ってる(から捨てられない)が、実際は着る機会があまりないから着る回数が少ない」というもので…。
確かに年に何度かは着ているのですが、「わざわざ出して」来ないと着ない程度なわけです。
それは気候的な問題であったり(例えばセーターは私にとっては暑すぎて、よっぽど寒くないと着られないのです)、あるいはドレッシーすぎて、かなりあらたまった席でないと着ることがないとか。
「わざわざ引っ張り出して」着るために、この服がワードローブの一角を常に占めている必要があるのか?
そう考えて、そのいくつかの服は処分することにしました。


本にはこうも書いてありました。
(今本を貸してしまって手元にないので、要旨であって細かい部分は違うかもしれませんが…)
「とっておきの服だからといってしまっておいては意味がない。気に入っている服こそふだんから着るべき。」


そう、私のワードローブは、テイストのバリエーションがけっこう広いだけに、たまにしか着ない服もある事は確かなのです。そして「お出かけ用なのでそんなに頻繁には着ない」服もあるのです。
しかしそうこうしているうちに、季節は巡り、自分の体形が変わったり…顔が老けて似合わなくなったり…(笑)
あるいは「もうこれ着る気分じゃないんだよね」とか、自分の生活範囲が変わってあまり必要なくなったりとか。PTA活動をやっている年とやっていない年では必要な服も違ったりとか…。
そんなに着ないうちに「お払い箱」になってしまう服もないわけではありません。


うーん、確かにこれはもったいないというか、なんか無駄だなあと思いました。
気に入っている服こそガンガン着て、傷んだらその時に似合う服をまた買えばいいのではないかと。
実際のところ、どんなに好きな服でも、数年経つと似合わなくなっている事が多いのですよ。


そう考えてまたワードローブを見直して、「あれば着るんだけど、そんなにすごく着たいというわけでもない」という服も、やっぱり処分することにしました。


それでも、私は着たい服の種類もけっこう多いし、気候や気温の変化に応じて服の取り合わせをけっこう変えたいほうなので(私は人と比べて気温の変化に敏感なようです)、とても「10着」に収めるなんて無理だし、そこまでやりたいとは思っていませんが…。
この本を読んだおかげで、今までより少し、ワードローブがすっきりしました。


例え「好きな服ばかり」で「どれも着ていても」、あまりに服が多いとやっぱり「行き届かない」んですよね。


最近「ミニマリスト」という概念が流行っていて、なんでも物を減らすのがいい、そのほうが生活も精神的にもすっきりする、というようなことが言われています。
ミニマリストを実践している人の部屋は驚くほど何もなく、生活感がないどころか「人が本当に住んでいるのか?」というレベルになっていたりして。

私はもともと「必要なものしか買わない」ほうなのですが、物は少なくはありません。
だから「ミニマリスト」レベルまで行くと「やりすぎ」じゃない?「物を減らすことが目的」になってしまっていて、本来の物を減らす意図から外れているのでは?
そこまで物を減らすことないでしょ!と思っていました。

が、ほどほどの「シェイプ」ならば、すっきりしていいなあ、というのが、今回感じたことです。



最近、鏡を見ていて「最近また一段老けたな〜」と感じています。
眉が薄くなり、ほうれい線がはっきりしてきました(笑)。
剣道のおかげか、体のほうはけっこう元気なんですけど(40代前半の頃より元気になってる気がします)、それでも顔は着実に老けていくのでした…。

それで似合わなくなってきて処分したものも、いくつかありました…。
でも、今まであまり似合わなかった「暗い無地系の服」が、前よりは合うようになった気がします。

そして以前から「着ていてストレスがかかる服(肌触りとか、動きの制約が多いとか)」は苦手でしたが、前よりもそれが強くなった気がしています。
「きれいに見える」は大前提ですが、着ていて体のどこかが緊張を強いられる服は着たくないですね。
最近はストレッチ素材の服が増えてきたおかげで、「きれいに見えるけど楽ちん」服が増えてきて助かっています。


さて、次はどんな服が似合うのかなあ。
これからは「服を増やし過ぎず」厳選して揃えていこうと思っています。
posted by はなずきん at 22:42 | Comment(2) | ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月15日

母と子の剣道日誌(73)はじめての出稽古

今日、剣友会の大人会員のみなさまと、初出稽古に行ってきました。

「出稽古(でげいこ)」とは、よその道場にお邪魔して、一緒に稽古したり、試合をしたりして研鑽を積むことです。
ふだんは同じ会の同じメンツで稽古していますから、経験値を上げるためには出稽古はとても役に立つのです。


私がこの会に入ってから、大人が出稽古するのは初めてです。もちろん、私自身も初めてです。

以前、警察にいた時は、子供たちはよその警察署にお邪魔して稽古をする事がちょくちょくありましたが…
当会は子供も「会として」出稽古する事はほぼないようです。
個人的に出稽古している子は何人かいるようですが。

初めての出稽古でなにか失礼をしたらどうしよう?とか、きつくてついていけなかったら?とか、私みたいなレベルに見合って相手してくれる人がいるの?とかいろいろ微妙に心配でしたが…
結論から言いますと「とっても楽しかった」のです!


隣の市にある大学の道場を借りて、その市の剣友会の方と稽古したのですが、その道場がいい味出てるんです。
「ザ・道場」って感じの古いオール木の床、あちこちに貼ってある「標語」、窓の前にある鉄格子にぶら下がってる面などなど…
ふだんは小学校の体育館で稽古してますから、こういう道場っぽいところに来るとワクワクしてしまいます。
神棚があるとさらに良かったんですが、残念ながら日の丸だけでした。それもそのはず、キリスト教系の大学の道場でしたから…、神棚がないのは当たり前ですねえ〜。


今回の出稽古のお膳立てをしてくれたのは当会の大人担当のN先生です。
行ったメンバーは、男性9名、女性4名と先生ですが、事前に私達の経験年数や段数をお知らせしてあって、それに合うようなメンバーを相手の先生が揃えて?下さったようです。

出稽古の初めはストレッチから。そして準備運動、素振り。
この「準備運動の順番」とか「素振りの内容」はそれぞれの会によって、微妙に内容や順番が違うので面白いです。全般的にはほとんど同じなんですけどね。

そして胴・垂をつけて、整列して、座って…黙想!
いやー、「道場」で黙想っていいですねえ〜。

その後、それぞれの会で切り返しや面打ちなどの基本稽古をやりました。
この時「理想の上司」EBさんから「はなずきんさん、面の打ち方良くなりましたねえ〜!」って言ってもらえて…嬉しかったです〜。(涙)
少しは特訓の効果があったのでしょうか?

基本稽古が終わったら、いよいよ試合です。
春の市の大会が団体戦、ということで、今回も団体戦の練習です。
行った大人の人数で分けて2チーム作ったので、片方が6人、もう片方が7人となりました。

基本稽古で疲れちゃって、ゼイゼイ言ってる中、私は先鋒なのですぐ試合に出なければなりません!

最初の試合のお相手は年配の小柄な男性でした。
おそらく、経験年数は私と似たりよったりでしょうか?
私が面を打った時に胴を打たれてしまい、1本取られて、3分で時間切れとなって負けました。
この勝負「負け」ではありましたが、あまり緊張しなかったのは良かったところでしょうか…。
前の大会の試合の時と違って、自分が何をしたかをだいたい覚えているので、少しは余裕ができたのでしょうか。

この「団体戦」、私の入っているチームは残念ながら負けてしまいました。

次の試合のお相手は小柄な女性です。っていうか、学生さん?
全般的な動きから見るに、あんまり手慣れてなさそう…、って思ったのに、試合開始後すぐにあっけなく小手を取られてしまいました。
そして今度は面を打った!と思ったら同時に打たれていて、2本取られて負けてしまいました。
試合時間は1分くらいとあっけなくて物足りなかったです。
後から聞いたら、相手は高校2年だと言っていたので、おそらく高校から剣道を始めた女の子なのでしょうね。

あーあ、あっさり負けちゃったよ、とちょっとがっかりして戻ってきて、
スコアをつけようとしたら、そこにいらした「稽古中毒」SZさんが
「はなずきんさん、さっきの面良かったですよ!
僕ははなずきんさんのほうが早かったと思ったんだけどなあ」
って言ってくれたのです。

EBさんも「あれは良かったですよ。1本旗上がってたでしょう?」と言ってくれて。
負けながらも、そう言ってもらえた事が嬉しかった私です。

試合後に、この女の子とやった地稽古では、けっこう私が技を入れることができたのですが…、
だんだん相手の動きがわかってきたからかなあ?


この会の団体戦も、うちの会が負けてしまいました。
うちの会のメンツは、試合慣れが足りないのかもしれませんねえ〜。
まあ、それを補うための出稽古ってことなんですが。

この時、私は自分の試合が終わった後は、試合のスコアをつけながら観戦していたのですが、剣道の試合を見るのって本当にワクワクしてしまいます。
お互いに「気のやりとり」をしているだけでも見ててゾクゾクするし…、
きれいに技が入った時はホント感動します!
先方の会の方のいろんな戦い方も見ていて「へえ〜、こんなタイプの人もいるんだ」と感心してしまいます。

なんでしょう、私が試合を見る時のこの高揚感。
油断するとニヤニヤしそうになるくらい、ほんとに楽しいのです!

「見ているだけ」でも楽しいのですが、やっぱり「自分でやっているからこその視点」で見られるのがいいんです。
やっぱり私、剣道好きなんだなあ、下手くそでもやめられないなあ、って思いました…。


さて、次は「代表戦」ということで、お互いの剣友会のエースを出しての5人組の団体戦です。もちろん私は出ていません(笑)。
この団体戦は、うちの会が勝ちました!
代表になったのは試合慣れしている人が多かったので、いい感じで勝ってくれました♪


それで試合は終わり、次は先方の会の方と「地稽古」です。地稽古というのは、お互い試合のように技を打ちこんでいく稽古のことです。
さきほど試合でお相手したふたりの方+もうひとりの女性とまた組んでいただきました。

これが、ちょうど私と同じくらいのレベルの人だったので、やりやすい!のです。
うちの会は私と同レベルの人が2人くらいしかいないので、私が打ち負ける事がほとんどなのですが、今日は何回か「これは確実に1本入ったな!」ってのがあって、ちょっと気持ち良かったです。
まあ、私のほうもけっこう打たれていましたけど(笑)。

いつも自分より上手い人ばかり相手にしているので、「これは決まった!」って事がふだんはほぼないのですが、今日はその爽快感が味わえたというか…。
いつもと違う相手とやってみるのは面白いなあと思いました。


あと、地稽古でお相手していただいた、試合では当たらなかった女性ですが、打つために体を動かしてタイミングを取る人で、見ていて「あっ、今打ってくるな」ってわかってしまう感じなのです。
私は体を動かしてタイミングを取るわけではないのですが、打つ前の瞬間に沈むような動きをするらしく、打つのがわかりやすいと言われるのですが、ああ、私もこんな感じでわかっちゃうのかな、あまり「起こり」の動きを出さないように気を付けようと思いました…。

上手い方を見るのも勉強になりますが、同レベルの方を見るのも役に立つものですね。


結局、試合を含めて、3時間ほどの稽古となりました。
今日はなんだかあっという間の3時間でした。楽しかったからでしょうね!


ふだん稽古の時にあまりゆっくり話せないだけに、道場から駐車場への道すがら、みなさんと話す雑談も楽しかったです。いつも来る時から道着姿の「お父さん」たちが私服なのも新鮮でした(笑)。

行く前は正直「私なんかが出稽古に行ったら場違いなんじゃ…」って気持ちもあって、参加すべきなのか迷いましたが、帰る時には「こんな楽しいならまた来たい!」って思ってました。


さて、明日は部内試合。役員として忙しい一日です!
こんな日記書いてる場合じゃないので(でも書きたかったんです!)、寝ないと(笑)。
posted by はなずきん at 00:08 | Comment(6) | 親子で剣道2 剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月02日

母と子の剣道日誌(72)私の「剣友」たち

私の所属している会は、パパママ剣士の多い会です。
親子で剣道をやっている人が、おそらく当市の剣道団体の中では一番多いのではないでしょうか。

しかも、ほとんどの方が全くの初心者、もしくはリバ剣(子供の時やっていて、ひさしぶりに再開した人)です。
ずっと子供の頃から続けている…という方とは、やはり実力の差がありますが、それだけに、パパ剣士さんたちは「剣道にはまっちゃったから、好きだから」続けている方が多いのです。
ただママ剣士さんたちは、「子供がやっているから一緒に」という方がほとんどで、私みたいな「剣道バカ」な方はほぼいないのですが…。


パパ剣士さんたちは、一般男性のレベルからいくと”ほどほど”というところなのでしょうが、私から見ると十分上手くて、強いです。っていうか、私より下手な人はいませんけど…(汗)。
稽古中に「かっこいいなあ〜」と思わず見入ってしまうことも、よくあります(笑)。


パパ剣士さんたちは仕事の都合上、水曜日(夕方から)の稽古にはあまり出て来れず、日曜の稽古に来る方がほとんどです。
日曜日は人がいっぱいいるので、入会当初は誰が誰やら…って感じでしたが、一緒に稽古をするようになって1年が経過し、飲み会などでも話す機会もあり、だいぶ、どんな方達なのかわかってきました。
それぞれ剣風にも個性があり、試合稽古などを見ていても楽しいです。


パパ剣士さんの中でも、私が一番好きな剣風なのが、中学2年男子のお父さん、EBさんです。その上にも高校生のお兄さんがいて剣道を続けていますが、その子が入会した後から剣道を始めたようです。
中学2年のお子さんは、剣道とは違う部活に入ったそうで、ほとんど出て来なくなりましたが、EBさんはよくいらしています。

EBさんは男性陣の中でも一番背が高くて、一緒に組むと面を入れるのが大変なんですが…
構えがすっとしていて姿勢が良く、品のある剣風です。
物静かに淡々と防具をつけている姿が端正で、武士の風格を感じます(^^)

私にもよくアドバイスをして下さるのですが、いつも言葉を選んで相手が不快にならないよう考えていて、ただの注意ではなくて「良くなってほしくて言ってくれている」のだな、というのがわかります。
いつもにこやかにしていていますが、稽古中にふざけている子供にはピシッと注意していたりします。
そのバランスがとてもいい感じで「理想の上司」ってところでしょうか?(^^)
精神的に若々しいのですが、落ち着きもあり「ロマンスグレー」という単語が似合いそうな方です(笑)。

昨年私が忘年会係だった時に、EBさんは2次会の手配を素早くしてくれて、しかも店の人と会費の交渉までしていて「なんて手慣れてるの!?」と感心したのですが、後から知ったのですがビール会社にお勤めだったという。
なるほど、さすが飲み会慣れしていると思いました…。(笑)




稽古以外ではあまりお話をした事はないのですが、「アスリート」という呼称が良く似合いそうな方なのがHSさん。
初対面の印象では「見た目がおやじっぽい」(すみません)と思いましたが…面をつけたその姿の凛々しさに驚きました。なんでも、以前はフェンシングをされていたのだそうです。
どうりで、構えが只者ではないわけです。筋肉もモリモリついています。(笑)
パパ剣士さんの中では、一番パワータイプというか、動きも技のスピードも速く、ズバッと斬り込むような剣遣いをされる方です。

HSさんのお子さんは身長が高いのですが、お父さんの体型にはあまり似ておらず、太めです。でも幼稚園から剣道をしているだけあって、けっこう強いのです。そんなに振りが大きいわけではないのに打ちが強くて、面や小手を打たれると「いてっ!」という感じです(笑)。そこはお父さん似なのかなあ。




昨年まで子供のリーダーをしていたRS君(がんばりやです!)のお父さんであるSZさんは、中学時代に剣道をされていたそうですが…子供が剣道を始めるまでは、ほとんど運動していなかったそうです。
奥様いわく「けっこうメタボな体型だった」のだそうで。

ところが、子供の剣道を見ているうちにやりたくなり、はまってしまったそうで…剣道を始めてから、10キロ体重を落としたそうで、今ではその”メタボの面影”は全くありません。私がお会いした時はすでにスリムな体型だったので、以前の話を聞いてびっくりしました。
パパ剣士さんたちの中で、おそらく一番熱心に稽古されているのがSZさんです。休日は市の稽古会や、お子さんと一緒に出げいこなどにもかなり頻繁に行っているようです。


この間先生に「SZさんと、はなずきんさんの稽古の出席率は、異様に高いってみんなに言われてますよ」と。…まあ、そうかもしれません(笑)。
子供の皆勤賞の集計をしていた時にふと数えてみたのですが、私は昨年度の91回の稽古中、76回出席していました。大人では一番出ていたのではないかと思います。先生よりも出てるんじゃないでしょうかね…。

そんなに出てるのに上手くならないの?と思われるかもしれませんが、上手くならないから人よりやらないといけないのです!(^_^.)
すぐ上手くなる人なら、ここまではやらなくて済むのかなあって思いますが。
そもそも私は運動神経以前に、基礎体力というか、筋力が足りてないんですよね。筋肉のつきにくい体質なんだと思います。2年かけて、ようやく人並みになってきたかなという感じです。

次男も全然筋肉つかないんですが…、成長期に入ればちょっとは違うのかなあ?
長男なんか全然運動してないのに、そこそこ筋肉がついていて腹が立ちます(笑)。
主人もそうなんですよねえ…。おなかがバーンと出た超メタボ体型で、運動らしい事は全くしてないのに、筋肉はそれなりについているという。こればかりは遺伝なんでしょうね。


SZさんはお仕事も忙しくて出張も多いようなので、私ほどは当会の稽古にいらしてはいないですが、剣道に対する熱心さなら私のほうが負けるかと思います(^_^.)
ちなみにSZさんのお子さんRS君は、87回出席していました。ほぼ皆勤賞ですよ。うーんさすが親子。

次男と同じ学年のRS君は、今年は中学生です。リーダーは6年生の役目なので、無事リーダーの役目を終え、先日表彰をされました。

先生が賞状を読み上げている間、一瞬RS君の目に涙がにじんだのが見えました…。

リーダーということで、いろいろ大変なことがあったのでしょうが、その1年間の事を思い出したのでしょう。稽古もリーダーもがんばっていたRS君の涙に、ちょっとぐっと来てしまった私でした。



あっ、ちなみにうちの次男は50回しか出てなくて、愕然としましたよ!(笑)
もう〜、半分近く出てないんじゃないの〜。
まあ、それでも辞めてないだけマシ、ってところでしょうか。目標低いなあ。(汗)



昨年はあまりいらしていなかったけれど、最近よく稽古に参加されているOMさん。昨年度の副会長(女性)のダンナ様です。
副会長の引継ぎの話をしていて知ったのですが、前副会長さんは「見るほうの剣道の大ファン」だという事を知りました。お子さんの剣道を見ているうちにはまっちゃったそうです。
ダンナさんがT大学の体育学系出身で、あの有名なTの内選手にも会いに行ってきたのだとかで、お子さんとTの内選手のツーショットの写真も見せていただきました。
前副会長さんの「剣道の好きっぷり」は、私といい勝負かもしれません!(笑)

でも、申し訳ないのですが、OMさんは一見「体育系」には見えないのです〜。よくそう言われる、とご本人も前副会長さんも言っていましたが…。
でも、お仕事はスポーツドクターをされているらしいです。

OMさんはいつでもギャグを飛ばしている方で、微妙に”寒い”時もないわけではないのですが、最近はその外し方も楽しく感じるようになってきました…。夫婦揃ってお酒がお好きなようで、いつも「二日酔いだ〜、バテるわ〜」と言いながら稽古をされています(笑)。

OMさん、一見そんなに強そうに見えないのですが(すみません〜)実際に対峙すると、動きのブレが少なくて、いつも打ち負けてしまいます。ちょっとした隙にもギャグを飛ばしながら相手してくれるのですが、打ちこむ時は本気なんですよねえ。(笑)
この間、かろやかな足取りで体育館の中を走っていたので「OMさん、早いですね〜!」と言ったら「いや私、こう見えてもアスリートですからね?20年前は」とおっしゃっていました。(笑)

ちなみにOMさんのお子さんTH君(小学4年生)はかなり剣道に対して熱心で、うちとあとひとつ別の会に入っていて、出げいこもしていて、週6日稽古しているそうです!
稽古している本人ももちろん偉いけど、それに付き合っている前副会長さんも凄いなあ〜と思います。私、そんなに子供の送り迎えばっかりするのはめんどくさくて無理です。(笑)

「そんなに剣道が好きなら、前副会長さんも剣道、一緒にやりましょうよ!」と言ったのですが
「いや、好きすぎて、稽古の時に相手に見とれちゃいそうで」と言ってまして…、
いや〜、私もそんな感じなんですけど(笑)。

でもこの間、OMさん(ご主人)の大人稽古が終わるのを待っている時に、竹刀を振りまわしている前副会長さんを、私は見逃しませんでしたよ!(^^)
やっぱり、本当はやりたいのでは…?
女性では私より新人が入って来ないので、ぜひやってほしいのですが!



他にもいろんな方がいらっしゃいますが、みなさん個性的で、剣道に対して真面目で、一緒に稽古していて楽しいなと思います。
強豪剣友会にいて、トップレベルを目指すような方たちとは、剣道に対する想いも姿勢も違うのだと思いますが…

40過ぎから剣道を始めたら、トップレベルなんて狙えるわけないし、狙うつもりもないのでしょうが、みなさん、自分のできる範囲内で一生懸命やろうとしています。
そしてそれに対するN先生も、体力的な無理はさせないけれども、手は抜かないで一生懸命やってほしい、という姿勢で教えています。
これぞ「大人の習い事」なんだなあと思います。
だから私は、今の会の雰囲気はとても居心地がいいのです。


いつも稽古の時はパパ剣士さんたちとはそんなにゆっくり話す機会もなく、たまにある飲み会くらいでしかお話できないのですが、いつも一緒に稽古をがんばっている、という連帯感がどこかにある感じがします。
このくらいの距離感の「剣友」も悪くないな、と思っています。


今度、6月にある市民大会に向けて、大人たちの「出稽古」があります。
「今年こそはパパママ剣士たちに勝たせたい」N先生がセッティングして下さいました。

実は今まで(少なくとも私がいる間は)うちの会としては出稽古をやった事がなかったのですが…
私も、警察の時の子供の出げいこについていった事はありますが、自分が出稽古するのは初めてなんですよ!
楽しみのような、緊張するような。


ただ今の会でひとつだけ残念なのは、ママ剣士ではそこまで剣道に熱心な方がほぼいない事です。
大会なども、みなさんいまひとつ尻込み気味で…。私より強いのになんで〜?って思っちゃいますが…
誰か、剣道大好きなママさんが入ってくれませんかねえ〜?
やっぱり、前副会長さんをそそのかすべきでしょうか?(笑)

posted by はなずきん at 13:57 | Comment(9) | 親子で剣道2 剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする