2015年11月16日

母と子の剣道日誌(60)「村浜部長」の魅力を紹介〜武士道シックスティーン漫画版より

先日は「武士道シックスティーン」の小説版の感想を書きましたが…

私は漫画版から入ったので、漫画版のキャラにけっこう愛着があります。
中でも「村浜部長」は大好きで、自分もこういう剣道をやりたい、こういう人になりたい…と思うのです。
小説版では村浜部長の描写は少なく、セリフをしゃべっているシーンもほとんどないのですが、漫画版では「いいところに出てくる」キャラなんですよね。

これからも時々、私のブログに「村浜部長」のことが出てくるような気がするので、今回は漫画版の村浜部長を紹介したいと思います!

紹介のために漫画の写真を撮ったのですが、本を開いて手で押さえて撮らなければならなかったので、あまりきれいに撮れてません…すみません(笑)
画像ファイルサイズの問題で、小さ目にアップされていますが、クリックして大きくしてご覧ください。



高校に入学し、剣道部に入った香織と早苗。
最初の部活は、挨拶を兼ねてということで勝ち抜き形式の試合を行います。
そこで自分の実力を示したい香織は、軽々と2年生2人を破り、大将を引っ張り出すため、次の3年生をわざと痛めつけてから勝ちます。
その様子を見ていた村浜は、自ら香織の相手をするために出てきます。
村浜部長初登場のシーンですが、ここがまたカッコイイのです♪

001_1.JPG

試合中も余裕の笑みを浮かべる村浜。
場数踏んでる、って感じです。

002_1.JPG

村浜部長と香織の試合はほぼ互角でしたが、村浜がやや優勢でした。
なんとしても勝ちたい香織は、わざと村浜の腕をひっかけて(もちろん反則です)痛めつけ、動けなくさせて一本を取ります。
顧問の先生は香織に「わざとやったのか」と咎めますが、香織は「たまたまだ」と言い張ります。


部活の後、早苗から「ちゃんと謝りなさい」と詰め寄られた香織は、仕方なく次の部活で村浜に謝罪をします。
もちろん、村浜は香織がわざと反則で技をかけた事は気づいているのですが…

003_1.JPG

それでこの対応ですよ!
香織を許しながらも、締めるところは締める。
慌てず騒がず、大人の対応ですよねえ〜。
私の一番好きなシーンです。

そしてその日の部活で、早苗は村浜に次ぐ実力のある、2年生の河合を相手に試合稽古をします。
その試合で、早苗は的確な河合の攻撃をかわすのです。
その様子を見ていた香織に、村浜が話しかけます。

004_1.JPG

010_1.JPG

008_1.JPG

009_1.JPG

この時の村浜の「余裕」な表情がいいですね。
すでに二人の資質を見ぬいているわけです。


さて、話はだいぶ飛びますが…

剣道をやる意味を見失い、部活にも出なくなった香織。
自分の兄を昔剣道の試合で負かせたことのある「岡」をずっと敵と思ってきた香織。
その岡に立ち会ってもらい、早苗とやった稽古で「剣道の本当の楽しさ」に気づきます。
そして、岡とも対戦し、男子の圧倒的な強さにかなわないことがわかりながらも、かかっていく香織。
そこで「自分の弱さ」に気づき、だからこそもっと強くなりたいのだ、と気づくのです。

しかし、今さら部活に戻る資格は自分にはないだろう…と考えた香織は剣道部に戻れません。
そんな時に、香織は中学部の道場を偶然見つけます。
早苗はここの中学の剣道部にいて、中学最後の大会で香織と対戦したのですが…。
そこで一生懸命自主稽古している早苗の後輩「田原美緒」に出会います。
そして剣道が好きで、一生懸命やっている美緒の純粋さに何かを感じ、稽古をつけてあげることになります。

稽古している香織と美緒を見つけた早苗は、高校の剣道部のメンバーを連れて中学部の道場にやってきます。

005_1.JPG

ふたたび香織を許し、部活で稽古をつける村浜。
↓この、香織に面を入れる前の「ニコッ」がいいですよね〜。

006_1.JPG

007_1.JPG

高校3年生にしてこの「大人の余裕」っぷり。惚れますねえ〜♪

とはいえ、彼女がここまでなるには、きっといろんな経験があったに違いないのですが…
そのあたりの話も読みたいなあ、と勝手に妄想させちゃうくらい、魅力のあるキャラだと思います。

村浜さんの容姿も私、好きでして…実は今の私の髪型、村浜さんの髪型をイメージしているのです(笑)。
私は髪が細く少ないせいで、こんなにきれいに落ちてくれないのが残念なんですが。

漫画版の村浜のセリフは小説版では他の人のものであったりして、小説版のほうではここまで出番はないのですが、漫画版の作者安藤さんは、自分なりの解釈で村浜というキャラクターを作り上げたのではないかと思います。
ただ、漫画版には、小説版で村浜が最後に出た「玉竜旗」と「インターハイ」の描写がないので、そこが唯一残念なところではあるのですが。


漫画版では、香織は小説版ほど「剣術オタク」っぽくはなく、早苗も小説版よりもほんわかした雰囲気です。
全体的に、キャラも小説版よりとっつきやすい感じではあります。
私は小説版を読む時も、この漫画版のキャラが頭にあったので、つい思い浮かべながら読んでしまいました。

この漫画、全3巻ありますが、Amazonでなんと1冊1円で出品されています…、送料は257円かかりますが。
いい漫画なのに、あまり知られてないんですかね。
興味のある方はぜひ買って読んでみてください!

武士道シックスティーン(1) (アフタヌーンKC)
武士道シックスティーン(1) (アフタヌーンKC)

武士道シックスティーン(2) (アフタヌーンKC) -
武士道シックスティーン(2) (アフタヌーンKC)

武士道シックスティーン(3) <完> (アフタヌーンKC) -
武士道シックスティーン(3) <完> (アフタヌーンKC)
posted by はなずきん at 09:38 | Comment(24) | 剣道小説、漫画、映画などの感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする