2015年09月29日

母と子の剣道日誌(47)私の「剣道萌え」ポイントは…

今回は「剣道日誌」というより、ほぼ雑談なのですが…

今までブログにちょくちょく書いておりますが、私は、剣道に関するものにかなり「弱い」です。
特に、剣道をしている人に対してはほぼ、無条件に評価が上がるんです…(笑)

なんかもう、見てるだけで(聞くだけでも?)カッコイイって思っちゃうんですよねえ。

そもそも、私はいつからこんなに「剣道萌え」になったか…
実はそれはそんなに昔の事ではありません。



私は20代前半に池波正太郎(時代小説家)の「鬼平犯科帳」を読んだのですが…
鬼平犯科帳の主人公、鬼平こと長谷川平蔵は凄い剣術の腕があり、その描写に痺れまして、剣術が好きになり。そして深い人間ドラマを描く池波正太郎氏の大ファンになり、作品のほとんどを読みました。


中でも特に私が好きなのは「剣客商売」(けんかくしょうばい)という作品です。(ドラマ化も何度かされています)
舞台は江戸時代の中期。
老剣客「秋山小兵衛」とその息子「秋山大治郎」が主人公で、その話に出てくる男装が麗しい女剣士「佐々木三冬」が私は大好きです。
三冬はのちに秋山大治郎の妻となるのですが、登場時は男装(武士の姿)で剣術を修業しており、とある道場の「四天王」と言われるほどの腕を持っています。

この、秋山親子や三冬の剣術の描写がとてもカッコよく、それがきっかけで「私も三冬みたいになりたい!剣道をやりたい!」と家の近所の剣友会に入ろうとしたのですが、なぜか断られてしまい…
その後も剣術はずっと好きで興味はあったものの、それから、次男が剣道を習い始めるまでは、私は剣道とは縁がありませんでした。


次男が最初に入った剣友会は、今思うとチャンバラに毛が生えたような事しか教えてもらえず、見ていても全くかっこいいと思えていなかったのですが…
次に、次男が移った警察の道場で、私が最初に見た子供の試合が「納会」で行われた「高点試合」と呼ばれる部内の勝ち抜き戦でした。

年齢が小さい子から順に組んで試合をして、負けた子はそこで終わりで、勝ったほうが次の(年齢が上の)相手と戦います。最終的には「勝った回数」をポイントに直して、点数の高い子が優勝、という形式になっています。

その選手の中に、当時小学6年生だったK郎君という子がいたのですが…
この子がとにかく強くて、年齢が上の中学生にもどんどん勝っていくんです。
この「高点試合」ではK郎君が優勝しました。
戦い方が迫力があってカッコ良くて私好み!もう、その時点でファンになってしまいましたが、後から、市の代表に選ばれているような子だと知り、なおさら惚れてしまいました。
そして本名がいかにも強そうな名前で、それもカッコいいんです〜。

うちの長男とほぼ同じ年の子ですが、私にとっては「憧れの先輩」って感じで、稽古を見ているだけでもカッコよくてドキドキしてしまうくらいでした。(いい年して何言ってんだか…ですが(笑))
だから私が剣道を習い始め、防具コースに移り、一緒に稽古ができるようになった時は嬉しかったですね。もっとも、私は全然下手でろくに相手ができず、迷惑をかけてしまいましたけど…
それでもたまに相手になった時は、すごく丁寧に私にいろいろ教えてくれて、強いだけではなくて性格も本当にいい子でした。

彼は剣道をしていない時はシャイで無口で、合宿の肝試しでは怖がって年下の女の子の後ろに隠れていた…という逸話もあるのですが、彼のお母さん曰く「道着を着るとスイッチが入る」そうで、稽古や試合の時は本当にカッコイイのですよ。そのギャップがまた、漫画の主人公みたいで私のツボでした(笑)。

しかも、彼は美男子だったのですよ。
私は男性の顔立ちはそんなに気にしないほうで、むしろ才能に惹かれるほうなのですが、K郎君は剣道が強い人ならではのキリっとした表情がある美男だったので、それも良かったですねえ。

K郎君は今は中学3年生で、剣道を続けています。
こちらが道場を変わってしまったので、全然会う機会がないのですが、今でも私の憧れの存在です。
ずっと彼の試合を見たいなあって思っているのですが、部活が剣道部の中学生はほとんど市の大会に出てこなくなるので、全然見る機会がないんですよね…。
彼は市の剣道連盟のHPにも時々出てくるので、チェックしていたりします(^_^.)

ところで、剣道漫画「六三四(むさし)の剣」の主人公の六三四は、小学生編ではやんちゃ顔に描かれているのですが、高校編ではけっこう美男子になっているのですが…
K郎君は、六三四みたいなカッコイイ剣道青年に成長してくれるのでは…、と密かに楽しみにしている私なのです。

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このK郎君の出ていた「高点試合」を見た時からでしょうかね…
剣道がカッコイイ!面白い!ってはっきりと思うようになったのは。
基本コースの稽古内容がとても面白くて、剣道の奥深さ、楽しさに目覚め、さらに防具コースの子の稽古や試合を見るようになったら、ドキドキワクワク、とにかく楽しくてしょうがなくなってしまったのです。
それで私もどうしてもやりたくなってしまって、始めてしまったわけですが…。

私も剣道を好きになったばかりの頃は、試合を見ていても、いつ技が入ったのやらって感じでしたし、垂ネーム(ゼッケン)を見ないと誰が戦っているのかもわかりませんでした。
しかし見慣れるうちに「構えを見るだけで誰だかわかる」ようになり、ますます稽古や試合を見るのが楽しくなってきてしまいました。



警察には強い子がいっぱいいまして、市の大会ではメダル圏内レベルの子も少なくなかったです。
私も「強ければ誰でも好き」ってわけじゃないんですが、それでも強い子には一目置いていました。
K郎君は別格ですが(笑)、それ以外にもこの子の戦い方はいいなあって子が何人かいて、試合稽古をしている時も、ひそかにひいきの子のほうを応援していたものです。



次男の学校の同級生、RM君は次男より後に同じ警察の道場に移籍してきたのですが、RM君は移籍前から強くて、警察内の小学生の中でも1、2を争うような感じでした。
RM君は、次男と幼稚園と小学校が同じだったのですが、それまではあんまり仲が良くありませんでした。
RM君は典型的な「いたずら坊主」&「やらかしちゃう」子で、学校中の先生に覚えられているようなタイプです。外ではおとなしめの次男はからかわれたり、微妙にいじめられたりしていたようです。
それが剣道が一緒になってからは、案外趣味が合うこともわかって、わりと仲良くなったのですが…

RM君はけっこう図々しいタイプなのですが(笑)愛嬌があって憎めない感じの子です。
でも次男に柔道の技みたいなのをかけてきたりして、本気で次男が嫌がっている時もあったり、うちのエアガンを壊してしまった時にきちんと謝らなかったりとかもあって、最近はあまり一緒に遊んでいないようです。
でも私はRM君の強さと剣風がけっこう好きでして…「悪ガキ」なところを見てもやっぱり「この子好きだなあ」って思っちゃうんですよね。
彼は剣道が強いおかげで、だいぶ私の評価がプラスされちゃっているのかなって思います(笑)



というわけで、私が剣道を好き!と意識してから、実は3年くらいしか経ってないんですけど…
でも、かなり好きなんですよね…。上手い人の試合を見ると、ゾクゾクしちゃうくらいですから。
これはもう「剣道萌え」というレベルかと。




そんな私の「剣道を見る時の萌えポイント」を今日はお話したいと思います。
…ってここからやっと本題ですか?(笑)

自分が剣道をやっている時も「剣道のこんなところが好きだな!」って思うことは一杯あるのですが、今回は「見て、いいと感じる事」について書きますね。
ちなみに、私は老若男女関係なく、剣道をしている人すべてにこの「萌え」は適用されます(^^)


まず、最初に書いたように「剣道をやっている」というだけで評価アップです。
そして、道着姿は特に好きなので、道着を着ているとぐんと評価が上がります!
道着がボロすぎる、とか着こなしが変、というのでない限り、誰でも、もれなくかっこいい!って思っちゃいますねえ。
ちなみに、道着は新品よりも「少し色あせてる」くらいのほうが、上級者っぽい感じでカッコいいのです。


だから、例えすごく強くてカッコイイ先生でも、ジャージ姿で出てきたらちょっとがっかりです…(笑)
稀に着替える時間がないとか、仕事帰りで道着を忘れたとかの理由で、来た時の私服で先生が教える事もあるのですが、「なんで着替えてくれないの〜」って心の中で思ってしまう私です…。


そして、防具をつけている仕草を見るのも好きです。
「戦いの準備中」というような、微妙な緊張感があるのがたまりません…。
前、自分が防具をつけられていなかった初心者の頃は、特に憧れでしたねえ〜。
だから、自分が防具をつけられるようになった時は本当に嬉しかったです。

もちろん、防具を付け終わってる状態も好きです!
ただ、面をつけると顔が見えないので、面をつける前の状態のほうが好きですけど(笑)。

そして防具そのものがカッコイイ人もいいなと思います。
特に色がきれいな胴とか、胴の胸部分の細工が高級感があるのとか、上級者っぽくていいんですよね。
私が持っているのは全然高級な防具ではないのですが、胴の色にはこだわりがあって…
私はそんなに高くないセット物を買ったのですが、それに少し追加料金を払って色胴にしてもらいました。「紅溜」という、少しムラのあるえんじっぽい色です。


そして何より、剣道が強い人にはもう、かなり弱いです!(笑)高段者も素敵です。
でも、ただ段が多ければいいというわけではなく、戦い方(剣風)が好みかどうか、というのがありまして…

私はやっぱり「強く美しい剣道」が好きです。
中には「喧嘩剣道」みたいな、とにかく勝てばいいんだろう!って感じの荒っぽい戦い方をする方もいらっしゃいますが、そういうのはあんまり好みではありません。
もともと江戸時代の武士が好きな私ですから、やっぱり「武士道精神」が感じられる戦い方をする人が好きです。
だから、最初と最後の礼がカッコイイとか、構えに迫力がある、っていうのもぐっと来ます。


相手を誘うようにずっと体や剣先を揺らしているような戦法とか、フェイントを多用しているのが目立つような感じも私は好みではないです。やたらと鍔迫り合いの時間が長くて、なかなか攻撃をしかけない人も、潔くないなあって感じがします。
打てる間合いに入っても下がったりせず、正々堂々、正面からスパーンと面を入れていくような戦い方をする人が好きですね。

やっぱり、ふだんの性格というか、内なるものが戦い方に出る気がしますね。
剣道をずっとやっていて強い子は、素直な子のほうが多いと思うのですが、中には意地悪だったりひねた子もいて、そういう子は戦い方もどこかずるい感じがあるような気がします。



それから、戦っている時の姿勢がいい人が好きです。
ちょっと前の、剣道の世界選手権の副将を務めていた「安藤翔」選手がまさにそんな感じです。
剣道は「体幹」つまり体の中心部がぶれないことが、強さにつながるのですが…
安藤選手は、どんな体勢になっていても、決して体幹がぶれないので、見ていて非常に美しいのです。
私の憧れのK郎君もそういうタイプなんですよね。



あと、そのあたりの「萌えポイント」とは微妙にマッチしない事もあるのが、剣道にはつきものの「気合い声」です。これが人により本当にさまざまで。
剣風は好きで、戦い方はカッコイイ!って思うのに、気合い声だけは好みじゃなくて、ちょっと残念!な気持ちの時もあります(笑)
しかしどんな声でも、声が小さいのは良くないですね。やっぱり、しっかり声を出している人のほうが好きです。

男性でも「キャー」みたいな奇声を出す方もいますし(そういう流派があるのです)、「うぉあたたたー」みたいな、漫画っぽい感じの声の方もいたり…
聞くと笑ってしまうような不思議な声の方も稀にいて、その声はむしろ出さないほうが…って感じる事もありますが、さすがにそういう事は本人には言えないですねσ(^_^;)

私は正統派の「ヤー」に近いような形の気合い声が好きです。実は、次男の気合い声がけっこう好きだったりするのですが…そこだけは本当にほめたいです、というかよくほめてます。
次男はふだんはそんなに声が大きいほうではないのですが、剣道の時はいい声出してるんですよね。
でも最近次男は声変わりしつつあるので、これからはどんな声になるのかなあ。

わりと年配の「おっさん」ぽい感じの方だと「ホイサー!」みたいな掛け声もけっこう合っていてカッコいいなと思います。
女性や若い方がそんな感じで言っていると微妙に違和感がありますけど(笑)




…とまあ、まだまだ細かい事はありますが、本当にきりがないのでこのへんで。
そんなに「剣道愛」にあふれている私なので…
道場にいるだけでも「カッコイイ!」の連続で、けっこう楽しかったりするのですが。

でも、見ているだけより、やっぱり自分もその「憧れ」の中に入れたのが本当に嬉しいのです。


私も、あのオバサン、カッコイイって思ってもらえるようになりたいなあ。
まだまだまだ…っていうかそんな日が来るのか、ですけど。(笑)


本日は本当にたわいもない与太話にお付き合いいただき、ありがとうございました
<m(__)m>

タグ:剣道
posted by はなずきん at 00:39 | Comment(4) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする