2015年09月14日

母と子の剣道日誌(40)はなずきんの一番長い日〜市民剣道大会にて(その1)全然上手くなってない?私の剣道。

旅行記の途中ですが…
どうしても今書きたいことがあるので割り込んで書いちゃいます。


最近、このブログでは、剣道の話題はちょっとご無沙汰していました。
というのも、書くことがなかったから…というよりは、思っていることを書いてもしょうがないかな、と感じていたからです。
私は、ブログではあまり「現在進行形」の悩みは書きません。自分の中でうだうだしている事を書いても、読んでいる方はそんなに楽しくないだろうな、と思うからです。
私が悩みを書くのは、その内容にある程度の方向性が見えてきた頃でしょうか。

つまり、私の剣道はしばらくそういう「うだうだ」状況にあったので、ブログには書かなかった、というわけですが…。



今年の4月に警察から剣友会に移り、今まで「子供のおまけ」だったのが、自分自身が教えてもらえるようになり。
最初は、それが楽しくて仕方なかったのですが…。

それから5か月間稽古を続けてきましたが、なんだか全然上手くなってる気がしないのです。
稽古では注意されっぱなしで(当たり前ですが)同じ事を何度も言われてもなかなか直ってないような。
注意していただける事はむしろありがたいのですが、言われた事を気を付けていてもなかなか直らなかったり、しばらくするとすっかり忘れて同じ事をやってしまっていたり。

もっと稽古をして上手くなりたい気持ちはあるのですが、あまり無理すると、体のほうがついていきません。
以前より素振りの回数も多いので、慢性的に肩がなんとなく痛いし(整体の先生によると、そんなに心配しなくていいレベルだということですが)、稽古の後は昼寝をしないと疲れが取れなくて、家でトレーニングをするどころではなく、週2回の稽古をこなすだけで精一杯という感じでした。



今の会では、子供の稽古が終わった後に「大人稽古」の時間があります。
子供稽古の時間は、基本的には大人は「元打ち」(技を打たれる側)をやっています。
私は子供と同列で教わっていますが、いちおう大人なので、打たれる側になっている事が多いのです。
本当は私は、子供と一緒にやらせてもらったほうがいいくらい、できてないんですけれども。

そして、子供稽古に参加した後に大人稽古に続けて出ることになります。
といっても、子供稽古に参加するのは、たいてい「子供が一緒にやっている」方なので、大人稽古だけ出る方もいらっしゃいます。

日曜日は大人専属のN先生がいらして、しっかり「指導」をしていただけるのですが、水曜日のほうは自由稽古で、参加されている方は段持ちの方ばかり…。
他の剣友会からも出稽古に来ている大人の方がいるのですが、当然そういう方はもうかなり手練れな感じで、とても私が手合わせをお願いするようなレベルではありません。
こんな初心者の私が混じっても、教わるいっぽうで相手に申し訳ない、という引け目があって、水曜日の大人稽古はほとんど参加したことがありませんでした。



ところで、当会の大人専属のN先生のことですが…
70代の老剣士なのですが、7段(取るのはかなり難しいです!)で、近くの某大学のけっこう強い剣道部の監督、そしてその大学の体育教師をされていた方です。
その方の教え子(大学の剣道部所属)も当会にふたりいて、この二人を指導する時だけは、先生も容赦がなくて「おまえら、バカじゃないの!?」とか言ってるのですが(笑)
私達、初心者の大人には、怒ったりすることなくとても丁寧に教えてくださいます。
品があると言いますか、武士の風格があると言いますか…言葉は穏やかですが、芯がしっかり通っている感じがするのです。

N先生は若い頃は、高いレベルの選手たちの中で激烈な稽古をしてきたに違いありません。そして大学剣道部の監督時代は、若い盛りの学生相手に相当ビシビシやっていたようです。なのに私達のような、体力もそれなりしかない初心者の生徒に対しても、下に見るような感じはまったくありません。
とても高いスキルを持っているのに、ちっとも奢り高ぶることがなく、大人初心者にもわかりやすく、かつ習得しやすく教えてくださっていて、どこかユーモアがあって、そして誉め上手です。
私はいつも、この先生の稽古はいいなあ、と思っていました。

「大人なんだから、子供みたいに適当に打ちにいったら試合が終わるまで体力が持ちませんよ。
打てる機会を確実に狙って、絶対に一本取れる!という時だけ、打ちに行ってくださいね」



子供の場合は「自分から打ちに行く」という気持ちを持ち、実際に打って行く、という事を繰り返して体で覚えるのがまず大事なので、「とにかく打ちにいきなさい」という感じの指導をする事も多いのですが…。
警察では子供と一緒に教わっていた私はそれが普通だと思っていて、相手に隙があるかどうかもわからないのに、自分から無駄に打ちに行って防がれたり、逆に打たれてしまっていました。


かといって、先生が言う「打つ機会」も私にはまだよくわからないのです。いつも相手のほうが私より上手ですから、なかなか隙を見つけることもできず、いつ打ちこんでいいのかよくわかりません。
なのにそれを待っていて、私が一本取れるのだろうか?と。
先日、先生に「私が待っていると、相手もなかなか打ってこないんですが、それでも待つんでしょうか?」と聞いてみたら

「そうですよ。私なんか、試合時間が終わるまでずっと待ってたことがありますよ(笑)。
打つ機会は、相手が技を起こす直前、相手が止まっているところ、相手が技を出し終わった直後、この3つしかありませんよ。その機会が来るまで、何分でも粘りづよく待ちなさい。
そしてここだ!という時にしっかりと打ち切ってください。
焦って適当に打ちに行ってはダメですよ。」


先生の言う戦法は、今までの私の戦い方とは全く違います。最初は、そうなのかな…?とイマイチ納得できていませんでしたが、この先生の言うことなのだから、絶対に一理はあるはずです。
ダメでもともと、今回はそうやって戦ってみようと思いました。



私は、春の大会では団体戦に出ましたが、チーム3人のうち1人の方が勝っただけで、私ともうひとりの方は負けて、一回戦敗退でした。
その後、市内の剣友会がいくつか集まってやる小さな「大会」に出た時は、大人の女性は私しか参加者がいななかったので、中学生に交じって試合をさせてもらいましたが、小学生の頃から剣道をやっている現役中学生に勝てるわけもなく、ボロ負けでした。
剣友会内で試合稽古をしても、私と同じような初心者レベルの女性はあとひとりしかいないので、勝つことも、一本すら取ったことがない、という状態でした。

警察にいた頃は「子供のおまけで、自分はきちんと教わってないんだから上手くなれるわけがない」という言い訳が、自分の中にありました。でも、今はしっかり自分が教わっているのに…ほとんど上達してないんじゃないの、と最近はずっと感じていました。
稽古の最後のほうは足もなかなか動かず、こんなので今後やる意味があるんだろうかとちょっとめげていました。


しかし、ここまでやって段も取らずに終わったのではもったいないし、健康とダイエットのためにも稽古は続けたい。そう思って、週2回の稽古には、用事がない限り必ず出ていました。
でも、稽古の前になると、イマイチ体調が良くないと感じる時がしばらく続いていました。出てしまえばこなせるのですが、行く前はなんか「調子悪いな〜」って感じで、昼寝しておかないとイマイチ元気が出ないというか。

最初は夏バテのせいかと思っていました。実際、今年の暑いさかりはずっと調子が悪かったですし。
でも、涼しくなってきて体調は回復してきたのに、何回か「稽古の前だけ不調」があって。
「ああ、私、稽古に出るのが少し嫌だと思っているんだ…」と自覚しました。
それでも、継続することが大事なんだ、と自分を奮い立たせて、なんとか稽古に行っていました…。


続きはこちらです。
母と子の剣道日誌(42)はなずきんの一番長い日〜市民剣道大会にて(その2)大会参加の女性剣士は2人だけ!?
タグ:剣道
posted by はなずきん at 09:53 | Comment(0) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする