2013年10月26日

母と子の剣道日誌(31)稽古が面白いんです

ブログのタイトルを「子供の剣道」から「母と子の剣道日誌」に変更しました。
もはや「子供の剣道」よりも「母の剣道」の話題のほうが多くなってきちゃったもので…。


今までブログを読んでいた方にはおわかりと思いますが、私と子供が習っている道場の先生はかなりユニークな方です。
およそ一般の方の「剣道の稽古」のイメージとは違うことをよくするのです。
たいがいは子供相手に冗談を連発しながら教えているので(でもやってることは厳しいんですけど)、私も子供が入門最初は「なにこの先生??」って感じでしたが、慣れてしまうと癖になります(笑)。


前回の稽古は、子供は防具付けの練習をさせられていました。
基本的なことはもう教わって何度かやらされたので、今はいかにきちんと、早くつけられるかの段階です。
といってもイマドキの小学生は不器用なので、「頭の後ろで蝶結びをする」だけでも相当苦戦しているのですが…。面についている垂れがまだ固いので、そこが邪魔をして後ろに手が回らないということもあるみたいですが、それがなくてもあまり上手とはいえないんですよね。


「今日は時間を計るぞ!」と先生。
防具を全くつけてない状態から、「垂(たれ、腰につけるもの)」をつけるのに1分、「胴」をつけるのに2分、「面タオル(手ぬぐいのこと、面をつける前に頭にかぶります)」に1分、面をつけるのに2分、と設定されました。

ストップウォッチを持った先生が「垂付け用意、はじめっ!」と声をかけると、生徒たちが必死に垂を付け始めます。まあ、こういうのは他の道場でもある光景かもしれません。


が、先生はみんなに「早くやれよ!」と言いながら、「8時だよ、全員集合!」の劇終了のテーマを歌いだしました…。急がせるためなのか、先生本人が遊んでいるのか、よくわかりませんけど(笑)。
そもそも、生徒たちの半分以上は何の曲を歌われているのかがわかってないと思われます。
うちの息子はわかったようですが、娘は「全員集合」は見ているけどわからなかったようでした。


で、先生は「やめ!」と言ってそれを歌うのをやめたのですが、見学に来ていたお母さんに向かって
「Nさん、続きを歌ってくださいよ」と…。

「あの私、そんなに古い歌、知らないんですけど」
「なにを〜?私より古いくせに何を言ってるんですか!?Nさんはジュリアナ東京で踊っていたくらいの年代じゃないんですか?(といって、両手で扇子を振る様子をする先生)
ところでMさん(私のことです)は、今何歳でしたっけ?」
「45歳ですが…」
「じゃあ、やっぱりジュリアナ東京世代?」
「いや、それは私より5才くらい上だと思うんですが」

ちなみに先生はたぶん37歳くらい(はっきり聞いたことがありません)、Nさんは47歳だそうです(笑)
先生、いつも年齢のわりにミョーに古いことを口にします。
しかしこれが剣道の稽古中の会話でしょうか?(笑)



閑話休題。


私が道場で教わる時は、一番年下の年長さん(Rちゃん)の女の子の横に並んでいます。
Rちゃんは私の憧れの(笑)K郎君(中1)の妹さんで、剣道の筋はかなりいいのですが、かなり泣き虫さんです(笑)。怒られて泣くことも多いのですが、そもそも怒られる前から泣いています。
たぶん、自分ができてないことに対して、これから怒られるだろうことを想像して泣いてしまうのですね。

Rちゃんは防具付けが苦手で、なかなか上手につけることができず、最近は稽古の半分くらいは泣いているのです。
私は横で見ていてかわいそうになっちゃって、どうやるか教えてあげたいのですが、教えると「自分でやらせてください!」と先生に怒られるんです〜。
先生が席を外した時にこっそり「そこが違うよ!」とか言ったりはしてますが(笑)、先生がいる時は見守るしかありません…。


ちなみに先生はRちゃんには(中では)一番甘く、他の子に比べれば叱り飛ばすことは少ないです。まあ、そうしないと本当に泣きっぱなしになっちゃいますから(笑)。
年齢が上に行けば行くほど先生は厳しくなるのですが、小学校低学年くらいまでの子には多少手加減しているな、というのはわかります。

そのRちゃん、今日の稽古でも面付けが上手にできなくて、しくしく泣いています。
先生がそばにきて「どうした、R、なんで泣いてるんだ?」と聞くと、泣きじゃくりながら「お母さんに怒られたから…」とかなんとか(泣いていてはっきり聞き取れないんですが)言っています。

Rちゃんのお母さんは後ろで見学していますが、稽古中は自分の子供にも口を出したりはしません(すると先生に怒られます)。
だからもちろん、その時は怒っていないのですが、家で面付けの練習している時にお母さんに怒られたことを思い出しちゃったのかもしれません。

「なに、お母さんに怒られた?それは、お母さんが悪いな!R、お母さんが悪いんだな?」
「はいっ」
(Rちゃんは、先生に言われたことはなんでも「はいっ」と返事します(笑))
「お母さん、怒っちゃダメですよ!怒っていいのは私だけですよ!」
「はあ…」
(お母さんにしてみれば理不尽な話ですが、いつもこんな風に言われてますので慣れっこでしょう)
「R、もうお母さんを怒っておいたから大丈夫だぞ。だから泣くな。泣いても、何にもならないぞ」


Rちゃんには悪いのですが、こんな会話を傍で聞いていると、なんだかおかしくて笑っちゃうんですよね…。先生が変な人、っていうのももちろんあるんですが、小さい子のすることも天然でおかしいので(笑)。

そういえば今日、Rちゃんは夕方から稽古なのに「おはようございます!!」って超元気に先生にあいさつしていたので、吹き出してしまいました。


で、防具がまだない私はRちゃんの横で何をやっていたかというと、素振りの練習でした。
前にも書いた通り、私は素振りで腕を振り上げた時に頭が前に出てしまう癖があるんです。
必死に直そうとしているのですが、ちょっと気を抜くとやっぱり頭が前に出てしまいます。

それを眺めていた先生、突然後ろに行って何かを持ってきました。先生が持ってきたのは竹の長い棒です。1メートルくらいの、竹のものさしよりは幅が狭いくらいのものです。
先生は、私の背中の袴の中にそれを差しました。
つまり、袴のある背中の部分から上に棒がまっすぐ出ているような状態です。ちょっと間抜けです(笑)

「この棒に頭をつけて、頭を離さないように意識して素振りしてみてください」
で、やってみたのですが…、あれれ、やっぱり時々頭が棒から離れてしまいます。


それを見ていた先生がさらに持ってきたのが「はちまき」です。
「これで、頭と棒を一緒にして、額に巻いてください」

つまりですね…、背中に立っている竹の棒に、私は頭をくくりつけられる形になったわけです…。いやこれ、相当間抜けな光景なんですけど…。
でも自分でおかしくて、この間抜けっぷりを誰か写真に撮ってくれないかなとか思いました(笑)。
はちまきを巻くために一旦床に置いた竹刀を取ろうとしたら、体が曲がりません。ギャグですねこの状態…。


というわけで、この間抜けな状態で素振りです。私にとってはかなり頭を後ろに引っ張られている感じがするのですが、そうか、ここまで後ろに頭を持っていかないと正しいポジションにならないんだ…、と思いました。
しばらくそうしていたら、「今度は棒は外して素振りしてみてください」と言われ…
大丈夫かな?と思いつつ、やってみたら「今度は良くなりましたよ!」と先生に言われました。
よかった、間抜けな素振りが効果があったんですね!(笑)
さすが長年教えているだけあって先生、教え方がうまいです。
これからも頭をくくられている感覚を思い出しつつ素振りしようと思います…。



そういえば、息子もちょっと前に「竹刀の握り方が悪い」って先生に注意されて、やっぱりなかなか直せず、竹刀と手をテーピングでしばられて素振りさせられていましたっけ…。
普通の先生なら、そこまではやらない、と思うんですよねえ。インパクトがある練習方法なので、のちのちまた崩れることがあっても「そういえば、前こんなことやらされたっけ」って思い出せそうです。


家に帰ってから、ふと今日の稽古で頭をくくられた事を思い出して、おかしくて一人で笑ってしまいました。こんなこともあるから、やっぱり稽古が楽しみでしょうがないんですね。
厳しい時は本当に厳しい先生ですが、やっぱり生徒にしてもらえてよかったなあ、と思った私でした。

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2013年10月19日

母と子の剣道日誌(30)やっぱり剣道が好き

今日は、本当は稽古があるはずだったのに、先生の都合で中止になってしまいました。
連絡メールが来て「えーっ、今日稽古ないの?」と私がつぶやいていた横で、次男が「ええーっ、楽しみにしてたのに」と言っていました。

昨日、面付けを練習しなさい、と言った時はめんどくさいモードだったらしくて「なんでこんな事、練習しなきゃいけないんだよ!」とか怒ってたくせに…。現金なものです。(笑)
今週は月曜の稽古が祝日でなかったから、今日は楽しみにしていたのですが、残念です。



私が稽古を始めてから1か月経ちました。
何度か稽古がない日もあったので、私が参加した稽古の回数はまだ6回ですが…。


初回にいきなり素振り300本もやらされて、へとへとになったり。
足首が痛いのがなかなか治らなくて、不安になったり。
自分が、素振りがちっともできてないことがわかって落ち込んだり。
自分としてはすごくがんばってるのに、誰にもほめてもらえなくてちょっとへこんだり。
こんなにできてないんじゃ、先生にまた怒られるんじゃないか、とちょっと憂鬱になったり。


それでもなんとか子供たちに追いつこうと、毎日家で練習していました。
まだ素振りもちょっとしか上手くなってないし、時々足首も痛くなります。
素振りをやりすぎて、肩や腕が痛くなることもよくあります。
でも今は、すごく稽古に行くのが楽しみです。


家でもずっと体を動かさないとうずうずしてきて、素振りしたくなります。
玄関に立ててある竹刀を持って外に出る時、ついつぶやいてしまいます。

「剣道って、本当に楽しいよね」

東京にしては田舎のきれいな外の空気を吸って、礼をして、素振りして、息を切らして、空を眺めて。
空気が澄んできた今の季節、外での稽古がとても気持ちいいです。


最近は、子供も一緒に走ったり、素振りしたりが楽しくなってきたみたいです。
他にもいろいろ遊びたいことがあるので、自分からやるとはなかなか言い出さないものの、「私は走るけど来る?別にやりたくなければやらなくてもいいよ」と言っても、次男も娘もたほぼ一緒に来るようになりました。
次男は最初は家の周りを一周するだけでへばっていたのに、今はその4倍くらいの長さのコースを走っても平気になりました。


日記をご覧になればわかるかと思いますが(笑)最近、私の頭の中は剣道のことでいっぱいになっています。

次の稽古は何をやるのかな。
どうやったら上手く素振りができるだろう。どんなトレーニングをしよう。
いつ、防具がつけられるだろう。どんな防具を買おうかな。
私はこれから先、どんな剣道をしたいのだろう。


やっぱりなんだか、私は剣道に恋をしているみたいです。
稽古に行くことを考えると、ドキドキします。
楽しみなドキドキ、もあるのですが「いったい何をやらされるのだろう、ついていけるのだろうか」という不安も含めてのドキドキ、ですが。(笑)
稽古の時の緊張感が本当に好き、なんですよね。

あまりそんなことばかり考えているので、誰にでも剣道のことを話したくなるのですが、普通そんなに剣道の話って興味がないかと思うので…普通の知り合いにはあまりしゃべれません。
仕方ないので、このブログに恋心を綴っているのです(笑)。


次男いわく「先生にしごかれるのが、けっこう楽しいんだよ」
そう、私もそうかもしれません…。

自分が先生に怒られる立場になってみて、子供が先生に怒られるのを怖がっているのはわかる気がしました。
稽古中に、先生が自分に近づいてくると「いったい何を言われるんだろう!?」と内心ちょっとびびります(笑)。大人ですから、平静を装ってはいますが…。

先生はたまにかなり不機嫌な時があり(笑)、特に理由もなく厳しいことがあります。そういう時は私もちょっとびくびくしてしまうのですが。でも、それはそれで修行だなあって思うのです。
それだけに、先生が機嫌よく笑っている時はほっとします。
稀にほめられると、本当にうれしいのです。
あれ、なんか、マインドコントロールされてますかね?(笑)


今、道場で子供たちと一緒に稽古ができることが、本当にうれしいのです。
私も剣道の、道場の生徒になれたんだ。
私が心のどこかでずっとなりたいと思っていた「戦うかっこいい女性」に近づけるんだ。


考えてみると、私が習い事をするなんて、何十年ぶりでしょうか…。
20代の頃、着付けを習って以来かもしれません。着付けは故あって途中で辞めざるを得なかったので、結局覚えられなかったのですが…。
子供の頃の習い事は、練習がめんどくさいなあとか、行くのが大変だなあとか思ってやっていましたが、大人が自分でやりたくなってやる習い事というのは、本当に楽しいものなんですね。

子供の手前、私が弱音を吐くわけにはいかない、というプレッシャーもないわけではないのですが、だからこそモチベーションを保てるような気もします。
しかも、これが例えば他のスポーツや習い事だったら、私はここまではまらなかったと思うのです。
剣道は日本の文化であり「武道」なので…体だけでなく、精神の鍛練も目的なので、まさに「修業」といった感じです。
私は、年を取ってややさびついた体を必死に磨いて、なんとか子供についていこうとしている状態で、決してまだ「かっこよく」はないのですが…これも修行の一過程なのかな、と思います。



昨晩、素振りをしていた時のこと。
私は振りかぶった竹刀が「ぴたっ」と止まらず、後ろに行ってしまう癖があり、先生に注意されていました。

なんでだろう、どうすれば直るんだろう、と考えながら練習していて、わかったのです。
竹刀を振りあげた時に、右手に力が入ってぎゅっと竹刀を握っているから、竹刀が後ろに引っ張られてしまうだということが。右手の握る力を抜き、竹刀を「支える」くらいにすれば、そこで止まるんです。

そうか、そうだったんだ!

それに気づいてから何度もやってみて「やっぱりそうだ」と思いました。
この間の「首が動いてしまうのは、膝が伸びているから」がわかったのと同じくらい、嬉しかったです。


こういうのは、運動神経がいい人なら、そんなに考えなくても自然にできてしまうことなのかもしれません。人より体の動きが鈍い私だから、いろいろ考えなければいけないのですが…でもその過程も楽しいのです。


今日の稽古がなくなったと知った時、残念だなあと思ったのですが、「よし、じゃあ次の稽古までにこれをしっかりマスターしておこう」と思いました。
家で練習、がんばるぞっ。

自分のできなさ加減に落ち込むこともあるけれど。

やっぱり、私は剣道が好きです。

posted by はなずきん at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月17日

母と子の剣道日誌(29)稽古の空気が好きです

いつも稽古のある月曜日が祝日で稽古が休みだったので、昨日は、一週間ぶりの稽古でした。
ふだんは週2日稽古があるのですが、1日休みがあると、次まで長いなあ、と感じます。


警察署について、入り口であいさつ。
道場に入る時にあいさつ。

早めに来ると、まだ道場には生徒は誰もいなくて道場の電気が消えているので、電気をつけます。
神棚の明かり(電気)は別のところにスイッチがあるので、それもつけます。
一番乗りすると、しんと静かな道場に入れるので、なんだか得した気分になります。


先生の部屋(道場の隣にあります)に行って、先生にあいさつ。
防具を置いてある部屋が女子更衣室になっています。
そこで稽古着を着て、はかまを締めて。
ひとつ準備をクリアするたびに、気持ちが少しずつ引き締まっていきます。

袴のヒモは少しきついくらいに締めないと落ちてきちゃうので、ぎゅーっと締めます。これが着物だったら「苦しい」と思いそうですが、なぜか剣道の袴だとあまり気になりません。これから稽古するという緊張感があるからでしょうか。


着替えをする部屋に置いてある防具のにおいも好きです。
子供たちは自分の防具は稽古のたびに持ってくるのですが、警察官の方の防具がたくさん置いてあるのです。えっ、剣道の防具って臭いんじゃないの?と思うかもしれませんが、あまり近づかなければそんなに臭くありません(笑)。
防具とか道着には新品の時から独特のにおいがありますが、これは「藍」(染料)のにおいだったのですね…。このにおいをかぐと、ああ、道場に来たなあって思うんです。
うちにある防具や道着も同じにおいですけど、やっぱり量が違いますからね(笑)。

でも時々、洗濯する前ににおいをかいで、ああ、このにおい好きだな、と思います。
いや、たぶん、そんなに一般的には「いいにおい」じゃないんですよ。ちょっとすっぱい、草っぽい感じのにおいですから。私はそれが道場の雰囲気と結びついているので、心地よく感じるのだと思います。



私は、道場の空気が好きです。
稽古の最初に、子供たちと整列して、神前に拝礼をして、座って、黙想して。
この、ピンと張りつめた空気がいいのです。
黙想の時間だけでなく、稽古そのものも、お寺で修行しているのと似ているかな、と思います。


黙想しながら、
ああ、私、この緊張感が好きなんだ。
だから子供と一緒に、ここで剣道を習いたかったのだ、
と思いました。

見学の時も、子供たちの後ろで一緒に黙想していて、それが好きでしたが…
今はそれとも違う緊張感があります。
これから稽古の中に身を置くのだという、武者震いのようなものといいますか。
まあ、そんなに激しいことはまだあまりやってませんけど(笑)。


今回の稽古も、子供は防具付けです。
長女はどうやっても「後ろでの蝶結び」がしっかりできてないし…
次男は家でやった時はわりと上手にできたのに、道場に行くとなぜか下手になるんです(笑)。本番に弱いタイプ?


面タオル(手ぬぐい)を頭に巻くところまでは、私も一緒に練習をしたのですが…
子供たちが面を必死につけ始めた時に、先生から「おかあさんは、防具は買ってないんでしたっけ?」と聞かれました。

「はい、まだ買ってないです」
「ダーリンのを使うんですか?」
(主人のことですよ!一瞬何を言われているのかわかりませんでした(笑))
「いや、主人は中学までしか剣道やってないので…防具は持ってないんですが。」
(そもそも、主人と私は体格が違いすぎますけど…主人は私と身長は大差ないのですが、がっちりしているうえにメタボ腹なので)
「防具をつけないと子供と一緒に練習できないですよね」
「…いや、あの、でもまだ素振りもろくにできてないんで…」
「じゃあ、おかあさんは素振り、やりましょうか」


ってなわけで、子供たちが防具付けに苦戦している横で、ひとりで素振りをやっていた私。
時々先生が来て、直すところを教えてくれます。
今日の主な課題は「振りかぶった時に竹刀をぴたっと止める」「脇を締めて振る」でした…。

子供は結局、稽古の最後までずっと防具付けに苦戦していまして…つまり、私はひとりでずっと素振りをしていました。30分くらいずっとやっていましたかね?
素振りの上達については遅々としている私ですが、30分素振りを続けられた、というのは筋力や体力は進歩したのかな、と思いました…。


しかし本当に不思議です。
すごく暑がりのはずの私が、息を切らすくらい運動しているのに暑いって感じないのが。
道着を着ていることで「私は稽古中なんだ」という意識が強く働くからなのかもしれません。
今日はあまり汗をかいた気はしなかったのですが、道着を脱いだ時にはちょっと重くなっていました。


最後にまた、黙想をします。

後ろで準備している防具組の子供たちも、見学のお母さんたちも、その時は一緒に黙想しています。
後ろを振り返らなくても、みんなが姿勢を正したのがわかります。
道場全体にぴっとした空気が流れるその時間が、私は大好きです。


最後の「先生に礼」では、できるだけ大きい声で「ありがとうございました!」と言います。
その後、先生のところに集合して、正座して話を聞くのも、私は楽しみなのです。
たいがい、きちんと家で練習してこい、って怒られるんですけどね(笑)。


時々「剣道は好きだけど稽古は好きじゃない」って方がいるのですが、私は「稽古が好き」ですね。
もちろん剣道そのものも好きですけど…
家で必死に練習してるのもけっこう好きですが、道場でみんなと稽古の時間を共有したくて、剣道をやりたくなったのだと思います。

でもまだ防具をつけてないから、つけて稽古したらどう思うのかわかりませんけど(笑)。
防具の上からでも、竹刀で叩かれたら痛いんだろうなあ…とは思いますが…。


稽古が終わった後、先生に聞いてみました。
「私、防具を買ったほうがいいんでしょうか?」
「大人だから、もうつけても構わないんですよ。防具をつけないと子供と一緒に練習できないですし。でも、おかあさんがまだいい、って思っているのなら、もう少し後にしてもいいですが。」
「うーん…、私人より鈍いんで…まだ全然基本ができてないですから、もうちょっとマシになってからにします。」


というわけで、防具をつけるのは少し先にしました。
が…、つけられるとわかると、気になるのが「どんな防具を買おうか?」です。

稽古着だけであんなに悩んだ私なんで、今からいろいろ見ては迷っています。
でも「いいなあ」と思うものは高いんですよね!初心者のくせにそんなに高い防具も…というのもあるし、でもめったに買い替えるものじゃないから、いいもののほうがいいのか?とか…。(笑)


家に帰ってきてからご飯を食べて、あまり体を動かしていなかった子供と家の周りを走って、稽古でやった素振りの復習をしました。
いい加減腕が疲れてきたので(笑)、座ってひと休みしながら、台風が過ぎた後のキレイな月の出ている夜空を眺めて「今日も楽しい稽古だったなあ」と、しみじみ思いました。

次の稽古が待ち遠しい、私です。


追伸

先日、ひさしぶりの秋物のシャツを出して着てみたら、上腕の部分がきつくてぴちぴちになっていてびっくりしました。腕の下の「振袖肉」は減ったはずなんですが、上腕の筋肉が太くなったんでしょうね…。
それだけがんばったということかな、と嬉しいような悲しいような複雑な気持ちでしたが(笑)。

ちなみに体重も、剣道を始める前に比べて2キロほど増えてるのですが、体脂肪率は落ちました。
見た目もやせたように見えるので、つまり筋肉の分重くなったわけです…。
おかげで、大好きなケーキをいっぱい食べても太りにくくなったような気がします。(笑)

posted by はなずきん at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月09日

母と子の剣道日誌(28)優れもの!iPadでフォーム修正!

元気を出して稽古に行ったはずの私ですが…またちょっと落ち込んでいました。


その回の稽古は、子供たちは防具付けの練習をしていたのですが、その間私はすることがないので、素振りを先生に見てもらっていました。
すると、自分ではだいたい直ったはずと思っていた「前進後退素振りの時に頭が前に動く」のが、ちっとも直ってないことが先生に指摘されてわかったからなのです。

先生に言われてすごく注意してやっているつもりなのに、やっぱり動いていると言われました。


他にもいろいろ注意点はあって、脇が開いているので締めるとか、剣先を先に動かすようにしないととか、…まあ、でもそこは注意して反復練習すればなんとか身に付きそうな気がしたのですが…

「首が動く」のだけは、どうにも自分で制御できないのです。

何がいけないんだろう。


それを直すように家で練習しようと思いましたが、自分では自分が見えないし…、どうしたものかと悩み…
あっ、そうか、そういえばiPadに動画の撮影機能があった!と思って自分の素振りを撮影してチェックすることにしました。
深夜の自宅前の路上で、ひたすら撮影しては見て、撮影しては見て。かなり怪しい感じですが…(笑)。


やっぱり、頭を動かさないよう意識しているのに、どうしても動いています。
っていうか、それ以前に、普通に構えた状態でアゴが上がっていることがわかりました。
それに姿勢も悪い。私のフォーム、前傾していてカッコ悪いのです。

ふだん先生の動きや、防具コースの子の見本や、剣道のDVDなどを見ているので、自分のフォームが「いいフォーム」でないことはぱっと見てわかりました。

こういうの、動画が撮影できなければわからないことですよね。
自分で自分の横から見た姿をチェックするなんて無理ですから。
先生や主人からは悪い部分は指摘されていたのですが、やっぱり自分の目で見たほうが説得力があるというか、何が悪いのか一目瞭然でした。
「かっこよくなりたい」から剣道をやっているのに「自分の素振りはかっこ悪い」ってのがけっこうショックで(笑)うん、確かにこりゃダメ出しされるわけだ、と思いました。

今までいくら練習しても、自分のフォームがどう悪いかがはっきりとわからなかったので、いっこうに直らなかったわけです。

あと、今回思ったのが、普通のカメラで撮影するよりも、iPad(タブレット端末)のほうがイイということです。
なぜなら、撮影している画面が自分にも見えるからで、鏡のように使うこともできるわけです。iphoneやスマホでもいいのですが、画面が小さいので撮影中に見えづらいのが難点です。
自分がどういうフォームなのかがやっている時に見えるので、その場で修正もできます。「かっこよくなる」まで姿勢を調節できるので、自分の体のどこに注意すればいいのかわかりやすいのです。

さらに動画の録画もできるので、静止している時だけでなく、動いている時の状態もチェックできます。iPadの動画撮影は、フォーム修正にかなり役に立つことがわかりました。


ただ、まっすぐ立てるスタンドのようなものが必要ですね。
私は家のポストに無理やり立てかけて使いましたが、落ちたらショックですよね(笑)。
こういうタブレット用の三脚パーツがあるようなので買おうかな…。


で、どうやったらアゴの上がりを直せるんだろう?と剣道の掲示板でぐぐってみたらば…
「アゴが上がるのは左足の引付けが遅いから」と言う考察がありました。
えっ、そうなの?と思ってまた自分を動画撮影。む、確かに関係あるかも…?


あと、姿勢をまっすぐにするコツもネットで検索してみました。

「頭を上から引っ張られているようなつもりで立つ」んだそうです。

私は頭を前のほうに傾けがちなようなので、胸を開き、ややそりかえるような意識で頭の位置を自分の背骨の真上に持ってくるようにしてみました。そして顎を引きます。


その翌日、背筋をまっすぐにして、顎を引くように一日意識して生活してみました。気を抜くと背中が丸まって頭がだらっと前に行ったり、顎が上がってしまいます。ふだん、いかに前傾姿勢だったかわかりました。

剣道の時だけ姿勢をよくするなんて私には無理なので、常に気を付けてみようと思いました。


そして夜、家に帰ってから、もう一度姿勢を整えるようにして、素振りを動画撮影してみました。

自分としてはやや反り返っている、くらいの状態でやっとまっすぐになっていることがわかりました。
そこを気を付けてやってみると、昨日よりは姿勢はだいぶマシになっているものの、やっぱりまだ頭が動きます。

そこで家に入り、今度は先日購入した「剣道時代」についてきたDVDを引っ張り出し…(警察剣道の特集DVDだったので買ってみたのです。基本稽古の様子が入っているので、時々勉強のために見ています)
達人の素振りをスロー再生でチェックします。

すると、私よりもかなり歩幅を大きくしていることがわかりました。素振りしながら、前に行く時は打ち込む先に、飛びこむように素早く移動しているのです。
でも背中はまっすぐのままだし、もちろん首なんぞびくとも動いていません。


私と何が違うのだろう、と何度も繰り返し見てみます。そこでやっと気づきました。

まず私は歩幅が小さすぎるのではないか。そして、素振りの時の移動がゆっくりめなのと、膝がまっすぐになりすぎているので体がぶれて、首が動くのかも?

もう一度外に出て素振り動画撮影です。
今度は膝を普段の私よりやや曲げぎみにして、歩幅を少し広げ、素振りと同時にささっと後ろ足を引き付けるようにしてみました。
今度は首が動いてません!!しかも、前よりはカッコよく見えます!
ちゃんとできている人は、膝を少し曲げていることで、上下動のぶれを吸収していたんですね。
これを発見した時は「やったぞー!そうか、そうだったんだ!」と叫びたいくらいの気分でした(笑)。

おとといと昨日の夜、合計2時間くらい素振りチェックをしていた私。背中の筋肉バリバリです(笑)。
おとといの夜は「どうやったら直るの〜?」と悩みながらネットを検索しつつ、変な姿勢でうたたねしてしまい、気がついたら下敷きにしていた腕が痛かったです(笑)。
でもそのかいあって、やっと自分の悪いところをどう直せばいいのかがわかりました!
昨日は「やっぱり、運動神経イマイチな私には、こんな基本的なところでどうしようもない部分があるのか…?」というやや絶望的な気分だったのですが、今日は自分でその原因を発見できてうれしかったです。

動画チェックって重要なんですね。
体の動きが決して良くはない私は、頭を使ってなんとかしないと…。
今度、子供の動画も撮って本人に見せてあげようと思いました。
娘はフォームはいいのですが、次男は私に似てなんだか姿勢が悪いのです(笑)。

ただ、娘は筋力が足りなくて、片手素振りの時には腕も体もブレブレです。もっと練習しないと筋肉がつかないと思うのですが、自分の苦手なところはあまり練習したがりません。私に体を貸してくれたら、練習して返してあげるのに、って思うんですが(笑)。


はー…、これで今日の稽古は気が重くなく行けそうです。

そうそう、私、勝手に目標を立てたんですよ。

今までは「自分の体力が稽古についていけるのか」というところが心配で、そんなところまで考えられなかったのですが…足の痛いのはほぼ治ったようですし、筋力だけならまあついてきたし、持久力もなんとかついていけそうな気がしています。

だから、目標を立てて励みにすることにしました。


「10月中に早素振り50回をできるようにする」(本当は100回できないといけないのですが、急にそこまでは…)
「年内に、防具をつけられるレベルまで行く」


これを目指してがんばります!

うちの子達含めた基本コースの子は、今日、初めて面をつけます。
私も早く子供たちに追いつきたいです!

posted by はなずきん at 08:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月05日

あな吉手帳のブログ、今後更新予定はありません

あな吉手帳の話題から離れてずいぶん久しいのですが…
ブログのアクセス解析を見ると、いまだにあな吉手帳関連のアクセスが多いのです。
世間的にはいろいろ話題になっているのでしょうね。

それで読者になっていただける方も多いのですが…、
申し訳ないのですが、今後、あな吉手帳の話を書くことはないと思われます。
この話は「近況」として前にも書いたのですが、あな吉手帳というテーマで書かなかったので、読んでいただけてないのかな、と思い再度書かせていただきます。

そのブログはこちら
まずはお詫びから

今、私は「あな吉手帳」を使っていないのです。
「家族カレンダー」というのを使い始めたら、そちらのほうが使いやすかったので、手帳のほうは使わなくなってしまいました。

私にとって、あな吉手帳が一番使いづらいと感じたのは、
@基本的に自分のスケジュールしか管理できないこと
Aいちいち手帳を開かなければならないので、他の家族にはぱっと見せづらい

ということです。
私のように、一日の予定はせいぜい2〜3個しかなく、しかも娘が小学校に入ってPTAも今年はやらず、という感じなので、時間単位で管理するようなスケジュールがほとんどないのです。

「自分のやりたいこと」などを管理するのは手帳のほうがいいのかもしれませんが…なんだかそれをコマコマ書くのがめんどくさくなってしまいました(汗)。
今、あな吉手帳で使っているのは買い物リストくらいでしょうか。買い物リストはふせんで管理すると確かにやりやすいので、そこは継続しているのですが…。

今、剣道という体を動かすものにはまってしまったこともあり、細かいことがめんどくさくなっています。
ほぼ「文化系」だったはずの私が「スポ根系」になってしまったので…。(笑)
あと、これは最近ですが、iphoneを使うようになったので…おおまかなスケジュール管理なら、必ず持ち歩いているこちらのほうが使いやすいのです。
あな吉手帳は、大きくてわりと荷物になるので持ち歩きづらいですよね。

(後日追加)私のスケジュール管理方法の変化についてはこちらに書いています。
手帳とスマホとブログとパソコンと私。

そんなわけで、私がまたあな吉手帳に戻る…ということはないです。
楽しみにして読者になっていただいた方には申し訳ないのですが、どうかご了承ください。

posted by はなずきん at 17:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | あな吉手帳(主婦の手帳術) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする