2013年09月30日

母と子の剣道日誌(26)自分をほめてあげよう

私がここしばらく、ミョーに剣道に燃えているのは、ブログを読んでいらっしゃる皆様はよくご存じだと思うのですが…


好きで始めては見たものの、実際に稽古をやってみたらば、ついていけないことも多々あります。

基本的な素振りもイマイチしっかりできていません。


なにせ今まで、誰も教えてくれなかったので(主人は稀にしか見てくれませんでしたし、人に教えたことはないので、こちらが聞いたこともわからなかったり…)自分で「こうかな」と思って練習していただけですし、家の前の道路で練習する内容には限界があって、道場と同じようにできていたわけではないのです。


一生懸命やってはいるのですが、もともとそんなに運動神経がいいほうでもなく、体力もさしてあるわけでもなく、足に弱い部分があったり。

きちんと運動をするのはひさしぶりなので、どこまで体がついていけるのかわからず、トレーニングをやりすぎて痛くなってちょっとお休みしたりと、思う通り稽古はできていません。少しでも上手になりたいので、一日中稽古していたっていいくらいの気分なのですが。

筋肉痛やマメのような、そのうち治るものなら我慢して練習するのですが、「これ以上やると関節が壊れる?」と感じる時があるので、ほどほどにしておかないと…。

まだまだ全然低レベルなので当然なのですが、誰も私のことをほめてなどくれません。



私が毎日素振りをやっていたり、いろいろ勉強しているのを知っているはずの主人は、なぜか全くほめません。

主人はふだんは全くほめないタイプではなく、例えば私が子育てでがんばっているとか、実家の母の面倒を見ていることとか、そういうことには「お疲れ様」とか「お前はがんばってるよ」と言うことがあるのに、剣道に関してはそういうコメントを聞いたことがありません。


好きで勝手にやってるんだからと思っているのでしょうか。それとも私のできているレベルが低いからなんでしょうか。はたまた主人そっちのけで剣道のことばっかりやっているからでしょうか(笑)。

経験者から見れば本当に「まだまだ全然できてない」とは思います。が、当初に比べれば相当筋力もついたし、動きも多少はマシになっているとは思うのですが、そのことについて何か言われたことはありません。


私が家で素振りを始めて2か月くらいの時に、次男がめんどくさがってなかなか家での稽古をやりたがらないけどどうすればいいか、という話を主人としていた時に、

「私は素振りをするのが楽しいんだよ、少しずつでも上達している気がするから」と言ったら

「お前はまだ全然素振りが上手にできてないのに、それでいいと思ってるのか」と言われたことがあります。

もちろん、その時点で私は「素振りが上手にできている」とは思っていませんでしたが、楽しいから毎日やっていたのです。そして始めた頃よりはずいぶんマシになっただろうとは思っていました。

なのにそういうコメントをされて、すごく悔しかったのです。


主人は私の言葉を微妙に勘違いしていたようで、私は「前よりは上達してきたのが楽しい」という意味で言ったのを「こんなに上達したんだから満足している」という意味でとらえて、そのように言ったんだそうです。

なぜそんなとらえ方をしたかというと、主人は「努力の過程を楽しいと思ったことがない」からだそうです。

主人は「コツコツ努力して何かをマスターする」ということをしたことのない人で、好きなことしかやりたくないタイプです。仕事なら仕方なくやっていますが、プライベートでそうやっているのは見たことがありません。

主人は運動神経はわりといいほうで、そんなに努力しなくてもある程度はできてしまうほうです。今は相当太ってしまったし体を全く動かしていないので、本格的にやったらたぶんどこかおかしくしてしまうでしょうけれども(笑)。


子供の頃剣道をやっていた時も、親に通わされていただけで、あまり熱心ではなく稽古をサボる時もよくあったそうです。剣道そのものは好きだったようですが、段も取れなかったし試合に出たこともないと言っていました。私から見れば、もうちょっと真剣にやっていればそれなりに強くなる位の素質はあったと思いますが。

まあ、それは子供のことですから、努力が楽しいと思うことはあまりないのでしょうけれども…私も子供のころは、習っていたピアノの練習があまり好きではありませんでしたから。


でも、私は大人になる過程で「努力しつづければ、それが結果を生み出す」ということがわかってきたので、今は地道な努力をすることがそんなに苦ではなくなっています。

しかし主人は大人になってもあまり変わっていないようです。剣道に限らず、自分が「やりたい」と思ってやったこと以外は、努力を続けることができないのです。だからでしょうか、あまり他人の地道な努力を評価するということがないのは。

そういえば、子供に対しても「できたものについての評価」をすることはあっても、それに取り組んだ姿勢の評価、というのはほとんどしていないですね…。


さきほどの主人の私に対するコメントは、たとえ勘違いから出たものであるとはいえ、地道な努力をしたことのない人から言われたくない、と思いましたが…。

別にほめてほしくてやっているわけではないのですが、剣道についてはいつも「できていない」か「できている」かの評価しかなく、努力の部分はほめられたことがないので、何か腑に落ちない部分があります…。



しかし…、

本当に、自分で言うのもなんですが、けっこう涙ぐましい努力をしているのです。

そりゃ、本格的に運動をやっている方に比べたら全然やっていることは少ないのでしょうが、誰から言われたわけでもなく、家事の合間にゼロからやっているにしてはずいぶんがんばってる、と思います。

でも誰もほめてくれない(むしろ怒られている)ので、いくら前向きな私でもちょっとへこんでしまいます。


なので今日は、自分で自分をほめることにしました!(笑)


まず、6月からほぼ毎日(体調が悪い時をのぞいては)素振りをしています。一回15分〜30分くらいですが、一日1回〜3回くらいずっとやっていました。その間何度も手に豆ができてつぶれました。

ただ子供が習っているのを見て勝手にやっていただけなので、ちょっとフォームがおかしかったようで、それを今、修正中なのですが…。

もちろん、習い始めてからは今まで以上に素振りをしています。でも、やりすぎるとどこかおかしくしそうなので、自分がやりたいほどはできていないのですが…。

私は運動については要領がいいほうではないので、頭で考えつつ、しつこく反復練習をしないと身に着かないのですが、まだ体力が追いついていないので、しっかり身に着くまではできていないのです。


これは自分がではありませんが、一日1回は子供にも一緒に稽古をさせています。

やりたがるとは限らない子供を毎日引っ張り出すのは案外大変で、これだけでもほめてもらっていいと思うんですが(笑)。子供にも「地道に努力をすればいつか結果が出る」ことを知ってほしいのです。

それでも、前よりはだいぶ声をかけた時に来る率が上がってきました。

これも私が楽しそうにやっているから、ではないかと思うのですが…。

子供に教えるためには稽古もきちんと見ていなければならないわけで。まあ、そうでなくても稽古を見るのは好きなので一生懸命見ていましたが、家に帰ってからその内容をまたやらせていました。


また子供の体力増強もかねて、稽古の前には一緒に家の周りを走るようにしました。夏の合宿の時に子供が20分くらい走らされたのですが、ふだんほとんど走ったことのない次男も娘も死にそうになっていたものですから、これではいかんと思いまして。

走る時に足首に負担をかけないよう、私はランニングシューズも買いました。

当初は家の周りの道路を一周するだけでも息が上がっていた私と子供ですが、今は3〜4周までできるようになりました。本当はもっと走れるような気がするのですが、また足首に来ても困るのでそのくらいにしています。


子供がやるのは見ていたけれど、自分はやっていなかった「稽古を始める前と後の所作」についても、習うことが決まってから何度も練習しました。

立ち方ひとつでも「正座から、つま先を立ててお尻をのせ、右ひざを立てて、竹刀を右手で持って立ち上がる」という細かい動作をしなければならないのです。座り方、竹刀の持ち替え方、礼の仕方など、あらためて練習して間違えないようにしました。

こういうことは体力はあまり関係なく、練習してそれを覚えれば実践できるので得意分野なんですが…。


家で家事をする時、今までスリッパをはいていたのですが、それをやめて裸足で、できるだけかかとを浮かしてやるようにしています。これは(いつか剣道をやりたかいと思っていたので)素振りを始めた6月からやっていたのですが、その時は洗濯物を干すときだけスリッパを脱いでやっていました。

自分が習い始めてからはほぼスリッパははかなくなり、家ではずっと裸足で行動しています。


今までは「家の中では狭くてすり足の練習なんかできない」とあきらめていたのですが、家にある短い廊下で練習することにしました。

5歩も歩くとはじっこまでついてしまうのですが(笑)、その間を竹刀を持って何度も前後してやっています。


あと、自分が習いたいと思ってから一生懸命練習したら足首が痛くなってしまったので、整体に行き治してもらいました。

これは自分では努力はしていませんが、ふだんの生活をしている位では必要のないことだし、お金がかかることなので、ちょっと決断がいったのです。

そこにお金がかかる分、自分の洋服などを買うのはちょっと控えることにしたので、これもある意味努力はしているのですが(笑)。


足首の痛みが治ってからは、足首の筋肉をつけるように、筋肉トレーニングをしています。

今まで弱かった部分で急にハードにはできないので、家事の合間に時々やっているという感じです。


それから、整体の先生に言われたのですが、歩く時にはできるだけ足先のほうに重心を置いて、足指で地面をつかむようにして歩いています。

わりと足が丈夫な人は普通にやっていることなんだそうですが、私は偏平足で足裏のアーチ(筋肉)が弱く、意識して歩かないと「べた足」になってしまうのです。

それと素振りの時に頭が前後している、と注意されたので、ふだん歩く時もできるだけ背中をまっすぐにして、上体がぶれないように歩くようにしています。家で座っている時も気がついたら背筋を伸ばすようにしています。

また我が家は食卓が座卓で、リビングの隣は和室なので、床に座っていることが多いのですが、できるだけ正座して背筋を伸ばすようにしています。


あとこれはもとからですが、ふだんの生活ではできるだけ歩くようにしています。

駅まで歩くと15分くらいで、バスや自転車も使えるのですが、急ぎの時以外は徒歩で行くようにしています。めんどくさがりの主人はバイクで行ったりしますから、たぶん、家族の中では一番私が歩いているのではないでしょうか。

だから長時間歩いたような時に、家族の中で一番持久力があるのは私だと思うのですが…。


これももとからですが、毎日必ず寝る前にストレッチをしています。

以前腰を痛めたことがあり、腰痛防止のために針灸の先生から聞いた腰のストレッチをしていたのですが、年齢が上がるにつれ不調になる部分が増えたので、そこを改善するようなメニューを加えていって、ストレッチだけでなく筋トレもちょっと入ってます。だから、年々やることが増えているのですが(笑)。

でもおかげで固かった体もだいぶ柔らかくなりましたし、腰もそれからは痛めることもなく過ごせています。


それと運動とは直接関係ないのですが、体調管理にもけっこう気を配っています。

バランスを考えて野菜を多めに取ったり、太りすぎないよう調節したり、たわしで体を洗ったり(これをするようになって、風邪をひかなくなりました)。


あと剣道の教科書みたいな本を買って勉強したり…

人の稽古や試合、DVDを見て研究したり。

剣道漫画を読んでモチベーションをあげたり(笑)。

剣道の掲示板の投稿を読んで勉強したり。


あと、袴のたたみ方もきちんとできるよう、自分も練習したし、子供にも何度もやらせました。

おかげでたぶん、今の基本コースの子の中では、次男が一番袴を畳むのが上手だと思います。娘はビミョーに怪しいところもありますが、次男の次くらいかな。

稽古着も大事にしていてほぼ手洗いだし、子供の竹刀の手入れも私がやっています。

道場での稽古もできるだけ休まないよう、スケジュール調整しています。


いやほんと、いろいろやってるでしょ…。って思うんですけど。

好きだからここまでやる、のですが、やっていて楽しいことばかりではないのも確かです。

これだけがんばってるんですもん、いいですよねえ、自分をほめても。


もともと持っている私の資質(運動神経や体力)がたいしたことないので、上手になったとしてもやっと普通レベル位なのかもしれませんが…。でも、自分の中で着実に向上していければ、それでいいのではないかと思います。

そもそも私が剣道をやる目的は「人より強くなること」でも「試合で勝てること」でもないのです。もちろん、勝てるようになる努力はしたいと思いますが、持って生まれた能力や体力の制約でいかんともしがたい部分はあると思うのです。

それは決して目標を低く持つということではなく、まずは実績を持ってから次の目標を立てたいのです。

そして「勝負から逃げない人間になる」「かっこいい女性になる」が最終的な目標、なのです。


こういった事はすぐに努力の結果が出るものではないので、その途中過程のモチベーションを落とさないようにしたいです。

だから、今はまだ下手っぴですが「あんたはよくやってるよ」って自分に言ってあげることにします。

誰も何も評価してくれなくても負けるな。がんばれ、私!

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2013年09月29日

母と子の剣道日誌(25)稽古着を探す旅(その2)

さて、前回武道具店を回ってあまり収穫がなかったので、通販で購入しようといろいろネットを探してみました。


ちなみに私の予算は上下で1万〜2万くらい、あまり安物でも困るけど高いのも困る、ほどほどのものが欲しいという感じなので、予算と合わせてこんな感じで探してみようと思いました。


上着は正藍染の、一重のもの(私は暑がりなので)。ただの「紺色」ではなく「藍」で染めたものです。
藍染の上着って、色落ちした時の感じがよくて、やや褪せている位になると「上級者」って感じに見えてカッコイイのです。

袴は素材は綿と決めましたが、厚さが何種類かあり、一番薄いので5000番、厚いので10000番くらいです。(数字が増えるほど厚くなります)
生地が薄いと安いし涼しいですが、ちょっとぺらぺらした感じです。生地が厚めだとカッコよくは見えるのですが、保温性があって重い、そして値段が高いです。
7000-8000番くらいが一般的なようなので、そのあたりで藍染のものを探すことにしました。


まずは、女性向けの防具店(女性向けというところは珍しいです)「剣道具なでしこ 」を見てみました。
上下セットのほうがお得なのですが、私の欲しい「一重で藍染」と「7000-8000番台の綿袴」のセットがありません。
別々となると、上着は「武州正藍染 紺一重『藤』」(5550円)あたりがよさそうです。(息子用に買ったのと同じものなのです)

袴は「女性専用」という商品に魅かれましたが、高い!【女性用袴】武州正藍染スリム型女性用剣道袴
19950円はちょっと出せません。

となると…「正藍染 特製7000番 剣道袴」 7800円 あたりでしょうか。

この組み合わせだと、上下で13350円です。
ここは割引率が高いようで、同じ商品でも他の店に比べると安いようです。


あと「剣道mama 」という、子供が剣道をしている方向けの武道具店も見てみました。こちらもママ剣士用のものを販売しています。
ここもセットではちょうどいいものがないので、単品で見てみました。
するとさきほどと同じと思われる「武州正藍染 紺一重 剣道衣着『藤』」 が7690円です。でもこれ、定価自体が「なでしこ」のより高いんですよね…。同じ商品に見えるので、何で定価が違うのかちょっとわからないんですが。
そして袴は私が探しているようなものがありません!うーん、これでは仕方ないですね。

他にも楽天などで検索してみましたが、通販の中では「なでしこ」が安く、物もちょうどいい感じでした。


さて、じゃあサイズを選ぼう…と思い、自分の袴のサイズはどれになるのかと、試しに息子の袴をはいてみました。息子のは私にとっては全然短いので、紐の位置を調べるためにですが。
ちなみに袴は「長さ」でサイズが決まっています。ウエストはヒモなので、多少は調整が効きますので。


そこではたと気づいたのです。腰のヒモはどこの位置に結ぶべきなのかと。通販サイトを見ると「女性のはく位置は、男性よりは上になりますが、好みにより多少変わります」と書いてあり、余計悩みます。
男性は腰骨のあたりではくのですが、女性や子供はウエスト位置でとよく言われます。うちの子の袴はウエスト位置ではくようなサイズのものが選ばれていたので(武道具屋さんが勝手に?決めてくれたのです)そのようにしていますが、道場の女の子を見てみると、けっこう上のほうではいている子、やや腰ばきの男性に近い位置ではいている子の両方がいました。


腰の位置だとさすがに低すぎますが、おへその上あたりで結ぶとちょっと男性っぽい感じになります。私はけっこうこの位置がいいかも、と思いましたが、大人の女性はこの位置で履いていいものなのか?
かといってウエストで結ぶとちょっと子供っぽく見えるような気も…、
道場には大人は男性(先生)しかいないわけで、女性の袴姿は中学生までしか見たことがないのです。


そこで剣道系の掲示板で、中年以降の女性剣士の袴の位置について質問してみたところ、やはりウエストで履くのが一般的だということでした。
中年以降は骨盤も広がるので、骨盤に近い位置で結ぶと脇の空きが大きくなってしまい、綺麗なラインで着られないんだそうです。
それと、剣道は激しく動くので、腰のあたりではくとずり上がってしまうこともあるんだとか。

ちなみにうちの小学校一年の娘は、ほぼウエストがくびれていないし、女の子にしてはお尻も小さいので(少年体型ですね)、ウエスト位置で結んでも袴がずるずる下がってきてしまうんですけれども。


そのあたりの質問をしていて、通販で袴を買って大丈夫なのかな?ということがちょっと心配になってきました。
剣道着の場合、名前の刺繍を入れるのが一般的なので(入れなくてもいいんですけど…、やっぱり入ってるとカッコイイんです(笑))、いったん購入してしまったら返品や交換ができません。

短かったら伸ばせないし、長い時は裾上げはできますが、袴の裾上げは生地も厚く裾の周囲も半端なく長いので、ものすごく大変です。子供の袴の裾上げ(テトロンなのでそんなに縫いづらくはなかったですが)も相当疲れましたから(笑)。また自分でやらず、お店にすそ上げを頼むと3000円くらいかかるのです。


うーん、やっぱり実店舗で買うべきか…。
そういえば、我が家の近くにある武道具屋さんは、案外、剣道着の種類があったような気がしました。いつもごそっと積んであるのでよく見たことがなかったのですが…。

今まで竹刀や竹刀入れ、次男の防具袋などを買ったことがあるのですが、名入れはその場で刺繍してくれました。

おそらく試着もできるはずだし、店の人にどのサイズがいいのか確認してから買うこともできます。店主さんは親切そうでしたし、都心の店舗と違い、だいたいすいているので(笑)ゆっくり相談することもできそうです。

もしかして灯台もと暗しか?と、近くの武道具屋さんに見に行ってみることにしました。


行ってみたら、まず上着は私の探している「武州正藍染 紺一重 剣道衣着『藤』」がありました。

もうひとつ、夏用の薄手のもの(こちらのほうが安いけど、藍染ではなかったかも)も勧められて試着してみたのですが、両方着比べると、薄手のもののほうが生地が少し固く、腕を動かしづらいのです。 まあ、洗濯すればなじんでくるのかもしれませんが…

「藤」のほうが高いだけあって、生地が厚く感じるわりに軽くて着心地もよく、動きやすいです。あと、この商品は前の打ち合わせが深く、胸の部分がはだけにくいので女性向けなんだそうです。サイズも2種類試着して、2.5というサイズに決めました。


それから袴は綿がいいと言ったら、藍染のウォッシュ加工済(綿の袴は洗うと縮むのですが、この商品はあらかじめ何度か洗ってあり、ほとんど縮まないそうです)の綿袴の「雅」 というものを勧められました。

しつけ糸がついているので、しっかり履いた状態で試着はできなかったのですが、腰に当ててみて長さの感じを見てもらいました。

いちおうテトロンのものも見てみて、確かに軽いのですが…やっぱり比べると綿袴のほうがカッコイイのです(笑)。

というわけで「雅」に決めて、サイズは店の人に聞いて27にしました。

上着も袴もその場で名前の刺繍をしてくれたので、最初の稽古に間に合いました。通販だと納期がかかるので微妙だったんですけどね。


お値段は上着7500円、袴11000円、合計18500円でした。

通販で買うよりは割高ですが、サイズが合わせられて、返品のリスクがないということを考えるとこのくらいはいいかな、という感じです。

お店の方はとても親切で、他にお客さんもいなかったのでゆっくり相談に乗ってもらうことができました。


実はこの後、実際にはいてみたら少し袴が長い気がして、すそ上げしてもらおうとお店に持って行ったのですが、履き方が少し位置が低いと言われ、お店ではいてみたら確かにそんなに長くなかったので、しばらく今の状態で様子を見てみようと思います。

こういう相談に乗ってもらえるのも、実店舗で買った良さですね。

近くにいい武道具店があってよかったです…。


というわけで、やっと私の「稽古着を探す旅」は終わりました…。



しかしこの藍染の製品というのは、買ってすぐはものすごく色落ちするんです。

袴のほうもウォッシュ加工といいながら、触っているだけで手が青くなります。

ちなみに、藍染の製品は、最初に酢の入った水につけて「色止め」をします。洗剤で洗うのは厳禁です。藍に殺菌効果があるので、水のみで洗います。

そこで稽古に着ていく前に洗ったのですが、そこで問題が…。


袴のたたみ方がわからなくなりました〜!!


袴のたたみ方は大変めんどくさいのです。子供に教えるとはいえ、剣道の稽古の丸1回(1時間)を使って教わったくらいですから。

でも、習ってからはずっときれいに畳むように研究していたので、子供のテトロン袴はたためるんですよ。テトロンはプリーツ加工が入っているので、たたみ方さえ覚えればどうってことありません。

私はもう慣れたもので、子供のなら3分もあればたためます。


が…、だから大丈夫だろう、と思って、綿袴がどう畳んであるかしっかり見ないで洗ってしまったんですね…。

この綿袴、たたむ位置がわかりやすいように、プリーツ部分の内側に縫い目が入っています。中ヒダ縫製といいます。この縫い目を参考にすればたたみ方はわかるだろうと思ったのですが…。


子供の袴のたたみ方と同じようにやると、どうしても中ヒダ縫製の縫い目と、折り目が一致しない所があるのです。

また、股の部分には中ヒダがなく、どこで折れていたのかよくわからなくなってしまいました。

ネットで調べたりしてみたのですが、そこまで詳しく解説しているところが見つからず、袴を畳むのに30分くらいかかったうえに「本当に合ってるの?」って感じで…。

綿の袴はきちんと折っておかないと、だんだんヒダが取れてカッコ悪くなってしまいます。テトロン袴もですが、テトロン袴は洗うとヒダが復活するのですが…、綿は洗ったままだとヒダは取れる一方です(汗)。


案の定、この間の稽古で先生に「このたたみ方、違いますよ。」と言われて直されました…。

先生のたたみ方だと、中ヒダの縫い目の位置と、実際の折り目は正確に一致しない部分があるのです。あれ、おかしいなあ…と思い、家に帰ってもう一度研究してみたら、やっぱり折り目と縫い目が一致しない所もあるようです。

そうだったのか…、じゃあ、この中ヒダ縫製は何やねん?と突っ込みたいのですが…。

「袴を畳む」ということだけに、たぶんこの2週間ほどで数時間費やしてしまった私でした…。


しかしその甲斐あってか?道場のお母さんたちからは「よく似合ってますね〜」とほめていただきました。

でも、恰好だけ強そうで、実際は初心者なので恥ずかしいです(笑)。

でもやっぱり、剣道着を着るとやる気が出るというか、気が引き締まります。剣道着のレベル?に合うくらい上手になれるよう、がんばらないと…。(笑)


posted by はなずきん at 17:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

母と子の剣道日誌(24)稽古着を探す旅(その1)

子供の道場で剣道を教えてもらえることになり、まず最初に思ったのが「稽古着を買わなきゃ」でした。(笑)

子供たちは4月からスタートで、最初は動きやすい普通の服で練習。まずは身軽な服装で、というのと、先生が足さばきをチェックするためなんだそうです。袴をはくとあまり見えないので。

稽古着を着るようになったのは7月のことでした。だから、私も最初は着られないかな…と思っていたのですが、先生に聞いてみたら「着たければいいですよ」という感じだったのです。


何度も書いていますが私は「剣道着萌え」でして…。剣道着を着ている人を見ると「カッコイイっ」と見とれてしまいます。剣道着を着ている人が粛々と防具を着用している姿なんて、もうたまりません(笑)。

普通の着物姿も好きですけど、それとは微妙に違って…これから戦いに赴くという、凛とした雰囲気があるからでしょうか。


そんな私ですから、もちろん剣道着が着たいに決まっています。そもそも剣道をやりたいのは「カッコイイ人になりたいから」だったりします(笑)。

というわけで、初心者ですが、最初からいきなり稽古着を着させてもらおうと思いました。

それを着ると着ないとでは、だいぶ「やる気」に差が出そうな気がしましたから。


ただ問題は、私はかなり暑がりなことです。冬場でも歩いていると暑くなってしまい、家を出た時はコートを着ていても、駅に着くころにはほぼ脱いでいたりします。セーターなんて暑くてほぼ着られません。

高校生の頃は、周囲の女子が全員長袖ジャージ姿だったのに、私ひとりブルマーに半袖という超目立つ状態だったのですが、だって暑いんですもん。


しかし剣道をやると決めた以上、剣道着には慣れなくてはいけません。でも、買うからには実物を試着して購入したい。

私はかなりファッション(服)が好きなのですが、試着しないで買うことはほとんどありません。見た目が自分に似合うかどうかはもちろん、着心地も気になるので、試着しても買わないことはかなりあります。通販もよく使いますが、返品可能なところしか頼みません。で、けっこう返品もします。


実店舗を構えている武道具店はわりと「いいもの」をそろえているところが多く、しかもあまり値引きしていないところが多いようです。通販でもあちこちで売っていますが、実店舗で買うより通販のほうが安いものがたくさんありますし、割引もけっこうしています。



ここで剣道着の種類について説明しておきますね。


剣道着というのは、練習用と試合や審査用で微妙な差があります。練習用にはジャージ素材(軽くて洗濯機にかけられ、乾きやすい)のものなどもあるのですが、試合では使えません。試合で使えるものは練習に使っても大丈夫ですが。

大人の場合、通販で一番安そうな練習用のもので、上下セットで6000円くらい。普通クラス(試合にも使えるレベル)の物だと1万ちょっとくらい。中級者だと上下で2万くらいが相場でしょうか。


剣道着で「良い」と一般的に言われているのは、藍染のものです。草の「藍」を使った藍染です。藍染にもランクがあって、すべて藍を使ったもの、化学染料も入っているものがあります。もちろん藍を使っていない、ただの紺色のものもあります。本格的な藍染のほうが値段も高いです。

藍染は洗うたびにだんだん色落ちしてくるのですが、その色落ち具合が、天然のもののほうが自然で良いとされています。

上着の色は紺(藍)と白が一般的です。


上着は綿の織地で、裏地があるもの(二重)のほうが良いとされていますが、保温性も値段も高いので、裏地のない「一重」のものを使っている方も多いです。また夏用にもっと薄い生地のものもあります。

なんで厚手のほうがいいかというと、竹刀が当たった時に衝撃を吸収してくれるのと、生地がしっかりしていてキレイに見えるからです。

他にも織り方の違いとかいろいろあるのですが、そのあたりは省略しまして…。


そして袴は「綿」と「テトロン(合繊)」「ポリエステル」素材のものが一般的です。

子供用は今はテトロンが圧倒的に主流だと思います。テトロンは軽く、しわになりにくく、プリーツ加工がしてあればヒダが取れにくいです。価格も綿袴よりも安いです。

難点は見た目が多少安い感じがすること(これは見る人が見れば、という程度ですが)、やや吸汗性に劣ることでしょうか。

ポリエステルはテトロンよりも軽く、安いですが、皺になりやすく、ヒダが落ちやすいです。

化繊の袴は色は紺、黒、白が一般的です。


大人でも初心者はテトロン袴の方も多いようです。綿袴はわりと重いし、洗濯などの取り扱いがけっこう大変です。ヒダが取れやすい上に、取れてしまうとかなり面倒なことになります。

しかし中級者以上や、段審査などが入ってくるとなぜか「やっぱり綿袴」という感じなんですよね。

綿袴は紺色か白で、紺色のものが圧倒的に多いです。藍染のものと化学染料のものがあります。

剣道の先生はほぼ間違いなくみなさん「藍染の綿袴」です。


ちなみにうちの子のは、上着は一重(息子は藍染、娘は白)、袴はテトロン(息子は黒、娘は白)です。

大人の男性は紺×紺 の組み合わせが圧倒的に多く、女性は白×紺、白×白、紺×紺などですね。


私は色はどうしようかな…と考えて。女性は一般的には白×紺が多いですが…

道場の先生が着ている紺×綿袴の組み合わせを「かっこいいなー」と思って憧れていたのもあり、紺×紺の組み合わせがいいのではないかと思いました。

実際の顔映りはどうかなと思い、娘や息子の道着を着てみたりしました(小さい!)が、やはり上着は紺のほうがしっくり来るようです。なんだか強そうに見えるというのと(笑)、私は最近どうも真っ白な色が似あわなくて。

30代の頃は白い服が似合ったのですが、肌がくすんできたせいなんでしょうかね。前はよく着ていたオレンジがかったピンク色の服もあまりしっくりこない感じで、処分してしまいました。



私は今まで剣道着をじっくり見たことがないのです。

子供の時は道場の出入りの防具屋さんが勧めるものをそのまま買ってしまったので(しかも、私がいない間に子供が勝手に決めてしまったのです)、他にどんなものがあるのかわからないのです。

だから一度は実店舗で実物を見てみたいと思いました。


しかし、武道具店って本当に数が少ないのです。都心のほうはさすがに多いのですが、東京でもはじっこのほうだと「市や区に一店舗だけ」とか、下手するとなかったり…。私の住んでいる市にも一店舗しかありません。親切で良い店なのですが、やや小さいんですよね。


今まで武道具店って全然縁がないので、剣道雑誌や掲示板等で情報収集して、実家に行く用事があったので、実家に行く道中にある店に行くことにしました。


まず最初に行ったのは五反田にある「正武堂 」。雑誌の広告を見ると、なんだか品ぞろえが豊富そう、と思っていったのですが…

しかしここは充実しているのはどちらかというと「防具」で、やっぱり「物が良くて高い」んです。

この時いただいたこのお店のカタログを読んで目を疑ったのが、一番高い稽古着 (上着)の価格ですよ。一桁読み間違えたのかと思いましたが、なんと一着262500円です。服一着、しかも上着のみで二十六万、ですよ。高級スーツが買えますよ〜。どんな人が買うんだろう…。

さすがに店舗で普通に売っていたのは一着6000-20000円くらいでしたが…。でも、ここは全く割引がないのです。上下ともそれぞれ数種類しかなく、この範囲内で選んで買うのはちょっと冒険だったので、こちらは見せていただくだけで何も購入しませんでした。


でもここの店員さんはとても親切で、私の初心者的な質問にもとても丁寧に答えてくれて好感を持ちました。

綿袴は想像より重く(生地の種類によっても違うのですが)、テトロンのほうがやはり軽かったです。

でもやっぱり綿のほうがいいかなと思いました。もともと私、ふだん着ている服もほとんど綿で、化繊は苦手なんです。化繊の服はなんか着ていて気持ち悪いんですよ。



ここではあまり収穫がなかったので、もう一店舗目をつけていた、水道橋にある「尚武堂 」に行くことにしました。

ここに行く道すがら、別のお店を見つけました。「水道橋商会」とある、なんとも古い店構えの武道具店です。武道具店なんてめったにないので、いちおう入ってみようと思いました。


…しかし、ここのご主人はなんだかちょっと変わった方で…。

「剣道着を探しているんですが」と言ったら、細かいことは何も聞かず、突然店頭の在庫の山をあさりはじめて「これ、着てみてください」と私に差しだされました。

二重のものだったので「すみません、私一重のものを探しているのですが」と言ったら「ちょっと待ってくださいね…」と言って、突然その場にあった段ボール箱を分解して、外に捨てに行ってしまいました。

しばらく経って手ぶらで戻ってきたら、また「ちょっと待ってくださいね」と言いながら、奥の部屋に行ってしまいました。

なんだか物事が進んでいる感じが全然しないので「すみません、ちょっと時間がないので、時間がかかるならいいんですが…」と言っても「ちょっと待ってくださいね」と言われます。

結局、「あの、もういいです」と言って出てきてしまいました(笑)。不思議なお店です…。


そしてやっと「尚武堂」に着いたらば、店頭に外人さんが何人もたむろしています。

なんでこんなに外国人が?と思ってお店に入ったら、店内も外国人だらけです。平日昼という時間帯のせいもあったと思いますが、日本人のお客さんは数人で、外国人の方が10数人といった感じでした。

最初は「日本みやげのつもりで買ってるのかな」と思ったのですが、商品を見ている目つきがかなり真剣で、狭い店内ですれ違う時に「すみません」とかしっかり日本語を使っています。自分でも剣道をされている方たちだったのでしょうか。

外国で剣道をされている方が日本に来たらそれは、剣道具店は外せないでしょうねえ。「うわ、本場はやっぱり品ぞろえが違うぜ!」みたいな感じなんでしょうか(笑)。


ここは武道具店にしてはわりと大き目の店舗で、居合の刀とか用具関係とかグッズとか、かなり品ぞろえが多い感じでした。(武道具店ってたいてい小さいのです)

でも、肝心の剣道着は数種類しかないようです。うーん…、どこもこんな感じなんでしょうか。


実店舗に行ってもこのくらいの情報しかないのなら、通販で買ってもいいかな…と思い、これ以上店舗巡りをするのはあきらめました。


といいつつ、実家の近くにも、すごく小さい武道具店があったのでのぞいてみたのですが…

ここは本当に小さくて、お客さんが立つ所には3人も入ればいっぱい、後はほんの少し防具が置いてあり、残りは畳敷きのご主人の作業スペース(これも一畳分くらいしかない)でした。

しかもご主人が奥にいて出てこなかったので(呼べば出てきてくれたのでしょうが)店頭にある「激安1000円道着」(安すぎでしょう。しかも子供用しかなかった)とかをちょっと見て退散しました。


長くなったので次回に続きます〜。

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2013年09月23日

母と子の剣道日誌(23)嬉し厳しの初稽古!

昨晩からもうドキドキでした。

嬉しいのに不安で、緊張して。

まるで初デートの前夜のような気分でした。(笑)


そう、今日が私の稽古デビューの日だったのです。

休日の朝、眠くて起きたがらない次男と娘に「あんたたちが行かなくても、お母さんは行くからね!」と宣言しておきましたが、なんとか子供たちも起きてくれてほっとしました。


道場に行って、先生に「今日からお願いします!」とご挨拶してから、道着に着替えました。

あ、道着を買いに出た旅の話はしてなかったですが…それはまた後日に。


道着を着てから先生の部屋に「たたみ上げ、私もやっていいんでしょうか?」と聞きにいったら、
私の道着姿にちょっとびっくりしたようで、じっと見てから笑っていました。

もう買ってきたのか、早いなと思ったのでしょう。(笑)
ちなみにたたみ上げは「やらないで見学しててください」だそうで。
そこは子供の仕事、ってことなんですね。


たたみ上げの間に、見学に来ている父兄にご挨拶回りをしました。

といってもその時は2名くらいしかいませんでしたが…。今日は祝日だったのでいつもより見学の父兄が少なかったんですが、みなさんまず私の姿にびっくり、稽古に参加するという話にもちょっとびっくりしてました。
たまたま早くから来ていた防具コースの子供たちも私を見て「あれっ?」という顔をしていたので

「これから習うことになりました。先輩、よろしくお願い致します。」とあいさつしました。


基本コースの子は私がやりたがってることも知ってるし、一緒に竹刀を振ったりしていたので、そんなに驚きはなかったようですが…。
父兄の中でひとり反応が微妙な方がいて、やっぱりそういう反応もあるか…と思いましたが、やると決まった以上そこは割り切るしかないです。じっくり話す機会に理解していただくしかないかなと思いました。



でも、道着を着て竹刀を持ち、子供と同じ場所に立って構えてみて…本当に嬉しくて、顔が笑ってしまいました。

見学の時にずっと「あそこに一緒に立って竹刀を振りたい!」って思ってましたから。


稽古では年長者が右で、年齢順に左に向かって並ぶのですが、子供に「どこに並んだらいい?」と聞いたら「一番右じゃないの?」と言われ「いやー、私、新人だからここでいいのかな」とそこに立っていました。

すると先生が出てきて「はなずきんさんはそこじゃないですよ、一番左でしょう」と言われたので、「すみません、やっぱりそうですか?」と、年長さんの子のさらに左の一番端っこに並ばせていただきました。(笑)


「あらかじめ言っておきますが、大人も子供と扱いは一緒ですからね。容赦なくいきますよ」

「はいっ、覚悟してますっ」

「はなずきんさん、顔が怖いですよ」

「はいっ、すみませんっ」

いやそりゃ、かなり緊張してますから。(笑)

竹刀を握っている手もいつも以上に汗をかいていました…。
でも先生が言うことに「はいっ!」って答えるだけでもなんだか嬉しいのです。

今までやりたくて、やれなかったことですから。



しかし…

私が熱心に稽古を見ていたことや素振りをしていたことは、先生はわかっているのでしょうけれども、「面の打ち方三挙動」とか「面、小手、胴を打て」とか「連続左右面を打て」とか、決まっている動作があるのですが、一切、説明なしに子供と一緒にやらされました。
このあたり、見学はしていたのでだいたいはわかっていたのですが、細かい部分が怪しかったんですよね。見学中も親としてやることが時々発生するので見てなかったりすることもあるし、自分が直接習ったわけではなかったので…。
まあ、もたもたしていてもそこは怒られませんでしたが。次回までに覚えておけってことだろう…と思います。

私はそのくらい見ているだろう、説明はいらないだろう、と思われているということで、信用?されているということなのかもしれませんが…。横一列に並んでいるので、他の子がどうやってるか見えないんですよね。


素振りの時は、竹刀を振り上げた時に剣先が後ろに下がってるとか、振り上げる時に首が動いているとか(「鳩か!」って言われました…)、案の定、先生に怒られっぱなしでした。

でも実は、私、先生に怒られるの、けっこう好きなんですよねえ。(笑)
とはいえあまり怒られてばかりでは見放されてしまいますので、家で練習しますっ。


うちの娘は、緊張すると笑ってしまう性質で、稽古の時もやけにニコニコしていることが多いのですが、今日、私が怒られていた時にも顔が笑っていたらしく「お母さんが怒られてるのは、嬉しいのか?」と先生に突っ込まれていて「はいっ」と答えていました(笑)。

「そうだろうな、いつも”ちゃんとやれ”とかばっかり言われるお母さんが、一緒に怒られているんだからな」

まあ、娘が本当にそれが楽しかったのかどうかは聞いてないですけど(笑)。


でもまあ、最初のうちは注意されながらも「ついていけない」ってほどではなかったのでよかったのですが…最後のほうはかなりきつかったです。


前進後退面50本+100本、早素振り50本+100本。
合計300本の素振りは、今日が稽古初日の中年にはきつかったです。

早素振りは足首に来そうでひやひやしましたが…まあなんとか大丈夫だったかな。子供達にとってもいつもよりはきついメニューだったようですが…
早素振り(足を前後しながらの素振り)100回は絶対できてないです。私、遅素振りになってるんで(汗)

しかし初日からこれとは…今まで基本コースで「素振り100回」ってのはめったになかったんですけど…。

私の根性を試されているのでしょうか?(笑)


ブログを書いている今、上腕や背中がバリバリ言ってます…、これは絶対筋肉痛になりますね。後でストレッチしておかないと。毎日素振りはしていましたが、続けて300本はやってませんから…。
でも筋肉痛は筋肉をつければいい事なので、努力でカバーできるでしょう。


ちなみに子供も「今日はきつかった」とは言っていましたが、筋肉痛にはなっていないようです。
やはり、今まで稽古していただけのことはあるんですねえ。

でも、子供たちは徐々にステップアップしてここまで来たのに、私はいきなりですから〜…、いくら大人でもきついですよ〜。

稽古の最後に、みんなが先生の周囲に集まり正座して、話を聞きます。

先生が「剣道が強くなりたい人?」と聞きました。私も含めて全員手をあげました。

「このままで強くなれると思う人?」

ひとり年長さんの女の子が手をあげましたが、先生に「Rちゃん、強くなれないぞ、今のままだと」と言われました。

「みんな、100本素振りできなかっただろう。できなかったら家で練習しないと、強くなんかなれないぞ。先生は子供の頃、できないのが悔しくて家でやっていたぞ」と。


話を聞きながら、私も悔しかったのです。今日の稽古の最後のほうに、まともについていけなかったことが。

稽古に挑むまでは「初心者だし、中年だし、最初はついていけなくても仕方ないかな」と思っていいたのですが…。


実際に稽古をやってみて、ああ、まだ私は全然ダメなんだ、基本ができてないんだ、とわかっただけに、先生に言われたことがこたえました。

稽古の最後の話は子供に向けて言っていたのだと思いますが、私はどうも先生の言葉に乗せられやすいようです。そのせいで剣道をやりたくなってしまったところも多分にあります。


家に帰ってからそのことを考えていたら悔しくて涙が出そうでした。ちなみに私、めったに泣かないのですが、泣く時はほぼ「悔し泣き」です(笑)。

「先生にこんなこと言われて”何くそ、この野郎、いつか見返してやる”って位思え!」とよく先生が子供たちに言うのですが、今の私がそんな感じかも。(笑)


筋肉痛なのに、外に出て素振りしながら「負けてたまるかっ、先生、今に見てろっ」と心の中でつぶやいている私。何をこんなに盛り上がっているのでしょうか?

中学でバレーボール部にいた時は、体育会系のノリが苦手で仕方なかったのに、自分がこんなスポ根人間だなんて知りませんでした…。(笑)


もっと練習したい。体力もつけたい。走り込みや早素振りの練習もしたいのに、今の体(足首)の状態ではそれがままならない。このままではついていけないので、もう少し足首を強化しないと…。

整体の先生と、道場の先生とに、どのようにすればいいのか相談してみようと思っています。


今日の稽古が終わった直後は「きっつー、こんなんでこれから大丈夫か?」と思い、その後から参加できた嬉しさがこみあげてきて、今はすごく悔しいです。足に問題なければいくらでも練習したい気分なのですが。


でも、そういえば、「私も習いたい」とお願いしている時に「私、体力ないし、運動経験も中学以来ないんですけど、大丈夫でしょうか?」と言ったら先生は「ああ、全然大丈夫ですよ!」とか言っていたんですが…

そのわりにいきなりこの厳しさは…、私の見通しが甘かったのですが、ここまで来たら引けません。

私の性格を見越して「大丈夫ですよ」って言われたのかな…いや、やっぱり適当に言ってたような気が…。(笑)




稽古が終わって着替えていたら、一緒に着替えていた小学生の女の子に「なんか体がすごいことになってるよ」と言われたので何かと思ったら、体に稽古着の藍色がしっかりくっついていたのでした。

藍染の服ってかなり洗わないと色落ちするんですよね〜。買ってから2回洗ったんですが、そんなものではまだまだなんですねえ。


稽古着(上着)を脱いで持ってみたらすごい汗を吸って重くなっていたのですが、稽古をやることに精一杯で、暑いと思う暇がありませんでした。超暑がりの私が、稽古着や防具の暑さに耐えられるのかな〜というのが心配のひとつでしたが、思ったよりは気にならないような気がします。

やっぱり剣道着はいい!です。他人が着ていても「カッコイイっ」って思いますが、自分で着ていても「案外イイじゃん」みたいな…(笑)

心は侍なんですよ。(侍の恰好とは微妙に違いますけどね)


何はともあれ、本当に遅剣(中年以降に剣道を始めた人をこう言うそうです)デビューしたぞー!とにかく前を向いていこうと思います。



今日も先生の「お言葉」を紹介します。


「人は見てくれる人を選ぶけれど

花は見てくれる人を選ばない」

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2013年09月20日

母と子の剣道日誌(22)やっと許可が!

先日子供の剣道の稽古に行ってきました。

稽古前に先生に挨拶した時には、何にも言われなかったので、「ああ、まだ私のほうの結果は出てないんだな」と思って何も聞かなかったのですが。


この日は子供の防具の採寸の日で、出入りの剣道具屋さんが道場に来ていました。

なので前半は稽古はなく、子供たちが採寸されながら、どのサイズにするとか剣道具屋のおじさんと話したりしていたのですが…


その時に先生が横に来て「はなずきんさん、剣道、やりたいですよね?」と聞くので

「もちろん、やりたいですっ。」と答えたら

「じゃあ、教えますよ。」

「えっ…、大丈夫になったんですね?じゃあ、次回から参加していいんですか?」

先生、にこにこ笑いながら「いいですよ」と。


「…あ、ありがとうございます!よろしくお願いします!!」

「子供ほど丁寧に教えることはできないんですが、
横で同じようにやっててもらったら時々指導しますから」ということでした。

うわー、本当に本当に、教えてもらえるんだ!

やりたいと申し出てから許可が出るまでがビミョーに長かったので、しばらくは無理なんだろうとあきらめていたところだったので、よけい嬉しかったです〜。

そのことで興奮しちゃって、何を話したか半分くらい覚えてません(笑)。


その日は採寸が長引いてしまって、稽古はちょっとの時間しかなかったのですが、なんだか気持ちがふわふわしていて、ただ見学していただけなのに、ドキドキするやら緊張するやら、でした。


「他の方にご挨拶とか、先生からお話していただくとかしなくていいんでしょうか?」と先生に聞いたら
「いや、必要ないです。僕が教えると言えばそれでいいんです」と言われ…
先生からは他の方には言ってもらえないみたいなんですよね…。

基本コースのお母さん(Kさん)ひとりだけにはその日に話したのですが、次回の稽古の時に他の保護者に挨拶回りをしよう…。


あと私の足首は一時期よりかなりいい状態になったものの、ビミョーなのです。腕のほうもまだ全回復していません。次回稽古までにもう少し調子よくしておかないと…。


「稽古着はどうしたらいいでしょう?」と先生に聞いたら
「稽古着、着たいですか?」と聞かれたので、

思い切り「はいっ、着たいですっ」と言ってしまいました。
実はそれが着たくてやるところが多分にあるんです(笑)。

「じゃあ、稽古着も準備してきてください」

大人の特権(?)で最初から袴着て稽古に参加できるんですね!

子供たちは、来週防具が来たらさっそくつけることになるそうなので「あの、私は防具は…?」と聞いたら

「大人だから、最初からつけてもいいですけど」と言われましたが

「いや、まだ稽古についていけるかどうかわからないんで様子を見ます。その前に体を壊してるかもしれませんし(笑)」ということで、とりあえず防具は後回しにしました…。


というわけで、後日稽古着を買う旅に出たのですが(笑)その話は長くなるのでまた次回に。


ところで、某掲示板で聞いたところ、警察の少年剣道でも私のように横でこっそり?教わる保護者の方というのは、時々いるらしいのです。

「私も子供が習っている頃、一緒に稽古していました」という保護者の方がいて、お話を聞けたので心強かったです。

やっぱり、私みたいに、見てるとやりたくなるんですよね?(笑)


この日、帰りに先生に挨拶に行ったら、Kさんが先生と何か話していて、なんだろう?と思ったら、道場のトイレに貼ってある(男子トイレなので母親は見られないのですが、そういうのがあるという話を聞いていたので)という「先生のお言葉」の紙をもらいたい…と先生にお願いしていたのでした。

「それ、私も欲しいです!!」と言ったら、コピーして渡してくれました。


Kさんいわく

「私、子育てとかいろんなことで、いつもくよくよしちゃうんです。

だから、先生の言葉を読んでしっかりしなくちゃ、って思って」

なるほど、そういうことだったんですね。


合宿の飲み会の時に、私が先生に「先生が稽古カレンダーに書いている言葉、楽しみにしているんです」と言ったら冗談で「本にして売りましょうか?」と言われたので「それ、買います!!」と本気で言ったのですが(笑)うーん、本当に本にしてほしいです。いや、掛け軸かな?(笑)


帰ってから数えたら、27枚(くらい)ありました。

全部毛筆で書かれています。先生、達筆なんですねえ。


そういえば試合用の名札(試合場のボードに貼る、選手の名前を書いたもの)も毛筆で書いていましたが、きっと勝利祈願を込めて毛筆で書いているんですね。

他の剣友会や道場の名札は、パソコンで打ち出してあったり、マジックで書いてあったりしたので、先生、さすがだな〜と感心したのでした。


いただいたのはどれもいい言葉ばかりなんですが、今の私には「これだ!」というのがあったので、我が家のトイレに貼ってあります(笑)。



「あなたの過去は捨てられない

あなたの現在(いま)も止められない

でも

あなたの未来は決められる」



せっかく先生が、私のために動いてくださったんですから、後には引けません。

いろいろ心配事はありますが、とりあえず踏み出してみます。

やれるだけのことはやってみよう。

posted by はなずきん at 16:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする