2013年07月06日

母と子の剣道日誌(13)防具コース見学!

前にも書きましたが、毎月配られる稽古日程のカレンダーには、先生の「言葉」が書いてあります。
いつも「いい言葉だな〜」と思って感心しているのですが…
7月は今までとはちょっとタイプの違う、こんなことが書いてありました。


「海水浴には充分に注意すること!
夏休みの間は皆勤賞には計上しないので、思う存分遊べ。
あいさつがきちんとできない奴は往復ビンタ。
宿題をためると、先生みたいに泣きながらやることになるぞ!」


先生、小学校の頃は、泣きながら夏休みの宿題をやってたんですね…。なんか、子供の頃の先生を想像してほほえましくなってしまいました(笑)。
先生の「投球」はこういう変化球がときどき来るので、何をやってくれるのかいつも楽しみなんです。




さて、今回は防具コースを見学した話です。

先日の基本コースの稽古は、なんとかかんとか袴をはいたところで終わりました…。
いちおう前の教室でもはかまをはいていた(といっても、結ぶのは私がやっていましたが)息子は、なんとか稽古の時に自分で結ぶことができましたが、娘のほうは「手を緩めずヒモを回し、うしろで蝶結び」ということ自体がかなり難しいらしく、結局自力ではしっかりと結ぶことはできませんでした。
また家で練習させないと〜。
次回は「はかまを畳む練習」だそうです。はい、がんばって私も覚えます〜。



いつも基本コースが終わった後に、防具コースの稽古が始まります。
うちはいつもその頃に帰るので、最後まで稽古を見たことがありませんでした。
でも、私が防具コースの稽古をすごく見てみたいのと(笑)、息子にもそろそろ、上の子がどういう稽古をしているのか見せたほうがいいだろうと思い、見学をさせてもらうことにしました。
いちおう娘も一緒でしたが、娘はまだ「剣道というもの」自体がよくわかっていないので、今回はおまけのようなものです。


防具コースは、最初の30分くらいは先生は登場せず、子供だけで稽古します。
準備体操をやった後は、二人組で技を入れあう稽古をします。

それが終わったら休憩をして、先生が登場。黙想と礼をしてから稽古に入ります。
今日は試合形式の稽古です。全体を赤組、白組に分けて、年が下の順から試合をしていきます。
先生は審判をしつつ、途中で指導を入れていきます。

剣道の試合のルールを簡単に説明しますと、「面、胴、小手」のいずれかが入れば「一本」となり、審判が「一本」が入った側の旗(赤もしくは白)を上げます。先に「一本」を2回取ったほうが勝ちです。
制限時間(小学生は2分)があり、片方が一本だけ取っていればそちらの勝ち。
「一本」が取れないままだとか、お互い一回ずつ取った状態は、「引き分け」になるか、または延長になって先に一本取ったほうが勝ちになります。
今回の稽古は「試合形式」であって試合ではないので、時間になれば引き分けでもそのまま終了です。


試合稽古中、突然先生が「二人ともストップ!」と言います。
その状態で、「お前、竹刀を持つ腕を絞れといったのに絞っていないだろう」というような注意をします。
注意が終わったら試合再開です。

もしくは、試合が進んでいる状態で、「そのまま追い込め!」とか「振りが遅い!」などの助言もされます。試合が終わったら、試合をしていた二人にまた指導があります。

試合が一通り終わった後、先生が全体に向けてこう言いました。

「もっと技を出せ!練習試合の時に技を出さないで、いつ出すんだ?今技を稽古しないで、本番で出せるのか?練習なんだから、安全に勝とうとするんじゃなくて”よし、面を取るぞ!”と覚悟を決めて、思いきってやれ!」

そしてまた組み合わせを微妙に変えて試合稽古です。
うん、確かにみんな、さっきより「覚悟を決めて」やっています。積極的に責めるようになりました。
先生の指導は本当に的確で、いつも聞いていて「なるほど!」と思います。技術的なことだけでなく、精神的なアドバイスも多いのですが、聞いているだけのこっちまでやる気になってくるような話です。

防具コースの稽古のほうが、基本コースよりも厳しい雰囲気です。
先生はビシビシ厳しく叱り、時々竹刀が飛びます…。
とはいえ、やっぱりこの先生ですから、冗談がちょくちょく混じりますが(笑)。


先生からは厳しいことを言われていますが、私から見ると、ここの防具コースの稽古試合は十分レベルが高いと思います。部内試合とは思えない迫力です。

今まで別の剣道の会に入っていて、防具コースに今年の6月頃から入ってきたRM君という、次男の同級生(同じ学校)がいます。
RM君ママになぜこちらに移ってきたのかを聞いたら、前いた会は会場(市の体育館)がなかなか取れず、稽古回数が少ないわりに会費が高く、納得がいかなかったのだそうです。
そこの会はあちこちに支部があり、RM君は支部同士の大会でも優勝するくらい強かったらしいのですが、RM君ママいわく「この会は全然レベルが違うと思った」だそうで…。
稽古に参加した最初の頃は全然試合稽古で勝てず、最近やっと勝てるようになってきたのだそうです。他の会ではトップレベルにいる子のママがそう言うのですからねえ。


この日は残念ながら、私がファンになっているM美ちゃん(4年生)はお休みしていたのですが、もう一人、やっぱり私がファンのK郎君(中学一年)がいたので、食い入るように試合を見てしまいました。
いやもう、迫力がスゴイです。打ち込みの速さにほれぼれします。カッコイイなあ。サインもらいたい(笑)。


防具コースの稽古は、6時に始まり8時半ころまで続くそうです。時間が長いので、稽古しているほうは大変そうですが、私は最後まで見たかった…。すべての試合を食い入るように見てしまいました。
こんな稽古内容なら何時間見ていても私は飽きないですね。
本当に面白かったです。時間があれば毎回見せてもらいたいくらいですが〜。

が、この日は我が家が長男のお祝いごとで食事をすることになっていたので、7時過ぎにおいとますることにしました。


稽古見学が終わって、次男に感想を聞いてみました。
「どうだった?防具コース、今よりずっと厳しそうだけど」
「いや、カッコイイと思った。僕もあっちに行きたいって思った」
「うん、そうか!そう思ってくれてよかった。見学したかいがあったね!」

まだまだへたれな次男が、今よりずっと厳しい指導を見て「あっちに行きたい」と言ってくれるとは。
正直「あんなに厳しいのはちょっとヤダ」って言われるかもしれない、とも思っていました。でも次男も先輩たちを見て「カッコイイ、ああなりたい」って思ったのでしょうね。

主人に稽古内容を話したら「俺の時はそこまでに丁寧な指導はなかったなあ」と言っていました。
「そこまで稽古をつけてくれる所なんて、警察でもなかなかないと思う」だそうで。

なるほど、ここの子たちが強いわけがよくわかりました。
基礎をみっちりたたきこまれたうえに、実戦についてもこんなにしっかり指導してもらえるのですから。正直、うちの息子がここの子達と同レベルまで強くなるとは今は思えませんが(まだ、口だけで実践があまり伴っていないので…)、尻尾にくっついていくだけでもいい経験になると思っています。
ちなみに娘の感想は「スゴイと思った〜」。うん、やっぱりまだよくわかってないのね(笑)。


次男が前習っていた会では、試合を見ても私は全然「かっこいい」って感じなかったのですが…
ここに来てからは「剣道ってホントにかっこいいっ!!」ってよく思っています。稽古着を着て、防具をつけているだけでもかっこよく見えますが(笑)、稽古を見ているとなおさらです。

他のスポーツも勝敗をかけて戦うものですが、剣道にはそれらとは違うりんとした緊張感があり、そこがたまらないんですよね。
しかもここの防具コースの子は本当に動きがいいし、攻めていく気合も十分です。だからカッコイイんだろうなあ〜。
子供の試合ですらそう思うのですから、大人の(警察の)稽古もぜひ見たいと思っている私です。いつか見学させてもらおう…。


今度、警視庁の少年剣道の大会(錬成大会)があり、もちろん息子や娘は試合には出られないのですが、試合に出る子を応援するだけでも私は十分楽しみです。
早朝からバスで武道館に行き、練習やら試合やらがあって夕方までかかるそうなのですが、防具コースの子とも話せる!試合が見られる!のでウキウキしている私です。

私はもともと子供が決して好きなほうではなく、自分の子が産まれるまでは「子供ってうるさいだけでめんどくさい」と思っていたほうです。今でもよその子が泣いていたりすると、どう扱ったものやら、と困ってしまうほうなのですが…、でも、子供を見てるのは面白いなあと思うんですよね。
ここの道場の子は見ているだけでも可愛くて仕方ありません。みんな素直でしっかりしているからかなあ。

実は、ひそかに子供たちの名簿をノートに書いてあり、名前を覚えるようにしています(もともと、私は人の覚えが悪いせいもありますが…)。話したことのない子でも名前や学年はけっこう覚えたので、どんな子なのか話してみたいです。
錬成大会、自分が遠足に行くかのように楽しみです!

posted by はなずきん at 01:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする