2007年08月24日

自然なお産(その6)

(前回より続いています)
そして次男が2歳半になった頃…私はまた妊娠しました。
3人目は予定外だったのですができてしまったのなら、と産むことは即決、そしてもちろん今度も同じ助産院で産もうと決めました。
リスクのある妊婦(妊娠中毒症や、多胎妊娠、逆子など)は助産院では出産できないのですが、長女の妊娠経過は次男の時と同様でほとんど問題ありませんでした。

途中で逆子になりましたが「逆子を治すツボ」(自分でやったんですが…)を押したら面白いように治ったのでびっくりしました。押した直後におなかの中で動いているのがわかったし、病院に行って見てもらってもちゃんと治っていました。
最初の頃は逆子になっているかどうかは自分ではよくわからなかったのですが、おなかを何度も触っているうちに「ここが頭らしい」というのがわかるようになりました。一度逆子が治ってからも何度かまた位置が変わっていたようなのですが、そのたびに「逆子ツボ」を押して治していました…。
ちなみに体が冷えていると逆子になりやすいそうです。私も気をつけていたのですが、なにせもともと暑がりなうえに妊娠するとさらに暑がりになるので保温をするのが大変でした…。

あと臨月近くになってやたらとおなかが張るようになり、立ち仕事がとても辛かったのですが、赤ちゃんが下がりすぎていたため(産道の中を下がっていたのではなく、子宮全体が下がっていたということです。3人目&高齢なので支える力が弱くなっていたらしく…)子宮口が刺激されておなかが張っていただけのようでした。
この時はとにかく横になったり、家事もできるだけ座ってしていましたが、大事にしているうちにだんだん予定日(2月5日)が近づいてきてしまい、ダンナの仕事が忙しくなる(つまり出産時に仕事が抜けづらくなる)時期に突入しそうだったので、それからできるだけ動くようにしました。
「2月になるとお父さんが忙しくなるから、1月中に出てらっしゃい!」とおなかに言い聞かせたのが功を奏したのか、1月30日の朝5時頃に陣痛が始まりました。

3人目だから出産が怖くなかったか…というと、やっぱり少しは怖かったです。
最終的にはなんとかなるだろう、とは思っていましたが、車の中で生まれたりしちゃわないだろうかとか、またあの陣痛を体験するのかとか…次男のお産を振り返ってみると「楽しい」ことだったのですが、だからといってまた自分で同じことをするとなると「大丈夫かな?」というほうが強かったです。

陣痛が始まる前日の夜から早朝にかけて、私はトイレで3回も大をしていました。
ふだんは一日1回だし、夜にはあまり出ないし、おなかを壊しているわけでもないのに3回も出るなんて…そろそろ?と思ったら本当にその通りでした。(出産前というのは、どうもいろいろ体が出したくなるらしいです。)
そういえば、前日の夜お風呂に入った時に「今日はやけにおなかが下がってるな…」とも思ったのでした。

陣痛が始まった頃は間隔も長かったので、職場にいる(夜勤)ダンナに連絡した時は「まだよくわからないけど早く帰ってこれる?」と言っておいたのですが、電話を切った途端に陣痛の間隔が短く10分くらいになってきました。
2人目の時はここから生まれるまでけっこうありましたが、周囲の3人出産経験者がみんな口を揃えて「3人目は陣痛が始まったら早いから!」と言っていたので、これは急がなければと急ピッチで入院準備を終わらせました。
そしてまだ寝ている子供を起こして朝ご飯を食べさせ終わった頃、ダンナが家に戻ってきました。

そして7:40頃車で家を出発。家を出た頃はまだ「いたたた…」程度の陣痛だったのが、8時頃には「う〜、いたいいたい〜」になってきて、8:40に産院について内診してもらったら子宮口はもう4センチ開いていました。やはり3人目は進むのが早いです。
1人目や2人目なら、4センチなら「お散歩してきて」と言われるところでしょうが、「子宮口が柔らかくなってるのですぐ出てくるかも。いきみたくなったら教えて」と言われて産院の中で待機することになりました。

案の定、10時頃には待機していた部屋で「あああ、いた〜いいたい〜!」と叫ぶくらいになり、分娩用の部屋に移動した途端おしるしがやってきました。
内診して子宮口は8センチ、頭も降りてきている…とのことで、よつんばいになって痛みを逃していました。が、助産師さんがちょっと席を外している時に「うわあああ!」というくらい痛くなってきて、四つんばいでは耐えられず体が起きるように。
10:30にはもう全開で、それからは大声で叫びまくりです。
そこから立ちたくなってきてベッドの上で立ってダンナにつかまっていたのですが、どうも踏ん張りづらいので、床に下りて「産み綱」という天井から下がっている綱につかまることにして、陣痛の合間にはU字型の椅子に座って休みました。
この間私の体はやたら冷たくなっていて、助産師さんが回りでヒーターを入れたりなんだりと必死にあたためてくれていました。(冷えているとなかなか降りてこないんだそうです)

次男の時は姿勢の指示は助産師さんが全部してくれていたのですが、今回は自分で「こうしたい」「これはしたくない」「このほうが出てきそう」というのがなんとなくわかり、自分で「今度はこうしたいんですけど」と言ってその通りに介助してもらいました。
いろいろと細かい注文をしていたので助産師さんは大変だったと思うのですが、本当に的確にサポートをしてくれて、やっぱりここの助産師さんはスゴイなあ、と思いました。
出産後、私の介助をしてくれた助産師さんから「ここの助産院でも、分娩の時に自分からこういう姿勢にしたい、と言う方はそんなに多くないので感心しました」と言われたのですが、私もようやく3人目になって「自分の体からの声」がわかるようになったということでしょうか…。

3人目だから全開になったらすぐ降りてくるかな、と思っていましたがいきんでも意外に進みません。破水も全然しないのでまだ時間かかるのかなあ、疲れるなあ…と弱気になっていました。前回に比べれば進行は早かったんですけど、もっと早く進むかなと思っていたので…。しかしまだまだがんばらなきゃいけないのかな、とあきらめかけた11時頃、突然頭が出てきて同時に破水しました。
最初頭だけが全部出てきたのですが、その状態(産道に首がはさまった状態)で赤ちゃんがなんと「みゅー、みゅー」と子猫のように泣いたのです。
頭が出る時というのは出産中で一番痛い瞬間なのですが、股の間でみゅーみゅー泣いているのがおかしくて、心の中で笑ってしまった私です。
そして次の陣痛で体も全部出てきました。
どうも、赤ちゃんの手が頭のほうにあって、一緒にはさまっていてなかなか出てこれなかったらしいです…。そういえばこの子、超音波で見ている時も常に手が上のほうにあったような。

産んだ時は産み綱につかまった立ち姿勢でしたが、全部出てきてからベッドに横になって、私のおなかにまだへその緒をつけている赤ちゃんを乗せてもらいました。次男の時よりもいきむ時に「今はここらへんにいるな」というのを意識していて、陣痛の合間に「もう少しだから一緒にがんばろうね」と心の中で赤ちゃんに話し掛けたりしていたので、産まれてからの感動もひとしおです。
「よくがんばったね〜、えらいえらい」と赤ちゃんに声をかけてだっこしました。
へその緒はダンナに切ってもらいました。次男の時よりも太くて短かったそうです。
胎盤も出産後30分くらいで出てきましたが、これまた次男の時よりも大きかったとか。
予定日ギリギリまで入っていたのだから当然かもしれませんが。
それからおっぱいもくわえさせました。あんまり出てませんでしたが…。

今回も会陰は全く裂けませんでしたし、お通じもまもなくありました。
12時30分頃には自力で歩いて入院する部屋に移動して、昼ご飯も全部食べました。
なんとこの日の夕方頃、私の実母&父がお見舞いにやってきたのですが(人によっては出産当日には来ないほうがいい…と思うのですが…心配だったんでしょうねえ。)布団の上で普通に座って1時間近く話をするくらいの元気がありました。
(次回へ続く)
posted by はなずきん at 16:34 | Comment(0) | 妊娠、出産、育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする