2007年08月21日

自然なお産(その5)

(前回より続いています)
しばらく横になって、子宮収縮を促すためにおなかにアイスノンを乗せたりなどの処置をしましたが、出血もほとんどなかったせいか私はとても元気で、差し入れのプリンをばくばく食べていました。
長男の時は出産後はぐったりしていて何か食べるどころではなかったんですが。
そして9時頃に部屋を移動したのですが、この時には自力で立って普通にトイレに行けて、さらにちゃんと「小」が出ました。長男の時はしばらく「出し方がわからなくて」(そのあたりの感覚が麻痺してて、どこに力を入れたらいいかよくわからなくなるのです)しばらく出なかったのです。産後数日は導尿といって管を入れて出してもらっていました。
長男の時は大のほうもしばらく出なかったんですが、次男の時は産後の翌日にはもうお通じがあって、自然に産むとこんなにも回復が早いんだ!と実感しました。

助産院は母児同室、というか母親と赤ちゃんは同じ布団の中で寝ます。
生まれた直後のホントにちっちゃい赤ちゃんが自分のすぐ脇で寝ていて「ああ、ほんとに生まれたんだなあ…」としみじみ眺めることができて幸せでした。
次男は予定日よりかなり早く生まれてきたせいか、新生児というよりはまだ「胎児」に近くて、お肉もあまりついていなくてとにかく寝てばかりでしたが、すぐ体温が下がってしまう次男をあたためるために自分の上に乗せて寝せたりしました。おそらく病院ではこんなことはさせてもらえなかったでしょう。
次男は黄疸が強くて光線療法のベッドに寝せなければならなかったのですが、そのベッドも部屋まで持ってきてくれて、私のすぐ隣で寝せることができました。退院の時もそのベッドを貸してくれてしばらく使わせてもらえました。
病院だったらおそらく「新生児室でお預かり」になったうえに「母親が退院してもしばらく預かり」になってしまったかもしれません。

黄疸も強かったし吸う力も弱くてミルクをあげざるを得ず、あまりおっぱいをあげることができなかったのだけが残念でしたが、満足の行くお産ができて本当によかったと思いました。
長男の時は「できることならもうお産はしたくない!」と思ったのに、次男の時は「出産だけだったらあと1回くらいしてもいいかも(妊娠は疲れる期間が長いからイヤなんですけど…)」と感じたのですからえらい違いです。
病院と助産院のお産がいかに違うのか、まさに身を持って体験しました。

ちなみに、陣痛の痛みを逃す姿勢とか、産む姿勢とか、だいたい「こうしたらいい」というものはあるものの、人によって(同じ人でもお産のたびに違ったりします)どうするのがいいかは違います。四つんばいのまま産む人もいるし、立ったままだったり椅子に座って産んだり…どうするのがいいのかは、その時になってみないとわからないものなのです。
そしてそれを適切に引き出してくれるのが助産師さん…のはずなのです。
でも、病院にいた助産師さんたちは、そういうところまでは踏み込んできませんでした。
すべてがそうではないと思いますが、私が病院でお世話してもらった助産師さんは「介助はしても、最後に産ませるのは助産師ではなく医者」という甘えがどこかにある…ような気がします。

でも、健康な妊婦さんで胎児に問題がなければ、本当は助産師さんだけで産むのをサポートすることができるはずなんです。
私も長男の出産時、もっときちんと勉強していれば…そして助産師さんがちゃんとサポートしてくれれば…おそらく、吸引分娩にならずに済んだのではないかと思います。
問題ない妊婦さんでも急なトラブルは起こりえるので、万が一の時のためにお医者さんがいるのは心強いことですが「出産そのものを医者に頼ってしまう」のはあまりいいことではない…と思いました。
(次に続く)
posted by はなずきん at 23:44 | Comment(0) | 妊娠、出産、育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする