2005年08月19日

私は音楽が好きなのだろうか?

私は音楽が好きなのか、と聞かれると…これは、難しい質問です。
音楽そのもの(楽曲)は好きなんです。歌うのも聞くのも演奏するのも。(といっても演奏なんてほとんどできませんが。昔ピアノをちょこっとやっていた程度)
でも、私の生活の中に音楽があふれているか…と聞かれると、答えはNOです。
ふんふんと鼻歌を歌ったり、子供に童謡やアニメソングなどの歌を歌ってあげることはあっても、私がリビングにあるラジカセを自分のためにつけることはめったにないのです。

以前はこうではなかったように思います。
学生の頃はステレオにもちょっと凝ったりして、音楽をかけることも多かったです。
歌謡曲、クラッシック、ポップス、アニメソング(笑)などなど。
年を取るにしたがって、そして子供が生まれて自分の自由時間が減って、音楽をかける時間はだんだん少なくなってきました。

そういえば最近めったにラジカセかけないなあ。
なんでだろう、子供がいるせいかなあ。と最初は思ったのですが、それは間接的な原因でしかないようです。
子供が生まれてから自分だけの時間というのが極端に少なくなって、子供が先に寝てくれたほんのわずかな時間だけ「自分の好きなことができる」ようになったわけですが、じゃあその時間に私が何をしているか、というと…。

まあ、まずはパソコンです。ブログをつけたり、掲示板チェックしたり、メールをしたり、オークションで買うものを探したり。
それ以外には新聞を読む、通販カタログを見る、雑誌を読むなどの「読む」行為。
以前たくさん読んでいた小説の類は現在はほとんど読んでいません。時間をたくさん取られてしまうのと、細切れになってしまうからでしょうかね。
って、ほとんどこれだけだったりします。あとはお茶を飲むとか、細かい片付けとか…。

で、この「自由な時間」に音楽をかけるか、というと、これが全然かけないんです。ほぼ100%かけないと言ってもいいでしょう。
積極的にかけない、というだけでなくむしろ「かけたくない」のです。
あとテレビもまずつけません。なので「ちゃんと見よう」と思って録画しておいた番組も大事なものほど見ないで残っていたり…。さして大事でないものは、家事を片付けながら見てしまうので残らないのですけどね。

なんでなのか?と考えてみたのですが、私は文字や印刷物を読む、見るということがものすごく好きなんです。
「新聞取ってない」とか「取ってるけど全然読んでない」なんて人はわりといますが、私は新聞のない生活は考えられないのです。
私はどんなに忙しくても新聞は読むんですよね。たとえ読むのが翌日になってしまったとしても。旅行などで何日かたまっていても、時間を見つけてざざっと全部目を通します。
おそらくこれは私が小学生の頃からの日課なんだと思います…。
そして通販カタログ、これがたぶん一番好きな読み物なんだと思います。実際買うものはそんなに多いわけではありませんが、数多い商品を吟味するだけでも楽しいし、千趣会やフェリシモのカタログはキレイなので見ているだけでも楽しいです。
…こういうものを見るためには、音楽やテレビというのがかなり邪魔になるんですね。
私は何か読んでいるときは、そのものについてかなり思考をめぐらせているので、それに音が入ってくるのがイヤなんです。パソコンに向かっている時も同じです。
だから、自分ひとりの時に音楽をかける気にならないのですね。

私にとって音楽は「やすらぐ時間にかけるもの」ではなくなっています…。
音楽そのものが嫌いなわけではなく、音楽を楽しみたいときももちろんあるのですが、ふだんは「無音こそがやすらぐ」のです、私は。
といっても全く音がしない環境が好きというわけではなく、生活雑音(もちろんうるさくない程度のですが…)がしている状態はイヤではありません。
外で遊んでいる子供の声、宅急便の車が走る音、セミがミンミン鳴く音、そういう音はむしろ好きかもしれません。

いっぽうダンナは、私とは反対の方向で音楽好きなんだと思います。
楽曲そのものを楽しむ、というよりは、「音楽から湧くイメージ」が好き。
好きな曲は何度も何度も繰り返し聴いて(本人いわく)「何にも考えられないトランス状態になるのがいい」のだそうです。
ダンナは(あまり描いてませんが)いちおう漫画家だったりしますが、漫画のネーム(ストーリー)を考えるのには音楽は必須だそうです。
ある音楽のイメージをふくらませて、そのイメージで話を作ることがとても多いのです。
音楽だけでなく、映像も同じものを繰り返し見るのがとても好きです。(これは先日書いた、高機能自閉症の特徴だったりしますが…。

だから私はダンナが「心地よい状態で部屋にいる」時には、とても長時間お邪魔することができません。
同じ音楽が繰り返しかかっていたり、映像がいつもついているのは、私は生理的に疲れてしまうのです。たとえそれが自分の好みのものであったとしても、たぶんダメでしょう。

だから私は街や店で無神経にかかっている曲もあまり好きではありません…。
場所の雰囲気を選んだ、適当な音量の曲ならいいのですけれども。

音楽をあまり聞かない、というと「音楽に興味がないのか?」と思われることが多いような気がするのですが、私の場合は「興味がない」とも言い切れないというか…。
確かに新しい音楽を自分で開拓することはほとんどないし、好きなジャンルの音楽もあまり多くはないのですが、音楽という芸術(?)に無関心なわけではないのです。
音楽が好きだからこそ、あまり日常的に音楽を聞きたくない、のかな?
こういう人はあんまりいないんでしょうかねえ…?
posted by はなずきん at 23:54 | Comment(0) | ノンジャンル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする