2004年09月10日

医者にかかるということ

皆さんは風邪をひいた時、お医者さんに行きますか?
私は「石鹸生活」(詳しくは私のホームページを見てください)を始める前は、病気になったらすぐ医者に行くもの、薬を飲むものと思っていました。(私の親がそういう考えなのです)
私は医者という場所が全然苦手ではなく、診察されたり治療されたりすることにもさして抵抗を感じていませんでした。注射も平気ですし、歯の治療も慣れっこでした。むしろ、医者で何をされるのかという「科学的興味」のほうが先に立っていたのです。
軽い症状で医者に行かないときでも、風邪をひいたら風邪薬、胃の調子が悪かったら胃薬、という具合に市販薬を飲むことが当たり前でした。

が、石鹸生活を始めてから、どうも今までの自分の考えはおかしかったのではないか、ということに気づきました。
人工的な化学物質を使うことの怖さを知ったので、薬を体に入れることに抵抗を感じるようになり、それ以来、私はできるだけ薬を飲んだりつけたりしないようにしてきました。
そうなってくると、「すぐ薬を出して飲ませる」医者というものに疑問を感じるようになったのです。

そして長男が産まれましたが、私は子供をできるだけ医者にかからせないようにしてきました。
しかし近所の人などを見ていると、ただの風邪でも熱が2日も続くとたいていの親は医者に連れて行き、薬をもらって飲ませています。
話を聞く限りでは、家で寝ていれば治るのでは?とか、多少症状が出ていても子供は元気そうなんだから様子を見たら?と思うケースがほとんどなのですが。

幸い我が家の長男は丈夫なほうで、めったに熱などは出しませんが、それでも子供ですからひと通りの病気はします。
突発性発疹という、ほとんどの赤ちゃんがかかる病気(熱が3日ほど出ます)の時は、熱が下がって発疹が出るまではこの病気という判断はつかないのですが、「おそらくこれだろう」と見当をつけ、結局医者には行きませんでした。(もちろん自然治癒しました。ほっておいても治る病気なのです)
水ぼうそうにかかった時も、遊びに行った保育園でもらったのだろうという見当はついていたので(ちょうどその時発症したばかりの児童と接触してしまったということを保育士さんに聞いていたので)、そのまま様子を見て、やはり医者には行きませんでした。

とはいえ長男も何度か医者にかかったことはあります。
2か月頃におむつかぶれがひどくなってしまい、洗ったり馬油をつけたりしただけでは治らなかった時は、皮膚科に行ってもらった薬を塗りました。皮膚の病気の場合は、まず症状をおさめないと余計悪化してしまうことが多いので、この時は割り切って短期間だけ薬を塗りました。(すごくひどかったわけではないので、ステロイドが入っていない薬を出すようお願いしましたが、言わないと入れられてしまうことが多いようですね)
1歳の冬に中耳炎が悪化して耳から血が出た時はびっくりして救急につれて行ったことがあります。血が出た時点では中耳炎だとはわかっていなかったので、なにごとかと思ったのでした。この時はかなり炎症がひどかったので、抗生物質を飲んで治しました。ふだん薬を飲ませていないせいかすごく良く効いたようで、1週間くらいでだいたい治ってしまい、医者が回復の早さにびっくりしていました。
2歳の冬に2か月くらい咳が止まらなかった時(しかも咳がひどくて、その拍子に1日1回は吐いていました)も医者に行きましたが、この時はもらった薬を飲んでもさっぱり症状が改善せず、検査をしても原因がわからず、結局春になったら咳が出なくなりました。

つまり、急性の原因不明の症状が出た時か、ひどい症状が長期間続いた時でないと、私は医者には連れていかないのです。
子供のことですから、ひと冬に2回や3回の熱は出しますが、40度を超えないと私はまず医者に行こうとしません。(今までうちの子はそこまで熱を出したことはないです)
もちろん熱の高さだけで判断しているわけではなく、他の症状が出ていないか、食欲はあるか、などから総合的に判断しています。自分の判断に自信が持てない時は、電話の健康相談にかけて聞いています。
私は子育て経験はまだ3年そこそこですから、子供の病気を熟知しているわけではありませんが、育児書などで「これだけは気をつけたほうがいい病気」などの情報を得て、あとは自分の「子供の状態が普段の風邪と違うか」を判断して、特に気になることがない場合は家で様子を見ています。

とはいえ、時々医者に診断をしてもらいたいことはあります。しょせん私は素人ですから、判断がつかないこともあるわけですし。
でも、薬をもらって飲むのはイヤなんです。
しかし医者に行くと「指示した薬は必ず飲んでください」と言われるので、なかなか医者に足が向きません。
医者は薬を飲んで病気を治すのは当たり前、と思っている人がほとんどなのでしょうね。

私もすべてのケースで薬を使うことを良くないとは思っていませんが、今の医者はあまりに簡単に薬を出しすぎます。
しかも、本当に必要でない薬もいっぱい出しているのです。
たとえば風邪の時に抗生物質を飲んだところで別に早く治るわけではないのですが、たいていの医者は抗生物質を出します。
「他の感染症を防ぐため」という名目があるようですが、たかが軽い風邪になぜそんなものが必要なのでしょう。
熱さましも、たいがいの場合は必要ないどころか、かえって治るのを遅くするのです。
熱が上がることによって体はウィルスと闘うのに(たいがい、ウィルスというのは熱に弱いのです)それを薬で下げてしまってはいけないのです。
よほど高熱が出ない限りは熱さましは飲まないほうがいいのですが…。

本来医者がすべきことというのは、きちんと病名とその原因を判断し、できるだけ患者本人の自然治癒力で治るような生活についてアドバイスすることではないのでしょうか。
でも、今のおおかたの医者というのは「病気の症状をただ押さえる」薬を処方してくれるだけです。
病気というのは、体のバランスが崩れているために起こるもので、症状というのはその「膿」を出しているようなものですから、ただ上から蓋をしただけ(=薬で症状を押さえるだけ)では病気を根本的に治したことにはならないのです。
少なくとも簡単な風邪のような病気は、もともとが健康な人であれば、ただ寝ていれば治るケースがかなりの部分を占めるはずです。でも現代社会というのは「ただ寝ている」ことを許してくれない(理解してもらえない)風潮になってしまいました。
社会人であれば、ある程度の薬を飲むことは仕方ない部分もあるかもしれません。が、小さい子供は(親が家にいられるなら)いくら寝ていたっていいはずです。
どうか、子供の病気は無理に薬で抑えず、できるだけ自分の力で治させてあげてください。
そうやって子供の体は病気と闘えるようになっていくのですから。

私や子供が今までかかった中では、きちんとした考えを持って「最低限の」薬を処方してくれる医者はいなかったように思います。
医療制度の問題もあるのだと思いますが、それにしても今の「手術、薬偏重」の日本の医療はどうにかならないのでしょうか…。

これは参考情報ですが、いわゆる「西洋医学」でもなく、漢方でもなく、自然治癒力によって体を治そうとする考えに「ホメオパシー」というものがあります。
私はこの「ホメオパシー」の考えには共感できる部分もあるのですが、実際にそれによって病気が治ったことがないので、今のところはなんとも評価をしかねています。
レメディーキットを買って試してはいるのですが、適切なレメディーを選択するのがかなり難しいようです。
そもそもホメオパス(ホメオパシーで治療してくれる医者)が日本には少なすぎるのですが…。
興味のある方は、こちらのページなどをご覧になってみてください。
自然な育児・お産・暮らしMOM の ホメオパシーのページ
posted by はなずきん at 23:44 | Comment(0) | 妊娠、出産、育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする