2017年12月14日

母と子の剣道日誌(260)ミニ大会と忘年会と(その1)ひさしぶりの試合、ですが。

先日の土曜日のことですが…
この日は、今までにも何回か行われている、近隣剣友会合同のミニ大会がありました。

この大会は、子供にたくさんの試合の機会を持たせたい…ということで、数年前から始まったものです。
実は、当市の強豪、N剣友会打倒!が目的だったそうです(笑)
参加している剣友会は当会含めて5団体で、年に3回ほど行われます。

基本的には子供が主体の大会なのですが、大人も参加できます。
剣友会同士の対戦ではなく、参加者を全部まぜて、年齢順に縦割りチームをつくり、チーム同士の団体戦という形式です。

ひとつのチームの中に、大人が”監督”として1〜2人、中学生が”キャプテン”、あとは小学生を高学年から低学年まで入るような形に分けます。
チーム同士の対戦で、だいたい同じ年齢の子同士が当たるようにしています。


あと、防具をつけていない初心者も出られる「基本判定試合」もあります。
2人で基本動作をやらせて、上手いほうに審判が旗をあげて、旗の多いほうが勝ちというものです。
まだ剣道を始めたばかりで試合には出られない子も、大会に参加できる機会が持てるのはなかなかいいのではないでしょうか。

剣道って、習い始めてから試合に出られるようになるまでが、けっこう長いですからね。
地道な基礎練習の期間にも、こういう機会があると、ちょっと子供の励みになる気がします。




ところで…
私は当会に入会した当初から、この大会には全部出席していました。
うちの次男は、最初に連れて行った時にボロ負けして、「もう二度と出ない」と言い張るので…それ以降は参加させていません。
あと私は前回(4月)の大会では、主催側にいたので、お手伝いに回って試合には出られませんでしたが。

昨年までは、試合に参加する大人は非常に少なく…
ほぼ当会のパパママ剣士のみで、大人同士は”部内試合”に近かったのです。
そして、女性は私ひとりだけ、たまにあと一人だけ、という状態がしばらく続いていました。

しかし、私が出られなかった前回の大会では、他の団体の女性が3人来ていたのです。
みなさん、初心者から始めた初段〜2段くらいの方で、今回も参加していました。
ほぼ同レベルの「ママ剣士」とこんなに試合ができるのは、これが初めてかもしれません。


しかし…考えてみると私、試合をするのはかなりひさしぶりです。
市民大会は年2回出ていますが、最近は一回戦負けが続いていて…
それも強い相手ばかりで、わりとあっさり負けてしまうことも多いので、経験になっているのかどうか。
段審査に向けた立会いはそこそこしていましたが、試合と立会いはわりと違いますよね。

会では「地稽古」はいつもやっていますが、子供か、自分よりかなり上のレベルの人としかやることがないので、互角の勝負ではないですし。

ひさしぶりの「まともな試合」、いったいどこまでできるのか…と微妙に不安になりながらも、そんなにかけ離れたレベルの相手ではなさそうだ、というのはわかっていたので、今日は一本くらいは取れるといいな…と思っていました。


この大会、「監督」として入っている大人は「低学年の子供のお世話」が必要です。
ほぼ初心者同然の子も入っていたりするので、試合に間に合わせて面付けをさせる、全員集めて次の試合会場に連れていく、きちんと整列させる、などなどにのことに、けっこう気を配らなければなりません。

本当は”キャプテンがその役割をする”という建前ですが、中学生といえど子供ですから、けっこう抜けがあったりもするので、そのあたりをきちんとやらせるようにフォローしなければなりません。

低学年の子は、気が付くとどこかに行ってしまったりしていて、まず試合場の近くで待機させるところからやらせなければならないのです。
しかも、他剣友会同士で、初めて顔を合わせるような子同士のチームなので、最初のうちはお互い、誰が誰やら…という感じです。(胴に、チーム名を書いたシールを貼っていますが)


私はこの大会に出ている大人の中ではけっこう「ベテラン」なので…(笑)
(実力じゃなくて、参加歴がですよ!!)
子供たちのお世話も、だいぶ慣れてきましたが。


この大会では、子供に試合をたくさんこなさせるために、大会独自のルールがあります。

「一本勝負」
「試合時間は1分半」
「引き分けの場合は、判定で勝敗を決める」
「ただし大人は判定はなく、引き分けとする」


一本勝負で、時間が短く、判定勝ちもあるので
「声を出してどんどん打って行く」ほうが、勝つ確率が高い…
というわけです。

声が出てない子がけっこう多いのと、とにかく相手に向かって行けるようになってほしい、ごく初心者の子供にも勝つ喜びを知ってもらいたい…ということで、こういうルールになったのかなと思います。


最初に、全体で体操と素振りをやってから、試合開始です。


まずは初心者の、基本判定試合から。
当会からは、夏の終わり頃に入会した小4の女の子、HMちゃんが出ることになっていました。

母と子の剣道日誌(212)新人ママ剣士、入会!

HMちゃんは、声が大きく元気で、所作もきれいだし、動きも悪くありません。
これは勝てるだろうな…と思っていたのですが…

なんと、対戦相手がお休みだったのですσ(^_^;)
しかたなく、すでに防具をつけている子をひっぱってきて相手として出てもらいましたが…

ピンチヒッターの対戦相手よりも、明らかにHMちゃんのほうが上手かったのですが(笑)
今回は判定はしなかったので、試合結果も出ませんでした。
元気で、とてもがんばっているHMちゃんに「勝たせる経験」をさせてあげたかったので、ちょっと残念でした。


(続く)

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【親子で剣道5 剣友会編(三段に向かって)の最新記事】

2017年12月13日

母と子の剣道日誌(259)剣道へのラブレター

私はこのブログで、くどいくらい私の「剣道愛」について語っていますが…
実はまだ、全然書き足りていません(笑)


なにしろ、稽古するたびに「ああ、このネタや感動を書きたい」と思うことがあるのです。
書きたいことがありすぎて、全部は書けていないのですが…。

そんなに私の剣道話ばかりに付き合ってくれるような人はいないので、ここで書いているわけです。


当会の方ですら、私くらい「剣道ラブ」な人はあまりいません。
「剣道をすることが大好き」な先生やお父さん方はいっぱいいますが…。


私みたいな…
”剣道を取り巻くすべてを愛している”
みたいな人は、たぶんいないような(笑)



私の剣道好きは、恋愛感情にかなり近い…と思います。
稽古をしているのがたまらなく楽しく、ドキドキしたりもします。


稽古が好き…というのも、自分が剣道をするのが楽しい、というだけではないのです。


会の人と話すのが楽しい…くらいはまあ、他の人でもあると思いますが…

他の人がやっているのを見て「カッコイイっ」「上手いっ」と感心。
(自分が打たれているそのさなかに、感心しています(笑))

自分や他の人に、的確なアドバイスをしてくれる人のスキルに感動。
一生懸命稽古している子供や大人を見て「いいねえ」と思い…。

先生が生徒に教えているのを見ていても
「教え方、上手いなあ」
「なるほどそうか」
などと感心することしきりです。

剣道をしているのを見る、というだけでもかなり楽しいのに…
稽古って、もう何見ても、私の好きなことばかりなんです(笑)



先日、SZ先生が日曜日の稽古に来ていました。
SZ先生は、水曜日のメイン指導担当で、日曜日はSN先生がメイン指導をしています。
SZ先生は日曜日には補完的な指導をしていることが多いのですが…

その日は、小中学生が面付けの基本稽古をやっている時に…
ひさしぶりに稽古にやってきた中学生男子YT君と、悪い癖がなかなか治らない小学2年生YK君のふたりに対して、SZ先生が「個人レッスン」をしていたのです。


私はその時、小中学生の元立ちをやっていましたが、一番はじっこにいたので、SZ先生が個人レッスンをしている様子も見えたのです。
元立ちをしながらちらちらと見ていただけなので、細かいことはわかりませんでしたが、SZ先生が、ふたりができていない部分を直すような稽古をしている…というのはわかりました。

私も何度も、そういう稽古をつけてもらったことがありますが、SZ先生はそういう指導が本当に上手いのです。
その人ができていなくて、一番身に付けるべきことをよく把握していて…
それができるようになるための、ポイントを絞った稽古をさせてくれるのです。

さすが、20年近く子供の指導にあたっているだけのことはあるなあ、と思います。


私は、その様子を見ているだけで感動してしまい…
元立ちをしながらも、SZ先生ってスゴイなあ…としみじみと思っていたのです。



SZ先生は超マイペースな人で、思い付きで行動をしたり、忘れっぽくて、いつも集合時間には現れないし、役員の時に一緒に仕事をするのはけっこう大変だったのですが…(^_^.)

そんなことは全部帳消しにしてもいい、と思うくらい…いい先生だなあ、と。


SZ先生だけでなく、他の先生たちが、子供たちを一生懸命指導してくれているのを見ても…
”この人たちは、子供や剣道が好きで、こんなに尽力してくれているのだな”と感心しています。
だから、私もそのお手伝いができたらいいな、と思うのですが。


私は、先生が子供へ「お説教」をしているのを聞くのも好きで…
剣道の時に先生がする話って、普通の習いごとで聞かされる内容よりも「観念的」だと思うんですよね。
子供はイマイチわかってないかもしれませんが、そういう「やや難しい」ところも、私は好きな部分なのです(笑)



いや、もう…
私は、稽古しながら、せつなくて胸が苦しくなるくらい、剣道が好きなのです。(なんでやねん!(笑))
私のこの剣道ラブな気持ち、どうすればいいですか?(^_^.)



この会で稽古している人たちを見ることも、楽しくてしかたないですし…
自分自身ももっと稽古したい。
まだまだ下手な私ですが、少しずつでも上手くなりたいのです。
時間と体力が許すなら、毎日だって稽古したいくらいなのですが。


いや、これは、恋わずらいの症状ですかね〜?


このブログは、”私から剣道へのラブレター”と言っていいのかもしれません。


こんな、のろけみたいな…
他人にとってはどうでもいい話ばっかり読ませてしまい、すみません(笑)


剣道の神様がもし、いるなら…
どうか、できるだけ…できるだけ長く、剣道が続けられますように。
そう、お願いをしたいです。



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2017年12月12日

母と子の剣道日誌(258)全日本剣道選手権に行ってきました!(その10)大会を見終えて

母と子の剣道日誌(257)全日本剣道選手権に行ってきました!(その9)楽しかった閉会式 より続いています。


すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、全日本剣道選手権のページに「有効打突集」という動画があるのをさっき発見しました。第1回戦から決勝まで、すべての試合の有効打突の動画がYoutubeに収録されているようです。
いや、これは楽しそうですね…。

また、試合の動画も1回戦から全部アップされているようです!
あと、一部の試合のみですが、スロー動画までありますね。
私はまだ見てないのですが、後でじっくり見てみたいです。

第65回全日本剣道選手権大会 有効打突集



ところで、これはおまけの話なのですが…
私は全日本剣道選手権の会場で、SG先生の韓国在住時代の知り合いの方(男性)にお会いしました。

SG先生は仕事で韓国に住んでいる時に、韓国の日本人学校で剣道を教えていたのですが、その方は日本人学校に子供を入れていて、子供に剣道を習わせていたそうです。
そして、自分もその時に一緒に剣道を始めたそうなのですが…

それから剣道にものすごくはまってしまい、段審査の時はわざわざ日本に行って受審して…
現在は三段をお持ちだということでした。

韓国で剣道を習っていたお子さんは上のお子さんで、今は剣道をやっていないそうですが、現在は日本に住んでいて、東京都区内の剣友会で下の小学生の子と一緒に剣道をやっているそうです。
都心のほうなので、子供が少なく、会にはなんと5人しか子供がいないのだとか!
しかも、5人のうち3人は兄弟だそうで…
つまり、3家族しか習いに来てないんですね〜。

当会も昨年に比べたらだいぶ子供が減ってしまったと思っていましたが、それでも16名います。
やっぱり都心部は子供が少ないのだな〜と思いました。

その方の所属する剣友会の事務などは、主催している方がやっているそうで、役員の仕事などは回ってこないそうですが…
都心のほうで剣道をやるのも大変だなあと思いました。

その方は、地方の実家に土地があるので
「将来は実家に帰って、道場を建てて自分で教えたい」
とおっしゃっていました。
大人から始めた方なのに、そのはまりっぷりに…
親近感を感じてしまいました(笑)

ところで、来年は3年に1度の「世界剣道選手権大会」がありますが、開催地は韓国なのです。
SG先生は、当市の剣連の先生方を連れて、通訳として一緒に行くとのことでした。
SG先生のみやげ話を楽しみにしていよう…。



さて…
私にとっては”初・現地観戦”をした「全日本剣道選手権」でしたが…

正直、2F席からでは、試合の細かいところはあんまりよく見えませんでした(汗)
私のようなレベルでは、技が入ったのかどうかも全然わからず…
せめて1F席にいれば、もうちょっとよく見えたのでしょうけれども、1Fアリーナ席は5000円もしますので…う〜ん、そこまで出すかな〜?

でも、会場の空気感が感じられたのはよかったです。
内村選手の、オーラが感じられる「実物」を見ることができたのも、収穫だったなあと思います。


ただ、試合の詳細は…テレビで見ないとよくわかりませんでしたねえ。
それも、スローで何度も見直さないとよくわからない感じで…。

しかし、今回の「分析」をしたことで少し「技の見分け方」がわかったのと、あと1年経てば私のスキルも少しは上がりそうなので…来年は肉眼で見ても、もうちょっとわかるかもしれませんが。

私は全日本レベルの選手についてはさほど詳しくなかったのですが、今回ブログを書くためにいろいろ調べたので、それで興味が増しました。

しかし、全日本剣道選手権は、現地に行くよりは…
どちらかというと、テレビの中継を、剣友会のみんなで観戦したい感じです(笑)
でも、KDさんがすごく行きたがっているようなので、一緒にならまた行くかもしれません。
私の「肉眼判定」レベルだと、解説者がいてくれないとちょっと厳しそうです…(汗)


でも、現地に行っていたからこそ、ここまで興味を持って調べてブログを書けたのかもしれません。
なかなか楽しい観戦でした!

そして、全日本剣道選手権の話題を書くと、かなりブログのアクセス数が多くなることがわかりました。
みなさん、やっぱり興味をお持ちなんですねえ。


来年は現地に行くかどうかはわかりませんが、ちゃんと一回戦から録画予約して見ようと思っています!
世界剣道もあるから、来年は楽しみですねえ。



これにて「全日本剣道選手権に行ってきました!」は完結です。
長々お読みいただき、ありがとうございました。


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2017年12月11日

母と子の剣道日誌(257)全日本剣道選手権に行ってきました!(その9)楽しかった閉会式

母と子の剣道日誌(256)全日本剣道選手権に行ってきました!(その8)決勝戦…勝負は開始直後に決していた。 より続いています。


さて…会場では決勝戦が終わり、西村選手へのインタビューが始まりました。
観客の大半は席を立ち、帰り始めました。

003.JPG

しかし…今帰っても、電車はかなり混みそうですし…せっかく会場まで来たのですから、
”テレビには映らない
閉会式も見てみたいと思ったので、私はそのまま残りました。

私は2F上部の、本部席と正対するような位置で試合を観戦していたのですが、閉会式は選手がみんな向こう側を向くことになるので、ここで見てもつまらないだろう…と思い、2Fの本部側の後ろのほうの席に移りました。


閉会式の前…
選手たちが整列をしている様子が見渡せます。
観客はほとんど帰ってしまい、観客席はかなりまばらになっていますね。

005_1.JPG

優勝、準優勝と、優秀選手(ベスト8とベスト4)の選手が、最前列に並んでいます。
まだ閉会式が始まるまでは間があったため、近くにいる選手同士で話したりしているのも見えました。
準優勝の内村選手は、ちょっと厳しい表情で立っていました…。

006_1.JPG

その中で…一番前に立っていた、優秀選手の真田選手が、ほとんど動いていないのに気づきました。
すっと背筋が伸びた状態で、すっくと立っています。
閉会式が始まるまで、そこそこ長い時間待たされていたのですが、ずっとその姿勢のままだったのです。
背も高くすらっとしているので、その姿は非常に美しく見えました。

ほとんどの選手はじっと立って待っていましたが、ここまで美しく立っていた選手は、ほとんどいませんでした。きっと、礼儀に厳しい先生に育てられたのだろうな、と思いました。

↓真田選手の美しい立ち姿。最前列、一番向こう側の選手です。
014_1.JPG

いっぽう、やたらと体を揺らして待っている選手が1人いて…すごく目立ちました。けっこう上位にいた方でしたが…ずっと体を前後にブラブラ、ユサユサとしていて、子供かっ!?と突っ込みたくなるくらい、落ち着きがなかったのです。
剣道ではわりと「じっと立っていること」を要求される場面が多く、それができている人が多いだけに、そうでない人はちょっと目立つなあと。
その選手ももちろん、閉会式が始まってからはじっと立っていましたが、みんなに注目されるような場所に立っているのですから、始まる前から意識してほしいなあと思ってしまいました。


さて…いよいよ閉会式が始まりました。

優勝した選手には、たくさんの賞状が贈られるのにびっくりしました。
なんと、4枚ももらっていたのです。

@全日本剣道連盟(主催)
A読売新聞(後援)
B日本武道館(後援)
C全米剣道連盟


全米剣道連盟から賞状!?とびっくりして聞いていたら、なんと賞状の文章も英語なのです!流暢な英語で賞状を読んでいたのは、全米剣道連盟の方(日本人)のようでした。会長さんかもしれません。


賞状だけで4枚が贈られ…
あと、天皇盃と、優勝旗と、トロフィーも。

↓これは、全日本剣道連盟からの賞状です。
007_1.JPG

そして、それぞれの団体から景品を贈られていました。

内容は全部は覚えていませんが、
武道具屋から防具一式、小手を。
全米剣道連盟からは、アメリカ往復の航空券をもらっていました!


優勝すると、すごいいっぱい、いろいろもらえるのですねえ…
「へー」って感じです。


しかし、準優勝以下は賞状も景品も、少ししかありませんでした…。
その差がけっこうスゴイなと思いました。

あと「優秀選手賞」の選手には、黒檀の木刀が贈られていました。
優秀選手賞は「ベスト8以上で、優勝と準優勝を除く選手6名」です。

↓木刀を受け取っているのは畠中選手です。写真がちょっとボケててすみません…。
011.JPG


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テレビやYoutubeでは見ることのできない「閉会式」、なかなか面白かったです。


(総括編に続く)

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2017年12月09日

母と子の剣道日誌(256)全日本剣道選手権に行ってきました!(その8)決勝戦…勝負は開始直後に決していた。

母と子の剣道日誌(255)全日本剣道選手権に行ってきました!(その7)準決勝、西村対畠中。西村選手の「計算」 より続いています。

さて、次はいよいよ、決勝戦
内村選手(東京) 対 西村選手(熊本) です。

まずは、今回のふたりの戦績です。(敬称略)

≪内村≫
一回戦   コ− 岡田(岡山)
二回戦  延ド− 大石(大阪)
三回戦  メコ− 中村(愛知)
準々決勝 ココ−メ前田(大阪)
準決勝  メコ−メ林田(福井)

≪西村≫
一回戦  延メ− 海老原(茨城)
二回戦  延コ− 志村(長野)
三回戦  延コ− 山本(千葉)
準々決勝 ココ− 山本(広島)
準決勝   コ− 畠中(東京)


しかし西村選手は、意外なことに、三回戦までは全部延長の末の勝利だったのですね。二本勝ちしたのは準々決勝だけで、あとはすべて時間いっぱい(プラス、延長分)戦っていたわけです。
そこそこ体力も消耗していたのではないかと思いますが、決勝戦でもそんな印象は受けませんでした。
しかし、一本も取られてはいないのですね。

いっぽう、内村選手は3回戦以降は二本勝ち。
そのうち2回は、一本取られてからの二本取っての逆転勝利です。

そして内村選手は、面、小手、胴とすべての技を取っているのに対して、西村選手はほぼ小手だけで勝ち進んでいます。
この試合結果だけを見ると、内村選手のほうが勝ち進むにつれて、調子を上げてきているように思えました。


試合開始前の様子を、テレビで見ていた印象ですが…
内村選手は、非常に集中していたようで、終始かなり厳しい表情をしていました。
いっぽう、西村選手は、防具をつける前までは笑顔が見えました。手拭いを巻いた途端に、勝負をする厳しい顔になりましたが…。


さて、…いよいよ、決勝戦の開始です。

初戦と、決勝戦に出た人だけができる…
「正面に礼」(カッコイイっ!)
が終わり、ふたりは開始線へと進みました。

「はじめ!」の声とともに、蹲踞から二人が立ち上がった直後…
西村選手は素早く一足一刀の間合いに入り、竹刀を右斜め上に振り上げました。


あ、この「右斜め上に振り上げる」動き、準決勝でもやってましたね!



私は準決勝のブログでは「この動きで、何をしようとしたのかわからない」と書きましたが…。
面や小手を打つような動きではなさそうですが、これは相手の手元を動かすためのフェイントのアクションなのかもしれません。


その西村選手に向かって、内村選手は面を打とうとします。
西村選手は、右斜め上に振り上げた竹刀を左に回し、そこから小手を打ってきました!

これは、見事なタイミングで内村選手の小手にヒットしました!
3人の審判は躊躇なく、白(西村選手)の旗を上げました。
試合開始直後の一本です!

スローで見ると、拳に当たっているようには見えるのですが…
タイミング的にも、打った勢いも、見事な小手と言っていいかと思いました。


結果論ですが、この時に、試合の勝敗はもう決していたように思います

この開始直後の小手で、内村選手は動揺があったのではないでしょうか。
この後から試合が終わるまで、内村選手には思い切った打ちがほとんど見られなかったのです。

002.JPG


さて…一本が入ったその直後、西村選手はまた「小手」を打ちに行きました。
が、これは入りませんでした。

そのすぐ後に、西村選手は、左肩に竹刀を「担ぐ」動作をします。
内村選手は、”また小手か!”と判断したのか、剣先を右に開いて小手を返そうとしたように見えました。
しかし、西村選手は「面」を打ってきました!

この面は面金に当たって入りませんでしたが…かなり惜しい「面」ではあったのです。
私はビデオで見ていて、この時点で、”もはや、西村選手が試合の流れを握っている”というのを確信したのです。
内村選手は、この試合では終始、西村選手の動きに翻弄されていたようでした。



この後、しばらく一進一退の攻防が続きますが…
西村選手の竹刀の動きは、やや挑発的に感じられます。
裏から表から、何度も内村選手の竹刀を強く叩いたりしていました。

そして西村選手が前に出ている時は「追っている感じ」
西村選手が後ろに下がっている時は「かわしている感じ」を受けるのです。
内村選手のほうが、心理的にやや追い詰められているような…


そして、西村選手は、今度は竹刀を正面に引き上げてから、小手を打ちました!
(これも、準決勝でやってましたね!)
この小手は内村選手の拳に当たっていましたが、勢いからして、私には「小手が入っている」と言ってもいいくらいの当たりに見えましたが…一本にはなりませんでした。

内村選手は、その小手を打たれた直後に面を打っていましたが、入りませんでした。



この後も、西村選手は積極的に攻めていきます。
いっぽう、内村選手は、これといった打突をほとんど打てていませんでした。

「西村選手が打つのに合わせて、内村選手が打っている」
という感じの「後出し」的な打突が多かったようです。
この試合の内村選手には、準決勝までの勢いが感じられませんでした。


試合時間は残り4分。

お互いあまりこれといった打突は出さず、膠着していた時ですが…

西村選手が、小手を打って、鍔迫り合いになりました。
そこから二人は一足一刀の間合いに離れ…

内村選手が一歩後ろに下がった時に、西村選手がぐっと一足一刀の間合いに入り込み…
剣先をすっと下げて、裏の下から素早く小手を打ち、体当たりをしました!

これは準決勝でも打っていた「下から小手」と同じですね。
この技、とにかく速いです!


審判は躊躇なく3人、スパッと白旗を上げました!!
西村選手の一本です!


これで西村選手が2本取ったので、試合は終了となりました。



ここは、スローでは全く見えない角度で映っていたのではっきりわかりませんでしたが、私が見た限りでは、きれいに小手の筒に入っていたように見えました。
これは”文句なしの見事な小手”といっていいでしょう。
そして、内村選手は、この小手に対してほとんど何の反応もできていませんでした。

(しかし、NHKの放映でのこの部分のリプレイは、全く内村選手の小手が見えない角度の映像だったので、スローで流しても意味がないのでは…と思ってしまいました。)



私は、会場にいた時には「内村選手に勝って欲しい」と思って見ていたので、あまり冷静に試合運びを見ることができていなかったのですが…
(それに、動きが早すぎて、何をしているのかもその場ではよくわからなかったのですが(笑))
この試合をビデオでじっくりと見直したら、なるほど、西村選手が勝った…ということに、非常に納得できました。

こうして試合を振り返ると、最初の西村選手の小手で、もう試合の流れができてしまっていた…
というのが、よくわかったからです。



結局、試合時間中ずっと、内村選手は、ほとんど打突らしい打突を出せていなかったのです。ふたりの攻防の様子を見ていても、常に内村選手のほうが押されている感じに見えます。
西村選手は落ち着いて相手の動きをよく見ているようで、下がっている時も「戦略的に下がっている」ようでした。


心情的にはベテランの内村選手に優勝してほしかった私ですが、この決勝戦は、見事な西村選手の勝利と言っていいでしょう。

技のキレも素晴らしいのですが、試合の運び方、技の出し方で、心理的に相手を圧していましたね。


剣道の勝敗は、力や技だけでは決まらない…
最終的には精神力がものをいうのだなあ、とつくづく感じました。


準決勝での「反則狙い」や「時間稼ぎ」などの戦いぶりがひっかかって、会場にいた時は、優勝した西村選手を素直に称える気になれなかった私ですが…
こうしてビデオで見直してみると、決勝戦は実に堂々たる試合だったと思います。

全日本トップに二たび輝いた、西村選手の「計算」と「精神力」に感服しました。


(まだ、続きます!)

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